JCBゴールドのメリット・デメリットとは?審査の口コミやインビテーションの条件も詳しく解説

JCBゴールドは、大手「株式会社ジェーシービー(JCB)」が発行するプレミアムカードの1つです。

  • 大手・純国産ならではの安心感や堅実性、ステータス性
  • 完全招待制のカードに繋がる将来性
  • 最大1億円の充実した付帯保険(※利用付帯)
  • バイオマス素材の新デザイン(ホワイトデザイン)

といった要素に魅力を感じるのなら、ぜひチェックしたい1枚と言えるでしょう。

今回はそんなJCBゴールドのメリットやデメリット、その他審査情報や他社カードとの差別化要素などについて、分かりやすくまとめました。

目次

1分で分かる!JCBゴールドのメリット・デメリット

JCBゴールドとは一言で言うと、「堅実な印象を抱かせるステータスカード」です。

このカードのメリット
  • 審査難易度は低くないが、その分ステータス性が高い
  • 「純国産」プレミアムカードの堅実さ・安心感
  • 充実したグルメ・トラベル特典や空港ラウンジサービス
このカードのデメリット
  • 基本の還元率は低め(0.5%相当)
  • 海外(特にヨーロッパ)では利用しづらい

前提として、クレジットカードに「ポイントの貯まりやすさ」を求めるのであれば、より還元率の高い他社カードを選んだ方が良いでしょう。

JCBゴールドは基本的に、一定以上の年収や社会的ステータスを持つ方におすすめの大人向けクレジットカードです。

JCBゴールドのメリットを詳しく解説!付帯サービスと会員特典について

11,000円(税込)という決して安くない年会費が生じるにもかかわらず、基本還元率も決して高いとは言えない「JCBゴールド」。

ですがこのカードが、長い期間人気を集め続けていることは事実です。

ここからはJCBゴールドの人気の理由や、このカードを選ぶメリットについて、順を追って解説していきます。

安心感や堅実なイメージを抱かせる「純国産」のブランド性

JCBゴールドにおける最大の利点は、「JCBゴールドであること」そのものでしょう。

そもそもこのカードの発行元である「株式会社ジェーシービー(JCB)」とは、唯一の日本発祥の国際ブランド「JCB」で知られる大手カード会社です。

1961年創業の日本の会社が、唯一の日本独自の国際ブランドをもって発行する純国産クレジットカードという時点で、他社との差別化は完了していると言っても良いでしょう。

もちろん歴史ある大手のプレミアムカードということで、ステータス性も十分です。

ビジネスやデートのシーンにおいても、JCBゴールドを使って恥ずかしい、ということはほぼ無いでしょう。

個人的にはアメックスやダイナースといった外資系ステータスカードと比べると、JCBゴールドにはもっと堅実な印象があります。
年会費が税込11,000円と、高すぎないのも成金っぽくなくて良いですね。

ゴールドデスク(アフターサービス)の評判が非常に良い

JCBはカードグレードを問わず、電話対応の良さで知られています。

ですがゴールドデスク(ゴールド会員専用デスク)となると、その評判は輪を掛けて優れたものとなります。

そのステータス性にふさわしいアフターサービスを希望する場合にも、JCBゴールドはおすすめの選択肢だと言えるでしょう。

2023年から従来のデザインに加え「バイオマスカード」も選択可能に

現在JCBゴールドでは、申込時に

  • 通常デザイン
  • バイオマスデザイン(ホワイトデザイン)
  • ディズニーデザイン

の3種類を選択できます。

JCBゴールドのデザイン

※その他ディズニーデザインも選択可

そして2023年7月から選択できるようになったバイオマスデザイン(ホワイトデザイン)はデザインが上品なだけでなく、

  • 石油などの限りある資源の使用量を25%削減
  • カード1枚あたり、3.9グラムのCO2排出を抑制

という環境に優しい工夫が凝らされています。

もちろん申込先のカードを単にデザインで決定するのも良いですが、「バイオマスデザインを選ぶだけで、少しだけ環境保護に貢献できる」というのもJCBゴールドの特徴と言えます。

画像引用元:JCBカード公式サイト

充実の旅行保険(国内・海外)は航空機遅延保険なども付帯

JCBゴールドには、この年会費帯ではトップクラスとなる「最高1億円」の保険サービスが付帯します。

また配偶者や18歳以下のお子様に適用される「家族特約」も付いているため、国内・海外旅行の際に安心をプラスしたい場合にも、嬉しい1枚だと言えるでしょう。

航空機の遅延や欠航、手荷物の遅延や紛失にも対応してくれる、航空機遅延保険が付帯しているのもポイントです。

海外旅行保険は2023年4月より利用付帯、つまり旅行代金や旅行先への交通費などをJCBゴールドで支払うことを前提に適用されるものとなっています。

JCBゴールドの付帯保険
海外旅行保険【利用付帯】
傷害死亡・後遺障害最高1億円
【家族特約1000万円】
傷害治療費用
疾病治療費用
最高300万円
【家族特約200万円】
賠償責任最高1億円
【家族特約2000万円】
携行品損害最高50万円
【家族特約50万円】
※自己負担額3,000円
救援者費用最高400万円
【家族特約200万円】
航空機遅延補償最高2万円
手荷物遅延・紛失補償最高4万円
国内旅行保険【利用付帯】
傷害死亡・後遺障害最高5000万円
怪我による入院5,000円/日
怪我による手術5,000円×倍率
※手術の種類により変動
怪我による通院2,000円/日
ショッピング保険
国内・海外でのお買い物年間500万円
※自己負担額3,000円

※特記が無い場合、家族特約なし

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スマートフォンの画面割れに対応する「JCBスマートフォン保険」は必見

JCBゴールドには「JCBスマートフォン保険」という独自の保険サービスが付帯します。

この保険により、スマートフォンを購入して24ヶ月以内にディスプレイが破損(画面割れ)した場合、最大5万円の補償を受けられます。

この保険には1万円の自己負担額が設けられているため、補償を受けられるのは「本来1万円超を要する修理」に限られます。

ですがスマートフォンの、予期しないトラブルに備えられるという意味では、貴重かつ嬉しいサービスだと言えるでしょう。

スマートフォン保険の適用には、「端末をJCBゴールドで支払っていること」「携帯料金をJCBゴールドで支払っていること」といった条件があります。

スターバックスで最大10%相当還元、その他Amazonやセブン-イレブンでも優待あり

JCBゴールドを使うと、以下のお店やサービスでポイント還元率がアップします。

JCBゴールドの主なポイント優遇店(抜粋)
支払先還元率※
スターバックスカードへの入金またはオートチャージ10.0%
セブン-イレブン
ローソン
ミニストップ
デイリーヤマザキ
セイコーマート
ポプラ
1.5%
西友
マルエツ
ヤオコー
1.5%
Amazon1.5%
やよい軒
一休.com
apollostation、出光
1.0%
ビックカメラ
コジマ
ジョーシン
1.0%

※還元率はOki Dokiポイントをnanacoと交換した場合を想定

これらの優待対象のお店やサービスを利用する機会が多いほど、「JCBゴールド」を使うメリットも大きいと言えるでしょう。

すべての優待対象店を確認したい方は、JCBの公式サイトをご確認ください。

ポイント優遇を受けるためには、JCBの公式サイトでの事前エントリーが必要な場合があります。

利用実績を積めば完全招待制のJCBカードのインビテーションを受けられる可能性も

JCBゴールドはすでに一定のステータス性を持つクレジットカードです。

ですがこのカードを積極的に利用することで、完全招待制さらにステータス性が高いJCBカードへ申し込める可能性があります。

JCBの完全招待制クレジットカード

▲JCBゴールド ザ・プレミア

▲JCB ザ・クラス

さらにステータス性が高いカードへ繋がる将来性も、JCBゴールドの大きな利点と言えます。

JCBゴールドの利用者がインビテーションを受けられる完全招待制のJCBカードについて

高還元目当てで選ぶカードではないが年間利用額によってはポイントアップも可

前提として、JCBゴールドは「ポイントの貯めやすさ」を最重視したい方が選ぶようなカードではありません。

ですが「JCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)」という特典により、毎年のカードの利用状況によってポイント還元率を引き上げることも可能です。

JCBゴールドの基本還元率
前年度の利用額還元率※
30万円未満0.5%
30万円~
50万円未満
0.55%
50万円
~100万円未満
0.6%
100万円
~300万円未満
0.75%
300万円以上1.0%
※2024年1月分まで0.8%

※還元率はOki Dokiポイントをnanacoと交換した場合を想定

毎年の決済額が大きい方ほど、「Oki Dokiポイント(JCBの共通ポイント)」を貯めやすいと言えるでしょう。

参考元:JCBカード公式サイト「JCBスターメンバーズ」

国内空港ラウンジサービスは無料で使い放題、利用料は掛かるが海外ラウンジも使える

JCBゴールドの会員は、日本国内の各空港ラウンジに加え、ハワイ・ホノルルの国際空港内のラウンジを何度でも無料で利用できます。

このラウンジ内では一般に、専用Wi-Fiの他、ソフトドリンクや缶ビールなどの提供を受けられます。

JCBカード公式サイトより、国内空港ラウンジの利用イメージ

さらにJCBゴールドの会員は、US32ドルの入場料の支払いを条件に、1,400以上の海外の空港ラウンジサービスも利用可能です(ラウンジ・キー)。

入場料の発生こそ避けられないものの、この価格帯のクレジットカードで「海外空港ラウンジサービス」を使えるものは貴重な存在です。

実際に海外空港ラウンジサービスを利用したレポート・感想については、以下のページをご覧ください。

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ゴルフやグルメ、その他ゴールド限定の特典多数

その他JCBゴールドの会員は、

  • お取り寄せグルメの割引
  • 「ANAビジネスジェット」優待
  • 対象の宿泊予約サービスでホテルを予約時、ポイントアップ
    (海外なら6.0%、国内なら2.5%相当)
  • JCBトラベルで海外パッケージツアーに申し込んだ場合、空港への手荷物配送が無料
  • 全国約1,200のゴルフ場の予約代行
  • 全国7万以上のお店やサービス、映画館、フィットネスジム等の優待
  • ドクターダイレクト24(24時間対応の医療相談)

といった様々なプレミアムカード限定特典を利用できます。

JCBゴールドの会員が利用できる特典は、同じ年会費帯の他社ゴールドカードと比べても、非常に充実した内容となっています。

ここに掲載していない、その他のプレミアムカード限定優待についてはJCBの公式サイトをご確認ください。

JCBゴールドへの申込み前に知っておきたいデメリット

利点の多い「JCBゴールド」ではありますが、申込み前に知っておきたいデメリットが存在することも確かです。

ここからは、JCBゴールドの利用に伴う懸念について解説していきます。

基本還元率は0.5%相当と低め

JCBゴールドのポイント還元率は、0.5%相当(実際の還元率はポイントの交換先によって変動)と、決して高いものではありません。

そのためクレジットカードを選ぶ上で、「還元率の高さ」を最重視したいのであれば、JCBゴールドへの申し込みは向いていないと言えるでしょう。

アメックスやダイナースのプロパーカード(非提携カード)しかり、ステータスカードの基本還元率は多くの場合、低めに設定されているものです。

デメリット

友達が以前言っていた「彼氏が楽天カードは無い!デートでお得にポイント貯めるな!」って言葉が忘れられないんですよね…。

他社のゴールドカードに比べるとポイント関連の目立った優待がない

JCBゴールドはある程度余裕のある、ポイントをガツガツ貯める気のない方のためのステータスカードです。

そのため最近増えている「ポイントが貯まりやすいお得なゴールドカード」(三井住友カード ゴールドNL、エポスゴールドカードなど)のように、「年間利用額100万円で1万ポイントプレゼント!」といった特典は設けられていません

「お得でコスパの良いゴールドカード」とJCBゴールドは、ターゲット層が違うということですね。

ポイントの交換先や使い道が限られる

JCBカードを使ってもらえる「Oki Dokiポイント」の使い勝手は、決して良いとは言えません。

「JCBゴールド」を利用すると、1,000円につき1の「Oki Dokiポイント」が還元されます。

そしてその1ポイントが何円相当の価値となるかは、ポイントの交換先によって大きく変動します。

Oki Dokiポイントの交換レート
ポイント交換先1ポイント当たりの価値
JALマイル
ANAマイル
6円~
※1マイル=2円相当~と計算時
※マイルを航空券に交換する場合に限る
nanacoポイント
ビックポイント
ベルメゾン・ポイント
JCBプレモカード(プリペイドカード)へのチャージ 等
5円
dポイント
Pontaポイント
スターバックス カード チャージ
WAONポイント
4円
楽天ポイント
キャッシュバック
3円

例えばOki Dokiポイントをすべて「nanacoポイント」に交換するのなら、1,000円につき5円相当のポイントが還元されることとなり、JCBゴールドの実質還元率は0.5%と言えます。

ただし上の表を見ても分かる通り、実質還元率0.5%以上を達成するためのポイント交換先が非常に限られることは、JCBカード共通のデメリットとなっています。

Oki Dokiポイントは他社ポイントの他、お好きな商品などと交換することも可能です。
実質還元率を気にしすぎず、「貯めたポイントを少し豪華なグルメや家電などに使う」方が、QOLを高められるかもしれませんね。

参考:JCBカード公式サイト「Oki Dokiポイントプログラム2023 デジタルカタログ」

JCBブランドは海外で使いづらいことも多い

JCBブランドは、日本発祥の国際ブランドです。

そのため海外、特にヨーロッパ圏において、JCBの加盟店(=利用できるお店)はかなり限られます。

デメリット

私はしばらくウィーン近辺に住んでいましたが、JCBを使えるのは「最新の決済機を導入している大手スーパー」や「空港付近のお店」等に限られていました。

そのため海外、特にヨーロッパ圏などに向かう機会がある場合、JCBブランドのカードは使いづらいと言わざるを得ないでしょう。

ただしアメリカの国際ブランド「DISCOVER」との提携により、合衆国本土であればJCBブランドのカードを使えることも多々あるようです。

また日本人観光客が多い台湾では、JCBカードの加盟店もかなり多いように見受けられました。

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結局JCBゴールドを選ぶべきはどんな人?

JCBゴールドの魅力はそのステータス性・ブランド性や安心感、そして充実したゴールド会員(プレミアムカード会員)限定のサービスです。

これに対し、「お得さ」の方面やポイントの使い勝手という意味では、イマイチと言わざるを得ないでしょう。

これらのメリット・デメリットを併せて考えると、JCBゴールドへ申し込むべきはやはり、「ある程度の余裕があり、ガツガツポイントを貯める必要が無い人」です。

特に、

  • 歴史ある会社の、純国産クレジットカードが欲しい
  • 堅実な印象を抱かせたい
  • 「必死でポイントを貯めようとしている」という印象を抱かせたくない
  • ゴールド会員限定の特典に魅力を感じる

といった方であれば、JCBゴールドを選ぶ利点も大きいと言えるでしょう。

余裕がある人だけがJCBゴールドを選ぶことで、ステータス性が保たれる…という好循環もありそうですね。

JCBゴールドの利用者がインビテーションを受けられる完全招待制のJCBカードについて

JCBゴールドを利用し続けていると、完全招待制のJCBカードへの案内(インビテーション)が届く可能性があります。

ここからは、JCBゴールドよりもさらにステータス性が高い、特別なJCBカードについて解説していきます。

JCBゴールド ザ・プレミアは「年100万円の決済×2」で確実に取得できる

JCBゴールド ザ・プレミアは、以下の条件を満たすことで確実に招待を受けられるプレミアムカードです。

JCBゴールド ザ・プレミアへの招待条件
  • JCB ORIGINAL SERIES対象のJCBゴールドのショッピングご利用合計金額(集計期間:12月16日~翌年12月15日)が2年連続で100万円(税込)以上の方
  • 本会員の方が会員専用WEBサービス「MyJCB(マイジェーシービー)」に受信可能なEメールアドレスを登録していること(毎年1月31日まで)

引用元:JCBカード公式サイト

JCBゴールド ザ・プレミアの会員になると、JCBゴールドの特典に加え、

  • 海外空港ラウンジサービスの入場料が無料になる
  • プラチナカード相当のホテル優待を受けられる
  • コンシェルジュデスクで紹介実績のある、レストランなどの予約ができる

といったサービスを利用可能となります。

またJCBゴールド ザ・プレミアの年会費は、年間利用額が100万円以上であれば通常の「JCBゴールド」と変わらない(税込11,000円)ため、JCBゴールド会員ならほぼ無条件で狙いたい1枚と言えるでしょう。

※年間利用額が100万円未満の場合、JCBゴールド ザ・プレミアの年会費は税込16,500円です。

JCBゴールドを積極的に使えば、最短2年で取得できるわけですね!

JCBザ・クラスは最高グレードのJCBカード(ブラックカード)

JCBカードの最高峰にあたるのが、「JCBザ・クラス」です。

このカードへのインビテーションの条件は、一切公開されていません。

ですが現在の公式サイトでは、

  • 年会費55,000円(税込)
  • 国内・海外空港ラウンジサービスが無料
    さらに国内ラウンジは同伴者1人も無料
  • 24時間対応のコンシェルジュサービス付き
  • 厳選された「選べる商品」(カタログギフト)プレゼント
  • 対象のレストランでコース料理の優待(1名様無料)
  • 宿泊予約サイト「一休.comダイヤモンド会員」体験サービス
  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパン JCBラウンジに入れる

といったサービス内容を確認することができます。

「JCBゴールド」以上のプレミアムカードを使用し続けていれば、いつか「ザ・クラス」への招待を受けられるかもしれません。

メリット

私は現物を見たことがないものの、もしザ・クラスを見かけたら素直に「すげ~!」と思いますね…!

実際に「JCB ザ・クラス」のインビテーションを受けた方の口コミ

ここでは実際に当サイトに寄せられた、JCBの完全招待制クレジットカード「JCBザ・クラス」会員の貴重な口コミを紹介させて頂きます。

JCBザ・クラスの口コミ

▲ご提供画像
(契約の事実が分かるもの)

ハンドルネーム
匿名さん
申込時の属性
・45歳
・会社員(勤続20年)
・年収400万円
利用可能枠
350万円
ザ・クラスの前に持っていたカード
JCBゴールド ザ・プレミア
このカードを選んだ理由
特典でディズニーのクラブ33に入れる事でカードを作りましたが改訂されなくなりました。
今はユニバのラウンジに入れるのが一番の魅力です。またザクラスは日本に数少ないインビテーションブラックカードなので所持している価値はあるかと
自由な口コミ・感想
年収が不安でしたがJCBの場合下位カードのゴールドカードで実績を積めば、インビテーションもらえます。
カードポイント還元だけの目的ではなく、インビテーションブラックカードの信頼は社会信用となり価値なる一枚として役立つので持っていて損は無いと思います。

さらにこちらは年会費が5万と高いですが、年一度のカタログギフトも頂けますのですごくお得だと思います。

年収400万円の方でも「ザ・クラス」(そしてその前提となるJCBゴールド)へ入会できたということで、年収が近い方にとっては嬉しい報告と言えるでしょう。

JCBのインビテーションでは、年収の高さそのものよりも「勤続年数の長さ」「JCBにおける利用実績」といった安定性が重視されるのかもしれません。

3グレード(一般・ゴールド・プラチナ)のJCBカードの比較

インビテーションなしで申し込める、3グレードの「JCBカード」の機能やサービスを比較すると、以下のようになりました。

JCBカードの比較
JCBカードS
※旧一般カード
ゴールドカードプラチナカード
デザイン
年会費永年無料11,000円(税込)
※初年度無料
27,500円(税込)
基本還元率0.5%相当
付帯保険最高2000万円
※利用付帯
最高1億円
航空機遅延保険あり
※利用付帯
最高1億円
航空機遅延保険あり
※利用付帯
国内ラウンジ×何度でも無料何度でも無料
海外ラウンジ×35US$/回何度でも無料
下位カードに無い特徴グルメ、ゴルフ、トラベル優待
国内外20万以上の優待
コンシェルジュサービス
より充実したグルメやホテルの優待
詳細 詳細はこちら 詳細はこちら詳細はこちら

※Amazonでのポイントアップ、JCBタッチ決済などのサービスは共通

これらのカードは単純に、年会費が高くなるほどサービスが充実します。

利用したいサービスと年会費を見比べて、あなたに合ったグレードを選択してみてください。

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JCBゴールドの審査は厳しい?実際の審査口コミと審査に落ちた場合の対応について

JCBゴールドは大手カード会社のプレミアムカードということもあり、決して誰でも入会できるものではありません。

そこで今回はSNSなどから実際にJCBゴールドの、審査に関する口コミや体験談をピックアップしまとめてみました。

もしもあなたがJCBゴールドの審査を受けたことがあるのなら、口コミをお寄せいただけると幸いです!喜んで紹介させて頂きます。

JCBゴールドの審査は決して甘くない

他社のゴールドカードやプラチナカードと比べても、JCBゴールドは「審査落ち」報告が多いクレジットカードです。

これらの審査落ち報告からは、JCBゴールドが会員に対し、一定水準以上の信用や支払い能力を求めていると分かります。

ただし審査が厳しめであることは、そのまま「誰でも作れるわけではない」JCBゴールドのステータス性という価値に繋がるため、一概にデメリットと言うことはできません。

JCBゴールドの審査に落ちてしまうことにデメリットはありますか?

お寄せいただいた口コミでは年収400万円の方が「JCBゴールド」を経て「JCBザ・クラス」を取得されていました。
必要な年収ラインについては、この例が参考となりそうですね。

審査に通過できなかったら「JCBカードS」で利用実績を積むのが有効

もしもJCBゴールドの審査に通過できなかった場合には、「【JCBカードS(旧一般カード)】で利用実績を積む」のがおすすめです。

といったカードであれば、入会にあたり高い支払能力を要求されません

これらのカードで利用実績を積めたなら、JCBゴールドの審査に通過しやすくなったり、JCBから直接ゴールドカードへのインビテーションが届くことにも期待できます。

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旧デザインが残る20代限定カード「JCB GOLDEXTAGE(ゴールドエクステージ)」について

JCBは20代の方(学生を除く)に向けて、「JCB GOLD EXTAGE(ゴールドエクステージ)」というクレジットカードを発行しています。

▲JCB GOLD EXTAGE(20代限定)

JCB GOLD EXTAGEのデザインは、リニューアル前の「JCBゴールド」とほとんど同じです。

また付帯保険の内容などが一部制限される代わりに、このカードには

  • 年会費が安い(税込3,300円/初年度無料)
  • ポイント還元率がいつでも1.5倍(入会後3ヶ月間は3倍)

という利点があります。

ステータス性のあるクレジットカードを試してみたいという20代の方は、「JCB GOLD EXTAGE」を選択するのも良いでしょう。

個人的には以前の枯山水デザインの方が、堅実でステータス性が高そうな印象を受けます。

JCBゴールドに関するよくある質問と回答

ここからは、JCBゴールドの関するよくある質問にお答えしていきます。

お探しの情報が見当たらない場合にはコメント欄やメールフォームなどからお気軽にご相談ください。

JCBゴールドの審査に落ちてしまうことにデメリットはありますか?

1枚のカードの審査に落ちてしまうことに、さほど大きなデメリットはありません

そのため半ば「ダメ元」で申し込みを行うことも、決して悪手ではないでしょう。

ただし、一般に「一度審査に落ちたカード」へ再度申し込みを行うためには、最短でも6ヶ月の日数を空けるべきとされています。

これは審査の際に必ず確認される「個人信用情報機関」に、申込記録が残るのが6ヶ月間であるためですね。

JCBゴールドを選ぶメリットがないのはどういう人ですか?

クレジットカードに何よりも「基本還元率の高さ」や「お得な優待」を求めるのであれば、JCBゴールドの選択は向いていません

同じ年会費帯のカードで言うのなら、

などを選んだ方が良いでしょう。

また海外(特にヨーロッパ圏)での使用を前提とするのなら、VISAやMastercardブランドの選択が無難です。

JCBゴールドはお得さよりも「安心・堅実」なブランドイメージやステータス性、そして「純国産」であることに魅力を感じる方向けの1枚です。

JCBゴールドの限度額(利用可能枠)はどれくらいですか?

JCBゴールドの限度額(利用可能枠)の範囲は公開はされておらず、審査によって個別に設定されます。

ちなみにSNS上では、「限度額は50万円だった」「最初から100万円以上の限度額が適用された」といった報告が多く見られました。

JCBゴールドの空港ラウンジサービスは、同伴者も利用できますか?

JCBゴールド会員の同伴者も国内・海外空港ラウンジサービスを利用できますが、いずれの場合も別料金が発生します。

国内空港ラウンジサービスの場合、同伴者が入場するための料金は1,000円前後(ラウンジによって違いあり)です。

一方海外空港ラウンジサービスの場合、JCBゴールド会員・同伴者ともにUS32ドルの支払いが必要です。

学生がJCBゴールドに申し込むことはできますか?

残念ながら、JCBゴールドは支払い能力にかかわらず、学生の方の申し込みそのものを受け付けていません

お申し込み対象(本会員):
20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方。
※学生の方はお申し込みになれません。

引用元:JCB公式サイト

現在学生の方は「JCBカードW」などを使ってJCBの利用実績を積み、ある程度の経済能力を得た後に「JCBゴールド」への切り替えを図ると良いでしょう。

JCBゴールドとJCBゴールド法人カード(ビジネスカード)の違いは何ですか?

JCB法人カードは、法人や個人事業主のみが申し込めるクレジットカードです。

貯まるポイントの種類や還元率といった基本情報は個人向けの「JCBカード」と変わらないものの、

  • 従業員用のカードを発行できる
  • ETCカードを複数枚発行できる
  • ビジネス関連の優待特典が多く付帯している

といった相違点が存在します。

JCB法人カードについて詳しくは、JCBの公式サイト をご確認ください。

私用の支払いは個人向けの「JCBゴールド」で、ビジネスの支払いは「JCB法人カード」で、といった使い分けも可能です。
ビジネス専用のカードを持っていれば、確定申告のための会計ソフトに明細を取り込むのも簡単になりますね。

「初年度無料」の間にJCBゴールドを解約した場合、年会費を支払う必要はありますか?

いいえ、年会費が発生するまでにカードを解約すれば、年会費を支払う必要はありません

そのため「お試し」の気持ちでJCBゴールドを使用し、カードを継続するかどうかを決めるのも良いでしょう。

ちなみに最初の年会費が発生するのは、「カード有効期限月の3ヶ月後の10日」です。

参考元:JCBカード公式サイト

JCBゴールドについてのまとめ

JCBゴールド
JCBゴールドについてのまとめ
  • JCBゴールドは堅実な印象を抱かせるステータスカード
  • 同年会費帯の他社カードに比べても、「ゴールド限定の特典や付帯保険」が充実している
  • 利用実績を積むことでさらにステータス性が高い、完全招待制のJCBカードへ申し込める可能性がある
  • 審査は決して甘くないが、年収400万円の方が「ゴールド」を経て「ザ・クラス」に入会できた報告も

JCBゴールドは貴重な純国産のクレジットカードです。

審査難易度が高め、かつ「ポイントを積極的に貯めたい方向け」ではないため誰にでもおすすめとは言えませんが、

  • アフターサービスが充実した、堅実な印象のメインカードが欲しい
  • 完全招待制のJCBカードへの入会を狙いたい

という場合には、ぜひ申し込みを検討したい1枚と言えるでしょう。

年会費
11,000円
(税込)
※初年度無料
基本還元率
0.5%※
国際ブランド
JCB
還元ポイント
Oki Dokiポイント
発行元
株式会社ジェーシービー
申込条件
20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
JCBタッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • 【2024年9月30日まで】新規入会で最大30,000円キャッシュバック
  • 最大1億円の旅行保険が付帯、さらに航空機遅延保険なども付帯(利用付帯)
  • 全国20万ヶ所以上のお店やサービスで優待あり(クラブオフ)
  • Amazonでポイント還元率1.5%※
  • スターバックスカードへのチャージでポイント還元率10.0%
  • その他セブンイレブンやローソンなどでポイントアップ
  • 国内空港ラウンジサービス(無料)
  • 海外空港ラウンジサービス(35$/回)
  • お取り寄せグルメの優待
  • その他ライフスタイル特典、ゴルフ特典など

※最大還元率はポイントをnanacoポイントやJCB PREMOに交換する場合のもの


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