DMMカードは名前通り、DMM系列のサービスで遊んだり、買い物をしたりする方向けのクレジットカード。
またJCBブランドということもあり、「VisaやMastercardを利用できなくなったサービス」を使っている方からも視線を集めています。
今回はそんなDMMカードのメリット・デメリットや評判を、できる限り分かりやすくまとめました。
目次
1分で分かる!DMMカードのメリット・デメリット
DMMカード(DMM JCBカード)は一言で言うと、「DMMでの決済がお得なクレジットカード」です。
年会費が無料ということもあり、DMMのサービスをよく利用するのなら、持っていて損のない1枚と言えるでしょう。
ただしポイントの使い道の狭さ等を考えると、基本的には「DMM専用のサブカード」としての活用が推奨されそうです。
DMMカードの主な特典とサービス
ここからはDMMカードの主な特典やサービス・メリットについて、もう少し詳しく解説していきます。
DMM内(ゲーム・英会話など)でDMMカードを使うと5.0%のポイント還元!
DMMカードをDMM内の決済に使用すると、5.0%相当のDMMポイントが還元されます。
例えば10,000円相当の課金/決済をしたなら、500円相当のポイントが返ってくる計算となりますね。
DMM内で高還元率を実現できることから、このカードはDMMのゲームやサービスをよく利用する方ほどメリットが大きいと言えます。
公式HPを見るにこの5%還元は、「期間限定のキャンペーン」扱いのようですが…。
終了日は未定ということですので、今のところは恒常の特典と考えてよさそうです。
DMM以外でのお買い物でも1.0%の高還元率
DMMカードの基本還元率は1.0%。そのためDMM以外でこのカードを使用する場合でも、100円につき1円相当のポイント還元を受けられます。
この数字は高還元率で知られる「楽天カード」と同じものということで、DMMポイントの使い道さえ確保できたなら、このカードを「DMM以外で」使用するのもありでしょう。
JCBブランドだから周辺のサービス等(意味深)とも相性が良い
大人の事情でなぜとは言えないのですが、「VisaやMastercardではなくJCBブランド」のカードを探し、DMMカードに辿り着いた方も多いのではないのでしょうか。
※このサイトには「それ関連」の言及をした結果、カード会社に怒られた過去があります
DMMの周辺サービスを含め、「JCBブランドしか使えないサイト」でお支払いを行う機会がある場合にも、DMMカードは便利な決済方法となってくれるでしょう。
意味が分からない方は、この項目を読み飛ばしてしまって大丈夫ですよ!
シンプルなカードに加えDMMのゲームとコラボしたデザインも選択できる
▲選択できるデザインの例
2024年10月現在、DMMカードに新規で入会する方は全部で19のカードデザインから気に入ったものを選択できます。
内訳としては、
- ベーシックなデザイン2種
- 「刀剣乱舞」デザイン6種
(三日月宗近+初期刀5振り) - 「炎炎ノ消防隊」デザイン4種
- 「コードギアス」デザイン4種
- 「御城プロジェクト」デザイン1種
- 「文豪とアルケミスト」デザイン2種
という形となっていますね。
DMMカードをインターネット上でのみ利用する場合等であれば、推しキャラクターのデザインカードも気兼ねなく発行できるかと思います。
実際の券面デザインについては、こちらの公式サイト をご確認ください。
ちなみにウマ娘や千年戦争アイギス等のデザインは、すでに発行を終了しています。
審査に通過できたらその日からDMM内でカードを使える
DMMカードは審査通過後、プラスチックのカードの到着を待たずしてDMM内でのお支払いが可能となります。
もちろん5.0%還元などの特典もすぐに適用されるため、上手くいけば申込の当日から、DMMでのお得な決済が可能となるでしょう。
審査通過後はDMMカードの支払いに必要な情報が、自動的にDMMアカウントに登録されますよ!
券面にマークはないものの「タッチ決済」の機能付き
現行のDMMカードには、かざすだけで支払いが完了する「タッチ決済」の機能が搭載されています。
このカードをDMMでのみ使用するのであれば、タッチ決済を利用する機会もないかもしれませんが…。
便利な機能が搭載されているに越したことはないでしょう、ということで紹介させて頂きました。
ちなみに「タッチ決済」対応を示すマークは、カードの表面ではなく裏面に搭載されています。
▲DMM公式サイトより、「刀剣乱舞ONLINE 三日月宗近」デザインの裏面。
右手にタッチ決済対応を示すマークが見受けられます。
口コミなどを見る限り、DMMカードにタッチ決済が搭載されたのは最近な様子。
カードの発行時期によっては「タッチ決済」を利用できない可能性もあります。
利用可能枠(限度額)は最大230万円と一般カードにしてはかなり大きい
DMMカードを含むポケットカードの一般カードは利用可能枠が最大230万円と、かなり高く設定されています。
参考までに、楽天カードや三井住友カード(NL)の一般カードの最大限度額は「100万円」です。
利用可能枠は審査によって個別に定められるため、誰でも希望通りの契約が結べるとは限りませんが…。
無料カードながら高額決済に耐えるポテンシャルがある、というのは、ポケットカードの大きな利点と言えるでしょう。
同様の特徴を持つポケットカードの一般カードには、自動1.0%オフが特徴の「P-oneカード<Standard>」等が挙げられます。
【10月31日まで】新規入会で最大9,000ポイントがもらえるキャンペーンも
DMMカードは積極的に入会キャンペーンを行っているクレジットカードの1つ。
2024年10月現在も、新規入会で最大9,000円分のDMMポイントがもらえるキャンペーンが提供されています。
もらったポイントでガチャを回すも良し、電子書籍を買うのも良しということで、素直に嬉しいサービスだと言えるでしょう。
ただし新規入会によりもらえるポイントの有効期限は30日と、かなり短く設定されているためご注意ください。
DMMカードを利用する上での注意点
DMMカードのメリットを確認したところで、ここからはこのカードを利用していく上での注意点やデメリットについて見ていきましょう。
貯めたポイントはDMM系のサービスにしか使えない
DMMカードを使用することでもらえるのは「DMMポイント」。名前通りDMM系のポイント規格ですね。
そしてこちらのポイントは現在、DMM系列の一部サービスでしか使用できません。
DMMブックスやDMM英会話、DMM GAMESへのアイテム課金などですね。
他社ポイントに交換したり、ポイント決済対象外のサービス(一部の通販など)に使用したりすることはできませんので注意が必要です。
詳細・参考元:DMM公式サイト「DMMポイントで利用できるサービスは何ですか?」
旅行保険やショッピング保険などは付帯しない
DMMカードに海外旅行保険や国内旅行保険、ショッピング保険は付帯しません。
こちらは無料カードにおいて、特に珍しいデメリットでもないのですが…。
海外旅行に行く機会のある方や、DMMカードをメインで使用したいという方の場合は注意が必要と言えます。
DMMカード・2つの上手な使い方
DMMカードのメリット・デメリットを確認したところで、このカードの具体的な活用方法について見ていきましょう。
【ライトユーザー向け】DMM専用のサブカードとして使用する
基本的にDMMカードは、「DMM内でのサービスでのみ使用するサブカード」としての使用が推奨されています。
- DMM内での決済にはDMMカードを使い、5.0%還元を受ける
- それ以外の場所では、ポイントの使い勝手や還元率に優れる他社カードを使用する
といった使い分けを行うことで、DMMポイントが余ることを避けながら、DMMカードの利点を最大限活用できることでしょう。
【ヘビーユーザー向け】DMMポイント獲得用のメインカードとして使用する
あなたがDMMのヘビーユーザーなら、具体的に言うと日常の決済に伴う還元をすべてDMMポイントに充てたいのなら、DMMカードをメインの決済方法とするのも良いでしょう。
例えば日常の決済や公共料金等の支払いをすべて「DMMカード」でこなし、月あたりの請求額が10万円であるならば…。
ポイントアップ特典を加味せずとも、1,000円相当の「DMMポイント」を受け取ることが可能です。
30万円で10連ガチャ1回か~(※ウマ娘の話)と思うとポイントは余るどころか足りないかもしれない
DMMカードを利用している方の口コミ・評判
ここではDMMカードを実際に使用している方からの、口コミや評判を紹介していきます。
DMMカードを使用しているシオンさんの詳しい口コミ
当サイトに寄せられた詳しい口コミの中に、DMMカードに関するものがありましたのでここで紹介させて頂きましょう。
▲ご提供画像
(契約の事実が分かるもの)
ハンドルネーム |
シオンさん |
申込時の属性 |
・46歳 ・会社員 ・年収500万円 ・信用情報などの問題なし |
利用可能枠 |
覚えていない |
5点満点で評価するなら? |
このカードを選んだ理由 |
入会キャンペーンを実施していて高ポイントが付与されるので申し込んだ。 実際にポイントはすぐ付与されて、動画や漫画などdmmサイトで利用することができた |
自由な口コミ・感想 |
dmmサイトで利用するとポイントが溜まりやすく、動画や漫画などのサービスですぐ利用することができるので良い。 また定期的なキャンペーンを頻繁に実施しているので、ポイントが溜まりやすい |
こちらのシオンさん、入会キャンペーンを始めとするDMMカードのメリットやサービスを、とても上手に活用している模様。
シオンさんにはこのとき、PayPayカード等の口コミも一緒に頂戴しています。
DMMカードはサブカードとして利用されているようですね。
SNS上のDMMカードに関する口コミ・評判
続いてこちらはSNS上での、DMMカードユーザーの口コミです。
昨日夜に「DMMの電子書籍でも士郎正宗買っておくかぁ(唐突)」て思ってポチったらファンザ扱いのエロ判定で手持ちのVISAが使えんかった。
— えすつー (@sTwoJapan) June 15, 2024
なるほどこういう事かぁ
と思って何気にDMMカード(JCB)の申し込みしたら半日も経たずにカード情報発行されたわ。便利。
ぃゃぃゃ、審査大丈夫か。笑
虎の穴用にJCBカードを作っておくかと思い、DMMカードの申し込みをしたんですが、何か爆速で審査が通りました…大丈夫か…最近の審査ガバガバすぎんか…
— 霙(みぞれ)⋈ふわふわのマカロニケルベロス (@sleet_58) August 15, 2024
結構な頻度でデカい買い物してはヒィヒィ言いながら返済してきた積み重ねの結果か…次は多分PC買い替えます…
JCBカード、どうにも必要っぽいので利用頻度的に考えてDMMでオンライン申し込みすると
— 安堂ひろゆき/FlightUNIT (@drunkenAndo) June 17, 2024
翌朝には審査が終わって即DMMで使えるようになってた怖!すげえ!
物理カードは後日届く模様
大人の事情で何とは言えませんが、既存のVisa・Mastercardを使用できなくなった方がJCBブランドのカードを求め、DMMカードへ…。という例は珍しくない模様。
また口コミの中では、審査の早さやお得なキャンペーンについて、好評の声がよく聞かれました。
スピーディにカードを使用できるのは嬉しいですよね。
ちなみに速攻で審査が終わるクレジットカードは、今どきさほど珍しくありませんよ!
DMMカード(DMM JCBカード)についてのよくある質問と回答
ここからは、DMMカード(DMM JCBカード)に関連するよくある質問にお答えしていきます。
DMM JCBカードとDMMプリペイドカードの違いは何ですか?
このページで紹介したDMMカード(DMM JCBカード)はクレジットカードであり、DMMプリペイドカードとはそもそものシステムが異なります。
クレジットカード | 決済の1~2ヶ月後(詳細後述)に引き落としが行われる、「後払い」型の支払い方法。 審査に通過しないと取得できない |
プリペイドカード | 前払いチャージ式のカード。DMMならチャージ済みのものがコンビニで売っていることも。 審査も年齢制限もなく、誰でも使える |
DMMへの課金という前提で比べると、
- DMMカードは「後払い」型
- DMMプリペイドカードは「コンビニ等で都度、購入が必要なやつ」
と考えると分かりやすいですね。
基本的にお得で便利なのは、クレジットカードの方ですが…。
「クレジットカードを持つと課金しすぎてしまう」という理由で、あえてプリペイドカードを使う方も少なくはない印象です。
DMMカードの締め日・引き落とし日はいつですか?
DMMカード(というより発行元であるポケットカード全般)の支払いスケジュールは、「毎月末締め・翌々1日払い」です。
例えば1月1日~1月31日に「DMMカード」を使用した分の引き落としは、3月1日に行われます。
DMMカードは学生でも作れますか?
はい、DMMカードの申込条件は以下の通りです。
18歳以上でご連絡が可能な方
※高校生の方は、卒業年度の1月よりWebでのみお申込みいただけます。
以上の条件を満たすのであれば、大学生や専門学校生などはもちろん、高校生であっても申し込みが可能です。
DMMカードの審査は厳しいですか?
「一定の条件を満たせば高校生であっても申込み可」という申込条件を見るに、DMMカードは申込者に対し、さほど高い収入や支払い能力を要求していません。
年会費無料ということもあり、このカードの審査は他と比べ、極端に厳しいとは考えにくいところです。
…ただしポケットカード(DMMカードの発行元)は、「無職」の方の審査落ち報告が多い傾向も。
無職の方の申込みが禁じられているわけではないとは言え、該当する方は注意が必要そうです。
DMMカード(DMM JCBカード)についてのまとめ
マジの””夢””絵、はじめて描いたと思われるので 恥ずかしい気持ちでいます
- DMMカードはDMMでの決済時に5.0%還元を受けられるクレジットカード。
1万円の課金なら500円相当のポイントがもらえちゃうぞ! - 貯めたポイントの使い道の狭さを考えると、基本的には「サブカード」としての活用がおすすめか
年会費無料ということもあり、DMM系のサービス(ゲームや通販など)をよく利用するなら利点の多いDMMカード。
特にゲームや英会話等で定期的にDMMへお金を支払っているのであれば、この機会に支払い方法を見直してみるのも良いでしょう。
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