
プライオリティパスと言えば、全世界1,700箇所以上の「空港ラウンジサービス」に入室できる会員サービス。
そして普通に入会すると約7万円が必要な会員資格も、特定のクレジットカードを作れば半分以下のコストで手に入れることが可能です。
というわけで今回は、お得に海外空港ラウンジサービスを利用できるおすすめクレジットカードを12種類、年会費が安い順にまとめました。

わたしが実際に海外ラウンジを利用したときの体験談もあるよ!
(当時は、お金があったんだ)
\動画では特におすすめな7種類を紹介してるよ/
目次
- プライオリティパス付きのおすすめクレジットカード12選
- 【年11,000円】楽天プレミアムカードは年5回までコスパよく海外ラウンジを利用可能
- 【年16,500円】UCプラチナカードは最安値でコンシェルジュサービスが付帯
- 【年22,000円】apollostation THE PLATINUMは条件達成で年会費が無料に
- 【年22,000円】三菱UFJプラチナアメックスは海外ラウンジ回数制限なし&家族会員も無料
- 【年22,000円】ジャックスカードプラチナは海外でも使いやすいMastercardブランド
- 【年24,200円~】ダイナースカードは「限度額の定めなし」な高ステータスカード
- 【年27,500円】JCBプラチナは「ザ・クラス」への招待を狙う方に最有力
- 【年33,000円・条件あり】楽天ブラックカードは同伴者2名まで海外ラウンジが無料
- 【年33,000円】セゾンプラチナアメックスは改悪続きながらJALマイルの貯めやすさが魅力
- 【年34,300円】JALカードプラチナは航空会社の特典とプライオリティパスを両立できる
- 【年55,000円~】ラグジュアリーカードは名前の通り豪華な特別優待が魅力
- 【年88,000円】ANA VISAプラチナ プレミアムカードはANA優待も超優秀
- 【最高!】実際にプライオリティパスを使って海外空港ラウンジに行ってみたレポ
- 実際に発行して分かったプライオリティパスのデメリット・注意点
- プライオリティパスとクレジットカードに関連するよくある質問と回答
- プライオリティパスと海外空港ラウンジサービスについてのまとめ
プライオリティパス付きのおすすめクレジットカード12選
早速、プライオリティパスの特典が付帯するおすすめのクレジットカードについて見ていきましょう。
プライオリティパス付きのカード自体はたくさんあるのですが、今回は「他カードとの差別化点があること」を条件に、12種をピックアップしてみました。

セゾンローズゴールド・アメックスは改悪が入り、海外ラウンジ利用料が有料となったため除外しています。
■ 動画で紹介してるカード
■ 動画で紹介してないカード
※特筆事項がないとき、同伴者は有料・家族会員の利用不可
※1マイルは2円相当~と換算して表記

【年11,000円】楽天プレミアムカードは年5回までコスパよく海外ラウンジを利用可能

/動画 の使い回しですまない\
(だってせっかく作ったから…)
楽天プレミアムカードは、年会費11,000円を要する楽天カードの上位カード。
こちらのカードの会員は、年に5回までプライオリティパスの海外空港ラウンジサービスを、無料で利用可能です。
さらに、
- 海外での普及率が圧倒的に高いVisa・Mastercardブランドを選択可能
- 最大5000万円の海外旅行保険の付帯
- 選べる特典で「トラベルコース」を選択したとき、国際線利用時の手荷物配送が年2回無料
と、海外に行く機会がある方と非常に好相性。
「コスパ良く海外ラウンジや手荷物配送サービスを使いたい」という方には、打ってつけの申し込み先候補と言えます。

実際にわたしもヨーロッパ留学(仮)の前に、このカードを作りました!


年会費 | 11,000円 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB Amex |
還元ポイント | 楽天スーパーポイント |
|
発行元 | 楽天カード株式会社 |
申込条件 | 20歳以上で安定した収入がある |
- 海外空港ラウンジサービス(年5回まで無料)
家族カード会員は利用不可 - 国内空港ラウンジサービス
- 3つの特典を選択できる
(楽天市場コース・トラベルコース・エンタメコース)
┗「トラベルコース」選択時は国際線利用時の手荷物配送が年2回無料 - お誕生月は「楽天市場」でポイントアップ(+税抜き1.0%)
- 楽天証券で投信積立クレジット決済を行うときの還元率1.0%
(※無料カードは0.5%) - プレミアム会員限定デスク
(多数の海外デスク も使用可)
- 新規入会で最大5,000ポイントプレゼント
(下位カードからの切り替えの場合は3,000ポイントプレゼント) - 楽天ポイントカード機能付き
- 「楽天ペイ」との併用で最大還元率1.5%
:プレミアムカード限定特典
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【年16,500円】UCプラチナカードは最安値でコンシェルジュサービスが付帯

UCプラチナカードは、おそらく最も安価(年16,500円)で「コンシェルジュサービス」を利用できるクレジットカード。
さらに、
- 年6回までなら海外空港ラウンジサービスが無料
(家族カード会員(年会費3,300円)を含む) - 海外でも利用しやすいVisaブランド
と、海外適性も高いです。
加えて決済額によっては1.5%~相当の還元率も狙えるということで、コスパの良いプラチナカードをお探しの方にはピッタリと言えるでしょう。
| 「3ヶ月ごと」の決済額に応じたボーナス | 3ヶ月間の決済額の合計に応じ、以下のポイントを付与 ・45万円以上…2,000円相当 ・60万円以上…2,500円相当 ・70万円以上…3,000円相当 ・90万円以上…4,000円相当 ・100万円以上…5,000円相当 ※重複なし、年間最大4回 |
| 年間決済ボーナス | 1年のうち10ヶ月以上のカード利用で500円相当、 1年間で1,000ポイント以上の獲得で750円相当を付与 (合計1,250円相当) |
| 抽選ボーナス | 3ヶ月間の決済額が40万円以上の方20名に対し、10,000円相当のポイントを付与 |

Visaのコンシェルジュサービスは電話だけでなく、メールやLINEにも対応していますよ!
通話料かかるのが嫌なのと電話苦手マンなので飲食店の予約はVISAコンシェルジュにLINEでお願いしてる
— なたでー🦌🐗 (@natady_) January 15, 2023
そんくらい自分でやれよって感じだけどめっちゃ便利🕺 pic.twitter.com/YvhwUuz24I

ただし手荷物無料配送の優待は付きません(割引止まり)。


年会費 | 16,500円 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA |
還元ポイント | UCポイント |
|
発行元 | ユーシーカード株式会社 |
申込条件 | 安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く) |
- 決済状況に応じて最大5,000円相当/100万円のボーナス付与
その他ボーナスポイントあり
(=実質還元率は最大1.5%~) - 24時間のコンシェルジュサービス
- 海外空港ラウンジサービス(年6回まで)
- 対象のレストランで2名以上でコース料理を頂いたとき、1名分無料
その他グルメ優待あり - その他ホテルやトラベル、ゴルフなどに関する優待あり
:プラチナ限定特典
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【年22,000円】apollostation THE PLATINUMは条件達成で年会費が無料に

apollostation THE PLATINUM セゾン・アメリカン・エキスプレス®・カードもまた、コストパフォーマンスに優れたプラチナカード。
年会費は22,000円と(プラチナカードにしては)安いながら、
- 海外空港ラウンジは年30回無料
- 年間決済額300万円の達成で、翌年の年会費無料
- 決済額に応じて出光(apollostation)での給油代金が最大10円/Lオフ
- 実質還元率1.2%相当
- もちろんコンシェルジュやホテル優待などのプラチナ特典付き
といった利点を多く持ちます。
特にこの年会費帯のカードで「条件を満たせば年会費が無料」というのは、非常に珍しい特典。
あまり取り上げられない提携プラチナカードではありますが、意外と独自の旨味が多い1枚です。

出光との提携の関係か、セゾンプラチナ等の改悪が及んでいないのもポイントです!


年会費 | 22,000円 ※年300万円の決済で翌年無料 | 基本還元率 | 1.2% |
国際ブランド | Amex |
還元ポイント | プラスポイント |
|
発行元 | 出光クレジット株式会社 |
申込条件 | 年齢25歳以上で安定収入のある方 |
- 24時間365日対応のコンシェルジュサービスが付帯
- 海外空港ラウンジサービスが何度でも無料
(プライオリティ・パスのプレステージ会員資格が付帯) - 「entrée(オントレ)」サービス
┗国内外の宿泊施設やスパ、ダイニングなどの優待 - 航空機の遅延補償などを含む最大1億円の付帯保険
- カード利用額により給油代金の割引幅が増える「ねびきプラス」が無料で自動付帯
┗apollostationで2円/1L~最大10円/L引き(月間利用額10万円~/月200Lまで) - ウェブ明細の利用で毎年5月のガソリン代を追加値引き&追加ポイントプレゼント
- 年1,650円のロードサービス が無料で付帯
- 年1,100円のハウスサービス が無料で付帯
- 国内空港ラウンジサービス
- 出光美術館 入場無料
- 対象のレジャー施設やサブスクサービス、飲食店などで優待
- 「出光カードモール」でのネットショッピングでポイントアップ
- レンタカー、三井アウトレットパークなどで優待
:プラチナ限定特典
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【年22,000円】三菱UFJプラチナアメックスは海外ラウンジ回数制限なし&家族会員も無料

おそらく最も安い年会費(22,000円)で「海外ラウンジが何度でも無料」となるのが「三菱UFJカード プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード」。
家族カード会員(1枚目無料・2枚目以降3,300円/年)も何度でも無料で海外ラウンジを使えるということで、「複数人で海外旅行等に行く機会が多い」方にはピッタリです。
ただし基本の還元率は低め(0.5%相当)なため、メインカードというよりはサブカードとして使った方が、特徴を活かしやすいかもしれません。

還元率に優れ、アメックス優待も共通するapollostation THE PLATINUMとの差別化を考えると、「海外空港ラウンジを年31回以上利用する方向け」でしょうか…。

セブンイレブン等での優待も用意されていますが、そちらは要・三菱UFJ銀行口座となっています。


年会費 | 22.000円 | 基本還元率 | 0.5%相当 |
国際ブランド | American Express® |
還元ポイント | グローバルポイント |
|
発行元 | 三菱UFJニコス株式会社 |
申込条件 | 20歳以上でご本人に安定した収入のある方(学生を除く)。 |
- 24時間365日対応のコンシェルジュサービス
- 海外空港ラウンジサービス(回数制限なし・家族会員も無料)
- 対象のレストランにて2名以上のコース料理を予約したとき1名分無料
- 対象ホテルにてお部屋のアップグレード等の優待
- 最大1000万円の「犯罪被害傷害保険」付帯
- 国内空港ラウンジサービス
- 「三菱UFJ eスマート証券」のクレカ積立で1.0%相当還元
- セブン-イレブン、ローソン等の対象店舗で最大20%還元
【要・三菱UFJ銀行口座】 - 「POINT名人.com」経由のお買い物でポイントアップ
:プラチナ限定特典
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【年22,000円】ジャックスカードプラチナは海外でも使いやすいMastercardブランド

/動画からは漏れたカードだけど画像がないのもアレなので…\
ジャックスカードプラチナもまた、年会費22,000円のコスパ系プラチナカード。
同価格帯のアメックスブランドのカードに比べると、やはりMastercardならではの、国内外での加盟店数の多さが魅力です。
また年間決済額300万円の達成で、基本還元率が1.5%にアップするのも利点ですね。
| 年間決済額 | 基本還元率 |
| 50万円未満 | 1.00% |
| 50万円~100万円未満 | 1.25% |
| 100万円~150万円未満 | 1.35% |
| 150万円~200万円未満 | 1.40% |
| 200万円~300万円未満 | 1.45% |
| 300万円以上 | 1.50% |
…ただしこちらのカード(というよりMastercardの個人向けプラチナ全般)、年々還元率やサービスが縮小傾向にあり、以前に比べると他社との差別化が難しくなっているのも確かです。

一応コスパ系Mastercardの代表として紹介しましたが…。
以前は手荷物無料配送サービスや、もっと優れたボーナスポイント制度なんかもあったんですよね…。


年会費 | 22,000円 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Mastercard |
還元ポイント | ラブリィポイント |
|
発行元 | 株式会社ジャックス |
申込条件 | 年齢23歳以上65歳以下で、毎月安定した収入がある |
- 年間決済額に応じて基本還元率アップ(最大1.5%)
- 24時間のコンシェルジュサービス
- 航空機遅延補償などを含む最大1億円の付帯保険
- 対象のレストランで2名以上でコース料理を頂いたとき、1名分無料
- その他ホテルやトラベル、ゴルフなどに関する優待あり
- 海外空港ラウンジサービス(年6回無料)
- 20万以上のお店やサービスで優待あり(クラブオフ)
- 国内空港ラウンジサービス
:プラチナ限定特典
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【年24,200円~】ダイナースカードは「限度額の定めなし」な高ステータスカード

ダイナースクラブカードは、「限度額に一律の定めなし」を特徴とする高難易度・高ステータスなクレジットカード。
一応ゴールドカード相当ということでコンシェルジュサービスは付きませんが、
- 海外空港ラウンジが年10回無料
(家族カード会員を含む) - 対象のレストランで2名以上でコース料理を頂くとき、1名様分無料
等の独自の特典が用意されています。
またプロパーカードではなく「ANA」や「JAL」との提携カードを選択すると、実質的な還元率も大幅アップ。
空港ラウンジサービスに加え、高いマイル還元率&高ステータス性を実現できる1枚となってくれます。

ダイナースの場合、提携カードであっても特典がほとんど制限されません。
マイルを利用する機会さえあるのなら、航空会社提携カードを選ぶのがおすすめです。


年会費 | 29,700円 | 基本還元率 | 2.0%前後~ ※マイルを航空券に交換する場合 |
国際ブランド | Diners Club |
還元ポイント | ANAマイル (Dinersのポイント経由) |
|
発行元 | 三井住友トラストクラブ株式会社 |
申込条件 | 目安として27歳以上 |
- 【Diners限定・2025年9月30日まで】入会キャンペーンで最大50,000マイル相当プレゼント
- 入会・継続で2,000マイルプレゼント
- ANAのフライトマイル+25%
- 【Diners限定】利用可能枠に一律の制限なし
- 【Diners限定】海外空港ラウンジサービス(年10回無料)
- 国内空港ラウンジサービス
- 【Diners限定】対象レストランのコース料理が2名以上のご利用で1名分無料
- 【Diners限定】ゴルフ場優待などのゴルフ関連優待
- 年間30,000以上の「プレミアムポイント」獲得でANA「ブロンズサービス」メンバーのステイタスを獲得可能
- セブン-イレブン、スターバックスなどの特約店でマイル還元率2倍
- 対象の空港内ショップや機内販売の割引
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【年27,500円】JCBプラチナは「ザ・クラス」への招待を狙う方に最有力

JCBプラチナは、株式会社ジェーシービー(JCB)のプラチナカード。
コンシェルジュサービスや海外ラウンジサービスをはじめとする、スタンダードなプラチナ特典に加え、
- テーマパーク優待
- 銀座や京都、USJ内のJCBラウンジを使用可能
等のJCB独自の特典が適用されます。
またJCBプラチナで利用実績を積むと、完全招待制のステータスカード「JCBザ・クラス」への招待を受けられる可能性も。
特別な優待付きのプラチナカードとしても、ザ・クラスへのスタートラインとしても、申し込み先候補となりうる1枚です。

ただし大手カード会社のプロパー(非提携)カードらしく、基本還元率は0.5%相当と低めです。

ちなみにザ・クラス(年会費55,000円)の会員になると、
・海外ラウンジが同伴者1名も無料
・年に1回、選べる豪華なプレゼントがもらえる
等のメリットが追加されますよ!


年会費 | 27,500円 (税込) | 基本還元率 | 0.5%
JCB ORIGINAL SERIESパートナーでの決済なら最大10.0%相当※ |
国際ブランド | JCB |
還元ポイント | Oki Dokiポイント |
|
発行元 | 株式会社ジェーシービー |
申込条件 | 20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 |
※還元率は交換商品により異なります。
※いずれも規格は「QUICPay」
- 新規入会&利用で最大114,500円キャッシュバック
キャンペーン期間:2025年7月1日(火)~2025年9月30日(火)
- 24時間365日対応のコンシェルジュサービス
- 海外空港ラウンジサービス(無料)
- 国内空港ラウンジサービス(同伴者1名も無料)
- 対象のレストランで2名以上でコース料理を頂くとき、1名分の料金が無料に
- 対象のホテルで割引などの優待あり
- テーマパーク内の「JCBラウンジ」を使用できる
- 最大1億円の旅行保険が付帯、さらに航空機遅延保険なども付帯(利用付帯)
- 全国7万ヶ所以上の施設で使える優待サービス
- Amazonでポイント還元率1.5%※
- スターバックスカードへのチャージでポイント還元率10.0%※
- その他セブンイレブンやローソンなどでポイントアップ
- 国内空港ラウンジサービス(無料)
- お取り寄せグルメの優待
- その他ライフスタイル特典、ゴルフ特典など
:プラチナ限定特典
※還元率は交換商品により異なります。
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【年33,000円・条件あり】楽天ブラックカードは同伴者2名まで海外ラウンジが無料

楽天ブラックカードは以下の条件を達成することで、申し込みが可能となるクレジットカードです。
以下の条件をいずれも達成すること(3ヶ月ごとに判定)
- 楽天プレミアムカードを12ヶ月以上保有していること
- 12ヶ月間のカード利用額が500万円以上であること
入会条件は厳しめなのものの、こちらは何と同伴者2名まで海外空港ラウンジを無料で利用可能。
アメックスプラチナ(年会費16万5000円)でさえ「同伴者1名のみ無料」であることを考えると、年会費に対し破格の内容と言えます。
また楽天プレミアムカードの上位カードということで、海外適性もトップクラス。
もし1年間の「修行」に対応できるなら、海外旅行や出張の際に是非携帯しておきたい1枚となってくれます。

海外関連の優待が充実したVisa・Mastercardブランドのカード、どんどん減ってますからね…


年会費 | 33,000円 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB Amex |
還元ポイント | 楽天スーパーポイント |
|
発行元 | 楽天カード株式会社 |
申込条件 | 楽天プレミアムカードを12か月で500万円以上利用すること |
- 海外空港ラウンジサービス
(回数制限なし・同伴者2名も無料/家族会員は不可) - 24時間365日対応のコンシェルジュサービス
- 国際線利用時の手荷物配送が年2回無料
- 「楽天証券」クレカ積立で2.0%還元
- 楽天モバイル、楽天市場などの楽天系サービスで特別優待
(楽天市場にて火曜・木曜に約4.0%還元等)
- 国内空港ラウンジサービス
- 楽天ポイントカード機能付き
- 「楽天ペイ」との併用で最大還元率1.5%
- お誕生月は「楽天市場」でポイントアップ(+税抜き1.0%)
:ブラックカード限定特典
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【年33,000円】セゾンプラチナアメックスは改悪続きながらJALマイルの貯めやすさが魅力

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードは、比較的安価なアメックスブランドのプラチナカードの一角。
他社カードと比べた場合の差別化点は、年5,500円の追加料金を支払い「SAISON MILE CLUB」に加入することで、「JALのマイル還元率1.125%」の実現が可能な点でしょうか。
…ただしこちらのカード(というよりセゾンカード全般)は近年かなり改悪が多く、サービスが不安定な点は否めません。
よく名前が挙がる有名カードなので紹介しましたが、もし入会する場合には、サービス内容の変更等に注意したいところです。

ここ1、2年でパッと思いつくだけでも、
・年会費が22,000円→33,000円に値上がり
・SAISON MILE CLUBの年会費が無料→5,500円に
・手荷物無料配送の廃止
と、本当に改悪続きなんですよね…。


年会費 | 33,000円 | 基本還元率 | 0.5%相当 |
国際ブランド | American Express |
還元ポイント | JALマイル ※SAISON MILE CLUB登録時 |
|
発行元 | 株式会社クレディセゾン |
申込条件 | 安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方 |
- 「SAISON MILE CLUB」(年5,500円)加入でショッピングに対するJALマイル還元率が実質1.125%相当に
※1,000円につき10マイル付与+マイルに交換できる永久不滅ポイント1P付与
※年間積算マイルが15万マイル到達なら次年度無料 - コンシェルジュサービス
- 国内空港ラウンジサービス
- 海外空港ラウンジサービス
家族カード会員は利用不可 - 航空機遅延補償や手荷物紛失補償を含む充実の付帯保険(最高1億円)
- 対象のレストランを2名以上で利用したとき1名分のコース料理が無料
- 対象のレジャー施設やサブスクサービス、飲食店などで優待
- その他対象のゴルフ場やホテル、ライフスタイル特典など多数
- 対象のホテルでお部屋のグレードアップ等の優待を受けられる「Tablet Plus 」(本来年9,900円)を無料で利用可能
- 「大和コネクト証券」のクレカ積立で1.0%相当の「永久不滅ポイント」付与
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【年34,300円】JALカードプラチナは航空会社の特典とプライオリティパスを両立できる

JALカードプラチナは、名前通りJAL提携のプラチナカード。
年会費は34,300円と、航空会社提携のプラチナカードにしては安価です。

ANAのプラチナカードは77,000円からだからね…
マイル還元率(1.0%)はJALのゴールドカードと変わりありませんが、こちらは
- 海外空港ラウンジサービス(何度でも無料)
- JAL関連の決済でのマイル還元率4.0%(アドオンマイル)
- その他コンシェルジュサービス等のプラチナ特典
といった特典を並立できるのがポイント。
選択できるブランドはJCBとAmexの2種類ですが、基本的には
- 特典の数や内容を重視したいならJCB
- 家族会員の方もプライオリティパスを発行したいならAmex
の選択がおすすめです。

2025年4月より、年間決済額500万円以上の方向けの「JALカードプラチナPro」(※JCB限定)も提供開始となっていますよ!


年会費 | 34,100円 | 基本還元率 | 2.0%前後~ ※マイルを航空券に交換する場合の目安値 |
国際ブランド | JCB Amex |
還元ポイント | JALマイル |
|
発行元 | 株式会社ジェーシービー 三菱UFJニコス株式会社 |
申込条件 | 原則として20歳以上で、ご本人に安定した収入のある方(学生を除く) |
※Google Pay対応はJCBブランドのみ
- 24時間365日対応のコンシェルジュサービス
- 海外空港ラウンジサービス
※Amexのみ家族会員も発行可(JCBは不可) - 対象のレストラン・ホテル等で優待
- JALの航空券購入や機内販売などで合計4.0%相当のマイル還元
- 【JCB限定】東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンにて特別優待あり
- 新規入会後の初回搭乗で5,000マイルプレゼント
- カード継続後の初回搭乗で2,000マイルプレゼント
- JALのフライトマイル+25%
- 国内空港ラウンジサービス
- ファミリーマート、スターバックスなどの特約店でマイル還元率2倍
- 対象の空港内ショップや機内販売の割引
- パッケージツアーやホテルニッコー & JALシティの割引・優待
:プラチナ限定特典
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【年55,000円~】ラグジュアリーカードは名前の通り豪華な特別優待が魅力

ラグジュアリーカードは一言で言うと「富裕層向けのMastercard」のシリーズ。
最も安いチタニウムカードでも年会費は55,000円、そしてプラスチックではない金属製の券面が採用されています。
- Mastercardブランドなので海外適性が高い
(※ただし券面にタッチ決済が搭載されていない場合あり/現在過渡期な模様) - 国際線利用時の手荷物配送が最大3個無料
- 海外のホテルでも優待多数
ということで海外適性も高いため、独自の特典やサービスに魅力を感じるなら、有力な申込先候補となってくれるでしょう。

正直このあたりのカードになってくると、特典が多すぎて「詳しくは公式サイトを見て!」としか言えなくなってしまう
細かい特典を知りたい方は、公式サイト を見てください

JAL提携のラグジュアリーカードも発行が開始されましたよ!
年会費は、バカ高いですが…(24万円)


年会費 | 55,000円 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Mastercard |
還元ポイント | 独自ポイント |
|
発行元 | 株式会社アプラス |
申込条件 | 20歳以上(学生不可) |
- 24時間365日のコンシェルジュサービス
- 対象のレストランで2名以上でコース料理を頂いたとき1名分無料
(月2回まで) - 国内空港ラウンジサービス(同伴者1名も無料)
- 海外空港ラウンジサービス
(家族会員を含む・同伴者は有料) - 東急ホテルズ他、多くのホテル等で優待あり
┗対象ホテルなら平均総額55,000円相当の優待 - 会員限定のイベントへの招待
- 映画を無料で鑑賞できる「映画GIFT」を月1枚プレゼント
- SBI新生銀行ステップアッププログラム のプラチナ会員資格付与
- 特別感を演出する金属製カード
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【年88,000円】ANA VISAプラチナ プレミアムカードはANA優待も超優秀

ANA VISAプラチナ プレミアムカードは年会費88,000円を要するANAのプラチナカード。
年会費は高いものの、
- ANAマイル還元率1.5%
(ちなみにゴールドカードは1.0%、JCBブランドのプラチナは1.3%相当) - 海外空港ラウンジに加え、ANAラウンジも使用可能
- 毎年10,000マイルの継続特典が貰える
- ANAの「フライトマイル」が+50%
と、ANA周辺の優待が非常に充実しています。
ANAやスターアライアンス系の航空会社を利用する機会が多いなら、もしかすると年会費以上の働きを見せてくれる…かもしれません。

海外適性が高い、Visaブランドである点も嬉しいですね!


年会費 | 88,000円 | マイル還元率 | 1.5% ※VポイントをANAマイルに交換する場合 |
国際ブランド | VISA |
還元ポイント | Vポイント (→ANAマイル) |
|
発行元 | 三井住友カード株式会社 |
申込条件 | 20歳以上で安定継続収入がある |
- 入会、継続で毎年10,000マイルプレゼント
- ANAのフライトマイル+50%
- 海外空港ラウンジサービス
(プライオリティ・パス/プレステージ会員) - 国内の「ANAラウンジ」を使用可能
※ANA SUITE LOUNGEは対象外 - ANA航空券や機内販売のマイル還元率3.5%
- 国内空港ラウンジサービス(同伴者1名も無料)
- コンシェルジュサービス
- 対象のレストランで2名以上でコース料理を頂く場合、1名様分無料
- Visaプラチナのホテル優待
:プラチナ限定特典
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【最高!】実際にプライオリティパスを使って海外空港ラウンジに行ってみたレポ

わたしはこれまで

ターキッシュエアを使った「羽田→イスタンブール→ヨーロッパ各地」の旅程が比較的お安いのでね……
写真付きのレポートは楽天プレミアムカードのページですでに掲載しているので、こちらはイラストメインで、写真を残せていない部分まで詳しく紹介させて頂こうかと思います。

結論から言うと、海外空港ラウンジサービスは最高です!
搭乗券(boarding pass)とパスポートを受付に提示し入室する
プライオリティパスを使って空港ラウンジサービスを利用するためには、まず「プライオリティパスを使って入れるラウンジ」に出向く必要があります。
おおよその場所は公式サイト に書かれているため、あとは空港内の案内板などを見て確認する形となるでしょう。


絵が雑なのは許してください
なんとかラウンジ入口に辿り着いたら、受付の方にプライオリティパス、パスポート、そして搭乗券を提示します。

なんかプライオリティパスを機械に挿し込んで、有効なものかどうか確認していた気がする
受付を通過したならそのままラウンジ内に入室できることでしょう。
ちなみにイスタンブール空港のIGAラウンジの場合、最長3時間の滞在が可能でした。


今気づいたけどこの絵でもドイツ語のクセで名詞のはじめを大文字にしてしまっている
軽食はすべて無料!その土地ならではの目新しい飲食物も多い

空港ラウンジ内の飲食物はビュッフェ形式、つまり無料で食べ放題です。
わたしの場合はこんなかんじになっていました。


頂けるのは基本的に軽食とデザートですね。
そんなに人を選ぶような味のものはなく、日本人の感覚でも美味しく頂けるものだったように記憶しています。

▲イスタンブール空港公式サイトの360°ビューより、ラウンジ内のイメージ。
この奥にも右にも、ラウンジはずっと広がっています。

小さなバーコーナーにて種類は限られるもののお酒も頂き放題
イスタンブール空港にはラウンジ内に小さなバーコーナーがあり、お酒を無料でもらうことができます。

ちなみに少なくともこの空港の場合、メニューはなかった(と思う)。
英語で欲しいお酒を言うと出してもらえる夢の施設仕様です(もちろんそんなに高いお酒は出てこないけどね)。
イスタンブール空港の場合は通常有料のWi-Fiも一定時間のみ無料で使えました
イスタンブール空港ってヨーロッパや日本の空港と違って、非常にケチくさいWi-Fiをマトモに使おうと思うと課金を要求してくるんですよね。
そんな中、ラウンジ内では2時間ほどの時間制限付きではあるものの、無料でWi-Fiを使用できたように記憶しています。
空港内で自由にインターネットを使用しづらい空港の場合、ラウンジに退避することで一時的にフリーWi-Fiを使用できるかもしれません。

ちなみにプラグ(コンセント)の規格はヨーロッパの家電にも、日本の家電にも対応できるタイプのものでした。これは嬉しい!
わたしは使用していないもののどこかにシャワールームもあったらしい
わたしは使用しなかったものの、プライオリティパスの公式サイトによると、このラウンジにはシャワールームや仮眠スペースも存在したようですね。

仮眠スペースじゃない場所で倒れ伏している中東系の方ならたくさん見たけど……
特にシャワールームを利用したい場合には、事前にプライオリティパスの公式サイトより、ラウンジの施設情報をチェックしておくと良いでしょう。

ただしヨーロッパのホテルに何回か泊まった感覚から言うと、アメニティには期待しない方が良いかも…

▲持っているのはトルコ土産の謎おやつ(香料がとんでもなかった)
実際に発行して分かったプライオリティパスのデメリット・注意点

ここからは実際にわたしがプライオリティパスを発行したり、利用したりした上で分かった注意点について、簡単に触れていきます。
クレジットカードとは別にプライオリティパスへの申し込み手続きが必要
「プライオリティパスの会員資格が付帯するクレジットカード」の会員が「プライオリティパス」を手に入れるためには、別途申し込み手続きが必要です。
手続き自体は一般にインターネット会員サービス(または電話)で済ませられるものの、クレジットカードが届く=海外ラウンジを無料で利用できる…というわけではないためご注意ください。

「楽天プレミアムカード」を発行したわたしの場合は、インターネット会員サービス「楽天e-NAVI」より発行手続きを行いました。
近頃はプライオリティパスの「デジタル会員証」を発行できるカードも増えてきました。
こちらなら、より少ないタイムラグで海外ラウンジを利用できるかと思います!
プライオリティパスの到着には通常2週間ほどの日数が掛かる
プライオリティパスの申し込み~到着までには、通常2週間ほどの日数が必要です(楽天プレミアムカードの場合)。
海外に行く直前にプライオリティパス付きのカードへ申し込んだ場合、「クレジットカードは届いたが、プライオリティパスは間に合わなかった」という事態も十分に考えられるため注意が必要です。

ちなみにわたしの場合はトラブルにより到着が遅延、楽天プレミアムカードのサポートデスクに電話をして、速達でカードを届けてもらう羽目になりました…
(その節は臨機応変に対応していただき、ありがとうございました)
プライオリティパスの有効期限はクレジットカードよりも短い(2年)

▲うちにある2枚のカード。すでにプライオリティパスの期限が切れている(哀愁)
プライオリティパスの有効期限は2年間と、クレジットカード(5年間)に比べ短いです。
またクレジットカードと違い、プライオリティパスは有効期限が到来しても、自動的に送られてくることがありません。
そのため2年が経過したのちは、再度インターネット会員サービス(または電話)による発行手続きが必要となります。
空港ラウンジには時間制限がある
体験レポの項目でも少し触れましたが、海外空港ラウンジは国内空港ラウンジと異なり、滞在できる時間に制限があります。

わたしが利用したイスタンブール空港のIGAラウンジは3時間(うちフリーWi-Fiはたしか2時間)でした。
滞在可能時間はラウンジによって異なるとのことですが…。
トランジット(乗り換え)待ちの間、いつまでも利用できるとは限らない点には注意が必要です。

確かわたしの場合は「この時間までに退出してね!」といった情報が書かれた紙をもらえた気がします。
う~ん記憶が曖昧…
プライオリティパスとクレジットカードに関連するよくある質問と回答

ここからは、プライオリティパスとクレジットカードに関連するよくある質問にお答えしていきます。
クレジットカードなしでプライオリティパスに入会することはできますか?
可能ですが、クレジットカードを作るよりも高い料金が発生します。
| プレステージ | ・海外ラウンジを無料で利用できる ・クレジットカードを介さない場合、年会費469$ (1$=158円の場合、約7万4000円) |
| スタンダード・プラス | ・海外ラウンジの利用が年10回無料となる ・年会費329$ (1$=158円の場合、約5万2000円) |
| スタンダード | ・海外空港ラウンジの利用には35$の入室料が必要 (1$=158円の場合、5,530円/回) ・クレジットカードを介さない場合、年会費99$ (1$=158円の場合、約1万5000円) |
クレジットカードなしで「プレステージ」会員資格を得ようとすると、約7万4000円の年会費が必要です。
一方カードがあれば年会費11,000円~で海外ラウンジを利用できると考えると、クレジットカードを作らないという選択肢はほぼないでしょう。
家族カードの会員(家族会員)もプライオリティパスを取得できますか?
カード会社によって異なります。
例えばジェーシービーや楽天カードは家族会員のプライオリティパスへの申込不可、三菱UFJニコス等は可能です。

今回紹介したカードについては各冒頭の画像でまとめているので、参考にしてみてください!
プライオリティパスは国内線でも使用できますか?
一部のラウンジのみ利用可能です。
例えば福岡空港には計3つのカードラウンジがありますが、プライオリティパスを使って入場できるのは国際線ターミナルのラウンジに限られる…といった形ですね。
とは言えプライオリティパスが付帯しているようなカードには国内空港ラウンジサービスも付いているでしょうから、多くの場合で「国内空港のためにプライオリティパスを提示する」必要はないかと思います。
プライオリティパスを使える空港はどこで確認できますか?
こちらの公式サイト からエリア別の利用可能空港を確認できます。

実際にイスタンブール空港を利用したかんじだと、「さまざまな空港(航空会社が設置するもの等)の中からプライオリティパスで入場できる空港を頑張って探す」という感触でした。
特に大きな空港を利用する場合は、事前におおよその位置を確認しておきましょう。
プライオリティパスと海外空港ラウンジサービスについてのまとめ

▲探したらイスタンブールで買ったお菓子の写真出てきたけど、日本人には香料強すぎる感じだった
(バクラヴァはそんなことなくておいしいよ!写真?ありません)
このように一口に「プライオリティパス付きのクレジットカード」といっても、その特性は様々です。
予算や逃したくない特典・サービス、あるいは国際ブランド等をもとに、あなたに合った1枚を選んでみてくださいね。

動画もめちゃくちゃ頑張って作ったので、よかったらご視聴&チャンネル登録お願いします!



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