裏話、聞きたい?

注意喚起の意味も込めて、これまで金融ライターとして請け負ってきた仕事の裏話をお話ししちゃうよ

怨念をもとに生まれた個人サイトだからこそできることだね……

まだご覧になっていない方はサイト設立の経緯を先に読んでね

嘘のプロフィールの下で今も記事が公開され続けている

私が書いていた(というか今も記事が公開されている)クレジットカードやカードローンに関する記事の執筆者情報、何一つ私と一致しません

私はファイナンシャルうんぬんの資格を持っていないし金融機関に勤めたこともない。なのに私の記事が、知らないうちに「有資格者の、金融機関に勤めたことのある人間が書いた記事」として現在も公開されている(当然承諾してない)。

そもそも例の事業譲渡先の、今なお無断転載している会社なんて誰一人専門知識持ってなかった(SEO関連でない、執筆している内容などについて触れられたことなかった)から本当に嘘で塗り固められたプロフィールなんだろうな……。

というかそもそも「一人で書いてます」というテイで書いてるけど(例のサイトは)そうじゃなかったようだし……。

わたしが記事を出さなくても、知らん人が書いた記事がアップされるんよ

つまりアフィリエイトサイト(商品へ申し込ませて収益を得るサイト)で「資格者が書いてます」というテイで記事が出ていても、プロフィールがすべて嘘な可能性があるということです。特に執筆者の写真や氏名を公開していないサイト。

……正直似たようなことは優良だった最初の会社もやってたから、どこもやってることなのかもしれん……。

あっ、私が行政書士の試験に「合格した」のは……本当ですよ!

なぜか合格後に、資格者として登録するのに30万円くらい掛かることを知って放置しているだけで……。事前に調べておけよ それはそう

やろうと思えばわりとすぐに資格者になれる はず 30万あれば

監修者(資格者)にダメ出しされたことない

クレジットカードとかカードローンとか、金融商品のアフィリエイトサイトではよく「監修者情報」が表示されていますよね。

顔を出していらっしゃる、ファイナンシャルプランナーとかの資格者の方のアレです。

でも私の記事について修正指示を出すのって、特に資格を持っていないと思われるクライアント側の人間で、サイトに表示してある監修者とはそもそもコンタクトを取ったことがないんですよね……。完全にわたしの記事に、知らん人が載ってる形です。

会社を通して修正指示などがあった可能性もないではないけど、特に思い当たることはないなあ…。

というか私の父はFP2級の資格を持っているんですけれど、そもそもFPの資格と個人ローンやクレジットカードの知識ってほとんど関係ないと思うんですよ。

帰省したとき父、わたしにめちゃくちゃ訊いてくるもん……オレのANAダイナース、いいよな!?みたいな……(いいとおもうよ……)

つまりファイナンシャルプランナーが監修することで、記事の精度や信憑性が「明確に上がった」とは思えないんですよね。もちろん専門知識や経験のある方であればその限りではありませんが。

……というか、そもそもFPが個人ローンやクレジットカードの記事の監修を(実際に監修してるのかは知らんが)する意味って何なんだろう?と思って調べたら、「資格者のお墨付き」という後ろ盾があることでGoogleの表示順位が上がりやすくなる、つまり収益を上げやすくなるそうですね。

まあ……そういうことです。

……私も30万円支払って行政書士の登録した方がいい?クレカとほとんど関係ないけど……

でもFPもたいして関係ないじゃん! 住宅ローンの話とかならまだしもよ 

おすすめランキング≒サイトが収益を上げられるカード・ランキング

「初心者のためのおすすめクレジットカードのランキング記事を作成してください。1位は××カードで、どこかに○○カードを含めてください」

こんなかんじの依頼、よくあります。しかも××カード、○○カードともに初心者に勧める要素が一切なかったりします。

けれど仕事だから……やらなきゃいけないのよね……

まあクライアントにとってもそれは同じだと思うんですけど、私はそういう……「もっと適切な選択肢があるにもかかわらず、それを提示できない」のが本当に嫌だった。

デメリット

私が書いた記事で、申込みを後悔しとる人とかおるんかなあ……。

私はこれをずっと覚えていたので、自分の記事では収益がゼロだろうが本当におすすめできるカードを選びました。

あのね……こう……クレジットカードに関する、検索数が多そうなキーワードで、いくつか検索掛けてみ?私からは何も言えませんが……。

多分ね、やたら推されているカードが分かると思うんですよ。

その会社はアフィリエイトに積極的で、サイトを通して申込者が出ると、運営元に多額のバック(報酬)が入るんです。

自分でサイト開いて分かったけど、マジで全然金額が違う。平気で他のカードの5倍とかする。

それがこの世の””真実””って……コト!?(エセ・ハチワレ)

デメリット

でもわたしも生活費が欲しいので、やっぱり報酬の多いカードを紹介したいな~という心理はあります。正直に言うとネ……。
でも嘘をついたり、真意に反する記事は書きたくないと思っているよ

Amazon Mastercardは商業主義のアフィリエイトサイトから存在を抹消されがち

Amazon Mastercardっていうクレジットカードがあるんです。

年会費無料で高還元(1.0%)。貯めたポイントはAmazonで簡単に使える上、Amazonと大手コンビニでポイントアップ。間違いなく優秀なカードです。

が、このカードはどこのアフィリエイト業者とも提携を結んでいません。つまりアフィリエイトサイトは、読者をAmazon Mastercardに申し込ませても収益を得られないんです(もちろん私も)。

なのでこのカード、収益第一主義のサイトからは存在を抹消されていることが多々ありますし、実際に私も「ランキングからAmazon Mastercardを外してください」と言われたことがあります。

本当にね……こんなに初心者向けの優秀なカードなのに マジで「初心者向けランキング」みたいな記事にめったにいない

たまに名前を見たと思ったら、別カードと比較され、こきおろされていたりする。

こういった事情で、一切金にならないAmazon Mastercardをランキング上位に据えていたり、優秀なカードとして紹介している記事はそこそこ信頼できると思います。

ただし「1文字2円」みたいな形で契約しているライターにとっては運営元の利益なんて一切関係がないので、運営元の意向にかかわらず「ライターが勝手に書いているだけ」というパターンはあります。

ライターを複数抱えているサイトも多いですし、Amazon Mastercardを勧めている記事は信頼できても、それが掲載されているサイトすべてを信頼してよい…とまでは言えません。

こちらもチェック!

証拠画像がない口コミ・体験談は捏造の可能性がある

競合サイトに掲載されている「口コミ」を見ていると、Twitterや掲示板の書き込みと大きく乖離する内容であったり、200人にアンケート調査を行っても一切情報が出てこなかったマイナー地銀の商品について複数口コミが存在したり……

いや……証拠はないけど……お前それは……捏造やろ?と思うことが多々あります。

まあ実際口コミの捏造なんて簡単やしな……

「○○カード、年会費無料でポイントが貯まりやすく、自分にはとても合っていると思います。カードのデザインもいいと思います。20歳女性 大学生」

30秒で作れるね。

ということで私がアンケート調査を行うときは必ず「証拠画像」を要求しますし、記事にもそれを掲載します。

写真がない上、具体性に欠ける口コミはちょっと信憑性に欠けると考えてよいでしょう。でもこんな事情を知っていないと、信じちゃうよね……。

デメリット

まあ「写真だけ頂戴して内容を勝手に書き換えて掲載する」ことも不可能ではないので、写真があれば100%安心!とまでは言えないものの…。
文字だけの情報より、信憑性が高いことは確かでしょう。

商業第一主義のサイトどもと「嘘をつかないこと」で差別化したい

私は現在、記事の執筆はもちろん、ホームページの契約や細かい装飾、記事内のイラスト作成に至るまでほんとうに全部ひとりでやっています。(イラスト素材使ったりはあるけど)

当然、企業として複数人でやっている大きなサイトに比べれば至らないことも多いですし、情報を精査する人もいないのでミスも生じやすいでしょう。

けれど私は、何も知らずに「クレジットカード 初心者 おすすめ」と検索して辿り着いた読者に「内容がどうであろうとバック(報酬)が大きいカード」へ申し込ませたくはないし、なんかそういうことをすると……良心うんぬんというよりは……自分の、人間としての価値が落ちる気がして、本当に嫌なんですよね。

誇り高い無職です

現状まだまだ弱小サイト、かつ強大な企業パワーを持つ競合サイトはたくさんありますが、私はそういうところと「嘘をつかないこと」で差別化していけたらいいな。

私が間違っていることはあるかもしれませんが、私が嘘をついていることはないはずです。そういう意味では信頼して頂いて構いません。

(ちなみに何か間違った情報があればメールフォームなどで教えてください。実際けっこうな頻度でやらかしてます)

【2024年3月加筆】とか言ってたら最近は、この運営姿勢についての嬉しいメッセージを複数頂戴していて……やってきてよかった~!と思っているよ 皆ありがとうね……

ということで

以上、アフィリエイトサイトなどの裏情報(?)でした。まあこれくらいの内容じゃ訴えられたりすることもないやろ……この記事がめちゃくちゃバズったらその限りではないけど……まあそのときはそのときや(このサイトはSNSなどでの共有大歓迎だよ♡)

訊きたいこととかあったらメールフォームやコメントで何でも言ってな!

いつもの記事と口調が全然違う?いえ こっちが素 あっちが媚びの姿です 主にGoogle様への