ビューゴールドプラスカードの徹底解説!特典や損益分岐点、入会特典まで詳しく解説

ビューゴールドプラスカードは、JR東日本グループのゴールドカード。

年会費は11,000円と安くはありませんが、特にクレジットカードやJR東日本をよく利用する方であれば、メリットの多いカードであることは確かです。

今回はそんなビューゴールドプラスカードのメリット・デメリットや、一般カードと比べた場合の損益分岐点などを中心にまとめました。

目次

1分でチェック!ビューゴールドプラスカードのメリット・デメリット

ビューゴールドプラスカードは、一言で言うと「年100万円以上クレジットカードを使用する、JR東日本ユーザーにおすすめ」のカードです。

このカードのメリット
  • 新規入会で最大24,000ポイントが貰える(7月31日申し込み分まで)
  • ボーナスポイントを加味すると実質還元率は1.0%前後相当となる
    (年間決済額100万円~の場合)
  • JR東日本の決済で最大10%還元
    その他特典多数
  • Suicaオートチャージ機能
このカードのデメリット
  • 年間決済額100万円未満だと、実質還元率は0.5%止まり
  • タッチ決済の機能は付いていない
  • JCBブランドなので海外での利用には向かない

年会費は11,000円と高めですが、現在行われている入会キャンペーンでは、その負担を補って余りある「JREポイント」を獲得可能です。

SuicaやJR東日本系のサービスをよく利用する方であれば、このゴールドカードのサービスをチェックしてみて損はないでしょう。

ビューゴールドプラスカードが提供するサービスと特典について

ビューゴールドプラスカードを選ぶべきは、このカードが提供するサービスに年11,000円分以上の価値を見出せる人です。

そこでまずは、このカードの特典やメリットについて詳しく見ていきましょう。

【7月31日まで】入会キャンペーンで最大24,000ポイントが貰える

ビューゴールドプラスカードは積極的に入会キャンペーンを行っているクレジットカードの1つ。

2024年7月31日までの入会に適用されるキャンペーンでは、なんと合計最大24,000円相当(20代の方なら27,000円相当!)の「JRE POINT」を受け取ることが可能です。

ビューゴールドカード「夏のオンライン入会キャンペーン」
【恒常】
新規入会特典
5,000ポイントプレゼント
【2024年10月31日まで】
新規入会特典
6,000ポイントプレゼント
【2024年10月31日まで】
新規入会特典(39歳以下限定)
39歳以下の方に限り
さらに3,000ポイントプレゼント
【2024年10月31日まで】
家族カード同時入会特典
3,000ポイントプレゼント
【2024年10月31日までに入会】
モバイルSuica利用特典
2024年9月30日までに「モバイルSuica5,000円以上を含む30万円以上の決済」で10,000ポイントプレゼント

※キャンペーン参加の前提として2024年12月31日までに「ビューカードアプリ」へのログインを済ませること

ビューゴールドプラスカードの年会費(11,000円)をゆうに超えるポイントを貰える可能性があると言うことで、ぜひ活用したい特典だと言えるでしょう。

キャンペーンの参加には、カード入会後にインターネット会員サービス「VIEW’s NET」 を通したエントリーが必要ですのでご注意ください。

ビューカードを使ってもらえる「JREポイント」の使い道について教えてください。

年間利用額が100万円以上なら一律で5,000ポイントをプレゼント

ビューゴールドプラスカードを年に100万円以上使用すると、ボーナスポイントとして5,000円相当の「JREポイント」を受け取ることができます。

このカードの基本還元率そのものは0.5%相当と低めですが、ボーナスポイントを加味して考えると、100万円決済時の実質還元率は1.0%相当となるでしょう。

通常の決済でもらえる0.5%還元と5,000円分のボーナスポイントの合計は、年間決済額が100万円のとき10,000円相当(=1.0%相当)となるためですね。

さらに年間利用額が150万円以上なら最大12,000円相当のボーナスポイントを上乗せ

画像引用元:ビューカード公式サイト

さて、ボーナスポイントが「年間決済額が100万円に達した場合」の1度きりに限られるのであれば、「決済額が100万円を超過するほど実質還元率が下がる」という事態が生じてしまいます。

これを避けるためもあってか、ビューゴールドプラスカードでは、年間決済額ごとに以下の通りの、更なるボーナスポイントが適用されます。

ビューゴールドプラスカードのボーナスポイント(2)
年間決済額ボーナスポイント
150万円~200万円未満3,000ポイント
200万円~250万円未満6,000ポイント
250万円~300万円未満9,000ポイント
300万円以上12,000ポイント

こちらのボーナスポイントは、先述の「年間利用額が100万円に達した時にもらえる5,000円相当のボーナスポイント」と重ねて受け取ることができますのでご安心ください。

例えば1年間の「ビューゴールドプラスカード」の利用合計額が270万円だった場合には、

  • 100万円の決済を条件とした5,000ポイント
  • 250万円~300万円未満の決済を条件とした9,000ポイント
  • 0.5%相当の通常還元分13,500ポイント(優待などを加味しない場合)

の合計27,500ポイントを受け取れる計算となりますね。

この場合の実質還元率は、27,500÷270万=約1.01%となります。

※ポイントはいずれもJREポイント

年間利用額が400万円以上ならラグジュアリーな「選べる特典」が適用される

ボーナスポイントが加算されるのは「年間利用額300万円まで」ですが、年間利用額が400万円に達した場合には、以下の「選べる特典」が適用されます。

2023年12月8日に、新しい特典となる「20,000円相当のJREポイント付与」の追加が発表されました!

ビューゴールドプラスカードの選べる特典
厳選ホテルでの宿泊またはディナーへのペアご招待以下のいずれかを選択
・東京ステーションホテル ペアご宿泊(朝食付き、最大150組・抽選)
・東京ステーションホテル ブラン ルージュ ペアディナー
・メズム東京、オートグラフ コレクション ペアご宿泊(朝食付き)
・メズム東京、オートグラフ コレクション レストラン「シェフズ・シアター」 ペアディナー
・ホテルメトロポリタン 鎌倉 ペアご宿泊(朝食付き)
プライオリティ・パス
プレステージ会員資格
世界各地の「海外空港ラウンジサービス」が無料で使い放題に
ビューゴールドラウンジご利用券(15枚)新幹線を利用する予定がなくても15回、ビューゴールドラウンジを使用可能
【new!】JREポイント20,000円相当のJREポイントをプレゼント
【2023年12月発表・2024年の交換分より適用】

※いずれか1つのみ適用

年間決済額400万円(=月あたり平均約33万円の決済)というハードルはかなり高いものの、もしこれを実現できる場合に適用される特典は、年会費に対して破格の内容と言っても良いでしょう。

海外空港ラウンジのサービスや実際に使ってみた感想については、以下のページをご覧ください。

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モバイルSuicaや「えきねっと」といったJR東日本系のサービスで最大10%還元

ビューゴールドプラスカードでは、モバイルSuicaや「えきねっと」といったJR東日本系のサービスにおいて、一般カードよりも大きな優遇が適用されます。

ビューカードのポイント優待
還元率(一般)還元率(ゴールド)
「えきねっと」で切符を予約5.0%10.0%
モバイルSuicaで切符や定期券を購入5.0%10.0%
(グリーン券、切符)
6.0%
(定期券)
みどりの窓口や券売機での切符購入0.5%1.0%

特にインターネットサービスを通した切符の購入であれば、10%ものポイント還元(≒実質10%引き)を受けられるということで、是非とも活用したい特典だと言えるでしょう。

「えきねっと」では新幹線・JR特急列車の切符の他、ツアー旅行やレンタカー関連の決済も可能ですよ!

ビュー・スイカカード(一般)とビューゴールドプラスカードの比較

ビューゴールドプラスカードに搭載のSuicaを、モバイルSuicaに移行できますか?

東京駅構内の「ビューゴールドラウンジ」を利用可能(※条件あり)

ビューカード公式サイトより、ビューゴールドラウンジのイメージ

ビューゴールドプラスカードの会員は、

  • 当日東京駅発の新幹線グリーン車・特急列車グリーン車を利用する
  • 「ビューゴールドラウンジご利用券」を提示する
  • 当日東京駅発の「グランクラス」を利用する
    (こちらはゴールドカードをお持ちでなくてもOK)

といういずれかの条件を満たすことで、東京駅構内にある「ビューゴールドラウンジ」を90分以内、使用可能となります。

ビューゴールドラウンジでは、ソフトドリンクや小さなお菓子、専用Wi-Fiやクロークなどのサービスを利用できるとのこと。

東京駅で過ごす時間がより快適になるということで、たまにでも新幹線や特急列車に乗車する機会があるのなら、ぜひチェックしておきたい特典と言えるでしょう。

ビューゴールドプラスカードの会員でない同伴者がこのラウンジを利用する場合には、3,300円の料金(またはビューゴールドラウンジご利用券の提示)が必要です。

詳細:ビューカード公式サイト「東京駅ビューゴールドラウンジ」

ビューゴールドラウンジを利用した方の口コミ

ゴールドカードらしく国内空港ラウンジも使い放題

ビューゴールドプラスカードは他の多くのゴールドカードと同様に、

  • 各国内空港のラウンジサービス
  • ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)のラウンジサービス

無料で利用できます

サービスの内容はラウンジによって異なるものの、私が利用したことのある福岡空港や成田空港のラウンジでは、

  • 専用のフリーWi-Fi
  • ソフトドリンクまたは缶ビール(いずれか一方を選択)
  • 快適なオフィススペースやソファ

等が提供されていました。

ビューゴールドプラスカードを使って利用できる空港ラウンジについて詳しくは、ラウンジサービスを提供している「JCB」の公式サイト をご確認ください。

同伴者がラウンジに入室する際には、1,000円前後の入室料が必要です。

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ビューカード会員向けの優待も一般会員よりグレードアップ

ビューカードの会員はJR東日本が定める、「ビューカード会員限定特典」を利用可能です。

そしてビューカードのゴールドカードの会員は、この会員特典が一般会員よりさらに一回り、充実したものとなります。

ビューカード会員優待の例
  • 東京駅周辺の対象施設 の年間利用額5万円ごとに、3,000円分の施設利用券をプレゼント
  • グランスタ八重北 2階「北町酒場」優待
  • 「JR東日本ホテルズ」の宿泊や飲食代の利用額10万円ごとに、7,000円分のホテル利用券をプレゼント
  • JR東日本ホテルズにて最大20%割引、その他優待多数
  • JRホテルグループ宿泊料金割引
  • 東急ホテルズにて宿泊基本料金10%割引
  • 新宿中村屋 レストラン優待
  • カラオケ ビッグエコー室料30%オフ
  • 空港宅配JAL ABC優待サービス優待>
  • その他独自の優待(ゴールド限定含む)多数

:ゴールド限定特典

特に東京駅周辺の商業施設やJR東日本系のホテルを利用する機会があるのなら、各特典をよくチェックしておきたいところです。

実は大学生の頃、東京駅の駅ビルでバイトをしていたのですが…。あの辺りは美味しいお店や面白い地下街などがあって楽しいですよね!

「改札を出るまで」適用される付帯保険もグレードアップ(最大5000万円)

ビューゴールドプラスカードの会員に適用される付帯保険は、一般カード(最高1000万円)よりも充実しており、最大で5000万円の保険金を受け取ることが可能です。

またこのカードの旅行保険は、

  • 近頃めっきり少なくなってしまった「自動付帯」
    (=このカードを使って旅行代金を支払ったかどうかにかかわらず、保険が適用される)
  • 国内旅行保険の場合は、宿泊先に加え「改札に入ってから出るまで」の怪我が補償の対象

という特徴を持っているのもポイントです。

ビューゴールドプラスカードの付帯保険
海外旅行保険(自動付帯)
傷害死亡・後遺障害最高5000万円
傷害治療費用
疾病治療費用
最高200万円
賠償責任最高3000万円
携行品損害最高20万円
※自己負担額3,000円
救援者費用最高100万円
国内旅行保険(自動付帯)
傷害死亡・後遺障害最高5000万円
怪我による入院5,000円/日
怪我による手術5,000円×倍率
※手術の種類により変動
怪我による通院3,000円/日
ショッピング保険
国内・海外でのお買い物年間300万円
※ビューゴールドプラスカードで購入した品物が、90日間以内に偶然壊れたり、盗まれた場合の損失を補償
※自己負担額5,000円

近頃はサービス内容を悪化(いわゆる改悪)するクレジットカードが多い中、ビューゴールドプラスカードは2023年7月に、保険の内容の拡大を決行していますよ!

もちろんSuicaオートチャージ&ポイント優遇などのビューカード共通特典も適用

ビューゴールドプラスカードには、もちろん

  • Suica機能の付帯
  • Suicaオートチャージ機能
  • Suicaへの(オート)チャージ時、ポイント還元率アップ(1.5%)

といったビューカード共通の特典が適用されます。

一般カードに比べチャージ時の還元率が上がるわけではないものの、この特典が他社カードと比べた際の、大きなアドバンテージであることは確かでしょう。

ビューゴールドプラスカードのデメリット

何かと利点の多いビューゴールドプラスカードですが、決してデメリットが存在しないわけではありません。

ここからは、このカードへ申し込む前に知っておきたい注意点について解説していきます。

年間利用額100万円未満の場合は基本還元率の低さが気になる

ビューゴールドプラスカードの基本還元率は0.5%と低めです。

この問題点は年間利用額が100万円に達したときに適用されるボーナスポイントによって解消されるものの、

  • 年間利用額が100万円に届かない
  • カードの利用状況に応じ、できる限り早くポイントを受け取りたい

という場合には、ビューゴールドプラスカードのポイント制度が懸念となることでしょう。

ちなみに年間利用額が100万円以上であれば、このカードの実質還元率は1.0%前後相当(多くの高還元カード相当)となります。

Suicaとの兼ね合いのせいか「タッチ決済」の機能が搭載されていない

ビューゴールドプラスカードを含む各ビューカードには、Suica搭載の兼ね合いもあってか「タッチ決済」の機能が付いていません

コンビニエンスストアなどで「クレジットカードをかざすだけ」での支払いには、(Suicaを使う場合でなければ)対応していませんのでご注意ください。

デメリット

タッチ決済を利用できないと、JCBがしばしば行っている「タッチ決済」利用者限定キャンペーンにも参加できないことになりますね…。

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国際ブランドはJCB限定、海外での利用にはあまり向かない

ビューゴールドプラスカードの国際ブランドは「JCB」のみです。

日本発祥のこのブランドは海外、特に欧州圏などにおける加盟店数(=使えるお店の数)がかなり少ないため、海外に行く機会が多い方の場合は注意が必要です。

とは言え「たまに海外に行く」程度であれば、Visaブランドの無料サブカードを作るくらいでも対応できることでしょう。

▲全世界の加盟店数比較。
MastercardやVISAに比べ、JCBの加盟店数が非常に少ないことが分かります。

画像引用元:Mastercard公式サイト

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ビュー・スイカカード(一般)とビューゴールドプラスカードの比較

「ビューゴールドプラスカードは気になるけれど、11,000円もの年会費の支払いに抵抗がある…」という方は少なくないでしょう。

そこでここではビューゴールドプラスカードと、下位カードにあたる「ビュー・スイカカード」を比較し、「ゴールドカード/一般カードの方がお得になる条件」を計算してみました。

2グレードのビューカード比較
ビュー・スイカカードビューゴールドプラスカード
デザイン
年会費524円11,000円
基本還元率0.5%0.5%
国際ブランドJCB、Visa、MasercardJCBのみ
入会特典最大5,000円相当
【2024年1月末まで】
最大18,000円相当
【2024年1月末まで】
ボーナスポイント最大5,250円/年最大12,000円/年
えきねっと・モバイルSuica最大5.0%還元最大10.0%還元
付帯保険 最大1000万円 最大5000万円
その他・JREポイントカード機能
・Suica(オート)チャージでポイントアップ
・ビューカード会員特典(一般)
左記に加え、
・ビューゴールドラウンジサービス
・空港ラウンジサービス
・ゴールド専用特典 他

【7月31日まで】入会キャンペーンのおかげで「1年目は」ゴールドカードの方がお得になりやすい

2024年7月31日申し込み分まで適用される入会キャンペーンでは、

  • 一般カードの場合、最大8,000円相当
  • ゴールドカードの場合、最大24,000円相当

のJREポイントを受け取ることができます(いずれも20代でない場合)。

決済に関する条件などを満たすことができたなら、年会費の違いを加味しても、1年目ならゴールドカードの方がお得と言えるでしょう。

せっかくのキャンペーンですから、1年後の年会費の請求が届くまでに、「お試しでゴールドカードを使ってみて、継続するかどうかを決める」のもおすすめです!

2年目以降のビューゴールドプラスカードの損益分岐点は「年300万円の決済」

さて、ここで問題となるのは入会特典・キャンペーンが適用されない、2年目以降の損益分岐点です。

ゴールドカードと一般カードにおいて、「お得さ」の面で差が生じやすいのは、やはりボーナスポイント関連でしょう。

そこでそれぞれのカードグレードごとの「もらえるポイントの合計額」を、実際に計算してみました。

年間利用額ごとの合計還元ポイント比較
一般カードゴールドカード
年100万円7,750P
(通常還元5,000P
+ボーナス2,750P、以下同様)

10,000P
(通常還元5,000P
+ボーナス5,000P、以下同様)

※差額+2,250円
年会費の差額10,476円に届かない!
年150万円12,750P
(7,500P+5,250P)
15,500P
(7,500P+8,000P)
※差額+2,750円、同上
年200万円15,250P
(10,000P+5,250P)
22,000P
(10,000P+11,000P)
※差額+6,750円、同上
年250万円17,750P
(12,500P+5,250P)
26,500P
(12,500P+14,000P)
※差額+8,750円、同上
年300万円20,250P
(15,000P+5,250P)
32,000P
(15,000P+17,000P)
※差額+1,1750円 やっと届いた!

一般カードのボーナスポイントは「年間決済額150万円」で頭打ちとなるものの、ネックとなるのはやはり2つのカードの年会費の差額です。

そして上の計算結果を見ても分かる通り、ゴールドカードのプラス分が2枚のカードの年会費の差「10,476円」を超えるのは、年間決済額が300万円に達した時となるでしょう。

このように正直なところ、入会2年目以降にボーナスポイントのみを頼って「一般カードよりもお得に」ゴールドカードを使用することはやや困難です。

ただし実際のところは、

  • えきねっと等でのポイント優遇
  • ゴールドカード限定の東京駅周辺施設の優待
  • 各種ラウンジサービス

といったゴールドカード限定特典を活用することで、より低い水準であっても「一般カードよりお得」となることは多いでしょう。

ビューゴールドプラスカードを2年以上持つのであれば、「ゴールド限定特典」の活用を意識したいですね!

ちなみに…

他サイトではこの水準よりも低額な「損益分岐点」が示されていますが、そちらは単に、「ビューゴールドプラスカードを使って<年会費の元を取る>ために必要な決済額」を表しているようでした。

「年会費の元を取るために必要な決済額」と、「一般カードよりもお得になる損益分岐点」は異なるもので、後者の基準の方は高くなります。

当サイトではより需要の高い、「一般カードとゴールドカードのどちらを使った方がお得になるか」という基準を計算して掲載しています。

デメリット

要は「一般カード」と「ゴールドカード」を比べているのか、「無」と「ゴールドカード」を比べているのかという違いですね。
このサイトで採用しているのは前者の方です。

ちなみに単に「年会費の元を取る」ために必要な決済額Xは、ボーナスポイントが貰える「年120万円」です。
ですが年間決済額が120万円以上であっても、一般カードとの損益分岐点300万円を下回っているのなら、一般カードを選んだ方がお得になる可能性があるため注意が必要です。
(もちろん空港ラウンジ等のゴールド限定特典を踏まえると、そうとも言い切れませんが)

国際ブランドの選択肢は一般カードの方が多いので注意

基本的にビューカードの場合、上位カード(ゴールドカード)のサービスは下位カードの上位互換です。

ただし国際ブランドの選択肢のみは例外で、VisaまたはMastercardブランドの選択を希望するのであれば、一般カードを選択する必要がありますのでご注意ください。

ただし「タッチ決済」の機能が付いていない点については、VisaやMastercardブランドのビューカードも原則として同じです。

※Suica機能が付いていないビューカードであれば、タッチ決済付きカードを選択できる場合があります(ただしゴールドカードの提供なし)。

実際にビューゴールドプラスカードを使用している方の口コミ・評判

クレジットカードの利用者100名にアンケート調査を行ったところ、うち1名が「ビューゴールドプラスカード」に関する口コミを寄せてくださいました。

ここではそんな貴重な、「実際の利用者の感想」を紹介させて頂きましょう。

ビューゴールドプラスカードの口コミ

▲ご提供画像
(契約の事実が分かるもの)

ハンドルネーム
シオンさん
申込時の属性
・47歳
・会社員
・年収500万円
利用可能枠
覚えていない
5点満点で評価するなら?
このカードを選んだ理由
東京に旅行に行く予定があり、乗車券を購入するとポイントが付与されるので。
またゴールドカード特典で、東京駅にあるラウンジを無料で利用できるので。
自由な口コミ・感想
えきねっとで利用するとかなりポイントたまり、スイカにチャージすると地元のスーパーなどの買い物で利用できるので助かっている。
東京方面にJRで旅行した時に新幹線グリーン券があると90分無料でラウンジを利用できた。ドリンクやお菓子を頂くことができて、旅の思い出となった。

シオンさんは「東京に旅行に行った」とのことで東京都内にお住まいではないようですが、

  • えきねっとでのポイント優遇(10%還元)
  • Suicaへのチャージ機能(ポイント優遇あり)
  • ビューゴールドラウンジ

といった特典やサービスに、大変満足しているとのこと。

おそらくビューゴールドプラスカードへの申し込みを検討している方の多くは関東圏にお住まいの、JR東日本ユーザーかと思います。

ですがこのシオンさんの口コミからは、「新幹線を使ってよく東京に行く」という方であっても、このカードの特徴を活かせると分かると分かりますね。

「実家が東京にある」等の理由で、しばしば東京を訪れる方であれば、関東圏でなくともこのカードを使用する利点がありそうです!

ビューゴールドプラスカードに関するよくある質問と回答

ここからは、ビューゴールドプラスカードに関連するよくある質問にお答えしていきます。

お探しの情報が見当たらない場合にはコメント欄やメールフォームなどからお気軽にご相談ください。

ビューゴールドプラスカードの年会費を元を取るために必要な決済は年間いくらですか?

7月31日申し込み分まで適用される入会キャンペーンであれば、各種条件を達成するのみで年会費を上回るポイントを受け取ることができます。

一方で入会特典を加味しない場合、つまり2年目以降に「年会費の元を取る」(=11,000円相当以上のポイントを獲得する)ということを考えると、

  • 年間決済額100万円のとき、通常還元分のポイント(0.5%)+ボーナスポイント5,000円相当を合計し、還元されるのは計10,000円相当
    (JR東日本関連のポイントアップなどを加味しない場合)
  • 不足分1,000円相当の獲得に必要な追加分の決済は1,000×0.005=20万円

→以上2つを合計すると、11,000円相当のポイントを獲得するために必要な年間決済額は最低120万円

と考えることができるでしょう。

つまり1ヶ月あたり10万円以上クレジットカードを使う方であれば、入会特典がなくても「入会費相当以上」のポイントを受け取ることが可能です。

JR東日本系サービス(Suicaのオートチャージを含む)でのポイントアップ優待を加味すると、実際の「年会費の元を取る」ための必要ラインはもう少し低くなりますよ!

ビューゴールドプラスカードの改悪とは何ですか?

直近の「改悪」発表と言えば、2024年3月31日に海外空港ラウンジサービスである「ラウンジ・キー」サービスの提供が取り下げられるというものでしょう。

ただしこの「改悪」前から、このサービスでは海外ラウンジを利用するたびに35US$の入場料が必要でした。

海外空港ラウンジサービスを積極的に利用したい方は、もともと楽天プレミアムカード等を選んでいたであろうことを考えると、この「改悪」が直撃する方はさほど多くないのではないかと思います。

年400万円の決済を条件に適用される「選べる特典」の海外空港ラウンジサービスは、今後も継続されますよ!

ビューカードを使ってもらえる「JREポイント」の使い道について教えてください。

JREポイントの、主な使い道は以下の通りです。

JREポイントの主な使い道
  • JREポイント加盟店で1ポイント=1円として支払いに使用する
    (アトレ、エキュート等の駅ビル で使用可)
  • ショッピングサイト「JRE MALL」で1ポイント=1円として支払いに使用する
  • Suicaのチャージに使う
    JRE POINT WEBサイト への事前登録が必要
  • 商品券やクーポン、ペンギングッズ等と交換する
  • その他公式サイト参照

アトレ等の駅ビルや「JRE MALL」を利用する機会があるのならそのお支払いに、そうでないなら「Suica」へのチャージに使うのが、最も手軽でしょうか。

とは言えもちろん、QOL(クオリティオブライフ)アップを狙うのであれば、ポイントを貯めて特別な体験やグッズとの交換を狙ってみるのもおすすめです。

ビューゴールドプラスカードの審査は厳しいですか?どのくらいの年収が必要ですか?

ビューゴールドプラスカードの申し込み条件を見ても、具体的な年収水準は記載されていません。

ただし先に紹介したシオンさんの例を見るに、500万円の年収があれば審査に通過できる可能性があることは確かでしょう。

そして実際のところ、年会費11,000円程度のゴールドカードかつ会社員の方の場合、年収の下限は300万円~400万円程度となっていることが多いです。

1枚の審査に落ちてしまうことにさほど大きなデメリットはない※ため、ビューゴールドプラスカードのサービスに魅力を感じるなら、半ば「ダメ元」で申し込みを行ってみるのもありでしょう。

ただし自営業者や不労所得(投資を含む)で生活している方等は、収入が高くても審査が不利に進みやすい傾向にあります。

※ 一般的に、1つのカードの審査に落ちると6ヶ月間は同じカードの審査を受けることができなくなります。
6ヶ月以内に属性が向上する(収入が上がるなど)予定があるのなら、それを待って申し込みを行うのが無難かもしれません。

ビューゴールドプラスカードに搭載のSuicaを、モバイルSuicaに移行できますか?

いいえ、ビューゴールドプラスカードに搭載されたSuicaをモバイルSuicaに移行することはできません

モバイルSuicaを活用したい場合には、ビューカードに搭載されたSuicaとは別のSuicaを、アプリ内に作成する形となります。

参考元:ビューカード公式サイト

ビューゴールドプラスカードを使い、モバイルSuicaにオートチャージすることはできますか?

はい、こちらは問題なく可能です。

メインカード向け=様々なお店で使いたい、つまりお財布に入れておきたいビューゴールドプラスカードを、改札で使用することは難しいかもしれません。

そんな場合でも「モバイルSuica」のサービスを使えば、「スマートフォンをかざすだけ」かつオートチャージを使用しながら、便利に改札を通過できます

モバイルSuicaへのオートチャージ時であっても、ポイントアップの優待(1.5%)は適用されますよ!

ビューカードにプラチナカードやブラックカードはありますか?

いいえ、ビューカードの最上級グレードにあたるのは、今のところ「ゴールドカード」です(JAL提携カード等を含む)。

年間決済額400万円以上の方に、プラチナカード顔負けのサービスが適用されることには、こういった事情もあるのかもしれませんね。

ビューゴールドプラスカードについてのまとめ

ビューゴールドプラスカードのまとめ
  • 【7月31日申し込み分まで】新規入会で年会費を超える最大18,000円相当のポイントがもらえる
    (20代ならさらに+3,000ポイント!)
  • 年間利用額が100万円以上なら実質還元率は1.0%前後相当の高水準に
  • JR東日本関連の決済なら最大10.0%還元、その他ラウンジサービスなどの優待多数
  • もちろんSuicaオートチャージも利用可能(ポイント優遇付き)
  • 注意すべきはタッチ決済機能が付いていないことや、海外での決済に向かないことか

ビューゴールドプラスカードは、クレジットカード、そしてJR東日本系のサービスをよく利用する方と相性の良い、有力なメインカード候補です。

1年分の年会費の負担を帳消しにできる入会キャンペーンが行われている今なら、「お試しでとりあえず1年間、ゴールドカードを使ってみる」のもよいでしょう。

年会費
11,000円
基本還元率
0.5%
国際ブランド
JCB
還元ポイント
JRE POINT
発行元
株式会社ビューカード
申込条件
満20歳以上の安定した収入のある方
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード※
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • 【10月31日申し込み分まで】新規入会で最大27,000円相当のJREポイントが貰える
  • 年100万円決済時、5,000円相当のJREポイントプレゼント
    さらに年間決済額に応じて合計最大17,000円相当のポイントが貰える
  • 東京駅のビューゴールドラウンジを利用可能
  • ゴールド専用のビューカード会員限定特典
  • 「えきねっと」またはモバイルSuicaを使った切符・定期券の購入で最大10.0%還元
  • 国内空港ラウンジサービス
  • 年間決済額が400万円以上なら「選べる特典」が追加
    (宿泊招待、海外空港ラウンジサービスなど)
  • Suica機能、Suicaオートチャージ機能付き
    (定期券も搭載可能)
  • JREポイントカード機能付き
  • モバイルSuicaへのチャージ、またはSuicaオートチャージで1.5%還元
  • 「JRE MALL」「JRE MALLふるさと納税」にて最大3.5%還元

:ゴールドカード限定特典


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