
JAL(日本航空)と各クレジットカード会社が提携して発行する「JALカード」。
効率よくマイルを貯められるということで人気ではあるものの…。
いざ公式サイトを見てみると、種類が多すぎてどれを選べばいいか分からないという方も少なくはないでしょう。
ということで今回は、そんなJALカードのメリット・デメリットはもちろん、JALカードの種類やその選び方に至るまで、できるだけ分かりやすくまとめました。
\選び方に特化した動画も作りました!たくさん喋ったしたくさん書いた&描いたよ!/
共通特典やマイルの価値等には触れてないので そちらを知りたい方は先にこの記事を読んでね!
(動画作るのって、ほんとうに、大変で…)
目次
1分で分かる!そもそもJALカードってどんなクレジットカード?

JALカードは一言で言うと、日常の決済でJALマイルを貯められるクレジットカードです。


JALのマイルを貯め、お得に飛行機を利用したいという方にとって、JALカードはとても有力なメインカード候補となってくれることでしょう。
ただし効率よくマイルを貯めるには、原則として年7,150円~の年会費が必要です。

とは言え年間決済額(目安)X円以上の方なら、楽天カードよりJALカードを使った方がお得となります。
JALカード共通の特典とメリット

まずは、原則としてすべてのJALカードに共通する特典やメリットについて、簡単に解説していきます。
2025年8月発行開始のJALラグジュアリーカード(年会費24万2000円)については、特典の適用状況が異なる可能性があります。
価値の高い「JALマイル」還元で実質2.0%~還元を狙える

JALカード最大の利点は、一般のポイントよりも価値の高い「JALマイル」を貯められること。
1マイルがいくら相当かは、飛行機を利用する時期や需要、早割の有無等によって大きく変わるのですが…。
上に挙げた例のように、1マイルあたりの価値が2円相当を超えることも珍しくはありません。
結果的にマイル還元率1.0%のJALカードであれば、実質2.0%~相当の還元率を狙えます。

高還元率で知られる「楽天カード」の基本還元率は1.0%。
JALカードであれば、楽天カードの2倍以上の還元も夢ではないということですね。
「年会費を支払ってでも楽天カードよりお得」になる損益分岐点とは
楽天カードよりも高い実質還元率を狙えるJALカード。…ではあるものの、これには最低7,150円の年会費が掛かります(詳細後述)。
というわけで「7,150円の年会費を支払ってでも、楽天カードよりJALカードの方がお得となる損益分岐点X」を、1マイル=2円として計算してみたところ、
- X×0.02≧X×0.01+7,150
を解いてX≧715,000。
つまり目安として、年間カード利用額が71万5000円以上であれば、「年会費を加味してもJALカードを選んだ方がお得」と考えられます。

月当たりの平均決済額で言うと約6万円ですね!
JAL等での「フライトマイル」が10%~55%上乗せ
JALカードを使ってJAL(またはワンワールド系の提携航空会社)の飛行機を利用すると、通常より多くの「フライトマイル」を貯めることができます。

フライトマイルとは飛行機を利用してもらえるマイルのことで、利用する区間や早割の有無等によって決定します。
例えばJAL羽田→福岡便でもらえるフライトマイルは、原則として最大「567マイル」ですが…。
- 普通カード(フライトマイル+10%)なら、567マイル→623マイル
- CLUB-Aゴールドカード(フライトマイル+25%)なら、567マイル→708マイル
が付与される、といった形ですね。

詳細は後述しますが、基本的には「年会費の高いJALカードほど、フライトマイルのボーナスも増える」と考えて良いでしょう。
羽田→福岡 | 567マイル ※往復なら1,134マイル |
羽田→沖縄 | 984マイル ※往復なら1,968マイル |
東京→台北 | 1,330マイル ※往復なら2,660マイル |
東京→ロサンゼルス | 5,458マイル ※往復なら10,916マイル |
※いずれも早割などを利用しない場合の普通席・エコノミー席における目安値
ファミリーマートやマツモトキヨシ等の特約店でマイル還元率アップ
JALカードをファミリーマート等の「JALカード特約店」で使用すると、マイル還元率アップ(多くは2倍/2.0%)が適用されます。
- ファミリーマート
- イオン
- マツモトキヨシ・ココカラファイン
- ウエルシア
- スターバックス
(スターバックスカードへのオンライン入金) - JALの航空券購入、他JAL系のサービス
- その他公式サイト参照
この特典を受けるため、エントリー等を行う必要はありません。
優待対象のお店をよく利用するのなら、JALカードを持つメリットはさらに大きいと言えます。

意外な場所でマイル優待を受けられることも多いですよ!
(福岡県にしかない薬局がマイル2倍の対象だったり…)
その他JALや空港に関連する優待あり
その他JALカードには、JALや空港に関するちょっとした優待が用意されています。
- 対象の空港内免税店 にて5%または10%オフ
- JALのパッケージツアー最大6%オフ
- JAL機内販売が10%オフ
- Wi-Fi・携帯電話レンタルサービスの割引
(※一部券種に例外あり) - その他公式サイト参照
JAL便をはじめとする飛行機を利用する際には、優待を受けられないか確認しておくのも良いでしょう。

▲福岡空港内で見つけたJALカード優待ショップ
JALカードのデメリットと注意点

ここからは、JALカードを利用する上で知っておきたいデメリットや注意点について触れていきます。
高還元率には原則7,150円~の年会費が必要
学生専用カードを除き、JALカードでマイル還元率1.0%を達成するには、最低7,150円(初年度のみ4,950円)の年会費が必要です。
というのも、最も安い「普通カード」の年会費は2,200円(初年度のみ無料)。
ですがこのカードはマイル還元率が倍増する有料サービス「ショッピングマイル・プレミアム」(年4,950円)に加入しない限り、マイル還元率は0.5%止まりとなっています。

・年会費2,200円でマイル還元率0.5%
・年会費7,150円(2,200円+4,950円)でマイル還元率1.0%
の二択が生じるわけですね。
つまり「価値の高いJALマイルを効率よく貯める」という目的を果たすため、ショッピングマイル・プレミアムへの加入はほぼ必須。
結果としてJALカードの年会費は、実質7,150円~と言えるわけです。

ちなみに「年会費を加味してもショッピングマイル・プレミアムに加入した方がお得」となる年間決済額の目安は「49万5000円」です。
月あたりで言うと41,520円ですね。
→ショッピングマイル・プレミアムに入った方がお得となる損益分岐点はいくらですか?
繁忙期や人気便は特典航空券の交換ができないことも
JALに限ったことではありませんが、やはりお盆や年末年始などの繁忙期は、マイルを使った航空券の交換が難しくなります。
大型連休や大型イベントに合わせて飛行機を取る場合には、
- できるだけ早い段階で予約を済ませる
- 柔軟な旅程を組む
(可能なら早朝の便や前日の便を検討する等)
といった点に気を配れると良いですね。
- 国内線:搭乗予定日の360日前
- 国際線:旅程の最終区間出発日の前日起算で360日前の日本時間0時から

また売り切れまでとはいかずとも、予約多数につき、航空券との交換に通常より多くのマイルが必要となる場合もあります。
実際にお盆期間の必要マイルを確かめてみた
幸いわたしはJALカード会員なので、ログインしないと見ることができないJALマイルのリアルタイム・交換レートも確認可能。
しかも今はいかにも混みそうなお盆期間(執筆時8月10日)!ということで、実際に確認してみました。

福岡→東京便の最低必要マイル数は8,500。
8月13日(3日後)~16日の間は時間を選ばなければ、+400マイル(8,900マイル)から予約可能でした。

数日前の予約でコレなら、意外と温情がある
ただし8月17日~20日の区間は予約が殺到しているようで、最安値の特典航空券(マイルト国間できる航空券)は売り切れな模様。
「繁忙期中の繁忙期」にお得に飛行機を利用するには、やはりできるだけ早い時期に予約を済ませたいところです。

▲とは言え24日からは最低値で予約可能とのこと

利用する空港等によって事情は異なるので、あくまで参考程度にご覧ください。
マイルを航空券に交換できないと実質的な還元率が下がる
JALマイルが2.0%前後~の価値を持ちうるのは、あくまで「JALの航空券と交換したとき」。
そのためマイルを、
- 楽天ポイントやAmazonギフトカード等、他社の提携サービスへの交換
- JAL系サービスでの決済
(JAL Payへのチャージ、JALクーポン券への交換)
等に使用した場合、マイルの価値は相対的に低下してしまいます(多くは1マイル1円前後)。
もちろんマイルを失効させてしまうよりは、ポイント交換等に使うほうがマシですが…。
貯めたマイルを航空券との交換に使用できない場合、JALカードを持つメリットも薄くなってしまうでしょう。

ちなみにJALマイルの有効期限は36ヶ月(3年間)です。
【JALカードの選び方】まずはグレード(普通~ラグジュアリー)を決めよう!

さて、ここからは様々な種類のあるJALカードの中から、あなたに合った1枚を選んでいきましょう。
まずは上の画像や下の表を元に、気になる「グレード」を決めてみてください。
ちなみにこれと言って希望がない場合には、1番年会費の安い「普通カード」を選んで問題ないかと思います。

わたしもJALの普通カードを使ってますよ!
普通カードは最も安い年会費でマイル還元率1.0%を達成できる

JAL普通カードは、学生専用カードを除くと最も年会費が安いJALカード。
基本年会費は2,200円(初年度無料)…なのですが、これだけだとマイル還元率が0.5%止まりとなってしまうため、
- ショッピングマイル・プレミアム(年4,950円)
へ加入するのが良いでしょう。

合計必要金額は7,150円/年となります。
そして「最大1.0%還元」自体は普通カードでもプラチナカードでも変わらないため、「コスパよくマイルを貯める」ことを目的とするなら、申し込み先は普通カードで十分。
JALを利用して…というよりは「日常の決済でマイルを貯めたい」方におすすめのグレードと言えます。

各主要ブランド加えに、
・Suica付き
・PASMOオートチャージ機能付き
など、選択肢も多いですよ!

難点を挙げるのであれば、旅行保険の乏しさ※でしょうか。
とは言えこれについては、サブカードの取得などで対応可能です。
※海外旅行保険は最大2000万円だが医療費の保険なし
(年会費が高いアメックスを除く)
CLUB-Aカードは保険とフライトマイルが強化されるがちょっと中途半端かも

JAL CLUB-Aカードは、普通カードに比べ、
- フライトマイル特典
(+10%→+25%) - 入会・継続特典
(継続時最大1,000マイル→2,000マイル) - 付帯保険
(最大2000万円→最大5000万円・治療費などを含む)
が強化されたカード。
基本的には「日々のお買い物だけでなく、積極的なJALの利用でもマイルを貯めたい」という方向けと言えるでしょう。
…ただしこちらのカードも、マイル還元率1.0%の達成にはショッピングマイル・プレミアム(年4,950円)への加入が必要。
これを前提とした場合、ゴールドカードとの年会費の差額は1,650円とごく少額です(Visa・Mastercard・JCBの場合)。
結果的に「CLUB-Aを選ぶよりは、1,650円を追加してCLUB-Aゴールドを選んだ方がよい」となりがちで、ちょっと影の薄いグレードとなっています。

ゴールドカード限定優待の少ないVisa・Mastercardを希望、かつ空港ラウンジに用がないならワンチャン、といったところでしょうか…。
※アメックスはCLUB-Aカードなし

CLUB-Aカードの「JAL関連以外の」機能や特典は、普通カードと共通です。
(=カード会社的にはゴールドカードでなく一般カード扱い)
CLUB-Aゴールドカードは各カード会社のゴールド特典が魅力

CLUB-Aゴールドカードは年会費17,600円~を要するJALのゴールドカード。
他社ゴールドカードと比べてもコストは高めですが、CLUB-Aの特典に加え、
- 追加料金なしでもマイル還元率1.0%を実現
- 国内空港ラウンジサービス(カードラウンジ)が何度でも無料
- 各カード会社独自のゴールド特典が適用される
(JCB、Suica、ダイナースが特に優秀)
ということで、メリットも多いです。
カード会社ごとの違いも多いため、それぞれのメリット・デメリットを比較しながら選択できると良いですね。

・それなりに飛行機を利用する機会がある
・空港ラウンジ等のゴールド特典を利用したい
という方におすすめのグレードです!
プラチナカードは海外ラウンジやコンシェルジュ等のプラチナ限定優待が追加

JALカードプラチナは、年会費34,100円のコスパ系プラチナカード。
ボーナスマイルを含むJAL系の優待は、ほぼ「CLUB-Aゴールドカード」から据え置きですが…。
- 海外空港ラウンジサービス(プライオリティ・パス)
- 24時間365日のコンシェルジュサービス
- その他発行元が提供するプラチナ特典
(主にホテルやレストラン等での特別優待)
といった、プラチナカードならではのサービスが追加されるのがポイントです。
プラチナカードの中では年会費もお手頃、ということで、限定特典に魅力を感じるのなら、検討してみても良いでしょう。
ただし券面の種類はJCBとアメックスの2種類のみで、選択肢は限定的です。

特典の充実度ではJCB、海外加盟店数はアメックスが優勢です。
JAL・JCBカード | JAL アメリカン・エキスプレス®・カード | |
デザイン | ![]() | ![]() |
特徴 | 20万以上の優待・充実の保険 東京ディズニーランド優待等 | 国内ラウンジ同伴者1人も無料 |
年会費 | 34,100円 | 34,100円 |
国際ブランド | JCB | Amex |
発行元 | ジェーシービー | 三菱UFJニコス |
詳細 | ![]() | ![]() |
プラチナProは年間決済額300万円(できれば500万円)以上の方向け

JALカードプラチナProは、JCBブランドのJALカードプラチナに、
- 最大30,000マイルの継続特典
(年間決済額500万円~の場合/300万円~でも20,000マイル付与) - その他対象レストラン等での限定優待など
が追加された1枚。
年間決済額が300万円以上(できれば500万円以上)の方に向けたプラチナカード、と言っても良いでしょう。
年会費は77,000円とかなり高額ですが、ボーナスマイルの受け取りさえ可能であれば、リターンの大きい券種でもあります。

プラチナProは株式会社ジェーシービーのみが取り扱っています。
もちろん国際ブランドもJCBだけですね。
JALカードプラチナProについて詳しく見る


年会費 | 77,000円 | 基本還元率 | 2.0%前後~ ※マイルを航空券に交換する場合の目安値 |
国際ブランド | JCB |
還元ポイント | JALマイル |
発行元 | 株式会社ジェーシービー |
申込条件 | 20歳以上で、ご本人に安定した継続収入のある方(学生を除く) |
- 年間決済額に応じ毎年最大20,000マイル付与
※年間決済額500万円以上の場合。
年間決済額300万円~500万円未満の場合は10,000マイル付与 - カード継続で8,000マイルプレゼント
- JAL「サクララウンジ」利用クーポンの付与(年1回)
- 提携ホテルやJAL Mall等にて特別優待
- 24時間365日対応のコンシェルジュサービス
- 海外空港ラウンジサービス
- 対象のレストラン・ホテル等で優待
- JALの航空券購入や機内販売などで合計4.0%相当のマイル還元
- JCB限定東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンにて特別優待あり
- JALのフライトマイル+25%
- カード継続+初回搭乗で2,000マイルプレゼント
- 国内空港ラウンジサービス
- ファミリーマート、スターバックスなどの特約店でマイル還元率2倍
- 対象の空港内ショップや機内販売の割引
- パッケージツアーやホテルニッコー & JALシティの割引・優待
:プラチナPro限定特典
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JALラグジュアリーカードは年会費約24万円でステイタス特典が魅力

JALラグジュアリーカードは、年会費24万2000円を要求する高額なJALカード。
年会費が高すぎて他のカードとの比較も難しいのですが、一応
- マイル還元率が他より高い1.25%
- 「JMBクリスタル」のステイタス付帯
(お得意様特典・フライトマイル+55%等) - 「ラグジュアリーカードブラック」と共通の、さまざまなレストラン特典等が付帯
- 年間決済額1000万円~なら「JALグローバルクラブ」に入会しやすくなる
(Life Statusポイントの付与)
といった特徴を持ちます。
JALカードの1つ、というよりは「JALラグジュアリーカード」という独立したカードに近いため、こちらが気になる方は、以下の個別ページを参考にしてみてください。
JALラグジュアリーカードについて詳しく見る


年会費 | 242,000円 | マイル還元率 | 1.25% |
国際ブランド | Mastercard |
還元ポイント | JALマイル |
発行元 | 株式会社アプラス |
申込条件 | 20 歳以上(学生除く)でJMB番号をお持ちの方 |
- 新規入会で5,000マイル、カード継続で2,000マイル付与
- 「JMBクリスタル」のステイタス付与
(※2年目以降は要・前年度に100万円以上の決済) - JAL国際線機内でのWi-Fiサービスが年5回無料
- 年間決済額1,000万円ごとに75Life Statusポイント付与
- JAL利用状況にかかわらずJALの「サクララウンジ」年5回無料
- ラグジュアリーカード「ブラック」相当の特典
・レストランリムジン無料送迎サービス(往路)
・「映画GIFT」で月2回まで全国の映画館が無料
・ホテル、ダイニング等の特別優待
・国際線手荷物宅配無料
(出国時・帰国時ともに3個まで) 他多数 - 金属製カード
- 24時間365日対応のコンシェルジュサービス
- 海外空港ラウンジサービス
- 国内空港ラウンジサービス
- JALの航空券購入や機内販売などでマイル還元率アップ(+1.0%)
- プラチナ以下にあるフライトマイル特典なし
(+55%のJMBクリスタル特典が適用されるため) - JALグローバルクラブ専用カードなし
:ラグジュアリーカード限定特典
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意外と簡単!JALカードの種類や発行元とその選び方
ここからは、発行元やカード種別ごとのJALカードについて解説していきます。
JAL・Visaカード/Mastercardは海外決済にダントツで強い
JAL・Visaカード、またはJAL・Mastercardは実質的に「三菱UFJニコス」が管理・発行するクレジットカード。
特徴は何と言っても、Visa・Mastercardならではの海外適性の高さですね。
実際にわたしもヨーロッパに1年ほど住んでいたのですが、Visa・Mastercard(のタッチ決済)の加盟店数は、他のブランドを圧倒しています。
ということで海外(ネット決済を含む)でJALカードを使用したいなら、VisaまたはMastercardのJALカードを選択するのが良いでしょう。
ただしゴールドカードの付帯保険の内容は、JCBブランド等に一段劣ります。

わたしは欧州留学の前にJAL・Visaカード(普通)を作りました!
普通カード | CLUB-Aカード | CLUB-Aゴールド | |
デザイン | ![]() | ![]() | ![]() |
年会費 | 実質7,150円 ※ショッピングマイル・プレミアム加入時 ※初年度のみ4,950円 | 実質15,950円 ※ショッピングマイル・プレミアム加入時 | 17,600円 |
マイル還元率 | 1.0% ※ショッピングマイル・プレミアム加入時 | 1.0% ※ショッピングマイル・プレミアム加入時 | 1.0% |
フライトマイル | +10% | +25% | +25% |
空港ラウンジ | — | — | 国内無料 |
付帯保険 | 最大2000万円 ※治療費等の保障なし | 最大5000万円 | 最大5000万円 |
特徴 | お安く国内外で使えるJALカードを作りたい方へ | 空港ラウンジの利用機会がない&JAL利用頻度高い方向け | 国内空港ラウンジ(カードラウンジ)が無料 |
JALカード TOKYU POINT ClubQは海外適性にPASMOオートチャージをプラス
JALカード TOKYU POINT ClubQは、JAL・Visaカード/Mastercardに、
- TOKYU POINTカード機能
- PASMOオートチャージ機能
(※PASMO機能自体は付きません)
が追加されたような1枚。
東急ポイント加盟店やPASMOを普段から利用しているなら、こちらを選ぶのも良いでしょう。
ただしJAL・Visaカード/Mastercard同様、ゴールド限定のサービスは控えめです。

PASMOオートチャージを利用する場合のチャージ先は、
・お手持ちのPASMOカード
・モバイルPASMO
のいずれかとなります。
普通カード | CLUB-Aカード | CLUB-Aゴールド | |
デザイン | ![]() | ![]() | ![]() |
年会費 | 実質7,150円 ※ショッピングマイル・プレミアム加入時 ※初年度のみ4,950円 | 実質15,950円 ※ショッピングマイル・プレミアム加入時 | 17,600円 |
マイル還元率 | 1.0% ※ショッピングマイル・プレミアム加入時 | 1.0% ※ショッピングマイル・プレミアム加入時 | 1.0% |
フライトマイル | +10% | +25% | +25% |
空港ラウンジ | — | — | 国内無料 |
付帯保険 | 最大2000万円 ※治療費等の保障なし | 最大5000万円 | 最大5000万円 |
特徴 | お安く国内外で使えるJALカードを作りたい方へ | 空港ラウンジの利用機会がない&JAL利用頻度高い方向け | 国内空港ラウンジ(カードラウンジ)が無料 |
※TOKYU POINT CARD機能、PASMOオートチャージ機能は全グレード共通
JAL・JCBカードはゴールド以上の特典・付帯保険が強力
JAL・JCBカードは株式会社ジェーシービー発行のJALカード。
特徴は全系列で最も多い、5種類(普通~プラチナPro)のグレード展開、そしてゴールドカード以上の優秀さにあります。
- 国内外20万以上のお店やサービスで優待(クラブオフ)
- 最大1億円の旅行保険
(航空機遅延補償等も付帯) - その他Visa等にないダイニング・グルメ優待等
に魅力を感じるなら、ゴールド以上のJAL・JCBカードを選ぶのが良いでしょう。
ただしJCBブランドはVisa・Mastercardに比べると、海外での加盟店数(使えるお店)が少ないため注意が必要です。
クラブオフの特典について詳しく見る
お店やサービス | 優待内容 |
コメダ珈琲 | ドリンクのサイズアップ (レギュラー→たっぷりサイズ) |
ポムの樹 | ソフトドリンクが無料 (2名様まで対象) |
白木屋、笑笑、魚民 目利きの銀次 他 | 10%オフなど |
PIZZA-LA | 最大500円オフ |
Uber Eats | 初回注文で1,800円オフ |
U‐NEXT Hulu | 無料トライアル期間の延長 |
booking.com (宿泊予約サイト) | 最大1,500円のAmazonギフトカード付与 |
Expedia (宿泊予約サイト) | 最大1,500円のAmazonギフトカード付与 |
イオンシネマ | 1,800円の鑑賞料金が1,300円に |
MOVIX | 2,000円の鑑賞料金が1,400円に |
ビックエコー カラオケ館 | 室料30%オフ |
エミナルクリニック (医療脱毛) | 最大1万円オフ |
レジーナクリニック | 10%オフ (全身脱毛など) |
メンズリゼ | 全身脱毛10%オフ |
その他 | 習い事、サブスク、宿泊、サロンなど多数(国内外20万以上) |
※掲載されている優待内容については、予告なく変更となる場合がございます。

とは言え「たまに海外に行く」程度であれば、サブカードとして無料のVisaカードを持つこと等で対応できるかと思います。
JALカード OPクレジットは小田急ポイントカード&PASMOオートチャージ機能付き
JALカード OPクレジットはOP、つまり「小田急ポイント(カード)」の機能を持つJALカード。
全グレードに共通するのは、
- 小田急ポイントカード機能
- PASMOオートチャージ機能
(TOKYUと同じく、PASMO機能自体はなし)
の2つですね。
さらに発行元はJAL・JCBカードと同じ「株式会社ジェーシービー」ということで、ゴールドカード限定の特典や保険も優秀です。
小田急系のお店をよく利用する方や、JCBのゴールド特典に魅力を感じる方は、こちらのカードが有力な申込先候補となってくれることでしょう。
JALカードSuicaはSuicaオートチャージに加え魅力的なJR東日本の優待も多数
JALカードSuicaは名前通り、Suicaの機能そのものが付帯したカード。
発行元はJR東日本系の「ビューカード」ということで、
- Suicaオートチャージ機能あり
(他カードやモバイルSuicaへのチャージもOK) - モバイルSuicaへのチャージでJREポイント1.5%還元
- JR東日本の切符をネットで購入したとき還元率アップ
- 【ゴールド限定】年100万円の決済で5,000円相当のJRE POINT付与
等、独自の優待やサービスが揃っています。
ただしその一方で、
- 唯一「タッチ決済」の機能なし
(Suicaとタッチ決済の両立は不可能っぽい) - 唯一「キャッシング枠」の付帯不可
- JCBブランドなので海外決済には弱い
- JR東日本系の決済にはJALマイルが還元されない
(代わりにJREポイント還元)
と、注意点も多め。
結果的にメリットもデメリットも多い、少しピーキーなJALカードとなっています。

とは言えモバイルSuicaを含む、JR東日本のサービスをよく利用するならチェックして損はないはずです!
JAL・Amexは普通カードでも「同伴者1名を含む国内空港ラウンジ無料」
JALアメリカン・エキスプレス®・カードは、アメックス(American Express)ブランドのJALカード。
前提として、発行元はアメリカン・エキスプレス社…ではなく、Visa・Mastercardと同じく「三菱UFJニコス」社となっています。
アメックスブランドのJALカードの特徴は、
- 普通カードであっても、少し充実した付帯保険が付く
(他ブランドの普通カード以上・CLUB-A未満) - グレードにかかわらず、「同伴者1名を含め」国内空港ラウンジが無料
といった部分でしょうか。
ただし普通カード・ゴールドカードは他ブランドより年会費が高いため、コスパの観点から言うとおすすめしづらい部分があります。

以前は「Amexのみ、チャージでマイルを貯められる電子マネー」等もあったのですが、現在は塞がれてしまいました。
結果として、他ブランドとの差別化が難しくなっている印象です。
JALダイナースカードは高難易度だがダイニング優待など多数
JALダイナースカードは、その名の通りダイナースクラブカードと提携したJALカード。
一応ゴールドカード相当ですが、年会費は30,800円とお高めです。
とは言えその分利点も多く、
- 明確な限度額なし
- プラチナカード相当のレストラン優待等
- 海外空港ラウンジサービスが年10回無料
- ポイントの有効期限なし
(※ダイナースは他JALカードと違い、「JALマイルに交換できるポイント」が貯まるタイプ)
といった点に魅力を感じるなら、有力なメインカード候補となってくれることでしょう。

「限度額なし」を実現するために審査難易度は高いのですが、その分ステータス性も高いですよ!
JALラグジュアリーカードは超高額だがその名の通り豪華特典が付帯
JALラグジュアリーカードは、年会費24万2000円~を要する超・高額なJALカード。
概要は先述した通りですので割愛するとして、実はこちらのカードにも、
- 通常のJALラグジュアリーカード
- JALラグジュアリーカード「Limited」
という2つのグレードが存在します。
Limitedの方は完全招待制、かつ年会費が59万9500円ととんでもないので、誰でも持てるものではありませんが…。
ラグジュアリーカードならではの特典や、JMBステイタスのサービスに魅力を感じるなら、狙ってみるのも良い…かもしれません。
ラグジュアリー | ラグジュアリーLimited | |
デザイン | ![]() | ![]() |
年会費 (家族会員) | 242,000円 (66,000円) | 599,500円 (99,000円) |
マイル還元率 | 1.25% | 1.50% |
国際ブランド | Mastercard | Mastercard |
付与ステイタス | JMBクリスタル | JMBサファイア (FLY ONポイント50,000P付与) |
Luxury Card 特典 | Black相当 | Gold相当 (ダイニング優待、リムジン送迎などのサービス強化) |
JALラグジュアリーカードには、一部のJALカード共通特典(Wi-Fiレンタル優待等)が適用されません。

問い合わせ口も他カードと違いますし、JALカードの一部というよりは「ラグジュアリーカードの一部」という扱いなようです。

▲JALカードの選び方の解説動画より 使い回しとも言う
JALカードには、「学生しか申し込めないもの」「20代の方しか申し込めないもの」も存在します。
ここからはそんな「若者向けJALカード」について、簡単に解説していきます。

申し込みさえ可能なら、通常のJALカードより「若者向けJALカード」を選ぶのがおすすめです!
JALカードnaviは、学生専用のJALカード。
JALカードで唯一「(在学中)年会費無料」であるにもかかわらず、
- 追加料金なしでマイル還元率1.0%
- 航空券との交換に必要なマイル数が割引される
- 早割で航空券を購入しても、フライトマイルが割り引かれない
- 在学中はマイルの有効期限なし
等など、そのサービスは有料のJALカードより優秀です。
自分で航空券を購入する機会のある学生さんはもちろん、卒業後を見越してマイルを貯めておくのも良いでしょう。

ただし申し込みが可能なのは、「18歳から29歳まで」の学生さんに限られます。


年会費 | 在学中無料 | 基本還元率 | 2.0%前後~ ※マイルを航空券に交換する場合 |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
還元ポイント | JALマイル |
発行元 | 三菱UFJニコス株式会社 他 |
申込条件 | 18歳以上30歳未満の学生の方 |
- 国内線・国際線航空券との交換に必要なマイルが減額される
- 割引運賃を使った場合でもフライトマイルが100%貯まる
(ツアープレミアム/要申し込み) - JALカードが指定する外国語検定に合格すると500マイルプレゼント
- マイルの有効期限が在学中無期限
- 入会またはカード継続後の初回搭乗で1,000マイルプレゼント
- JALのフライトマイル+10%
- ファミリーマート、スターバックスなどの特約店でマイル還元率2倍
- 対象の空港内ショップや機内販売の割引
- パッケージツアーやホテルニッコー & JALシティの割引・優待
:学生限定特典
※学校卒業後は「JAL普通カード」へ自動切換となります。
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20代専用「JAL CLUB EST」は限定特典も選択肢も豊富
JAL CLUB ESTは「学生でない20代」の方のためのJALカード。
年会費は実質7,700円からと高めですが、
- 毎年2,500マイルを無条件でプレゼント
- 年5回サクララウンジ(国内線)を利用可能
- マイルの有効期限が3年→5年に延びる
- 同グレードの通常のJALカードに対し、フライトマイル+5%
(普通カードなら+15%、CLUB-A以上なら+30%)
といった限定特典が付与されています。
さらに普通~プラチナカードを選択可能ということで、働く20代の方はこの「CLUB EST」の中から申し込み先を選ぶと良いでしょう。

ちなみにカードの選択肢は一般のJALカードとほぼ同じですが…。
「ダイナース」「プラチナPro」「ラグジュアリー」にはCLUB ESTの用意がないためご注意ください。
普通カード | CLUB-Aカード | CLUB-Aゴールド | プラチナ | |
デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
年会費 | 実質7,700円 ※カード年会費2,200円+CLUB EST年会費5,500円 | 実質16,500円 ※カード年会費11,000円+CLUB EST年会費5,500円 | 実質19,800円 ※カード年会費17,600円+CLUB EST年会費2,200円 | 実質36,300円 ※カード年会費34,100円+CLUB EST年会費2,200円 |
マイル還元率 | 1.0% | 1.0% | 1.0% | 1.0% |
国際ブランド | Visa Master JCB Amex | Visa Master JCB | Visa Master JCB Amex | JCB Amex |
特徴 | 最も年会費が安い | 保険とフライトマイル強化 | 国内空港ラウンジ 他ゴールド特典 | 海外空港ラウンジ 他優待多数 |
※ダイナース等の一部を除き、各券種を選択可能
※JAL CLUB ESTの特典はどのグレードも共通
TIPS:JALカードとANAカードの違いについて
ここからは参考情報として、JALカードとANAカード(というよりJALマイルとANAマイル)の違いについて簡単に解説していきます。
こちらはJALカードとANAカード、どちらを選べばいいか迷っている方向けの情報です。
地方の便や国際線の場合は「どちらか片方しか就航していない」場合も多いためご注意ください。
航空券との交換に必要なマイル数は「JALなら原則として一定」
JALとANAの違いとしてまず挙げられるのが、「時期によって必要なマイル数が変わるかどうか」。
具体的に言うとJALの必要マイル数は原則として年間を通し一定であるのに対し、ANAは「繁忙期かそうでないか」で必要マイル数が変わります。
JAL | ANA | |
ローシーズン | 9,500マイル | 8,000マイル |
レギュラーシーズン | 9,500マイル | 9,500マイル |
ハイシーズン | 9,500マイル | 12,000マイル |
結果として同じ区間であっても、
- ローシーズン(閑散期)を狙って飛行機を利用できるなら「ANA」
- ハイシーズン(繁忙期)に飛行機を利用するなら「JAL」
のマイルがお得になりやすいと言えます。
ローシーズン | ・1/9~2/28 ・4/3~4/23 ・12/1~12/24 |
レギュラーシーズン | ・3/1~3/13 ・5/13~7/17 ・8/25~11/30 |
ハイシーズン | ・1/1~1/8 ・3/14~4/2 ・4/24~5/12 ・7/18~8/24 ・12/25~12/31 |

ただし国際線のファーストクラスなんかだと、JALの場合もシーズンによって必要マイル数が変動します。
海外の航空会社との提携が多いのはANAの方
JAL・ANAはどちらも、提携する海外の空港会社でマイルを貯めたり、使ったりすることが可能です。
その提携航空会社の数は、
ということで、ANAが優勢。
海外の航空会社を利用する機会が多いなら、ANAマイルの方が汎用性が高そうです。
マイルの有効期限はどちらも「原則36ヶ月」で同じ
JAL・ANAのマイルの有効期限はどちらも原則36ヶ月(=3年間)。
どちらを選んでも特別に長い…ということはありません。
ただし、
- マイルの有効期限が延長される「JALカードnavi」「JAL CLUB EST」等の存在
- ANAカードはマイルではなく、他社のポイントを受け取って任意のタイミングでマイルに交換できる
(JALカードではダイナースのみがこのタイプ)
といった細かな相違点は存在します。

マイルの前にカード会社のポイントを挟むタイプは、実質的な使用期限が延びるというメリットもある一方、「交換に手間や時間が掛かる」という難点も。一長一短です。
券面の選択肢の多さはグレードによって異なる
JALカード、ANAカードの券種をそれぞれ洗い出してみると、以下のようになりました。
JALカード | ANAカード | |
普通・一般 | Visa Mastercard JCB 東急カード提携 小田急ポイントカード提携 Suica付き American Express | Visa Mastercard JCB 東急カード提携 東京メトロ提携 Suica付き nimoca付き American Express |
CLUB-A・ワイド (普通とゴールドの間) | Visa Mastercard JCB 東急カード提携 小田急ポイントカード提携 Suica付き | Visa Mastercard JCB |
ゴールド | Visa Mastercard JCB 東急カード提携 小田急ポイントカード提携 Suica付き American Express Diners | Visa Mastercard JCB JCB Precious 東京メトロ提携 American Express Diners |
プラチナ (年会費5万円未満) | JCB American Express | — |
プラチナ以上 (年会費5万円~) | JCB(プラチナPro) ラグジュアリー ラグジュアリーLimited | Visa JCB Diners American Express |
その他 | 学生専用カード 20代以下専用カード (各グレードあり) | 学生専用カード 20代以下専用カード (1グレードのみ) |
どちらの方が選択肢が多いかは、グレードによりけりですね。
細かな違い(Suica付きカードにビューカード会員向け優待が適用されるかなど)も多いため、クレジットカードとしてどちらが優秀…と言い切ることはできません。

ちなみに年会費は、
・普通カードならJALカードの方が少し安い
・ゴールドカードならANAカードの方が少し安い
といったかんじです。
【2025年改訂あり】特典航空券との交換に必要なマイル数の一覧

特典航空券(マイルと交換できる航空券)に必要なマイル数の例は以下の通りです。
東京⇔大阪 大阪⇔福岡 | 13,000マイル |
東京⇔広島 名古屋⇔福岡 | 15,000マイル |
東京⇔札幌 東京⇔福岡 大阪⇔札幌 福岡⇔沖縄 | 17,000マイル |
東京⇔沖縄 福岡⇔札幌 | 19,000マイル |
日本⇔ソウル | 15,000マイル |
日本⇔中国各地 東京⇔台湾 日本⇔グアム | 20,000マイル ※一部地域のみ22,000マイル |
日本⇔シドニー | 46,000マイル |
日本⇔ホノルル | 40,000マイル |
日本⇔米国各地 | 54,000マイル |
日本⇔フランクフルト | 46,000マイル |
日本⇔パリ | 54,000マイル |
参考元:日本航空公式サイト
「JAL国内線特典航空券 必要マイル数」
「JAL国際線特典航空券 必要マイル数」

片道分のチケットのみを交換したい場合、必要マイルの最小値は上の表の半分となります。
例えば台湾に行って帰ってくるためには20,000マイルが必要。マイル還元率1.0%のJALカードであれば、決済額200万円で達成できる計算となりますね。
とは言え実際はフライトマイルやボーナスマイル等のおかげで、より少ない決済額で目的を達成できることも多いでしょう。
予約状況によっては上記よりも多くのマイルが必要となる場合があります。
JALカードに関するよくある質問と回答

ここからはJALカードに関連する、よくありそうな質問にお答えしていきます。
JALカード(各グレード)の年会費の元を取るために必要な決済額はいくらですか?
1マイル=2円相当とした場合、各カードの「年会費の元を取る」ために必要な年間決済額は以下の通りです。
普通カード (ショッピングマイル・プレミアム加入) | 357,500円/年 (月29,792円) |
CLUB-Aカード (ショッピングマイル・プレミアム加入) | 797,500円/年 (月66,459円) |
CLUB-Aゴールドカード (Visa、Mastercard、JCB) | 880,000円/年 (月73,334円) |
JALカードプラチナ | 1,705,000円/年 (月142,084円) |
※プラチナPro以上は割愛
※入会特典・継続特典の考慮なし
とは言え実際のところは特典の活用等により、もう少し低い決済額で「年会費の元を取る」ことも可能だろうと思います。
ショッピングマイル・プレミアムに入った方がお得となる損益分岐点はいくらですか?
1マイル=2円相当として、「ショッピングマイル・プレミアム(年4,950円)に加入した方がお得な年間決済額X」を計算すると、
- X×(0.01×2)≧X×(0.005×2)+4,950
を解いてX≧495,000。
つまり年間決済額が目安49万5000円以上であれば、追加年会費を支払って「ショッピングマイル・プレミアム」に加入した方がお得です。

月平均で言うと41,520円ですね。
ゴールドカード以上やJAL CLUB EST、JALカードnaviの場合、ショッピングマイル・プレミアムの追加年会費を支払う必要はありません。
JALカードとJAL Payに相乗効果はありますか?
JALカード会員限定のキャンペーン等が行われていない限り、基本的には普通にJALカードで支払った方がお得です。
というのも現行のJALカードで「JAL Pay」にチャージをしても、マイルは還元されません。
またJAL Payの基本マイル還元率は0.5%ということで、JALカードの方が上であるためです。

いつの間にかJALカードからのチャージが還元対象外になってた
JALカードの特徴や選び方についてのまとめ

- JALカードは、JALやカード会社が提携して発行する「日常の決済でJALマイルを貯められるクレジットカード」。
お得に飛行機に乗るためのメインカードとして非常に有力 - グレードや種類はいろいろあるながら、マイル還元率1.0%自体は「普通カード」でも達成できる。
あとは予算や特典を照らし合わせながら、あなたに合った1枚を選ぼう!
JAL便を利用するときはもちろん、そうでないときも効率よくマイルを貯められる「JALカード」。
予算や特典を見比べた上で、あなたに合った1枚を選んでみてくださいね。

それはそうと動画作るのがマジで大変だったので、よかったらチャンネル登録等 していただけると助かります…
動画初心者にJALカード総括はね 荷が重すぎたよね

だからってむしゃくしゃを きょむにぶつけるんじゃない




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