マイル還元率が高いクレジットカードは、どうしても年会費が高額なものが多いです。
ですが申込先をきちんと選べば、完全無料のクレジットカードでも効率よく、JALやANAのマイルを獲得することができるでしょう。
そこで今回は、「一切年会費を支払わずに」マイルを貯められる貴重なクレジットカード情報や、それに付随する情報をまとめました。
目次
そもそも航空会社の「マイル」とは?
マイルとは、JAL(日本航空)やANA(全日空)といった航空会社を利用して貯められる、ポイントサービスのことです。
楽天ポイントやdポイント、TポイントなどのJALバージョン、ANAバージョンと考えると分かりやすいでしょう。
JALのマイルを貯めればJALやJALと提携する航空会社の、ANAのマイルを貯めればANAやANAと提携する航空会社の航空券(飛行機のチケット)と交換することができます。
つまりマイルとは、「お得に飛行機に乗りたい方のためのポイントサービス」ということですね!
無料でマイルを貯められるおすすめクレジットカード5選
ここからは、年会費無料でマイルを貯められるクレジットカードの情報について見ていきましょう。
上のバナー、もしくは下の比較表の中から、気になる1枚を選んでみてください。
※貯めたポイントをすべてマイルに交換する場合の実質マイル還元率を記載
JCBカードW(plus L)は永年無料でANAマイルもJALマイルも還元率0.6%
JCBカードWとは、大手カード会社「株式会社ジェーシービー」が、39歳以下の方のみを対象に発行している高還元カードです。
このカードを使ってもらえる「Oki Dokiポイント」をすべてマイルに交換したなら、1,000円につき6マイル相当、つまり実質0.6%相当のマイル還元率を実現できることでしょう。
これは年会費2,200円の、JALやANAの一般カード還元率(0.5%)よりも高い数字です!
Oki Dokiポイントは、JALのマイルにもANAのマイルにも、同じレートで交換することが可能です。
そのため特定の航空会社のマイルを貯めたい方はもちろん、「どちらのマイルを貯めればいいのか、今はまだ分からない」という場合にも有力な申込先候補と言えます。
デザイン違いが人気の「JCBカードW plus L」(サービス内容はほぼ同じ)についても、同じページから申し込むことができますよ!
無料で効率よくマイルを貯めたい39歳以下の方は、この「JCBカードW(plus L)」を選ぶのが良いでしょう。
発行元がアフターサービスの良さでも知られる、大手「株式会社ジェーシービー」であるのもポイントです。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% JCB ORIGINAL SERIESパートナーでの決済なら最大15.5%相当※ |
国際ブランド | JCB |
還元ポイント | Oki Dokiポイント |
発行元 | 株式会社ジェーシービー |
申込条件 | 18歳以上~39歳以下 |
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
※2024年8月16日~10月15日で実施しているJCBポイントアップ祭2024も含めた最大還元額
- 【2025年3月31日まで】新規入会で最大19,000円キャッシュバック
- 【2024年10月15日まで・JCBポイントアップ祭2024】対象のお店で最大15.0%※相当還元
┗KFC、マクドナルドの各モバイルオーダー等
- 39歳以下限定(40歳になっても継続利用可)
- Amazonでポイント還元率2.0%※
- スターバックスカードへのチャージでポイント還元率5.5%※
- 最短5分でデジタルカードが発行される「モバイル即時入会サービス」対応
※受付時間(9:00AM~8:00PM)を過ぎた場合は、翌日受付扱いとなります。
※顔写真付き本人確認書類(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)による本人確認が必要です。 - その他セブンイレブンやローソンなどでポイントアップ
- 女性向けデザインを選べる「JCB カード W plus L」も選択可能
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
※「モバ即」入会後、カード到着前の利用方法について詳しくは、公式サイトをご確認ください。
オリコカード・ザ・ポイントは年会費無料でANAマイルを効率よく貯めやすい
オリコカード・ザ・ポイントは、年会費無料で高還元なクレジットカードの1つです。
そしてこのカードを使って貯められる「オリコポイント」をマイルに交換するのなら、
- ANAマイルへの交換なら実質0.6%
- JALマイルへの交換なら実質0.5%
のマイル還元率を実現できることでしょう。
「JCBカードW」と違い、年齢制限に上限はないため、マイルを効率よく貯めたい40代以上の方にもおすすめです。
ただしオリコカードの場合、マイルは1,000ポイント単位でしか交換できないため注意が必要です。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Mastercard JCB |
還元ポイント | オリコポイント |
発行元 | 株式会社オリエントコーポレーション |
申込条件 | 18歳以上 |
- 新規入会から6ヶ月間はポイント還元率が2倍
- 「オリコモール」経由のショッピングで還元率アップ
楽天カードは「実質有効期限なし」のポイントをANAマイルにもJALマイルにも交換できる
楽天カードは、「年会費無料で高還元率」なカードの代表ともいえる存在です。
このカードを使ってもらえる「楽天ポイント」をマイルに交換するのであれば、実質0.5%相当のマイル還元率を実現できるでしょう(ANA・JAL共通)。
0.5%というマイル還元率そのものはJCBカードW(マイル還元率0.6%)に劣るものの、楽天カードの強みはポイントの有効期限が実質「なし」だという点にあります。
これは楽天ポイントの有効期限が、「最後にポイントを貯めたり使ったりした時から1年間」であるため、つまり楽天カードを使って継続的にポイントを貯めれば、ポイントが失効しないため。
その性質から、「クレジットカードの利用額が少なく、航空券の交換に必要なマイルを貯められるか分からない」という場合にもおすすめの1枚と言えるでしょう。
ちなみにJCBカードWを使ってもらえる「Oki Dokiポイント」の有効期限は2年、ポイント交換後のマイルの有効期限は3年間(合計5年/ANA・JAL共通)です。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB Amex |
還元ポイント | 楽天スーパーポイント |
発行元 | 楽天カード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
- 新規入会で最大5,000ポイントプレゼント
- 楽天ポイントカード機能付き
(=楽天ポイント加盟店でいつでもポイント二重取り) - 楽天市場 でポイント還元率+1.0%
5と0が付く日なら+2.0%(要事前エントリー)
※いずれも税抜き価格に対し適用 - 「楽天ペイ」との併用で最大還元率1.5%
イオンJMBカードはポイント交換の手間なくJALマイルを貯められる
イオンJMBカードとは、名前通りJMB(JALマイレージバンク)機能が付いたイオンカードです。
このカードの特徴は、クレジットカードを利用することで、直接JALマイルが貯まる点にあります。
マイル還元率自体は0.5%(200円につき1マイル還元)とJCBカードWに劣るものの、ポイントを交換する手間が掛からないというのは大きな利点と言えるでしょう。
またこのカードは「イオンカード」の1つであることから、
- 毎月20日・30日はイオンやマックスバリュで5%オフ
(お客さま感謝デー) - イオンシネマ優待
といった、イオンカード共通特典を利用可能です。
ちなみにJALマイルの有効期限は3年間です。
セゾンパール・アメックスはQUICPay決済なら実質ANAマイル還元率1.2%、さらにポイントの有効期限なし
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは、有効期限が存在しない「永久不滅ポイント」を貯められるクレジットカードです。
実質的なマイル還元率そのものは0.3%相当と、決して高いとは言えません(ANAマイルへの交換時)。
ですがこのカードはQUICPay(実質的にApplePayまたはGoogle Pay)の決済を前提とする場合、ポイント還元率が4倍となります。
これにより、ApplePayやGoogle Payを使った決済が可能なら、「セゾンパール」を通して実質1.2%のANAマイル還元を実現できることでしょう。
ただし実質1.2%のマイル還元が可能なのは、「セゾンパールの年間利用額が、30万円に達する月まで」に限られます。
【番外編】学生は学生専用のJALカードやANAカードを無料で利用可能
もしもあなたが現在学生であるのなら、本来有料の「JALカード」や「ANAカード」を無料で利用可能です。
そしてとくに学生専用のJALカード「JAlカード navi」であれば、
- 航空券との交換に必要なマイルの大幅減額
- マイルの有効期限が「在学中なし」に
- 早割りを使って航空券を買った場合も付与マイルの減額なし
といった、学生限定の特別な特典を利用できることでしょう。
そのためあなたが現在学生であるのなら、多くの特別優待を利用できる「JALカード navi」の選択がおすすめと言えます。
ちなみにANAにも無料の学生専用カードがありますが、JALに比べると特典の内容は控えめです。
年会費 | 在学中無料 | 基本還元率 | 2.0%前後~ ※マイルを航空券に交換する場合 |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
還元ポイント | JALマイル |
発行元 | 三菱UFJニコス株式会社 他 |
申込条件 | 18歳以上30歳未満の学生の方 |
- 国内線・国際線航空券との交換に必要なマイルが減額される
- 割引運賃を使った場合でもフライトマイルが100%貯まる
(ツアープレミアム/要申し込み) - JALカードが指定する外国語検定に合格すると500マイルプレゼント
- マイルの有効期限が在学中無期限
- 入会またはカード継続後の初回搭乗で1,000マイルプレゼント
- JALのフライトマイル+10%
- ファミリーマート、スターバックスなどの特約店でマイル還元率2倍
- 対象の空港内ショップや機内販売の割引
- パッケージツアーやホテルニッコー & JALシティの割引・優待
:学生限定特典
※学校卒業後は「JAL普通カード」へ自動切換となります。
JALマイルとANAマイルはどっちを貯めればいい?貯めるマイルの選び方
「お得に飛行機を利用したいけれど、JALとANA、どちらのマイルを貯めればいいか分からない」とお考えの方は多いでしょう。
そこでここからは、2つのマイルの違いや選び方について、分かりやすく解説していきます。
お盆や年末年始などのハイシーズンに飛行機を利用するなら「JAL」がおすすめ
お盆や年末年始といった繁忙期に飛行機を利用したいのであれば、「JALマイル」を貯めるのがおすすめです。
これはシーズン(時期)によって必要マイルが変動するANAと異なり、JALの場合は年間を通して「航空券との交換に必要なマイル数」が一定であるためです。
例えば同じ「東京→福岡」便であっても、繁忙期における必要マイルは、
- JALの場合は8,000マイル
- ANAの場合は9,000マイル
と差があります。
ただし反対に、閑散期を狙って飛行機を利用できるのなら、シーズンによって必要マイルが変動するANAの方がお得となります。
またJALの場合も、予約が混み合う時期には標準マイル数で航空券を購入できない可能性があります。
国際線を利用する機会が多いなら提携航空会社が多い「ANA」がおすすめ
国際線を便利に使用しやすいのは、世界最大の航空連盟「スターアライアンス」に加盟しているANAの方です。
JALの場合もANAの場合も、貯めたマイルは同じ航空連盟に加入している提携航空会社で利用可能です。
ですが同じ航空連盟に加入している提携航空会社の数は、
- JAL(ワンワールド)の場合は14
- ANA(スターアライアンス)の場合は26
と、決して同じではありません。
つまり提携している会社が多いANAであれば、JALマイルよりも多くの国や地域でマイルを使用可能だと言えるでしょう。
実際に私はJALマイルを貯めているのですが、ウィーンから日本に帰国する際、JALマイルを使える便利な飛行機が無く苦労しました。
ANAマイルを持っていれば、ANAやオーストリア航空を使えたんですけどね…。
地方空港を利用する場合は就役している航空会社の確認を
地方空港を利用する場合には、「ANAは就航しているがJALは就航していない(もしくはその逆)」ということが多々あります。
特に地方から地方への移動については、就役している航空会社が限られることも多いです。
利用する空港の公式サイトなどを通し、事前に「どの航空会社を利用できるか」を確認しておくのが良いでしょう。
例えば福岡空港の場合、「いわて花巻空港」へ乗り継ぎなしで移動するためには「JAL」を利用する必要があります。
無料カードではなく有料カード(JALカード等)を選んだ方がいい場合について
有料のクレジットカードを使えば、無料のクレジットカードよりも高いマイル還元率を実現できる場合があります。
ですが「マイル還元率1.0%」を実現できるカードの年会費は、
- JALの場合は最低7,150円
(ショッピングマイル・プレミアム加入時のJAL普通カード) - ANAの場合は最低7,700円
(10マイルコース加入時のANA一般カードJCB等/年に1回以上ポイントをマイルに移行する場合)
と、決して安くはありません。
そしてここで気になるのは、「どれくらいクレジットカードを利用する人なら、有料カードを使った方がお得になるのか」でしょう。
そこで、
という条件で損益分岐点Xを計算してみたところ、
- X×0.02≧X×0.012+7,150
を解いてX≧893,750、
つまり年間カード利用額が89万3750円以上の方は、「JCBカードW」よりも実質年会費7,150円の「JAL普通カード」を使った方がお得と考えることができます。
逆に言うと年間カード利用額がさほど高くないのなら、申込先は無料カード(JCBカードW等)で十分と言えます。
ただしJALカードやANAカードには、ボーナスマイルなどの特典があります。
飛行機を利用する機会が多い方ほど、「航空会社提携のクレジットカード」を選ぶメリットは大きくなります。
普通のポイントではなく航空会社のマイルを貯めるメリットとは
楽天ポイントやdポイントといった普通のポイントではなく、JALマイルやANAマイルを貯めるメリットは、やはり「マイルが持つ価値の高さ」にあります。
というのもJALやANAのマイルは航空券への交換を前提とする場合、1マイルあたり2円以上の価値を持つことが珍しくありません。
実際のJALマイルの価値の計算例
2024年4月25日と同月26日の「羽田⇔福岡」便を、「大人一人・普通席・往復セイバー料金」の条件で取得する場合、
- 通常の決済であれば合計42,969円~
- JALマイルとの交換であれば16,100マイル~
つまりこの場合、16,100マイルは42,969円の価値を持っており、1マイル当たりの価値は約2.66円相当となる。
※必要料金・マイル数の参考元:JAL公式サイト
そのため1マイル=2円相当と見積もった場合であっても、「他社の1ポイント(1円相当)より0.6マイルの方が価値がある」と言えるでしょう。
このようにマイルは航空券への交換を前提とするのなら、他社ポイントよりも高い価値を持ちやすく、お得に利用しやすいと言えます。
実際に私もマイルの価値の高さを理由に、JALマイルを貯めています!
JALマイルやANAマイルのお得な使い方
JALマイルやANAマイルには、
- 特典航空券(マイルと交換できる航空券)への交換
- 航空会社の電子マネーへの交換
(e JALポイントまたはANA SKY コイン) - 提携ホテルやショッピングサイトでの決済
- 他社ポイント(楽天ポイントなど)への交換
といった様々な使い方があります。
ですが結論から言うと、マイルは特典航空券に交換するのが1番お得と言えるでしょう。
先述の通り、JALやANAのマイルは航空券への交換を前提とする場合、1マイルあたり2円以上の価値を持つことが少なくありません。
ですがマイルをその他の使い道に利用すると、マイルの価値は1円前後かそれ未満となってしまうことがほとんどです。
よって「マイルの有効期限が切れそうだが、飛行機に乗る予定もない」という場合を除き、マイルは「特定航空券への交換」のみに使うのがおすすめと言えます。
特典航空券との交換に必要なマイルの一覧
航空券を購入するためには、どのくらいのマイルを貯める必要があるのでしょうか。
ここからはJAL、ANAそれぞれの「特典航空券との交換に必要なマイル数」の例を紹介させて頂きます。
JALの航空券との交換に必要なマイルの例
JALの主な路線における、「航空券との交換に必要なマイル数」は以下の通りです。
東京⇔大阪 大阪⇔福岡 | 12,000マイル |
東京⇔広島 名古屋⇔福岡 | 14,000マイル |
東京⇔札幌 東京⇔福岡 大阪⇔札幌 福岡⇔沖縄 | 16,000マイル |
東京⇔沖縄 福岡⇔札幌 | 18,000マイル |
日本⇔ソウル | 15,000マイル |
日本⇔中国各地 東京⇔台湾 日本⇔グアム | 20,000マイル |
日本⇔シドニー | 36,000マイル |
日本⇔ハワイ | 40,000マイル |
日本⇔米国各地 | 50,000マイル |
日本⇔フランクフルト | 46,000マイル |
日本⇔パリ | 52,000マイル |
参考元:日本航空公式サイト
「JAL国内線特典航空券 必要マイル数」
「JAL国際線特典航空券 必要マイル数」
片道分のチケットのみを交換したい場合、必要マイルの最小値は上の表の半分となります。
JALの場合、必要なマイル数は年間を通して一定です。
ですが「基本マイル数を使って予約をできる席数」が上限に達している場合には、上の表よりも多くのマイルを要求される場合がありますのでご注意ください。
ANAの航空券との交換に必要なマイルの例
ANAの主な就航路線における、航空券との交換に必要なマイル数は以下の通りです。
東京⇔大阪 大阪⇔福岡 | 10,000マイル (ローシーズン) 12,000マイル (レギュラーシーズン) 15,000マイル (ハイシーズン) ※以下同様 |
東京⇔広島 東京⇔福岡 東京⇔札幌 名古屋⇔福岡 | 12,000マイル 15,000マイル 18,000マイル |
東京⇔沖縄 札幌⇔福岡 | 14,000マイル 18,000マイル 21,000マイル |
日本⇔ソウル | 12,000マイル 15,000マイル 18,000マイル ※エコノミーの場合、以下同様 |
日本⇔中国各地 東京⇔台湾 日本⇔マニラ | 17,000マイル 20,000マイル 23,000マイル |
日本⇔シンガポール 日本⇔バンコク | 30,000マイル 35,000マイル 38,000マイル |
日本⇔シドニー | 37,000マイル 45,000マイル 50,000マイル |
日本⇔ハワイ | 35,000マイル 40,000マイル 43,000マイル |
日本⇔北米各地 | 40,000マイル 50,000マイル 55,000マイル |
日本⇔欧州各地 | 45,000マイル 55,000マイル 60,000マイル |
参考元:全日本航空公式サイト
「シーズン・必要マイルチャート(ANA国内線特典航空券)」
「シーズン・必要マイルチャート(ANA国際線特典航空券)」
その場合の必要マイルは、上に挙げた数字の半分です。
ローシーズン | ・1/11~2/29 ・4/4~4/24 ・12/1~12/25 |
レギュラーシーズン | ・3/1~3/7 ・5/7~8/1 ・8/19~11/30 |
ハイシーズン | ・1/1~1/10 ・3/8~4/3 ・4/25~5/6 ・8/2~8/18 ・12/26~12/31 |
ご覧の通り、ANAはシーズン(繁忙期かそうでないか)によって必要なマイル数が大きく変動しますのでご注意ください。
ただしその性質上、閑散期を狙って飛行機を利用できるのであれば、ANAの方がJALよりも少ないマイルで航空券を購入可能となります。
マイルやクレジットカードに関するよくある質問と回答
ここからは、無料でマイルを貯められるクレジットカードやマイルそのものに関する、よくある質問にお答えしていきます。
貯めたマイルを家族や友人と合算することはできますか?
無料クレジットカードを利用している場合、原則として家族と「マイル」を合算することはできません。
これはマイルを家族間で合算できるサービスが、原則有料の「JALカード」または「ANAカード」会員限定であるためです。
ただし家族カードを利用している場合であれば、「マイルに交換する前のポイント」を実質的に合算可能です。
カード会社のポイントをマイルに交換する際にはどれくらいの時間が掛かりますか?
カード会社や交換先のマイルによって異なります。
一例として「Oki Dokiポイント」を貯められるJCBカードWの場合、
- ANAマイルへの交換であれば1週間程度
- JALマイルへの交換であれば2~3週間程度
の日数が必要です。
他社ポイントからマイルに交換する場合には、時間に余裕を持ちたいところです。
参考元:JCBカード公式サイト
JALやANAのマイルの有効期限は何年ですか?
JAL・ANAともに原則として3年間です。
ですが「他社ポイントをマイルに交換する」ことを前提とした場合、交換のタイミングを遅らせることで実質的に有効期限を延ばすことは可能です。
「実質的にポイントの有効期限なし」の楽天カードであれば、航空券との交換に必要なポイントが揃った時点で一気にマイルへ交換する…といった芸当も可能です。
マイルを使ってどのくらい先までの航空券を購入できますか?
JALの場合は「ご旅程の最終区間出発日の前日起算で360日前」から、マイルを使った予約が可能です。
一方でANAの場合は、
- 夏ダイヤ(3月末~10月末)搭乗分なら「1月下旬頃」
- 冬ダイヤ(10月末~3月末)搭乗分なら「8月下旬頃」
から予約可能となっています。
マイルの有効期限がもしも切れそうになったなら、「未来の旅行のためにマイルを使う」のもよいでしょう。
無料でマイルが貯まるクレジットカードについてのまとめ
JCBカードW(plus L) | オリコカード・ザ・ポイント | 楽天カード | イオンJMBカード | セゾンパール・アメックス | |
デザイン | |||||
マイル還元率 | 0.6% (JAL、ANA) | 0.6% (ANA) 0.5% (JAL) | 0.5% (JAL、ANA) | 0.5% (JAL) | 0.3% (ANA) 0.25% (JAL) |
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 原則無料 |
特徴 | 39歳以下限定 | ANAマイルを貯めやすい | ポイントの有効期限が実質なし | ポイント交換不要 | QUICPayならマイル還元率1.2% |
詳細 | CHECK! | CHECK! | CHECK! | CHECK! | CHECK! |
クレジットカードの利用額があまり高くない方や、飛行機の利用頻度がさほど多くない方は、無料カードであっても効率よく「マイル」を貯めることが可能です。
貯めたいマイルの種類や各カードの申込条件などを確認した上で、あなたに合ったメインカードを選んでみてくださいね。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% JCB ORIGINAL SERIESパートナーでの決済なら最大15.5%相当※ |
国際ブランド | JCB |
還元ポイント | Oki Dokiポイント |
発行元 | 株式会社ジェーシービー |
申込条件 | 18歳以上~39歳以下 |
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
※2024年8月16日~10月15日で実施しているJCBポイントアップ祭2024も含めた最大還元額
- 【2025年3月31日まで】新規入会で最大19,000円キャッシュバック
- 【2024年10月15日まで・JCBポイントアップ祭2024】対象のお店で最大15.0%※相当還元
┗KFC、マクドナルドの各モバイルオーダー等
- 39歳以下限定(40歳になっても継続利用可)
- Amazonでポイント還元率2.0%※
- スターバックスカードへのチャージでポイント還元率5.5%※
- 最短5分でデジタルカードが発行される「モバイル即時入会サービス」対応
※受付時間(9:00AM~8:00PM)を過ぎた場合は、翌日受付扱いとなります。
※顔写真付き本人確認書類(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)による本人確認が必要です。 - その他セブンイレブンやローソンなどでポイントアップ
- 女性向けデザインを選べる「JCB カード W plus L」も選択可能
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
※「モバ即」入会後、カード到着前の利用方法について詳しくは、公式サイトをご確認ください。
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