福岡市地下鉄で使えるタッチ決済とは?nimocaとの違いや使い方も写真付きで解説

現在の福岡市地下鉄では、「クレジットカードのタッチ決済」を使って改札を通過することができます。

nimocaやはやかけんと違い、チャージ不要かつポイントも貯まるため、地下鉄ユーザーなら是非活用したい方法と言えるでしょう。

で今回は、福岡市出身の私が実際に福岡市地下鉄を使い、「タッチ決済」の使い方や感想を中心に分かりやすくまとめました。

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目次

福岡市地下鉄で使える「クレジットカードのタッチ決済」とは?

まずは「そもそも福岡市地下鉄で使えるタッチ決済とは何?」という疑問にお答えしていきます。

タッチ決済とは「カードをかざすだけ」で支払いができる機能

クレジットカードのタッチ決済とは、一言で言うと「カードをかざすだけ」で支払いができる機能のことです。

コンビニやスーパーなど、普通のお店であれば上の漫画のように使用できます。

また福岡市地下鉄の場合は、「クレジットカードのタッチ決済に対応している改札」にカードをかざすことで、問題なく改札の通過と運賃の支払いを済ませられることでしょう。

ちなみに「クレジットカードのタッチ決済」が福岡市地下鉄で導入されたのは令和4年5月31日で、全国初の試みとなっています。

近頃は全国的に、タッチ決済を導入している地下鉄や電車も増えているようです。

福岡市地下鉄ならVISAやJCB、Amexなどのタッチ決済を使用可能

福岡市地下鉄で使えるのは、以下のブランドの「タッチ決済」です。

福岡市地下鉄で使えるタッチ決済のブランド
  • Visa
  • JCB
  • American Express
  • Diners Club
  • DISCOVER
  • 銀聯

アジアや北米からの観光客の利用にも期待しているのか、DISCOVERや銀聯といった、日本国内ではマイナーな「タッチ決済」も使用可能。

上記ブランドの「タッチ決済」機能が付いたクレジットカードをお持ちであれば、「カードをかざすだけ」で福岡市地下鉄を利用できることでしょう。

自分のカードに「タッチ決済」機能が付いているか、調べる方法はありますか?

注意!Mastercardのタッチ決済(Mastercardコンタクトレス)は対象外

▲福岡市地下鉄で使えないMastercardのロゴマーク

現在注意すべきは、福岡市地下鉄の場合「Mastercard」のタッチ決済(Mastercardコンタクトレス)が利用不可であることです。

例えば同じ「楽天カード」ユーザーであったとしても、VISAブランドであれば「タッチ決済」での改札通貨が可能であるのに対し、Mastercardブランドの場合そうはいきません。

「タッチ決済」を地下鉄で利用する場合には、Mastercardブランドを選択しないようご注意ください。

デメリット

「Mastercardだけ使えない」問題は、福岡市地下鉄を含む全国の交通機関で多発しています。
問題の原因はMastercard側にあるのかもしれませんね。

nimocaやはやかけんと比べた「タッチ決済」のメリット・デメリット

クレジットカードのタッチ決済は、従来の「nimoca」や「はやかけん」と比べてどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

ここからは交通系ICカードと比べた場合の、「クレジットカードのタッチ決済」の特徴について解説します。

後払い式だからチャージの手間が掛からない

従来のICカードと比べた場合、クレジットカードのタッチ決済の第一のメリットとして挙げられるのが「チャージの手間が掛からない」ことです。

私を含め、地下鉄や西鉄バスなどにおいて、現金を使ってチャージをすることを煩わしく思う人は多いでしょう。

特に複数人で行動しているとき、「自分だけチャージが必要」という状況に陥り、申し訳なさを感じたことのある方も少なくないだろうと思います。

これに対し、「完全後払い制」のクレジットカードであれば、チャージ残高を気にしたり、チャージを行ったりする必要が一切ありません

クレジットカードを使って「タッチ決済」を行った分の請求は、他のショッピング利用分と同じように、1~2ヶ月後に自動引き落としの形で支払うことになります。

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お得にポイントを貯められる

クレジットカードのタッチ決済では、通常のショッピングと同じポイント還元率が適用されます。

例えばリクルートカードの場合なら、地下鉄の利用の際にも、通常のお買い物の際にも、決済額に対し1.2%のポイントを受け取ることができるでしょう。

お得にクレジットカードを使うためには、できる限り「ポイント還元率が高いカード」を選びたいところです。

nimocaやはやかけんの利用でポイントは付かないの?

nimocaや「はやかけん」を使って福岡市地下鉄を利用しても、原則としてポイントは貯まりません。

過去には「はやかけん」ユーザーが乗車料金に応じてポイントを受け取れるサービスも存在しましたが、そちらは2021年に終了済みです。

デメリット

同様に、nimocaを使って西鉄バスや西鉄電車を使っても、ポイントは貯まりません。

ただし例外的に、「はやかけん」を使って隣駅に移動した場合に限っては、「ひと駅ポイント」として60円相当のポイントが付与されます。

ひと駅のみの移動であれば、クレジットカードのタッチ決済よりも「はやかけん」の方がお得と言えるでしょう。

1日640円を超える運賃は請求されない

2023年7月より、福岡市地下鉄ではクレジットカードのタッチ決済を使った場合に限り、1日あたりの運賃が640円を超えることがなくなりました。

つまり1日に何度も市営地下鉄を利用して、合計運賃が本来640円を超えてしまった場合であっても、640円を超過した分は請求されません

こちらはクレジットカードの「後払い」という性質を活かした、お得なサービスと言えるでしょう。

※ただしJR筑肥線など、別の交通機関を利用する場合(地下鉄直通を含む)はこのサービスの対象となりません。

要するに「はやかけんを使い、隣駅に移動する」場合を除いては、nimocaやはやかけんよりもクレジットカードの方がお得ということですね。

参考元:福岡市交通局(福岡市地下鉄)公式サイト

デメリットは定期券の機能を搭載できないこと

基本的に、nimocaやはやかけんよりも便利かつお得に使える「クレジットカードのタッチ決済」

ですがクレジットカードそのものに対し、福岡市地下鉄などの「定期券」機能を付帯させることはできません。

定期券を利用したいのであれば、「はやかけん」などの従来型ICカードを使用する必要があります。

【キャンペーン】5月26日まで「JCB」のタッチ決済なら福岡市地下鉄で50%キャッシュバック

画像引用元:JCB公式サイト

あなたが「JCB」ブランドのタッチ決済機能付きクレジットカードをお持ち、あるいはこれから発行予定ならラッキー!

実は現在、JCBブランドは「福岡市地下鉄」を含む交通機関で「JCBのタッチ決済」を利用した場合、運賃の50%がキャッシュバックされるキャンペーンを実施しています(最大500円まで)。

実質的に最大500円分の運賃を帳消しにできるということで、可能であればぜひ参加したいイベントと言えるでしょう。

ちなみにこのキャンペーンはエントリー不要。

JCBブランドのカードを使い、福岡市地下鉄で「タッチ決済」を利用するだけで自動的に参加できます。

※キャッシュバック(支払い充当)は「2024年8月以降」順次実施されます。

一部のカード会社が発行するJCBカードはキャンペーンの対象外ですのでご注意ください。
とは言えこの後に紹介するカードは、いずれも「50%キャッシュバック」に参加可能となっています(JCBブランド選択時に限る)。

キャンペーンへの参加もOK!タッチ決済を使えるおすすめクレジットカード4選

あなたが「VISAやJCB、AmexまたはDiners Clubブランドの、タッチ決済機能付きカード」をお持ちでないのなら、今よりお得かつ便利に福岡市地下鉄を利用するため、新たなカードを作るのも良いでしょう。

そこでここでは福岡市地下鉄で使える、「年会費無料かつポイント還元率が高い」タッチ決済機能付きクレジットカードを紹介していきます。

タッチ決済を使用できる主な高還元カード
リクルートカード(JCB)楽天カードP-oneカード<Standard>JALカード
デザイン
年会費無料無料無料実質7,150円~
基本還元率1.2%1.0%1.0%2.0%相当~
※マイルを航空券に交換する場合の目安値
特徴貯めたポイントはAmazonで使える楽天市場やファミマ等でポイントアップ毎月自動で1.0%オフ飛行機を利用する機会があるならお得
詳細

いずれもJCBブランドを選択すれば、50%キャッシュバックキャンペーンに参加できますよ!

リクルートカード(JCB)は楽天カード超えの高還元率とタッチ決済を両立

リクルートカードは、年会費無料かつ楽天カード超え(1.2%)の高還元率を実現させている、ハイスペックなクレジットカード。

以前はポイントの使い道に難があるという懸念がありましたが、2024年3月からは貯めたポイントをAmazonで直接利用可能となり、使い勝手が大きく向上しました。

  • とりあえず無料で高還元率なクレジットカードが欲しい
  • Amazonの利用機会が多い

という方にとっては、有力なメインカード候補となってくれることでしょう。

リクルートカードには「Visa」「Mastercard」「JCB」の3種類がありますが…。
このうちタッチ決済の機能が付いているのは、JCBブランドのリクルートカードのみとなっています。申し込みの際にはご注意ください。

年会費
永年無料
基本還元率
1.2%
国際ブランド
VISA
Mastercard
JCB
還元ポイント
リクルートポイント
発行元
株式会社ジェーシービー(JCB)
三菱UFJニコス株式会社(VISA、Mastercard)
申込条件
18歳以上(高校生を除く)
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済(JCBのみ)
ApplePay(共通)
Google Pay(JCBのみ)
主な特徴と特典
  • 【JCB限定】新規入会で6,000ポイントプレゼント
  • モバイルSuicaへのチャージでもポイント還元
    (月3万円まで/1.2%還元はVISA、Mastercardのみ)
  • 「タッチ決済」対応は現在JCBブランドのみ

楽天カードは年会費無料で高還元、ポイントの使い勝手も優秀

楽天カードは「年会費無料で高還元」なクレジットカードの、代表格としても知られる1枚です。

利用額100円につき1円相当が還元される(=基本還元率1.0%)というスペックは、無料カードながら十分に高水準と言えるでしょう。

さらに貯めたポイントは1ポイント=1円として、

  • 楽天市場などの楽天系サービス
  • ファミリーマート
  • ツルハドラッグ
  • サニー/西友
  • にしてつストア/リガネット
  • ガスト
  • ケンタッキーフライドチキン

などにおいて、簡単に使用できます。

「お得かつ簡単に使える、タッチ決済機能付きのカード」がほしいなら、「楽天カード」は最も有力な選択肢の1つと言えるでしょう。

福岡市地下鉄でタッチ決済を利用したいのであれば、申込時に「VISA」または「JCB」ブランドをお選びください。

年会費
永年無料
基本還元率
1.0%
国際ブランド
VISA
Mastercard
JCB
Amex
還元ポイント
楽天スーパーポイント
発行元
楽天カード株式会社
申込条件
18歳以上(高校生を除く)

海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済(Amex除く)
ApplePay(Amexを除く)
Google Pay(Amexを除く)
主な特徴と特典
  • 新規入会で最大5,000ポイントプレゼント
  • 楽天ポイントカード機能付き
    (=楽天ポイント加盟店でいつでもポイント二重取り
  • 楽天市場 でポイント還元率+1.0%
    5と0が付く日なら+2.0%(要事前エントリー)
    ※いずれも税抜き価格に対し適用
  • 「楽天ペイ」との併用で最大還元率1.5%

P-oneカード<Standard>は毎月の請求額が自動的に1%オフに

P-oneカード<Standard>は、ポイントが一切還元されない代わりに毎月の請求額が自動で1.0%オフとなるクレジットカードです。

その性質上、ポイントの使い道や有効期限の管理に不安があったり、煩わしさを覚えたりする方におすすめのカードと言えるでしょう。

シンプル・イズ・ザ・ベストなカードをお探しの方におすすめです!

P-oneカード<Standard>
P-oneカード<Standard>の券面イメージ
年会費
永年無料
基本還元率
1.0%
国際ブランド
VISA
Mastercard
JCB
還元ポイント
なし
※自動1%オフ
発行元
ポケットカード株式会社
申込条件
18歳以上
※高校生は卒業年度の1月より申込み可
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • 新規入会で最大15,000円相当還元!
    ┗詳細は公式サイト 参照
  • ポイントが貯まらない代わりに毎月の請求が自動的に1.0%オフ
  • 対象のレンタカー優待
    (タイムズカーレンタルで基本料金15%オフ等)
  • パッケージツアーが最大8%オフ
  • 6つのカラー(デザイン)を選択可能

JALカードは年会費がかさむものの実質2.0%~の還元率を実現可能

「年会費が発生してもいいから、今よりも高還元率なクレジットカードが欲しい」という場合に有力な申込先候補となるのが、JALカードやANAカードとといった「マイルが貯まるクレジットカード」です。

というのもJALやANAといった大手航空会社のマイルは、航空券への交換を前提とする場合、1マイルあたり2円相当以上の価値を持つことが珍しくありません。

実際のJALマイルの価値の計算例

2024年4月25日と同月26日の「羽田⇔福岡」便を、「大人一人・普通席・往復セイバー料金」の条件で取得する場合、

  • 通常の決済であれば合計42,969円~
  • JALマイルとの交換であれば16,100マイル~

つまりこの場合、16,100マイルは42,969円の価値を持っており、1マイル当たりの価値は約2.66円相当となる。

※必要料金・マイル数の参考元:JAL公式サイト

そのため「100円につき1マイル」を貯められるJALカードであれば、楽天カード2枚分相当~に値する実質還元率2.0%~を実現できることでしょう。

JALカードの詳細やマイルの使い方などについて詳しくは、以下の個別ページで詳しく解説していますよ!

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JAL・Visaカードのイメージ
年会費
7,150円
※マイル還元率1%達成時
基本還元率
2.0%前後~
※マイルを航空券に交換する場合
国際ブランド
VISA
Mastercard
JCB
Amex
還元ポイント
JALマイル
発行元
三菱UFJニコス株式会社 他
申込条件
18歳以上(高校生を除く)
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay(VISAの場合)
主な特徴と特典
  • 新規入会で最大2,000マイルを獲得できる
  • 本来の年会費は2,200円(初年度無料)だが、マイル還元率1.0%の達成には「ショッピングマイル・プレミアム(年4,950円)」への加入が必要
  • カード継続後の初回搭乗で1,000マイルプレゼント
  • JALのフライトマイル+10%
  • ファミリーマート、スターバックス、ENEOSマツモトキヨシなどの特約店でマイル還元率2倍
  • 対象の空港内ショップや機内販売の割引
  • パッケージツアーやホテルニッコー & JALシティの割引・優待

JAL普通カードの特徴を分かりやすく示すグラフ1
JAL普通カードの特徴を分かりやすく示すグラフ1

 

JAL普通カードの特徴を分かりやすく示すグラフ2

 

 

実際に福岡市地下鉄(七隈線・空港線)でタッチ決済を使ってみた

福岡への帰省中、福岡市地下鉄(空港線・七隈線)を利用する機会があったので、実際の体験談を写真付きで紹介させて頂きます。

今回はわたしのメインカードである、JAL CLUB EST(VISAタッチ決済機能付き)を使用しました。

その他のカードや国際ブランドを使う場合であっても、タッチ決済の使い方は同じですよ!

まずはクレジットカードを読み取れる改札を探してみよう

実際に改札に行ってみたところ、すべての改札機が「タッチ決済」対応ではない模様。

クレジットカードを使って改札を通過するには、以下のような「タッチ決済」機能付きの新型改札を選ぶ必要がありますのでご注意ください。

タッチ決済を使える改札であれば、上のようにICカード(nimocaまたははやかけん)をタッチする部分の手前に、クレジットカード専用の読取口が設置されています。

改札の通過は「カードをかざすだけ」で超簡単

▲がんばって描いたよ

地下鉄で実際に「タッチ決済」を使ってみましたが、その方法は非常に簡単でした。

というのも、タッチ決済の使い方は「改札の読取部分に、カードをかざすだけ」。入場時も退場時も、「カードをかざすだけ」。それ以上のことは必要ありません

またクレジットカードのタッチ決済を使う上で、利用登録なども不要です。

タッチ決済機能付きのクレジットカードがあれば、問答無用の「かざすだけ」で入場&運賃の支払いが可能、ということですね!

改札にクレジットカードの読み取り機能がない場合は通過口のサイドに設置あり(たしか別府駅)

基本的に「新型改札機の、クレカ読取部分にカードをかざす」ことで入退場が可能な福岡市地下鉄。

ですがある駅(確か別府駅……茶山だったかも?)で改札を通過しようとしたところ、新型改札が見当たりませんでした。

え?困った……。と思ったところ、親切な駅員さんが改札の横(通過口)にクレジットカードの読み取り端末があることを教えてくれました。

新型改札機が設置されていない駅の場合、改札と駅員事務室(?)の間の端末にクレジットカードをかざすことで、問題なく料金の精算が可能でしょう。

デメリット

ちなみに別府駅だったか茶山駅だったか確かでないのは、酔っぱらっていたためです……。

福岡市地下鉄とクレジットカードのタッチ決済についてのよくある質問と回答

ここからは、福岡市地下鉄とクレジットカードのタッチ決済に関するよくある質問にお答えしていきます。

お探しの情報が見当たらない場合にはコメント欄やメールフォームなどからお気軽にご相談ください。

自分のカードに「タッチ決済」機能が付いているか、調べる方法はありますか?

はい、お手持ちのカードの券面に、以下のような「タッチ決済対応」を示すマークが付いていれば、タッチ決済を利用可能です。


▲「タッチ決済」対応のクレジットカードの例

画像引用元:JCB公式サイト

ただしカードに搭載されたロゴマークが「Mastercard」のものの場合、福岡市地下鉄でタッチ決済を使用することはできませんのでご注意ください。

▲Mastercardブランドの楽天カード。
このカードは、福岡市地下鉄では使用できません。

カードによっては「裏面」にタッチ決済のマークが付いている場合もありますよ!

デビットカードやプリペイドカードで「タッチ決済」を使用できますか?

はい、Mastercard以外の国際ブランド搭載、かつ「タッチ決済」の機能が付いていれば利用可能です。

例えば現行の西日本シティ銀行のデビットカードには、福岡市地下鉄で使える「VISAのタッチ決済」機能が搭載されています。

画像引用元:九州カード公式サイト

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タッチ決済機能付きのカードなのに、改札を通ることができませんでした。何故ですか?

考えられる理由としては、

  • 福岡市地下鉄が対応していない、Mastercardブランドやハウスカード(国際ブランドが付いていないクレジットカード)である
  • 利用限度額をオーバーしている
  • 時期不良などの根本的な問題が発生している
  • そもそも「カードをかざす」場所を間違えている
    (はやかけんやnimocaとは別の読取部分を使います)

などが挙げられます。

「限度額にゆとりがある」かつ「他のお店でもタッチ決済を利用できない」という場合には、カード会社に問い合わせを行うのも良いでしょう。

タッチ決済をApplePayやGoogle Payで利用できますか?

可能ですが、一部条件があります

あなたが利用しているのがApplePayであれば、多くのクレジットカード会社が発行するカードを登録し、「VISAのタッチ決済」「JCBのタッチ決済」などを使用できるでしょう。

一方でGoogle Payの場合は、

  • VISA(または福岡市地下鉄で使えないMastercard)のタッチ決済にしか対応していない
    (=JCBやAmexのタッチ決済を利用不可)
  • そもそもGoogle Payに対応しているカード会社が少ない

といった制約が生じるため注意が必要です。

VISAブランドの「楽天カード」であれば、GooglePayを通した「VISAのタッチ決済」が可能ですよ!

タッチ決済で福岡市地下鉄を使った分の、料金や明細を後から確認できますか?

はい、利用しているクレジットカードの明細により、料金やカードを使用した日付を確認できます。

▲実際の私の利用明細(DCカードの場合)

また全国の交通機関に「タッチ決済」のサービスを提供している、QUADRAC社の公式サイト「Q-moveサイト ではさらに細かな利用明細の確認が可能です(要事前登録)。

福岡市地下鉄の他に「タッチ決済」を使えるお店などはありますか?

はい。タッチ決済は現在、コンビニやスーパーなどを中心とするさまざまなお店で利用可能です。

タッチ決済(Visa・JCB)を利用できるお店の例
  • セブン-イレブン
  • ローソン
  • ファミリーマート
  • イオン
  • マックスバリュ
  • マクドナルド
  • モスバーガー
  • その他多数

西鉄バスや西鉄電車、JR九州などでタッチ決済を使用できますか?

JR九州は現在「タッチ決済」に対応できていないものの、西鉄バスと西鉄電車は段階的にタッチ決済を使った改札の通過に対応中とのこと。

タッチ決済対応の西鉄バス・西鉄電車
西鉄バス・博多駅 ~ 福岡空港国際線
・Fukuoka BRT(連節バス)
・太宰府ライナーバス「旅人」
西鉄電車・⻄鉄福岡(天神)、薬院、⼤橋、西鉄二日市、太宰府、西鉄久留米、⻄鉄柳川
※2024年以内に西鉄天神大牟田線の全63駅、西鉄貝塚線の全10駅も対応予定

参考元:PR TIMES

上記の交通機関や区間を利用する機会があるのなら、nimocaや「はやかけん」ではなくクレジットカードのタッチ決済を活用してみるのも良いでしょう。

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タッチ決済で子供料金を支払うことはできますか?

2024年4月1日から、タッチ決済であっても子供料金の支払いが可能になりました。

ただしこれを利用する際には、乗車前に改札口にいる駅員さんに子供料金を利用したい旨を伝え、手続きを取ってもらう必要があります。

デメリット

子供用のnimoca等を使用する場合に比べると、やや手間が掛かりますね。
とは言えたまに地下鉄を利用するくらいであれば問題ないでしょう。

福岡市地下鉄とクレジットカードのタッチ決済についてのまとめ

福岡市地下鉄とタッチ決済についてのまとめ
  • 現在の福岡市地下鉄は「クレジットカードをかざすだけ」で改札の通過と料金の支払いが可能に
  • 必要なものは主に「VISA、JCB、Amex、Dinersブランドの、タッチ決済機能付きカード」だけ。事前の登録などの手続きも不要
  • 2024年5月26日まで、JCBブランドのカードがあればエントリー不要で50%(最大500円)のキャッシュバックを受けられる
  • 実際に使ってみたところ、駅によっては「カードをかざす」場所が分かりにくいことも。新型改札機が見当たらない場合には周辺をチェックしてみよう

コンビニやスーパーマーケット、ドラッグストアなどをはじめとして、利用できるお店がどんどん増えている「クレジットカードのタッチ決済」。

ついに地下鉄でも「かざすだけ」での支払いが可能になったということで、この機会にタッチ決済を生活に導入してみるのも良いのではないでしょうか。

うちの近くの西鉄バスもはよタッチ決済に対応してくれんかなあ…

タッチ決済を使用できる主な高還元カード
リクルートカード楽天カードP-oneカード<Standard>JALカード
デザイン
年会費無料無料無料実質7,150円~
基本還元率1.2%1.0%1.0%2.0%相当~
※マイルを航空券に交換する場合の目安値
特徴貯めたポイントはAmazonで使える楽天市場やファミマ等でポイントアップ毎月自動で1.0%オフ飛行機を利用する機会があるならお得
詳細
年会費
永年無料
基本還元率
1.2%
国際ブランド
VISA
Mastercard
JCB
還元ポイント
リクルートポイント
発行元
株式会社ジェーシービー(JCB)
三菱UFJニコス株式会社(VISA、Mastercard)
申込条件
18歳以上(高校生を除く)
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済(JCBのみ)
ApplePay(共通)
Google Pay(JCBのみ)
主な特徴と特典
  • 【JCB限定】新規入会で6,000ポイントプレゼント
  • モバイルSuicaへのチャージでもポイント還元
    (月3万円まで/1.2%還元はVISA、Mastercardのみ)
  • 「タッチ決済」対応は現在JCBブランドのみ

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