JCBザ・クラスの審査に年収400万円で可決!インビテーションの条件や会員サービスも解説します

「純国産」クレジットカードとして根強い人気を集める「株式会社ジェーシービー」のクレジットカード。

その中の頂点に立つのが、完全招待制のいわゆるブラックカード、「JCBザ・クラス」です。

今回はそんな特別なクレジットカードの気になるサービス内容、そして意外と低い?年収ボーダーを中心に、詳しくまとめました。

目次

1分で分かる!JCBザ・クラスとは

JCBザ・クラスとは、「純国産クレジットカードの最高峰」にあたるクレジットカードです。

このカードのメリット
  • 大手発行&完全招待制ならではの特別なステータス性
  • 毎年年会費の半分程度相当のカタログギフトが貰えるなどの特典多数
  • ラグジュアリーな完全招待制カードの中では年会費は安めかも
    (税込55,000円)
このカードのデメリット
  • 基本の還元率は低め(0.5%)
  • 海外では使用しづらいJCBブランド
  • インビテーションには下位カードで、目安として年200万円ほどの決済が必要
  • 事業所得者や投資家などはインビテーションを受け取りづらい可能性あり

VisaやMastercardとは違う、唯一の国産ブランド「JCB」を発行する株式会社ジェーシービー。

その中でも最高グレードの1枚が、この「JCBザ・クラス」です。

完全招待制という特性上、誰でも手に入れられるカードではありませんが、

  • 非日常感を味わえる、ラグジュアリーな特典・サービス
  • 「純国産クレジットカードの最高峰」というステータス性

に魅力を感じるのなら、狙ってみる価値はあるでしょう。

年収400万円でJCBザ・クラスの審査に通過&発行できた方の口コミ・体験談

JCBザ・クラスのインビテーションを受け取るための「修行」用クレジットカード

JCBザ・クラスのメリットと会員サービス

JCBザ・クラスはJCB最高グレードのカードということもあり、特別な会員サービスが数多く設けられています。

まずは「ザ・クラス」が提供する特典やサービス・メリットについて、簡単に見ていきましょう。

JCBザ・クラス最大の利点は「かっこよさ」と「唯一無二のステータス性」?

何だかんだ言って、JCBザ・クラス最大のメリットはその「特別感」ではないでしょうか。

この「特別感」にはもちろん後述の特典やサービスも寄与しているものの、

  • 「純国産」で知られるジェーシービーにおける最高ランクの、「招待された人しか作れない」特別なクレジットカード
  • 洗練され、高級感のあるデザイン

といった要素は、他のカードにそうないものです。

また「特別なクレジットカード」としての知名度も高いため、「<あの>ザ・クラスのインビテーションが届いた・手に入れられた」事実そのものが、自己肯定感にも繋がるでしょう。

要するにJCBザ・クラスは良い意味で、ブランド性のある特別なクレジットカードだということですね。

逆に言うとコスパ重視でカードを選びたいのなら、格安プラチナカード等を選んだ方が、希望に適うかもしれません。

毎年2~3万円分のカタログギフト「メンバーズセレクション」がもらえる

JCBザ・クラスの会員になると、「メンバーズセレクション」特典として、年に1度のカタログギフトを頂くことができます。

添えられた写真を見るに、交換できるのは2~3万円相当の商品のようですね。

言い換えると年会費の半分程度は、この特典のみで「元を取る」ことができるでしょう。

選べる商品は(少しユニークなものを含む)家電やお酒、高級お肉などの他、人気テーマパークのチケットやコラボ商品なども含まれるようです。

山崎の限定ボトルあるやん!!!!!!!と思いましたが抽選か~。
当たる・外れる確率ってどれくらいなんでしょうね?
(落選しても別の商品と交換できるようです)

クレジットカードを持っているだけで、毎年こんなカタログギフトが貰えるのは本当に魅力的ですね…。

お誕生日にはオリジナルのプレゼントが届く可能性も(前回はペアグラス)

公式サイトには言及がないものの、JCBザ・クラスの会員にはお誕生日に合わせた素敵なギフトが届く場合があるとのこと。

前回(2023年分)は「オリジナルペアガラス」だったようですね。

ただしすべての「ザ・クラス」会員がお誕生日プレゼントを貰えるわけではないようで、贈呈基準は謎のままとなっています。

プレゼントがもらえたらラッキー、くらいに思っておくのが良さそうですね。

「一匙」特典で通常は入れない会員制のレストランなどを利用可能に

JCBザ・クラス会員限定のダイニング特典「一匙(ひとさじ)」は、会員制や紹介制の、通常は足を踏み入れることすることすら困難なお店を予約できるサービスです。

中には住所すら公開していない(=外側からはお店だとすら分からない?)飲食店も含まれるとか…。

この特典を利用することで、お誕生日や結婚記念日といった特別な日を、特別な体験をもって彩ることができるでしょう。

こちらもラグジュアリーなカードらしい、日常に非日常をプラスできるサービスと言えます。

この方の体験談、とっても素敵なものですので是非ツイート元で全文をご覧になってみてください!

会員限定のダイニングイベント「ザ・クラス 名食倶楽部」に参加できる

JCB公式サイトより「ザ・クラス 名食倶楽部」のイメージ

JCBザ・クラスの会員は、会員限定のイベント「ザ・クラス 名食倶楽部」に参加することが可能です。

こちらは有名シェフらが手掛ける、特別なダイニングイベント、つまりお食事会ですね。

参加可能なのは「本会員または家族会員の方を1名以上含むグループ」ということで、ご家族やパートナーと連れ立って参加することも可能です。

ご覧の通り、実際に参加した方のコメントはいずれもイベントの内容を褒めるものばかり。

無料招待…とはいかないようですが、美食家の方にとっては見逃せない特典の1つと言えそうです。

日本を代表するパティシエの一人である辻口博啓氏の公式ブログでは、氏が「ザ・クラス 名食倶楽部」に携わった際の記録 を閲覧することができますよ!

プライオリティパス(海外空港ラウンジサービス)は同伴者1名も無料に

JCBザ・クラスの会員は、「JCBプラチナ」会員と同様に海外空港ラウンジサービスを無料で使用できます。

そして特筆すべき点は本カードが「ザ・クラス」であれば、同伴者1名も無料でラウンジを使える点でしょう。

海外空港ラウンジサービスを「プライオリティパス」なしで利用しようとすると、10,000円相当以上の料金がかかることも珍しくありません。

本会員のみならず、同伴者1名まで無料で、

  • 軽食食べ放題
  • アルコールを含むドリンクの飲み放題
  • 専用Wi-Fi
  • 仮眠を取れるソファ
  • シャワールーム

といったサービスを受けられるのは、JCBザ・クラスにおける大きな利点の1つです。

実際に私が海外空港ラウンジサービスを利用してきた際の体験については、以下の記事で紹介していますよ!

こちらもチェック!

JCBザ・クラスの限度額は350万円~500万円程度、場合によっては1000万円超も?

JCBザ・クラスはダイナースカードのように「一律の限度額なし」…というわけではないのですが、ブラックカードらしく限度額(利用可能枠)は高めに設定されています。

これまでに確認できた中で、「ザ・クラス」における最低の限度額は350万円。また高い方の場合は1000万円を超えることもあるとのことでした。

ただし一般的には、350万円~500万円の限度額が基本となっているようです。

当サイトに口コミを寄せてくださった方の限度額も、350万円だったとのことでした。

※カードの限度額(利用可能枠)は審査によって、個別に設定されます。

Oki Dokiポイントの有効期限が約5年に延びる

JCBオリジナルシリーズ(JCBが他社と提携せずに発行するクレジットカード)を使ってもらえる「Oki Dokiポイント」。

このポイントの有効期限は、一般グレードのカードであれば2年ぽっちであるのに対し、「ザ・クラス」会員の場合は5年に延長されます。

このポイントの有効期限は、一般グレードのカードであれば2年ぽっちであるのに対し、「ザ・クラス」会員の場合は5年に延長されます。

ダイナースやアメックスのように有効期限なし…とは言えないものの、「5年に1回ポイント交換を行えばOK」というのは、下位カードと比べた場合の大きな利点の1つと言えるでしょう。

ちなみにJCBのゴールドカードを利用する場合における、Oki Dokiポイントの有効期限は3年間、
プラチナカードの場合は「ザ・クラス」と同じく5年間となります。

JCBザ・クラスの家族カードはなんと「8名まで無料」

JCBザ・クラスの、本会員が支払うべき年会費は55,000円。

ですが家族カードの年会費は「8名まで無料」と定められています。

家族カードへ申し込めるのは「本会員と生計を同一にする配偶者・親・子供(高校生をのぞく18歳以上)の方」ということで上限数まで申し込める方は多くはないでしょう。

ですが家族に1人「ザ・クラス」の会員がいれば、その他のご家族も「ザ・クラス」の特典の一部を、無料で利用できる形となります。

家族会員がカードを利用した分の請求やポイント還元は「本会員」に向かいます。
またプライオリティパス(=海外空港ラウンジサービス)を、家族会員が利用することはできません。

ポイントアップのキャンペーン等も他グレードより充実した内容に

JCBザ・クラスの会員は、JCBが行うポイントアップキャンペーンなどにおいて特別な優遇を受けられる場合があります。

例えば現在JCBは、「セブン-イレブン」などが対象となるポイントアップキャンペーンを実施しています(~2024年3月15日)。

このキャンペーンに参加し、セブン-イレブンを利用する場合の還元率が、

  • JCBカードSの場合は6.5%
  • JCBゴールドまたはプラチナの場合は9.0%
  • JCBザ・クラスの場合は11.5%

となることを考えると、下位カードに対する「JCBザ・クラス」の優位性が分かるでしょう。

※還元率はいずれも、Oki Dokiポイントをnanacoポイントに交換する場合を想定

もちろんコンシェルジュサービスをはじめとするプラチナ共通優待も利用可能

JCBザ・クラスの会員は、もちろん「JCBゴールド」や「JCBプラチナ」と共通する特典を利用可能です。

JCBプラチナとの主な共通特典
  • 24時間365日対応のコンシェルジュサービス
  • 国内空港ラウンジサービス(同伴者1名も無料)
  • 対象のレストランで2名以上でコース料理を頂くとき、1名分の料金が無料に
  • 対象のホテルで割引などの優待あり
  • テーマパーク内の「JCBラウンジ」を使用できる

「ザ・クラス」へのアップグレードを理由に、「これまで利用できた特典が利用できなくなる」ことはありませんのでご安心ください。

JCBザ・クラスにデメリットや注意点はある?

何かとメリットや特典が多いJCBザ・クラス。

逆に言うとこのカードを狙う上で、知っておきたいデメリットには何が挙げられるのでしょうか?簡単に解説させて頂きましょう。

毎年55,000円の年会費の発生は避けられない

カタログギフトで半額程度が戻ってくるとは言え、JCBザ・クラスの年会費は55,000円。これを無料にする方法はありません

とは言え外資系の招待制カードに比べると、この年会費は安い方と言えます。

デメリット

ダイナースの招待制カード(ダイナースプレミアム)の年会費は14万3000円~(ANAダイナースならさらに高額)ですからね…。

基本の還元率は一般カード~プラチナカードから据え置きの「0.5%」相当

JCBオリジナルシリーズの還元率は、39歳以下限定のJCBカードWを除き一律で0.5%相当です(ポイントをnanacoポイントなどに交換する場合)。

この数字はアメックスやダイナースのプロパーカード(0.3%還元相当)に比べるとマシとは言え、いわゆる高還元クレジットカードに比べると低いと言わざるを得ません。

ポイントを効率よく貯めることを重視したい方と、「JCBザ・クラス」のようなプロパー(=他社と提携を結んでいない)のステータスカードは、相性が良くないと言えます。

JCBブランドは海外では使用しづらい

グレードにかかわらずJCBブランドのカードは海外、とくにヨーロッパ圏などでの加盟店数が少なく、利用しづらいと言わざるを得ません。

デメリット

実際に私も1年くらいウィーン周辺にいましたが、JCBを使えるお店は空港内を除くと、最新の読み取り機を導入している大手スーパーチェーンくらいだったように思います。

この問題はVisaやMastercardブランドのサブカードを持つことで解決できるとは言え、海外でクレジットカードを使う機会が多い方にとって、JCBブランドのメインカードが不向きであることは確かでしょう。

▲全世界の加盟店数比較。
MastercardやVISAに比べ、JCBの加盟店数が非常に少ないことが分かります。

画像引用元:Mastercard公式サイト

ディズニー「クラブ33」での優待はすでに終了(改悪)済み

当サイトに口コミ寄せてくださった方を含め、ザ・クラスの「クラブ33」、つまり東京ディズニーランド内の完全会員制レストランを利用できる特典に、魅力を感じていた方は多いです。

ただしこの特典は2019年をもって終了済みとのこと。

残念ながら現在は、ザ・クラスの会員がこのカードの特典を使い、「クラブ33」を利用することはできません。

ですが引き続き、メンバーズセレクション(オリジナルのカタログギフト)では、ディズニーリゾートのチケットや限定グッズ等を入手できますよ!

事業所得者(自営業者や経営者)はインビテーションを受けづらいという口コミがある

SNS上の口コミを見る限り、給与所得者であればある程度の条件(後述)を満たすことで、高確率でインビテーションを受けられるらしい「JCBザ・クラス」。

ですが自営業者や経営者はどうやらインビテーションを受ける条件がかなり厳しいようで、

  • 給与所得者の2倍以上の決済を行っているのにインビテーションが来ない
  • インビテーション後に脱サラしたら、審査に落ちた

といった報告すら見られました。

よほど審査に自信がある方でなければ、事業所得者が「ザ・クラス」のインビテーションを狙うことは少しリスキーかもしれません。

年200万円の決済を続けても「JCBザ・クラス」のインビテーションが届かないのですが…。

JCBザ・クラスのインビテーションを受ける条件を口コミから分析!

多くの方が気になっているのは、「結局どうやったらザ・クラスのインビテーションが届くの?」ということでしょう。

ザ・クラスは知名度が高いこともあって、多くの「インビテーション」体験談がSNS上に投稿されています。

ここではいくつかの投稿をもとに、ザ・クラスのインビテーションが届く大まかな条件を分析してみましょう。

各内容をまとめると、「JCBザ・クラス」のインビテーションを受ける条件は基本的に、

というものでしょうか。

基準が完全非公開ということもあって例外が生じる可能性は否めませんし、実際に、

  • 20代のうちはインビテーションが届かない
  • 事業所得者は2倍以上の決済を行っても、インビテーションが届かない

といった報告は存在します。また信用情報に難がある場合などにも、インビテーションを受け取ることは難しいでしょう。

決済回数や貯金額、年収などが基準に含まれる可能性もありますしね。

ですが一般的な給与所得者の場合であれば、上に挙げた条件が、一つの目安となることは間違いありません。

年収400万円でJCBザ・クラスの審査に通過&発行できた方の口コミ・体験談

これまでに当サイトに寄せられた口コミの中には、「年収400万円でザ・クラスに入会できた」という方がいらっしゃいました。

審査はもちろん、特典の方面においても貴重な口コミとして、ここで紹介させて頂きます。

年収400万円で審査に通過できた会社員の方の口コミ

JCBザ・クラスの口コミ

▲ご提供画像
(契約の事実が分かるもの)

ハンドルネーム
匿名さん
申込時の属性
・45歳
・会社員(勤続20年)
・年収400万円
利用可能枠
350万円
ザ・クラスの前に持っていたカード
JCBゴールド ザ・プレミア
このカードを選んだ理由
特典でディズニーのクラブ33に入れる事でカードを作りましたが改訂されなくなりました。
今はユニバのラウンジに入れるのが一番の魅力です。またザクラスは日本に数少ないインビテーションブラックカードなので所持している価値はあるかと。
自由な口コミ・感想
年収が不安でしたがJCBの場合下位カードのゴールドカードで実績を積めば、インビテーションもらえます。
カードポイント還元だけの目的ではなく、インビテーションブラックカードの信頼は社会信用となり価値なる一枚として役立つので持っていて損は無いと思います。

さらにこちらは年会費が5万と高いですが、年一度のカタログギフトも頂けますのですごくお得だと思います。

目当てとしていた「クラブ33」の特典は残念ながら終了してしまいましたが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでのラウンジ優待は存続中。

UFJでのラウンジサービスと年に1度のカタログギフト特典を中心に、「ザ・クラス」の特典には大いに満足しているとのことでした。

加えてもちろん「日本に数少ないインビテーションブラックカード」であることも、重要なポイントと言及されていますね。

ちなみにお寄せいただいた画像は旧デザインの「ザ・クラス」のものです。
現在の券面デザインはナンバーレス、かつ黒と金を主調としたものとなっています。

デメリット

ただ「目安として年200万円の決済の継続が必要」という条件を考えると、この方の世帯収入はもっと高そうではありますね。
(安定収入のある配偶者がいらっしゃる等でしょうか)

年収400万円台でも最低限度額350万円の「ザ・クラス」を持てるのか、実際にJCBに問い合わせてみた

Twitter上で「年収400万円で限度額350万円はありえないのでは?」というリプライを頂いたので、実際にプラチナデスクに電話を掛けて尋ねてみました。

その際の回答は、

  • ザ・クラスのカードは、ザ・クラスを持っていただきたいという方にお送りしており、年収のみで決まるものではない
  • 年収400万円台であってもインビテーションが届けば、ザ・クラスを持てる可能性がある
  • 年収400万円台で350万円(=ザ・クラスの最低限度額)の枠が適用される場合もある

とのこと。

JCB側からみて重要なのは、年収ではなく「インビテーションが届いたかどうか」なようですね。

やべっ…問い合わせたはいいけど証拠という証拠、ないじゃん…。
(嘘口コミに騙されまくった企業時代のトラウマ)
と思ったので取り急ぎ発信履歴を撮ってきました。

▲実家の電話で問い合わせをするんじゃないよ

おそらく通常非公開の番号なので線を入れていますが、プラチナカードをお持ちの方であれば、この番号が「カード裏に書かれているプラチナデスクのもの」と分かるはずです。

ちゃんと問い合わせました!!

さらにJCBのインターネットの問い合わせ口からも限度額の決定方法を尋ねてみた

▲ちゃんとメールしましたよ!!

上の問い合わせだけだと証拠として弱いかな?と思ったので、インターネットからも問い合わせを行ってみました。疑われたことを根に持っていらっしゃる?

今回お尋ねしたのは、「年収に対し半分をゆうに超える限度額が適用される可能性はあるのか」といったこと。

そしてJCBから頂いた回答は、(念のため全文を掲載することは避けますが)

  • 年収以外にも「お住まいの状況」や「生計同一人数」「信用情報機関の情報」などをもとに審査を行っている
  • 何なら学生や主婦など、年収0円の人にもカードを発行する場合がある
    (これは一般カードの場合ですね)
  • よって年収の半分を超過する限度額が適用される可能性は「ある」

といった旨の内容でした。

そもそも貸金業法が適用されるキャッシング枠と異なり、ショッピング枠の付与には厳密な法規制がありません。
(一応「包括支払可能見込額」に関連する取り決めはありますが)

よって年収が、JCBザ・クラスの最低限度額である350万円を大きく超えない方(具体的に言うと2倍未満の方)であっても、インビテーションが届いたり、審査に通過できる可能性はあります。

いや……それにしてもJCBって本当に、問い合わせに対する対応が良いですね。
電話でもメールでも非常に丁寧、かつ分かりやすい回答を頂くことができました。
私も渡欧の野望さえなければ、このままJCBをメインカードにしちゃうところでした(チョロいね…)。

JCBザ・クラスのインビテーションを受け取るための「修行」用クレジットカード

「JCBザ・クラス」へのインビテーションが届くのは、原則として

いずれかのカードを重用している方です。

デメリット

公式サイトを見ると「JCBゴールド」の会員にもインビテーションが届きうるような文面ですが、SNS上の報告は見当たりませんでした。

ここでは「JCBザ・クラス」取得への「修行」に打ってつけの、2つのカードについて解説しましょう。

JCBザ・クラスに繋がる2つのJCBカード

JCBプラチナは「年200万円の決済を目安にザ・クラスの案内が届く」最短ルート

JCBプラチナは、招待なしで申し込める中では最もハイグレードなJCBのプロパーカード(オリジナルカード)。

  • 24時間対応のコンシェルジュサービス付き
  • 海外空港ラウンジサービスを使い放題
    (プライオリティパス・プレステージ会員資格付帯)
  • 対象のレストランで2名以上でコース料理を頂いたとき、1名分無料
  • テーマパーク内の「JCBラウンジ」を使用できる

といった特典は、プラチナカード(またはザ・クラス)限定となっています。

  • 最短でザ・クラスを手に入れたい
  • コンシェルジュなどのプラチナ特典を活用したい

という場合には、このグレードのカードを選ぶと良いでしょう。

ちなみに年会費は27,500円と、意外とプラチナカードの中では安い部類に含まれます。

株式会社ジェーシービーの利用実績があれば、年収300万円前後でもプラチナカードの審査に通過できる場合もあるようです!

年会費
27,500円
(税込)
基本還元率
0.5%※
国際ブランド
JCB
還元ポイント
Oki Dokiポイント
発行元
株式会社ジェーシービー
申込条件
25歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
海外旅行保険※
国内旅行保険※
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
JCBタッチ決済
ApplePay
Google Pay

※2023年4月より利用付帯

主な特徴と特典
  • 【2024年9月30日まで】新規入会で最大64,500円キャッシュバック
  • 24時間365日対応のコンシェルジュサービス
  • 海外空港ラウンジサービス(無料)
  • 国内空港ラウンジサービス(同伴者1名も無料)
  • 対象のレストランで2名以上でコース料理を頂くとき、1名分の料金が無料に
  • 対象のホテルで割引などの優待あり
  • テーマパーク内の「JCBラウンジ」を使用できる
  • 最大1億円の旅行保険が付帯、さらに航空機遅延保険なども付帯(利用付帯)
  • 全国7万ヶ所以上の施設で使える優待サービス
  • Amazonでポイント還元率1.5%※
  • スターバックスカードへのチャージでポイント還元率10.0%
  • その他セブンイレブンやローソンなどでポイントアップ
  • 国内空港ラウンジサービス(無料)
  • お取り寄せグルメの優待
  • その他ライフスタイル特典、ゴルフ特典など

:プラチナ限定特典

※最大還元率はポイントをnanacoポイントやJCB PREMOに交換する場合のもの


JCBゴールドは「ゴールド ザ・プレミア」へのアップグレード後にザ・クラスを狙えるように

JCBゴールドは、

  • 2年以上100万円以上の決済を続けるか、1年間で200万円以上の決済を行う
  • 会員専用WEBサービス「MyJCB」に受信可能なEメールアドレスを登録している

という2つの条件を満たすことで、完全招待制の「JCBゴールド ザ・プレミア」への案内を受けられます。

SNS上の報告を見る限り、「ザ・クラス」への招待にはまず「ゴールド ザ・プレミア」へのアップグレードを狙う必要があるようですね。

▲JCBゴールド ザ・プレミア

「JCBゴールド ザ・プレミア」を取得できると、下記の「JCBゴールド」に加え、

  • 海外空港ラウンジサービスが何度でも無料
    (一般ゴールドの場合は入室はできるが有料)
  • JCBプレミアムステイプラン(ホテル優待)
  • JCB Lounge京都 を使用できる

といった特典が追加されます。

コンシェルジュなどのサービスは付きませんが、

  • できる限り安い年会費で、じっくり「ザ・クラス」のインビテーションを狙いたい
  • ゴールド ザ・プレミアのデザインやサービスに魅力を感じる

という場合には、まず「JCBゴールド」に入会すると良いでしょう。

年間利用額の集計は公式サイトの表記を見る限り、「12月16日~翌年の12月15日」と思われます。
年間決済額の条件を達成した場合には、翌2月下旬~3月上旬にメールでインビテーションが届きますよ!

年会費
11,000円
(税込)
※初年度無料
基本還元率
0.5%※
国際ブランド
JCB
還元ポイント
Oki Dokiポイント
発行元
株式会社ジェーシービー
申込条件
20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
JCBタッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • 【2024年9月30日まで】新規入会で最大30,000円キャッシュバック
  • 最大1億円の旅行保険が付帯、さらに航空機遅延保険なども付帯(利用付帯)
  • 全国20万ヶ所以上のお店やサービスで優待あり(クラブオフ)
  • Amazonでポイント還元率1.5%※
  • スターバックスカードへのチャージでポイント還元率10.0%
  • その他セブンイレブンやローソンなどでポイントアップ
  • 国内空港ラウンジサービス(無料)
  • 海外空港ラウンジサービス(35$/回)
  • お取り寄せグルメの優待
  • その他ライフスタイル特典、ゴルフ特典など

※最大還元率はポイントをnanacoポイントやJCB PREMOに交換する場合のもの


JCBカードWやJCBカードSから直接ザ・クラスのインビテーションが届くことはない

JCBザ・クラスへのインビテーションを受け取れたという報告が見られるのは、ほぼ

  • JCBプラチナ
  • JCBゴールド ザ・プレミア

のユーザーに限られます。

  • JCBカードWやJCBカードSのような一般カード
  • ANA JCBワイドゴールドカードのような提携カード

は、いくら使っても「ザ・クラス」へのインビテーションを受けることができませんのでご注意ください。

JCBザ・クラスに関するよくある質問と回答

ここからは、JCBザ・クラスに関連するよくある質問にお答えしていきます。

お探しの情報が見当たらない場合にはコメント欄やメールフォームなどからお気軽にご相談ください。

年200万円の決済を続けても「JCBザ・クラス」のインビテーションが届かないのですが…。

SNS上の「基本の条件を達成しているはずなのにインビテーションが来ない」という方の投稿を拝見したところ、多くが

  • 20代である
  • 経営者や自営業者、投資家といった職業の方である

のいずれかに該当するようでした。

このことから経営者や自営業者は、インビテーションが届く条件が給与所得者と異なる(おそらくより厳しい)と推測されます。

デメリット

その他資産運用で生計を立てている方なども、クレジットカードの審査が不利に進むことが多いようですね。

JCBザ・クラスに「JCBのタッチ決済」機能は付いていますか?

はい、2021年12月のリニューアル以後に発行された「ザ・クラス」であれば、タッチ決済の機能が搭載されているはずです。

旧デザインのカードをお持ちの方であっても、「MyJCB」からの手続き によってカード番号を変えずに、新カードへの移行が可能です。

カードの表面にカード番号が書かれているものが、旧デザインのJCBカードとなります。

20代でもJCBザ・クラスのインビテーションが届くことはありますか?

JCB側は入会の基準を一切公開していないものの、SNS上では

  • こんなに決済しているのに、20代だからか案内が届かない
  • 30歳になった途端、ザ・クラスの案内が届いた

という書き込みがちらほら見受けられます。

この現状を見るに、20代のうちはプラチナカード、あるいは「ゴールド ザ・プレミア」で利用実績を積み、30歳になってからのインビテーションに備える形となりそうですね。

JCBザ・クラスは、JCBの中で最も年会費が高いカードですか?

いいえ、実はJCBブランド・株式会社ジェーシービー発行、どちらの意味においても、より年会費の高いカード「ANA JCB CARD PREMIUM」(年会費77,000円)が存在します。

ただしANA JCB CARD PREMIUMは、

  • ANAのマイルが貯まる、ANAユーザー向けのカード
  • 完全招待制ではない
  • JCB側が提供するサービスはプラチナカード相当
    (=カタログギフトなどのザ・クラス限定特典は適用されない)

ということで、JCBザ・クラスとはターゲット層が異なりそうです。

JCBザ・クラス(あるいはプラチナ)のコンシェルジュサービスでは何をお願いできますか?

JCBの公式サイトでは、コンシェルジュサービスの利用例として以下のような内容が挙げられていました。

JCBコンシェルジュサービスの利用例
  • はじめての海外旅行や土地勘がないエリアで会食の予定があるため、最適なホテルや飲食店を見つけてほしい
  • 突然海外出張が決まったとき、交通機関や宿泊先の手配をしてほしい
  • や飲食店を見つけてほしい
  • 海外で病気やケガをしてしまったときの対処法や病院などについて教えてほしい
  • パリでオーケストラを鑑賞して、あのホテルに泊まりたい。ホテルの近くのおすすめのレストランも教えてほしい
  • 銀座界隈で、個室のある落ち着いた雰囲気のお店を探してほしい
  • 時間のとれる深夜に、家族旅行について相談したい

参考元:JCB公式サイト
「コンシェルジュサービスにできること」
「JCB ANA CARD PREMIUM」

基本的にコンシェルジュサービスは、

  • レストランやホテルの選定などに時間を掛けたくない場合
  • 海外でのトラブル発生時や現地での会話・ホテル予約などに不安がある場合

などに利用するのがおすすめです。

クレジットカードを使った支払いが可能な内容であれば、ほぼ対応してもらえると考えて差し支えありませんよ!

JCBのコンシェルジュは、SNS上の評判も良いですね!

JCBザ・クラスのインビテーションが届く時期は決まっていますか?

インビテーションが届く時期は非公開ですが、SNSを見てみると、その報告は12月頃に固まっています。

公式の情報ではないため断言はできない、かつ急に変わる可能性もないとは言えないものの、「ザ・クラス」への案内が12月頃に届く可能性が高いことは確かでしょう。

ちなみに「JCBゴールド ザ・プレミア」の場合、入会条件を満たし場合の案内は毎年2月下旬~3月上旬頃に届くそうです(こちらは公式サイトに明記あり)。

JCBザ・クラスのインビテーションが届いたのに、審査に落ちることはありますか?

残念ですが、そういうこともあるようですね…。

この方の場合はインビテーションが届いたのが、「ちょうど脱サラしたタイミング」だったとのこと。

このようにインビテーション前後で大きく属性(あるいは信用情報など)が変動した場合などには、「インビテーションが届いたのに審査に落ちる」可能性があります。

デメリット

先のインビテーション条件についての口コミを見ても、どうやら事業所得者(自営業者、経営者など)はかなり審査が不利に進みやすいようですね…。

JCBザ・クラスのインビテーションは、どういう方法で届きますか?

実際にインビテーションが届いた方の口コミを見る限り、

  • My JCB上のメッセージ
  • 郵便

両方で案内が届くことが多いようです。

JCBから12月頃に少しリッチな郵送物が届いたなら、ザ・クラスのインビテーションかもしれませんね!

JCBザ・クラスのインビテーションを受けるために、必要な年収はいくらですか?

年収400万円でインビテーションが届き、審査に通過できた方の例を見ても分かる通り、このカードの招待を受ける条件は「年収」などの属性ではなく「決済額」ベースであると推測されます。

もちろん足切りラインが存在する可能性は否めませんが、基本的には「どれだけ稼いでいるか」ではなく「どれだけ使っているか」の方が重要と言って良いでしょう。

JCBザ・クラスについてのまとめ

JCBザ・クラスのまとめ
  • JCBザ・クラスは最高峰の「純国産」クレジットカード。ステータス性もピカイチな完全招待型クレジットカード
  • 目玉特典は年に1回のメンバーズセレクション(カタログギフト)で、これだけで年会費の半分くらいの価値がある
    (目安として2万円~3万円相当)
  • インビテーション条件の目安は以下の通り。
    • 「JCBゴールド ザ・プレミア」または「JCBプラチナ」を目安として200万円以上、2年以上使用し続けている(給与所得者の場合)
    • 30代以上である
  • 経営者や投資家などはインビテーションを受ける条件が厳しくなる可能性あり

「純国産クレジットカードの最高峰」という肩書はもちろん、

  • 1度だけで年会費の元を取れる、ラグジュアリーなカタログギフト
  • 「一見さんお断り」のお店の予約
  • 会員限定のスペシャル・ダイニングイベント

といった特別な特典が魅力的な「JCBザ・クラス」。

誰でも作れるカードと言うことはできませんが、インビテーションの条件をこれから何とか満たしていけるようならば、プラチナカード等を使って「修行」を重ねて見るのも良いでしょう。

年会費
55,000円
(税込)
基本還元率
0.5%※
国際ブランド
JCB
還元ポイント
Oki Dokiポイント
発行元
株式会社ジェーシービー
申込条件
25歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
海外旅行保険※
国内旅行保険※
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
JCBタッチ決済
ApplePay
Google Pay

※2023年4月より利用付帯

主な特徴と特典
  • ザ・クラス メンバーズ・セレクション
    2~3万円相当のカタログギフトのプレゼント)
  • 海外空港ラウンジサービス(同伴者1名も無料)
  • 会員制や紹介制の、通常入店が難しいお店への招待
  • 有名シェフによるダイニングイベントに参加できる(ザ・クラス 名食倶楽部)
  • 日の丸リムジン ハイヤー優待サービス
  • 最大1億円の「ゴルファー保険」が付帯
  • バーニーズ ニューヨーク優待
  • 24時間365日対応のコンシェルジュサービス
  • 国内空港ラウンジサービス(同伴者1名も無料)
  • 対象のレストランで2名以上でコース料理を頂くとき、1名分の料金が無料に
  • 対象のホテルで割引などの優待あり
  • テーマパーク内の「JCBラウンジ」を使用できる
  • 最大1億円の旅行保険が付帯、さらに航空機遅延保険なども付帯
  • 全国7万ヶ所以上の施設で使える優待サービス
  • Amazonでポイント還元率1.5%※
  • スターバックスカードへのチャージでポイント還元率10.0%
  • その他セブンイレブンやローソンなどでポイントアップ
  • 国内空港ラウンジサービス(無料)
  • お取り寄せグルメの優待
  • その他ライフスタイル特典、ゴルフ特典など

:ザ・クラス限定特典

:プラチナ以上限定特典

※最大還元率はポイントをnanacoポイントやJCB PREMOに交換する場合のもの


年会費
27,500円
(税込)
基本還元率
0.5%※
国際ブランド
JCB
還元ポイント
Oki Dokiポイント
発行元
株式会社ジェーシービー
申込条件
25歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
海外旅行保険※
国内旅行保険※
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
JCBタッチ決済
ApplePay
Google Pay

※2023年4月より利用付帯

主な特徴と特典
  • 【2024年9月30日まで】新規入会で最大64,500円キャッシュバック
  • 24時間365日対応のコンシェルジュサービス
  • 海外空港ラウンジサービス(無料)
  • 国内空港ラウンジサービス(同伴者1名も無料)
  • 対象のレストランで2名以上でコース料理を頂くとき、1名分の料金が無料に
  • 対象のホテルで割引などの優待あり
  • テーマパーク内の「JCBラウンジ」を使用できる
  • 最大1億円の旅行保険が付帯、さらに航空機遅延保険なども付帯(利用付帯)
  • 全国7万ヶ所以上の施設で使える優待サービス
  • Amazonでポイント還元率1.5%※
  • スターバックスカードへのチャージでポイント還元率10.0%
  • その他セブンイレブンやローソンなどでポイントアップ
  • 国内空港ラウンジサービス(無料)
  • お取り寄せグルメの優待
  • その他ライフスタイル特典、ゴルフ特典など

:プラチナ限定特典

※最大還元率はポイントをnanacoポイントやJCB PREMOに交換する場合のもの


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