JP BANKカードとは、ゆうちょ銀行ユーザー向けのクレジットカード。
…ではあるのですが、年会費が設定されていることもあり、すべての「ゆうちょ」ユーザーにおすすめとは言い難いのが現状です。
今回は当サイトに寄せられたリクエストにお応えする形で、JP BANKカードの特典や「あまりおすすめできない」理由について、極力分かりやすくまとめました。
2024年8月の券面リニューアルや2025年3月~適用の改悪などまで加味した最新版ですよ!
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1分で分かる!JP BANK カード
JP BANK カードは一言で言うと、「ゆうちょ銀行のキャッシュカードに最低限のクレジット機能が付いたカード」です。
すごい……酷評したみたいになっちゃった…。
のですがわたしが見たところ、JP BANKカードを1枚作るよりは、
- ゆうちょ銀行のキャッシュカード
- 無料で優秀な、その他のクレジットカード
をそれぞれ用意した方が、コスト面でも特典面でも利点が多いというのが結論です(特に30歳以上の方の場合)。
なんというか、「JP BANKカードでなければならない」理由がほぼないんだよな…。
強いて言えば「郵便局で月1万円以上、切手やレターパック等を購入する方」であれば、JP BANKカードならではの利点を活かせるだろうと思います。
該当する方はあまり多くないかと思いますが…。
JP BANK カードのメリットと特典
軽くdisったところでなんですが、ここからは「JP BANK カード」の機能や利点について解説していきます。
ゆうちょ銀行のキャッシュカードにクレジット機能をプラス
JP BANK カードは、ゆうちょ銀行とクレジットカード会社が提携して発行するクレジットカード。
基本的には「ゆうちょのキャッシュカードに、クレジット機能がついたもの」と考えてよいでしょう。
ということで「何らかの理由でその他の支払い方法が使えないとき」等にJP BANKカードを持っていれば、予備の決済方法となってくれるかもしれません。
メインのクレジットカードを紛失してしまったときとか…
【条件あり】郵便局でのお買い物ならポイント5倍(2.5%)
郵便局(ネットショップ含む)でJP BANK カードを使用し、お買い物をすると通常の5倍(2.5%相当)のポイントが還元されます。
こちらは郵便局提携のクレジットカードらしい特典ですね。
ただし、
- ポイントアップの特典が適用されるのは、JP BANKカードを「月に1万円以上」使用した場合のみ
- 郵便局の窓口では、そもそもクレジットカードを使用できない場合がある
(印紙の購入、代金引換など)
といった点には注意が必要です。
お仕事の関係などで、切手やレターパック等を大量に購入する方にとては嬉しい特典と言えそうです。
ただし決済額制限のせいで、JP BANKカードを「郵便局専用のカード」としづらいのもまた確かです。
特典対象外のお店での還元率は0.5%と低いですしね…。
【条件あり・一部ブランド限定】ローソンでの決済でもポイント5倍(2.5%)
Visa・MastercardのJP BANKカードに限り、JP BANK カードを「ローソン」で使用した場合にもポイント5倍(2.5%)の特典が適用されます。
ただし、
- 郵便局と同様、ポイントアップにはJP BANKカードを「月に1万円以上」使用する必要がある
- ローソンにおいて、7.0%還元だの15.0%還元だのを達成できる無料クレジットカードが存在する
(=ローソンをお得に使うならもっと良い選択肢がある)
ということで、「JP BANKカード独自の利点」として紹介するにはちょっと弱いかもしれません。
カラオケ店や引っ越し業者などで優待を受けられることも
JP BANKカードの会員は、
- メガネスーパー
- アート引越センター
- サカイ引越センター
- カラオケ ビッグエコー
- カラオケ館
といったお店やサービスで、割引などの優待を受けられます。
優待の対象店はJCBカードS等で使える「クラブオフ」と重なる部分も多いのですが…。
各優待は「カードを見せるだけ」で適用されるとのことで、これらのお店等を利用する機会がある方にとっては素直に嬉しいサービスと言えます。
JP BANKカード会員の優待について詳しくは、こちらの公式サイト をご確認ください。
その他カードやブランド限定のポイントアップ特典あり
その他JP BANKカードには、
- Amazonでポイント3倍(1.5%)
(Alente※またはJCBブランド限定) - セブンイレブン等でポイント3倍(1.5%)
(JCB限定/ただし他社に7%~還元あり) - ファミリーマート・イオン等でポイント3倍(1.5%)
(Alente限定)
といった券種やブランド別の優待が設けられています。
※29歳以下のみ申し込めるVisaブランドのJP BANKカード
後述のポイントの使いづらささえ問題にならなければ、これらのポイントアップ特典を理由にJP BANKカードを使用することも視野に入るでしょう。
特に29歳以下限定の「ALente」は、Amazonやコンビニエンスストアをよく利用するならメリットが多いカードと言えます。
ただしファミリーマートに関して言うと、ALenteの優待と「ファミペイ」クーポン等を併用できない点はやや気になるかもしれません。
JP BANKカードのデメリット・注意点
冒頭でも触れた通り、わたしはこのカードを広い層におすすめできるものではないと考えています。
ここからはその根拠となる、JP BANKカードのデメリットや注意点について解説していきます。
基本のポイント還元率は低め(0.5%)かつポイントの使い勝手も良くない
ゴールドカード(年会費11,000円)等の例外を除くと、JP BANKカードの基本還元率は0.5%(1,000円につき5円相当の1ポイント還元)。
ポイントの貯まりやすさは楽天カード(1.0%還元)の半分ということで、お得な決済方法とは言いづらい部分があります。
しかも貯めたポイントは、
- 何かに交換しなければ価値を持たない
- 一定単位のポイントを貯めなければ交換できない
- ポイントの交換先によって、1Pあたりの価値が大きく変わる
(=有効な交換先が限られる)
とやたら制限が多く、決して使いやすいとは言えません。
JP BANKカードを使ってもらえるポイントの種類は、
・Visa・Mastercard…JP BANKカードポイント
・JCBブランド…Oki Dokiポイント
と異なりますが…。
使いづらいという意味ではどちらも似たようなものです。
しかもどちらのポイントも有効期限は2年ほどと、決して長くはありません。
1年間クレジット機能を使用しないと1,375円の年会費が掛かる
JP BANKカード(一般)は、1年間クレジット機能を利用しないと1,375円の年会費が発生します。
普通のクレジットカードなら、この仕様は「原則無料」と言っても良いものですが…。
ポイントの使いづらさや特典の適用されづらさ等を考えると、わざわざJP BANKカードのクレジット機能を使うべき場面を見出しにくい=年会費が発生しやすい、という方は多いでしょう。
29歳限定のJCBブランドのJP BANKカードやゴールドカードといった、年会費設定が異なるカードも存在します。
ゆうちょのデビットカードやSuica付きカードとの併用は不可
JP BANKカードの公式サイトによると、すでにゆうちょ銀行のデビットカードを使用している方はJP BANKカードに申し込むことができません。
またSuicaや楽天Edyといった電子マネー機能付きの「ゆうちょ銀行キャッシュカード」をお持ちの方は、キャッシュカードを「JP BANKカード」に移行したとき、キャッシュカードの電子マネーを使用できなくなるとのことでした。
SuicaやEdy機能の付いたICキャッシュカードをご利用の場合、JP BANK カード(キャッシュカード一体型)のお申し込みにともない、SuicaやEdy機能はご利用いただけなくなります。
引用元:ゆうちょ銀行公式サイト
JP BANKカードの審査は時間が掛かるという口コミが多い
JP BANKカードの口コミ(あまり多くはありませんが)を探してみると、1ヶ月どころか「2ヶ月経っても審査結果が届かない」という内容すら見受けられます。
「最短即日でカード発行」を可能としているカード会社も増えている今、ここまで時間が掛かるのは大きな懸念と言ってよいでしょう。
JP BANKカード、いつまで経っても来ないから審査落ちたかと思ったら申込みメールに「1ヶ月かかります」と書いてあった〠
— 蟻井える (@3cherepakha) September 28, 2023
流石、元お役所w
ゆうちょのクレジットカード10月に申し込んでから届くのずっと待ってるんだけどワンチャン審査落ちある? 私が審査落ちるなら我が家全員審査通んないまであるが
— (@sakuraine_UNTI) December 29, 2023
ゆうちょのクレジットカードがあまりにも届かなすぎるので、別なカード会社のカードも申し込もうかな…
— 半狐 (@TlFoxHuman) April 5, 2023
貧乏すぎて審査が長引いているのかしら(笑)
家、車を始め、借金だらけだからね笑
ちなみに発行元である三井住友カード・ジェーシービーは提携カードであっても、最短数分~長くても数日で審査が完了するカード会社。
そのためここまで審査に時間が掛かるのは、ゆうちょ側の事情によるようですね…。
そう考えると審査の内容にも、ゆうちょ側の基準が追加されている(=一般の三井住友カードやJCBカードより審査が厳しい)可能性がありそうです。
【改悪】VISA/Mastercardのボーナスポイントの付与は終了
Visa・MastercardのJP BANKカードには、年間決済額ごとにボーナスポイントがもらえる制度が設けられていましたが…。
こちらの特典は2025年1月引き落とし分をもって終了。
結果としてこれからJP BANKカードを重用しても、実質的な基本還元率を引き上げることはできません。
【Visa・Mastercardのみ】支払い遅れには495円のペナルティが発生する
2025年3月より、Visa・MastercardのJP BANKカードで支払い遅れが発生すると、遅延損害金(年14.6%)に加え、495円の「改修事務手数料」が上乗せされます。
支払いが遅れなければ済むこととは言え、一般のカードにないペナルティが存在することは大きな注意点と言えます。
デカいレディーボーデンが買えちゃう
参考元:JP BANKカード公式サイト
そもそも他に優秀な無料クレジットカードが多すぎる
いろいろ解説してきましたが、JP BANKカード最大の問題点は、結局のところ「JP BANKカードにしかない利点」が薄いことでないかと思います。
上の比較図からも分かる通り、「普通のゆうちょ銀行のキャッシュカード」と「優秀な無料クレジットカード」を分けて持った方が、何かとメリットが多いんですよね…。
もちろん、
- 銀行のキャッシュカードとクレジットカードを、絶対に1枚にまとめたい
- 月に1万円以上、郵便局で買い物をする
- 【29歳以下限定】ALente限定の優待対象店を利用する機会が多い
という方はその限りでないものの、上の条件に該当しないのであれば、JP BANKカードではない決済方法を探した方が良いんじゃないかと思います。
JP BANKカードの年会費が無料なら「もしものときの決済方法」としておすすめできたのですが、実際は放置してると年会費を取ってきますからね…。
ちなみに「キャッシュカードと一体であること以外、特別な利点がない」というのは地方銀行のクレジットカード等でもよく見られることで、特に珍しくはなかったりします。
JP BANKカードの代わりとなるクレジットカードの候補
「よりお得になるのなら、JP BANKカード以外の選択肢にも目を向けたい」という方に向け、ここでは
- メインの決済方法向けの高還元カード
- 特定のお店やサービス等でお得なサブ使い向けカード
を簡単に紹介していきます。
基本還元率が高いメイン使い向けのクレジットカード
広い層におすすめしやすい、基本還元率が高いクレジットカードの例は以下の通りです。
JP BANKカード(一般)の基本還元率は0.5%(楽天カード等の半分)と考えると、これらのカードの有用さが分かりますね。
日常の決済をお得にこなしたいのであれば、ゆうちょ銀行のキャッシュカードとは別に、上のようなカードを選ぶと良いでしょう。
もちろんどのカードも、ゆうちょ銀行口座を使った支払いが可能です。
ちょっと人を選ぶ部分のあるカードや、高価格帯のカードも候補に加えたい方は、以下のページもチェックしてみてください。
コンビニ等でお得なサブ使い向けのクレジットカード
「すでにメインの決済方法は確保済みで、2枚目・3枚目のカードを探している」という方におすすめの申し込み先候補は以下の通りです。
三井住友カード(NL) | 三菱UFJカード | JCBカードS | ビューカード スタンダード | セゾンパール・アメックス | |
デザイン | |||||
年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 | 524円 | 原則無料 |
基本還元率 | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% |
国際ブランド | Visa Mastercard | Visa Mastercard JCB Amex | JCB | Visa Mastercard JCB | Amex |
特徴 | セブンやローソン等で7%~還元 | セブンやローソン等で最大15%還元 | コメダ珈琲等20万以上の優待 | モバイルSuicaへのチャージで1.5%還元等 | スマホ決済で2.0%還元 |
詳細 |
特にローソンでの優待を理由に「JP BANKカード」を検討している方にとっては、
- 三井住友カード(NL)
- 三菱カード
あたりが有力な申込先候補となってくれるでしょう。
ちなみにJCBカードSに適用されるポイントサービス(Amazonでのポイントアップ等を含む)は、JCBブランドのJP BANKカードと同じ内容です。
もう少しニッチなサブカード等をお探しの方は、以下のページが役に立つかもしれません。
JP BANKカードの種類と選び方
ここからはデメリットなどを承知で「JP BANKカードを作りたい」という方に向け、JP BANKカードの種類や選び方について解説していきます。
29歳以下の方は特典が追加された若者向けJP BANKカードを選択できる
JP BANKカードには、
- Visaブランドの「JP BANK VISAカード ALente」
(三井住友カード発行) - JCBブランドの「JP BANK JCB カード EXTAGE」
(ジェーシービー発行)
という、2種類の29歳以下限定カードが存在します。
どのカード会社も、今後長いお客様となりうる若い方の入会を歓迎しているということで、そのサービス内容は一般カードの上位互換と考えてよいでしょう。
具体的に言うとこれらの29歳以下限定カードには、
- 入会後3ヶ月間はポイント3倍(1.5%相当)
- 海外利用分のポイントアップ
(Visaなら3倍、JCBなら2倍)
といった利点が設けられています。
ALente(Visa) | EXTAGE(JCB) | |
デザイン | ||
年会費 | 1,375円 ※初年度無料 ※前年に1回以上の決済で無料 | 5年間無料 ※ただし途中解約で2,200円の手数料発生 |
還元率 | 0.5% | 0.75% |
ポイントアップ | Amazon ファミリーマート イオン すかいらーく 等 | Amazon セブンイレブン 等 |
ひとこと | 独自の優待に魅力を感じるならサブカードとして候補に | 同じ優待を受けられてより高還元なJCBカードWの存在が気になるかも |
詳細 |
JP BANK VISAカード ALente(三井住友カード)
「JP BANK VISAカード ALente」は、Visaブランドの29歳以下限定・JP BANKカード。
年会費設定は「初年度無料・前年に1回以上の決済があれば次年度も無料」と一般カードと変わりありませんが、
- 入会後3ヶ月はポイント3倍(1.5%)
- 【Visa限定】海外での還元率3倍(1.5%)
(※ただし3.63%の海外手数料あり) - Amazonやファミリーマート、au、ビックカメラ等でポイントアップ(1.5%)
- Visaの一般カードにない、海外旅行保険等の追加
という利点が追加されています。
またVisaブランドですので、ローソンでのポイントアップ(※条件あり)も適用されますね。
ローソンやファミリーマート等でのポイントアップに魅力を感じる29歳以下の方であれば、こちらのVisaブランドが有力な申込先候補になるだろうと思います。
ただしローソンでのポイントアップは、月々の決済額が1万円以上でなければ適用されないため注意が必要です。
JP BANK JCB カード EXTAGE(ジェーシービー)
JP BANK JCB カード EXTAGEは、JCBブランドの29歳以下限定・JP BANKカード。
こちらのカードの特徴は新規入会から5年間、利用状況にかかわらず年会費が発生しない点にあります。
そのためあなたが29歳以下、かつノーコストでクレジット機能を付帯させたいなら、この「EXTAGE」が有力な申込先候補となるでしょう。
加えてJP BANK JCB カード EXTAGEは、一般カードより還元率が高め(0.75%相当)に設定されていますね。
その一方、
- 初回更新時(入会から5年後)以内に解約すると、2,200円の発行手数料を取られてしまう
- より還元率が高く(1.0%相当)同じポイントサービス・ポイント優遇を持つJCBカードWが存在する
といった点には注意が必要です。
JP BANKカード(一般)は年齢を問わず使用可能
30歳以上の方であっても問題なく申し込めるのが、JP BANKの一般カード。
年会費は基本1,375円ですが、
- 入会初年度である
- 前年に1回以上、クレジット機能を使用した
という条件を達成できたなら無料となります。
発行元が異なる性質上、Visa・MastercardとJCB間ではサービス内容がやや異なるためご注意ください。
Visa・Mastercard | JCB | |
年会費 | 1,375円 ※初年度無料 ※前年に1回以上の決済で無料 | |
ローソン優待 | ポイント5倍 ※月間カード利用額が1万円以上の場合のみ | なし |
旅行保険 | なし | あり |
貯まるポイント | JP BANKカードポイント | Oki Dokiポイント |
JP BANKカード(ゴールド)は年会費がかさむが還元率アップ
JP BANKカード ゴールドカードは、年会費11,000円を要する一般カードの上位カード。
こちらのカードを選択すると、
- ポイント還元率の倍増(1.0%)
- 国内空港ラウンジサービスの付帯
- 付帯保険のパワーアップ
(特にJCBなら海外旅行保険が最大1億円など充実)
と言った利点が追加されます。
サービス内容は良くも悪くも普通のゴールドカード、といったところですが…。
ポイント還元率の倍増もあって、やっとメインカードとして使いやすくなったと言っても良いでしょう。
ただし郵便局関連の優待などが、向上することは特にありません。
またJP BANKカード ゴールドカードでは、
・年間決済額が100万円以上なら20%
・年間決済額が300万円以上なら50%
の年会費優遇を受けられます。
JP BANKカードに関するよくある質問と回答
ここからは、JP BANKカードに関連するよくある質問にお答えしていきます。
JP BANK カードの締め日・引き落とし日はいつですか?
JP BANKカードの支払いスケジュールは、
- VisaまたはMastercardブランドの場合、「毎月末締め・翌26日払い」
- JCBブランドの場合、「毎月15日締め・翌10日払い」
です。
例えばVisaブランドのJP BANKカードであれば、「1月1日~1月31日」にこのカードを使った分の引き落としが「2月26日」に行われる形となりますね。
JP BANK カードはApplePayやGoogle Payに対応していますか?
はい、対応しています。
JP BANKカードを各スマートフォンに登録すると、
- VisaまたはMastercardブランドの場合「iD」(または各タッチ決済)
- JCBブランドのカードの場合「QUICPay」(同上)
の規格が適用されます。
ゆうちょ銀行のキャッシュカード機能が付かないJP BANK カードはありますか?
「ALenteを除くVisa・MastercardブランドのJP BANKカード」に限り、キャッシュカードと分離したカードの発行が可能です。
ただし利点があるかは……
JP BANKカード以外でも「ゆうちょ銀行」口座で支払いができますか?
はい。一部の例外(他行キャッシュカード機能付きカード等)を除き、ほとんどのクレジットカードはゆうちょ銀行口座を使った支払いに対応しています。
例えば他行グループの「三井住友カード(NL)」や「三菱UFJカード」であっても、ゆうちょ銀行口座を使った支払いが可能です。
JP BANKカードの解約について教えてください。
JP BANKカードの解約方法は「ゆうちょ銀行窓口での手続き」のみです。
電話やインターネットによる解約には一切対応していないため注意が必要です。
参考元:JP BANKカード公式サイト
JP BANKカードのまとめ
- JP BANKカードを作る意味が「明確にある」のは、
・絶対に「ゆうちょ銀行」のキャッシュカードとクレジットカードを1枚にしたい
・月に1万円以上、郵便局で買い物をする
・【29歳以下限定】ALente限定の優待対象店を利用する機会が多い という方に限られそう - 上記に該当しない場合には、ゆうちょのキャッシュカードと他の優秀なクレジットカードを分けて持った方が良い。
これはJP BANKカードのクレジット機能が完全無料でない&利点を活用しづらいため
券面リニューアル等が行われはしたものの、「多くの人におすすめ」とは言い難いJP BANKカード。
とは言えキャッシュカードとクレジットカードを「絶対に1枚にしたい」方や、郵便局をよく利用する方であれば、このカードを活用してみるのも良いでしょう。
年会費 | 1,375円 ※初年度無料 ※前年に1回以上の決済で無料 | 基本還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
還元ポイント | JPバンクカードポイント(Visa・Mastercard) Oki Dokiポイント(JCB) |
発行元 | 三井住友カード株式会社(Visa・Mastercard) 株式会社ジェーシービー(JCB) | ||
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
※1 旅行保険の付帯はJCBのみ
※2 Mastercardはタッチ決済なし
- ゆうちょ銀行のキャッシュカード機能が付帯
- 日本郵便の窓口やネットショップでポイント5倍(2.5%)※
- 【Visa・Mastercard限定】ローソンにてポイント5倍(2.5%)※
※月間カード利用額が1万円以上の場合にのみ適用
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