「新しくクレジットカードを作りたい。やっぱり使いやすいのはVISAブランドかな?」
VISAは世界で、そして日本で最もよく使用されている「国際ブランド」の1つです。
イプソス株式会社が30万人以上を対象に行ったオンライン調査では、2位のJCB(28.0%)に大きな差をつけ「50.8%」もの方が、VISAを第一に利用していると分かりました。
「使えるお店が多い」という圧倒的な強みもあり、「迷ったらVISAブランドを選べばいい」と言ってしまっても良いでしょう。
今回はそんな「VISA」ブランドで作れるおすすめのクレジットカード情報と、その他の「国際ブランド」にはないVISAの特徴について、分かりやすくまとめました。
この記事を読むと分かること
- VISAブランドのおすすめクレジットカード
(年会費無料カードから超ハイスペックカードまで!)
- VISAとMastercard、JCBの違い
- VISAブランドを選ぶメリット・デメリット
- あなたに合ったVISAカードを選ぶポイント
【VISA】ブランドのおすすめクレジットカード12選
「VISA」ブランドを選べるクレジットカードは非常に多く存在します。
今回はその中でも、特徴的でおすすめしやすいクレジットカードを12種類ピックアップし、紹介させて頂きました。
年会費や還元率順に並べ替えられる表を作ってみましたので、気になる1枚を選んでみてください。
VISAブランドのおすすめクレジットカード12選
※ソート実装の都合上、「年1回の決済で年会費無料」のクレジットカードも年会費無料として表示しています。
楽天カードは年会費無料で高還元、初心者向けクレジットカードの大定番
楽天カードは「年会費無料で高還元(1.0%)、さらにポイントの使い勝手が良い」と、まさに初心者におすすめできる要素を完備したクレジットカードです。
- 年会費をかけずに効率よくポイントを貯めたい
- どのクレジットカードを選べばいいか分からない
- 普段から楽天市場などの楽天系サービスや、楽天ポイントを利用する機会が多い
という方にとって、「楽天カード」は有力なメインカード候補だと言えるでしょう。
このカードには「楽天ポイントカード」機能が付いているので、ファミリーマートなどの「楽天ポイント加盟店」であれば、自動的にポイントを二重取りできるのも嬉しいところです。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB Amex |
還元ポイント | 楽天スーパーポイント |
発行元 | 楽天カード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
主な特徴と特典
- 新規入会で最大5,000ポイントプレゼント
- 楽天ポイントカード機能付き
(=楽天ポイント加盟店でいつでもポイント二重取り)
- 楽天市場 でポイント還元率+1.0%
5と0が付く日なら+2.0%(要事前エントリー)
※いずれも税抜き価格に対し適用
- 「楽天ペイ」との併用で最大還元率1.5%
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【筆者使用】JALカードは実質還元率2.0%以上にも!お得にマイルを貯めたい人へ
「JALカード」シリーズは、効率よく「JALマイル」を貯めたい方におすすめのクレジットカードです。
航空会社のマイルは航空券への交換を前提とする場合、1マイルあたり2円以上の価値を持つことも珍しくありません。
この場合、「マイル還元率1.0%」のJALカードを使っていたなら、実質還元率は2.0%以上となります。
JALマイルの価値の計算例
「往復セイバー」料金適用時、大人一人・普通席として2023年8月26日に「羽田→福岡」のJAL便を利用する際の料金は18,245円から。
同様に8月31日に「福岡→羽田」のJAL便の料金も18,245円。
よってこの場合、本来の往復運賃の合計は36,490円。
一方、羽田⇔福岡の航空券を購入するために必要なJALマイルは16,000マイルから。
つまりこの場合、16,000マイルが36,490円相当の価値を持つと言える。
この例において、1マイルの価値は36,490÷16,000=およそ2.28円相当。
マイル還元率1.0%のJALカードの実質還元率は2.28%相当と、楽天カードの2倍以上となる。
ちなみに私のメインカードは、20代専用のJALカードである「JAL CLUB EST(普通・VISA)」です。
ボーナスマイルと「マイル還元率1.0%」に年会費以上の価値を感じたので、このカードを選択しました。
「普通カード」「CLUB-Aカード」の場合、マイル還元率1.0%を達成するには「ショッピングマイル・プレミアム(年4,950円)」というサービスに入会する必要があります。
ここではマイルの価値の高さを加味して、「マイル還元率1.0%を前提とした場合の」実質年会費を記載させて頂きました。
こちらもチェック
リクルートカードは年会費無料ながら常時1.2%還元
リクルートカードは、年会費が完全無料ながらいつでも1.2%のポイント還元を実現させているクレジットカードです。
「年会費無料で高還元」を追求したい方にとって、打ってつけのメインカード候補だと言ってよいでしょう。
決済に応じて還元されるポイントは「リクルートポイント」で、
- dポイントやPontaポイントへの交換(レートは1:1)
- ホットペッパー(ビューティ)や「じゃらん」「ポンパレモール」などでの決済
などに使用できます。
また、無料カードでありながら「旅行保険」「ショッピング保険」が充実していることも、リクルートカードの利点と言えます。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.2% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
還元ポイント | リクルートポイント |
発行元 | 三菱UFJニコス株式会社(VISA、Mastercard)
株式会社ジェーシービー(JCB) |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
主な特徴と特典
- モバイルSuicaへのチャージでもポイント還元(月3万円まで)
P-oneカード<Standard>は「毎月自動1%オフ」でポイントの管理が不要
P-oneカード<Standard>とは、ポイントが貯まらない代わりに毎月の請求が自動で1%オフとなるクレジットカードです。
「ポイントの使い道や有効期限を気にかけたくない」という方にとっては、とても使いやすい1枚だと言えるでしょう。
申込時にさまざまな券面カラーを選択できるのも特徴です。
P-oneカード<Standard>の選べるデザイン
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
還元ポイント | なし ※自動1%オフ |
発行元 | ポケットカード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上
※高校生は卒業年度の1月より申込み可 |
主な特徴と特典
- 新規入会で最大15,000円相当還元!
┗詳細は公式サイト 参照
- ポイントが貯まらない代わりに毎月の請求が自動的に1.0%オフ
- 対象のレンタカー優待
(タイムズカーレンタルで基本料金15%オフ等)
- パッケージツアーが最大8%オフ
- 6つのカラー(デザイン)を選択可能
三井住友カード(NL)はセブン-イレブンなどの対象店で最大7.0%還元
「三井住友カード(NL)」は、セブン-イレブンやローソンをはじめとする対象店舗において、最大7.0%(条件を満たせば最大18.0%)の還元を受けられるクレジットカードです。
最大7.0%還元の対象店舗を見る
コンビニエンスストア
- セブン-イレブン
- ローソン(系列店を含む)
- セイコーマート(系列店を含む)
- ポプラ、生活採家
飲食店・カフェ
- マクドナルド
- サイゼリヤ
- ガスト
- バーミヤン
- しゃぶ葉
- ジョナサン
- 夢庵
- その他すかいらーくグループ飲食店
- すき家
- はま寿司
- ココス
- ドトールコーヒーショップ
- エクセルシオール カフェ
- かっぱ寿司
最大7.0%の還元を受ける条件は「ApplePayまたはGoogle Payを通して、VISAタッチ決済を行う」ことです。
聞き慣れない支払方法に思えるかもしれませんが、実際の使い方は難しくありません。対応端末にクレジットカードの情報を登録すれば、「スマートフォンをかざすだけ」での支払いが可能となります。
対象のコンビニや飲食店を利用する機会が多いなら、ぜひチェックしておきたい1枚と言えるでしょう。
iPhoneを使ったタッチ決済の登録・利用方法
- iPhoneにあらかじめインストールされている「Wallet」アプリを開く
- 「カードの追加」ボタンより、画面の指示に従ってカード情報を入力する
- お店に行き「カードで」または「VISAで」と店員に伝える。iPhoneのロックを解除し、電子マネー部分に近づけるだけで決済完了
Androidを使ったタッチ決済の登録・利用方法
- カード申込後、三井住友カードの専用アプリ「VPass」をインストール
- ログインして「Google Payの設定」メニューへ
- 支払方法を選択できるので「VISAタッチ決済」を選択(※「iD」を選ばないこと)
- 画面の指示に従い電話認証などを済ませる
- お店に行き「カードで」または「VISAで」と店員に伝える。スマートフォンのロックを解除し、電子マネー部分に近づけるだけで決済完了
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 0.5% |
国際ブランド | Visa Mastercard |
還元ポイント | Vポイント |
発行元 | 三井住友カード株式会社 |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
主な特徴と特典
- 【10月31日まで】新規入会で合計最大3,000円相当プレゼント
┗SBI証券の口座開設と利用でさらに最大16,600円相当プレゼント
- 対象のコンビニや飲食店で「スマホのタッチ決済」時、最大7.0%還元
(条件を満たせば最大20.0%還元)
- 「選べるお店」や「ポイントUPモール」、UFJで還元率アップ
- SBI証券での「クレカ積立」にて0.5%還元
(2024年11買付分~年間決済額10万円以上の場合/初年度除く)
- 最短5分でデジタルカードが発行される「モバイル即時入会サービス」対応
(9:00AM-8:00PM申し込み完了時のみ適用/顔写真付き本人確認書類(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)による本人確認が必要です)
- 【学生限定】対象のサブスクサービスなどで最大10%還元
イオンカードは毎月20日、30日ならイオン等でのお買い物が5%オフ
イオンカードは「スーパーで優待を受けられるクレジットカード」の代表的存在です。
このカードを持っていれば、毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」において、対象のイオングループでのお支払いが5%オフとなります。
また、カード自体に搭載されている「WAON」と、WAONのオートチャージ機能を組み合わせれば、イオングループでいつでも1.5%還元を実現できます。
普段からイオングループのお店を利用する機会があるのなら、ぜひ持っておきたい1枚だと言えるでしょう。
イオングループでいつでも1.5%還元を受ける方法
- 「イオンカード(WAON一体型)」を取得する
- WAONの公式サイトで会員登録を済ませる
- イオンカードを使い「WAON」へチャージする
ここで0.5%還元
店頭端末を使ったオートチャージ設定がおすすめ
- イオングループで「WAON」払いを行う
ここで1.0%還元
- チャージ+決済で合計1.5%還元!
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
還元ポイント | WAON POINT |
発行元 | 株式会社イオン銀行 |
申込条件 | 18歳以上
※高校生は卒業年度の1月より申込み可 |
主な特徴と特典
- 新規入会で最大5,000円相当のポイントプレゼント
- 毎月20日、30日は対象のイオングループ店舗が5%オフ
(55歳以上なら毎月15日も5%オフ)
- 電子マネー「WAON」カード機能付き
- WAON POINTカード機能付き
- WAONオートチャージ対応(ただしポイント還元なし)
- イオングループでポイント2倍
- イオンシネマで映画鑑賞割引
- 対象の飲食店やレジャー施設、パッケージ旅行などの優待
エポスカードはマルイで優待を受けられるVISA限定クレジットカード
エポスカードはファッションビル「マルイ」にて、優待を受けられる無料クレジットカードです。
エポスカードの会員は、不定期に開催される「マルコとマルオの7日間」期間中、マルイでのお買い物が10%オフとなります。
好きなショップがマルイに入っているのなら、持っていて損のない1枚と言えるでしょう。
また会員特典として、多くのカラオケ店やレジャー施設などで優待を受けられる点もポイントです。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA |
還元ポイント | エポスポイント |
発行元 | 株式会社エポスカード |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
主な特徴と特典
- 「マルコとマルオの○日間」中、マルイやモディでのお買い物が10%オフ
※マルイの通販サイト も10%オフの対象
- 対象の飲食店やレジャー施設、イベントチケットなどの優待
- 対象の舞台やコンサートで割引などの優待や先行予約
- 継続利用でゴールドカードへ無料招待の可能性あり
- キャラクターデザイン、コラボデザイン多数
ビックカメラSuicaカードはSuicaへのチャージ・オートチャージで1.5%還元
「ビックカメラSuicaカード」は、JR東日本グループのカード会社「ビューカード」が発行するカードの中でも、年会費の負担なく持ちやすい1枚です。
このカード本来の年会費は524円ですが、「初年度」または「前年に1回以上カードを利用する」という簡単な条件を満たせば、年会費の請求は発生しません。
そして年会費を抑えやすいにもかかわらず、このカードでは
- Suicaのオートチャージ
- Suica(オート)チャージで1.5%還元
- 切符や定期券のインターネット購入でポイントアップ
- JR東日本系列のお店やホテルなどで優待
といった「ビューカード」の特典や機能を、問題なく利用できます。
JR東日本やSuicaを利用する機会が多いなら、とても有力なサブカード候補だと言えるでしょう。
さらにビックカメラSuicaカードを使い「ビックカメラ」で支払いを行うと、いつでも10%のポイント還元を受けられます。
ビューカードのポイント付与例
えきねっと | 切符の予約 | 3.0%還元 |
モバイルSuica | グリーン券購入 切符の購入 定期券の購入 | 3.0%還元 |
チャージ オートチャージ | 1.5%還元 |
Suica | チャージ オートチャージ | 1.5%還元 |
年会費 | 524円
※初年度無料
※年1回の利用で無料
| 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA JCB |
還元ポイント | ビックポイント0.5% +JRE POINT0.5% |
発行元 | 株式会社ビューカード |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
主な特徴と特典
- Suica機能、Suicaオートチャージ機能付き
(定期券機能の付帯は不可)
- JREポイントカード、ビックポイントカード機能付き
- モバイルSuicaへのチャージ、またはSuicaオートチャージで1.5%還元
- 「えきねっと」またはモバイルSuicaを使った切符・定期券の購入で5.0%還元
- ビューカード会員限定特典
- ビックカメラで10%ポイント還元(ビックポイント)
三井住友カード ゴールド(NL)は年100万円使えば年会費無料のゴールドカード
三井住友カード ゴールド(NL)は「年100万円の決済」を条件に、
- 年会費が永年無料になる
- 10,000円相当のポイントが追加でもらえる
といったサービスが適用されるゴールドカードです。
月当たり平均83,333円以上クレジットカードを使うのなら、コストパフォーマンスが良く、持ちやすいゴールドカードだと言えるでしょう。
また無料の三井住友カード(NL)にない、「国内空港ラウンジサービス」などの特典を利用できるのもポイントです。
年会費 | 5,500円 | 基本還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA Mastercard |
還元ポイント | Vポイント |
発行元 | 三井住友カード株式会社 |
申込条件 | 20歳以上で安定継続収入がある |
主な特徴と特典
- 年100万円の決済で翌年以降の年会費無料
- 年100万円の決済で10,000円相当のポイントプレゼント
- 国内空港ラウンジサービス
- SBI証券「クレカ積立」にて最大1.0%還元
※2024年11月~は前年度決済額100万円以上が条件
- ゴールド会員限定デスク
- 対象のコンビニや飲食店で「スマホのタッチ決済」時、7.0%還元
(条件を満たせば最大20.0%還元)
- 「選べるお店」や「ポイントUPモール」、UFJで還元率アップ
- 最短5分でデジタルカード発行
:ゴールド限定特典
au PAYゴールドカードはauの支払いで最大11%ポイント還元
au PAYゴールドカードは、auの携帯電話料金の料金を支払う際、Pontaポイントが最大11%還元されるクレジットカードです。
特に家族の分を含めた携帯料金を支払っている方にとっては、メリットが大きい1枚と言えるでしょう。
最大11%還元の他にも、
- 「au PAY マーケット」「auでんき・都市ガスfor au」でポイント還元率+2.0%
- au PAYとの併用でいつでも還元率1.5%
といったauグループでの優待特典が設けられており、auユーザーにとってはコストパフォーマンスが高いゴールドカードだと言えます。
年会費 | 11,000円 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard |
還元ポイント | Pontaポイント |
発行元 | auフィナンシャルサービス株式会社 |
申込条件 | 20歳以上で本人または配偶者に安定収入がある |
主な特徴と特典
- auの携帯料金またはauひかりの支払いで最大10.0%還元
(通常還元率1.0%+au代金の「税抜価格」に対し9.0%還元)
- 入会特典で最大20,000ポイント相当がもらえる
(au、UQmobile、pevoユーザーのみ)
- au PAY(スマホ決済)との併用で1.5%還元
- 「au PAY マーケット 」「auでんき・都市ガスfor au」でポイント還元率+2.0%
- 国内空港ラウンジサービス
- ゴールド会員限定デスク
- au ポイントアップ店 で還元率アップ
- au PAY併用ならPontaポイント加盟店(ローソンなど)でポイント二重取り
:ゴールド限定特典
三井住友カード プラチナプリファードはポイント特化のVISA限定プラチナカード
「三井住友カード プラチナプリファード」は、プラチナカードらしいラグジュアリーな特典よりも、ポイント還元に力を入れたクレジットカードです。
このカードの基本還元率は、標準的な「三井住友カード」の2倍にあたる1.0%です。
加えて、
- 入会月の3ヶ月後までに40万円の決済で、40,000円相当プレゼント
- 年間決済額100万円ごとに10,000円相当のポイントプレゼント(年40,000円相当まで)
- 宿泊予約サイトやふるさと納税サイト、対象のスーパーなどでポイントアップ
- 外貨ショッピングで還元率+2.0%
- SBI証券の投資信託を利用する場合、積立額の5%相当を毎月還元
といったポイント関連の特典が充実しており、カード利用額が多い方や、投資信託を利用すしている方向けのプラチナカードと言えるでしょう。
もちろん無料の三井住友カード(NL)から引き続き、セブン-イレブンなどでの最大7.0%還元も適用されます。
その他、プラチナプリファードの会員は「コンシェルジュサービス」を利用可能です。
クレジットカードのコンシェルジュサービスとは?
コンシェルジュサービスとは、「クレジットカードを使って支払えるお店やサービス」に関するさまざまな手続き代行や、相談に応じてくれるサービスです。
- 4人で会食するために適した、雰囲気の良いレストランをピックアップしてほしい
- 東京~ロサンゼルス間の飛行機と現地のホテルを手配してほしい
- ゴルフ場を代わりに予約してほしい
など、さまざまな希望に対し24時間365日の体制で対応しています。
コンシェルジュサービスが付帯するのは、一般に「プラチナ」グレード以上のクレジットカードです。
年会費 | 33,000円 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA |
還元ポイント | Vポイント |
発行元 | 三井住友カード株式会社 |
申込条件 | 20歳以上で安定継続収入がある |
主な特徴と特典
- 【6月30日まで】新規入会で合計最大22,600円相当プレゼント
(※つみたて投資を条件としないものは最大10,000円相当)
- 年間決済額100万円ごとに10,000円相当のポイントプレゼント(年40,000円相当まで)
- 入会月の3ヶ月後までに40万円の決済で、40,000円相当プレゼント
- プリファードストア(特約店)で還元率1.0%~9.0%
- 外貨ショッピングで還元率+2.0%
- SBI証券の投資信託を利用する場合、積立額の5%相当を毎月還元
(※2024年10月10日に、「条件達成で最高3%還元」に改悪予定 )
- コンシェルジュサービス
- 対象のコンビニエンスストア・飲食店で最大7.0%還元
- 国内空港ラウンジサービス
:プラチナ限定特典
ANA VISAプラチナ プレミアムカードは還元率、サービス、そして年会費ともに最強の一角
現在国内で発行されているVISAカードの中で、機能性・ステータス性、そして年会費の面でも「最強」の一角と言えるのが「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」です。
名前から分かる通り、このカードは最高峰のANAカードです。
- マイル還元率1.5%(実質還元率3%相当~)
- 入会、継続で10,000マイルプレゼント
- ANAのフライトマイル+50%
- 通常の国内・海外空港ラウンジサービスに加え、国内の「ANAラウンジ」を使える
- コンシェルジュサービス
- その他さまざまな宿泊優待、トラベル優待など
と、還元率や特典の内容は非常に充実しています。
ただしこのカードの年会費は88,000円と高額であり、決して誰にでもおすすめできるとは言えません。
とは言えANAやスターアライアンス加盟航空会社を頻繁に利用される方であれば、年会費以上の恩恵を受けられるカードとなり得ます。
年会費 | 88,000円 | マイル還元率 | 1.5%
※VポイントをANAマイルに交換する場合 |
国際ブランド | VISA |
還元ポイント | Vポイント (→ANAマイル) |
発行元 | 三井住友カード株式会社 |
申込条件 | 20歳以上で安定継続収入がある |
主な特徴と特典
- 入会、継続で毎年10,000マイルプレゼント
- ANAのフライトマイル+50%
- 海外空港ラウンジサービス
(プライオリティ・パス/プレステージ会員)
- 国内の「ANAラウンジ」を使用可能
※ANA SUITE LOUNGEは対象外
- ANA航空券や機内販売のマイル還元率3.5%
- 国内空港ラウンジサービス(同伴者1名も無料)
- コンシェルジュサービス
- 対象のレストランで2名以上でコース料理を頂く場合、1名様分無料
- Visaプラチナのホテル優待
- 空港内免税店やANAの機内販売が10%オフ
- ANA系列のホテル優待等
:プラチナ限定特典
VISAとMastercard、JCBの違いは何?それぞれの「国際ブランド」の違いと選び方
「VISA」「Mastercard」「JCB」のどれを選んでも、実際のところ大きな差異を感じることは少ないかもしれません。
それではこれらの「国際ブランド」には、どんな意味や違いがあるのでしょうか?分かりやすく解説します。
国際ブランドとは「カードがどのお店で使えるか」を示すマーク
国際ブランドとは、一言で言うと「手持ちのカードがどのお店で使えるか」を示すマークです。
国際ブランドには、VISAやMastercard、JCB、American Expressといった種類があります。
そしてお手持ちのカードに「VISA」のマークが付いていれば、そのカードが「VISA」の加盟店で使用できると分かります。
実店舗やインターネット上で見かけるVISAのマークは、「このお店はVISAの加盟店ですので、VISAマークのカードを使えます」という意味だと考えてよいでしょう。
ただし実際のところ、一般的な「クレジットカードを使えるお店」は、主要な国際ブランドすべてに加盟しています。
そのため手持ちのカードの国際ブランドがVISAであってもMastercardであっても、日本国内にいる分には、あまり違いを感じないかもしれません。
▲ファミリーマート公式サイトより、支払いに使える国際ブランドなどの表示。
複数の国際ブランドを使用できることが分かります。
VISAの加盟店数は全世界で1億以上!日本国外でも便利に使える
国際ブランドの違いが顕著になるのは、特に「日本国外」でカードを使う場合です。
世界的に加盟店数が多いのは「VISA」と「Mastercard」の2つで、加盟店数は約1億を数えます。
一方、日本発祥の「JCB」は全世界での加盟店数が、VISAやMastercardの半分以下となっています。
国や地域によって異なる部分はあるものの、特にヨーロッパ圏の場合、VISAまたはMastercardのカードを持っていないとカード払いができない場面は多々あります。
画像引用元:Mastercard公式サイト
今後海外旅行に行ったり、海外のサイトで商品を購入する可能性などを考えると、VISAまたはMastercardのカードを1枚は持っておきたいところです。
VISAは日本で1番使用されている国際ブランド
イプソス株式会社が30万人以上を対象に行ったオンライン調査では、「支払い方法にVISAを使っている」と回答された方が半分以上を占めていました。
二位のJCB(28.0%)との差を考えてみても、VISAは日本においてトップシェアを誇る国際ブランドだと言えます。
参考元:イプソス株式会社「キャッシュレス決済大規模調査」
VISAブランドのクレジットカードを選ぶポイント
一口に「VISAのクレジットカード」といっても、その種類は非常に多いです。
ここからは、VISAブランドのクレジットカードを選ぶ方法について、簡潔に解説していきます。
初心者なら「年会費無料で高還元」なクレジットカードがおすすめ
あなたがクレジットカードを初めて使う、あるいはそれに近い状態であるなら、「年会費無料で高還元」なカードを選ぶのが無難です。
年会費無料のカードであれば、仮にクレジットカードを上手く使えなかった場合でも、余計な会費を支払う必要がありません。
またせっかくカードを作るのなら、ポイントが貯まりやすいカードが優先されます。
さらに「貯まるポイントの使い道をイメージしやすい」カードはポイントが無駄になりづらく、より初心者向けだと言えるでしょう。
初心者向けVISAカードの例
楽天カード
- 年会費無料
- ポイント還元率1.0%(楽天スーパーポイント)
- 楽天ポイントカード機能付き
- 楽天市場で還元率+1.0%
P-oneカード
<Standard>
- 年会費無料
- ポイント還元率1.0%(自動1%オフ)
- ポイントの管理が不要
dカード
- 年会費無料
- ポイント還元率1.0%(dポイント)
- dポイントカード機能付き
脱・初心者なら還元率や特典に優れた有料カードも選択肢に
クレジットカードの利用に慣れてきたのなら、特典や還元率により優れた有料カードを選択するのも良いでしょう。
例えば「JALカード(普通)」は実質7,150円の年会費が発生するものの、価値の高い「JALマイル」を効率よく貯めることができます。
またゴールドカードやプラチナカードを選択した場合には、無料カードには無い特別な優待が適用されることも多いです。
例えば「三井住友カード ゴールド(NL)」には、一般グレードの「三井住友カード(NL)」には無い、
- 国内空港ラウンジサービス
- 年100万円の決済でボーナスポイントプレゼント
- 国内旅行保険
- ショッピング保険
などの特典やサービスが追加されています。
普及率を伸ばしている「VISAタッチ決済」はぜひ活用したい
コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどを中心に、急速に普及率を伸ばしているのが「VISAタッチ決済」です。
これは簡単に言うと、「カード(またはApple Pay対応の端末)をかざすだけ」でクレジット払いができるサービスです。
カードを読み取り機に差し込む方法よりも簡単に決済ができるため、可能であれば「VISAタッチ決済」を使えるカードを選択すると良いでしょう。
VISAタッチ決済の使い方
- 「VISAタッチ決済」が使えるお店のレジに行く
- 店員に「カード払いで」と伝える
- 電子マネーの読み取り部分に「タッチ決済」機能付きのカードをかざす
(カードを登録したApplePay対応端末でもOK)
- 支払い完了!
参考:VISA公式サイト「ご利用可能な店舗(タッチ決済)」
VISAブランドのクレジットカードを選ぶデメリットと注意点
利用者が多く「無難で安心」な選択肢とされやすいVISAブランドですが、デメリットが一切ないわけではありません。
ここからは、VISAブランドのクレジットカードを選ぶ前に知っておきたい注意点について解説します。
一部のカードではサービスやデザインが制限されている
一部のクレジットカードでは、国際ブランドごとに適用されるサービスや、選択できるデザインに違いが設けられています。
例えば「楽天カード」の場合、ディズニーデザインを選択できる国際ブランドは「JCB」に限られます。
また「リクルートカード」の場合、タッチ決済の機能はJCBブランド限定とされています。
申込みの前には、希望するデザインや機能が「指定の国際ブランド限定」でないことを確認しておきましょう。
プラチナカードの選択肢が少ない
VISAブランドはMastercardに比べると、ゴールドカードの上位に位置する「プラチナ」カードの種類が少ないです。
例えば「JALカード」「ジャックスカード」などは、ゴールドカードまでは「VISA」ブランドを選択できる一方、プラチナカードには「VISA」の選択肢がありません。
また、Mastercardのプラチナカードであれば年会費22,000円程度(ジャックスカードプラチナなど)から発行できるのに対し、VISAブランドのプラチナカードの年会費はより高い傾向にあります。
もしも今後「プラチナカード」を作りたいという希望があるのなら、上位カードの国際ブランドを確認しておきましょう。
海外決済に伴う手数料が高い場合がある
カード会社によってはVISAブランドのカードに対し、海外でクレジットカードを使った際に発生する「海外事務手数料」を高めに設定している場合があります。
例えば「楽天カード」の場合、JCBブランドの海外事務手数料は1.60%であるのに対し、VISAとMastercardブランドの海外事務手数料は1.63%です。
参考元:楽天カード公式サイト
VISAのクレジットカードやその選び方に関するよくある質問と回答
ここからは、「VISA」のブランドや「VISA」マークのクレジットカードに関する、よくある質問にお答えします。
VISAカードに関するよくある質問と回答
お探しの情報が見当たらない場合にはコメント欄や
メールフォームなどからお気軽にご相談ください。
異なる国際ブランドのクレジットカードを同時に持つことはできますか?
はい、クレジットカードは発行元が認めさえすれば、国際ブランドにかかわらず何枚でも持つことができます。
実際に私もVISAのメインカードの他、複数のカードを持ち合わせています。
ちなみに株式会社ジェーシービーが2022年に行った調査によると、1人あたりのクレジットカードの平均保有枚数は「3.0枚」でした。
参考元:株式会社ジェーシービー「クレジットカードに関する総合調査」
国際ブランドによって審査難易度が変わることはありますか?
クレジットカードの審査基準は非公開ですので、「国際ブランドによって審査難易度が変わるかどうか」について断言することはできません。
ただし一般に、「どの国際ブランドを選んだか」で審査結果が変わることは、ほとんどないとされています。
「VISAは使えないけれどMastercardやJCBは使える」お店は存在しますか?
多くはありませんが、存在します。私自身も何度か遭遇したことがあります。
ただしその機会は、数年間で考えてみても片手で数えられる程度です。
稀に存在する「特定の国際ブランドに対応していないお店」に遭遇した場合に備え、クレジットカードを複数枚持つ際には「国際ブランドを分散させる」ことが推奨されています。
なぜVISAブランドを選んだのですか?
私の場合は、
- 以前のメインカード(学生の頃に作った楽天カード)の国際ブランドがMastercardであったこと
- 海外に行きたいという希望があったこと
- 利用できるお店が多いというイメージがあったこと
が理由でした。多くの人も似た理由で「VISA」を選んでいるのではないでしょうか。
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VISA限定の優待や特典はありますか?
はい。現在すべての「VISA」カードの会員には、以下のようなサービスが提供されています。
- JALエービーシーの空港宅配サービス15%オフ
- 海外WiFiレンタルの割引
- 宿泊予約サイト「エクスペディア」優待
VISAが提供する国内旅行や海外旅行に関する特典は、発行元(カード会社)にかかわらず適用されます。
VISAの優待情報について詳しくは、VISA公式サイトをご確認ください。
VISAのクレジットカードについてのまとめ
「VISA」は日本国内でトップシェアを誇るだけでなく、世界でも広く普及している国際ブランドです。
メインカードとしてもサブカードとしても、「VISA」ブランドのクレジットカードは、様々な場所で使える便利な1枚となってくれることでしょう。
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