デビットカードとクレジットカードは、どちらも多くのお店やサービスで便利に使える支払い方法です。
ただし2つのカードは「使えるお店」こそ似ている一方、支払いの仕組みやメリット・デメリットには大きな違いが存在します。
今回はそんなデビットカードとクレジットカードの違いや選び方について、初心者向けに分かりやすくまとめました。
デビットカードとクレジットカードは、どちらも多くのお店やサービスで便利に使える支払い方法です。
ただし2つのカードは「使えるお店」こそ似ている一方、支払いの仕組みやメリット・デメリットには大きな違いが存在します。
今回はそんなデビットカードとクレジットカードの違いや選び方について、初心者向けに分かりやすくまとめました。
「収入がない」「信用情報に問題がある」そんな理由でクレジットカードの審査に不安を感じている方は、決して少なくありません。
そしてそんな不安を抱えているのであれば、「同じ状況で審査に通過できた人がいる」カードへ申し込むのがベストでしょう。
そこで今回は実際に延べ100人にアンケート調査を行った結果などをもとに、「審査に不安があっても入会できる可能性があるカード」について詳しく解説します。
クレジットカードのデザインは、ある意味最も「替えが利かない」要素です。
特にクレジットカードの利用額そのものが大きくないのなら、「デザイン」「見た目」を理由にカードを選ぶのも良いでしょう。
見た目が良いカードは、持っているだけでも気分が上がりますしね!
そこで今回は、私が特に「デザインがよい・綺麗」と思ったカードの券面デザイン一覧と、その中から特におすすめのカードの情報をまとめました。
「20代女性が選んだ、デザインが好印象なカード」の参考にしてみてください。
クレジットカードのタッチ決済とは、「カードやスマホをかざすだけ」で支払いが可能となる、クレジットカードの一機能です。
使い方はとても簡単、かつ従来のカード払いよりもスピーディなので、ぜひ生活に導入したい決済方法だと言えるでしょう。
実際に私も、ほぼ毎日VISAの「タッチ決済」を使用しています。
今回はそんなクレジットカードの「タッチ決済」について、初心者向けに分かりやすくまとめました。
クレジットカードのタッチ決済とは、「カードを電子マネーの読み取り部分にかざす」だけで支払いを済ませる機能です。
支払いの際に「VISAのタッチ決済で」など、聞き慣れない言葉を言う必要はありません。
通常のカード払いと同じく「カードで」「クレジットで」と伝えるだけで、タッチ決済に対応してもらえます。
タッチ決済の機能が付いたクレジットカードさえあれば、大手コンビニエンスストアなどですぐに「タッチ決済」を始められます。
→自分のカードにタッチ決済機能が付いているか、確認することはできますか?
従来の「カードを差し込んで決済する」「店員にレジでカードを切ってもらう」方法と比べた際の、タッチ決済の利点とは何なのでしょうか。
ここからは「クレジットカードのタッチ決済」の基本情報やメリットについて、より詳しく解説していきます。
タッチ決済を使う最大のメリットは、ごく単純に「支払いが簡単でスムーズ」であることです。
例えばコンビニエンスストアで通常のカード決済を行う場合、「カードを読み取り機に挿入し、数秒待つ」必要があります。
これに対し、タッチ決済であれば「カードを電子マネーの読み取り部分にかざすだけ」で支払いが完了します。
「タッチ決済」を活用できれば、読み取り機にカードを挿し込んだり、店員にカードを手渡さずことなく、よりスピーディに会計を済ませられるでしょう。
タッチ決済を利用する上で、サインを書いたり暗証番号を入力する必要はありません。
逆に言うと、サインや暗証番号の入力が求められる高額な決済(一般に1万円以上)に、タッチ決済を使用することはできません。
日本ではいまだ「読み取り機にカードを挿し込んで支払う」方法が主流ではあるものの、タッチ決済が主流となっている国や地域は多いです。
少なくとも私が滞在したことのあるヨーロッパ圏(フランス語圏・ドイツ語圏)では、カード払いと言えばタッチ決済でした。
お店によってはタッチ決済しか使えないこともありましたので、海外に行く機会がある場合には「タッチ決済」機能付きのカードを1枚は持っておきたいところです。
→おすすめは「VISA」!国際ブランド別のタッチ決済とその違い
タッチ決済を使った支払いは、通常のカード払いと同じくポイント還元の対象となります。
特典に特殊な条件が付いたクレジットカードを使う場合でなければ、タッチ決済を使用して損をすることはないでしょう。
つまりタッチ決済とは、「これまでと同じようにポイントを貯めながら、より簡単にカード払いを済ませる」ための機能と言えます。
タッチ決済はとても便利で簡単な支払方法ですので、私も積極的に利用しています。
ここからは、実際の体験に基づく「タッチ決済の使い方」について解説します。
クレジットカードのタッチ決済の使い方は、以下の通りです。
このようにタッチ決済は、タッチ決済機能付きのカードさえあれば、簡単に使用できます。
事前の手続きなども特に必要ありません。
ApplePayは、「VISA」「Mastercard」「JCB」「American Express」のタッチ決済に対応しています。
つまり「タッチ決済」機能付きのクレジットカード情報をApplePayに登録すれば、カードではなく「スマートフォンをかざすだけ」での支払いも可能となります。
一方、Androidで利用できる「Google Pay」は、現在「VISA」「Mastercard」ブランドのカードのみ登録可能です。
私はタッチ決済機能が付いた「JAL CLUB EST(VISA・普通)」をメインカードとして使っています。
そして私がよく利用するスーパーや飲食店も、タッチ決済に対応しています。そのため現在は、ほとんど毎日タッチ決済を利用している状況です。
タッチ決済は「カードを読み取り機に挿入する」よりもシンプルに会計が簡単、かつ「ポイントが還元されない」といったデメリットもありません。
タッチ決済に対応しているお店であれば、あえてその他の支払方法(読み取り機への挿入など)を選ぶ必要はないでしょう。
タッチ決済を使えるお店は、お手持ちのカードの国際ブランド(VISA、Mastercardなど)によって異なります。
ここでは主な「タッチ決済を使えるお店」を、国際ブランドの情報とともに分かりやすく一覧にしてみました。
コンビニエンスストア | |
セブン-イレブン | |
ローソン | |
ファミリーマート | |
ミニストップ | |
セイコーマート | |
スーパーマーケット | |
イオン、マックスバリュ | |
イトーヨーカドー | |
ドラッグストア | |
ウェルシア薬局 | |
コクミン | |
クスリのアオキ | |
飲食店 | |
マクドナルド | |
ドトールコーヒーショップ | |
ガスト、ジョナサン | |
すき家 | |
スターバックス |
ここに挙げたのは、タッチ決済加盟店(タッチ決済を使えるお店)のごく一部です。また、最新の情報と異なる場合があります。
タッチ決済を使えるお店について詳しくは、国際ブランドの公式サイトをご確認ください。
→ VISA公式サイト「ご利用可能な店舗(タッチ決済)」
→ Mastercard公式サイト「Mastercard®コンタクトレス加盟店一覧」
→ JCB公式サイト「JCBのタッチ決済が使えるお店」
→ American Express公式サイト「タッチ決済(コンタクトレス決済)」
→ Diners Club公式サイト「ダイナースクラブ コンタクトレス (タッチ決済)」
従来の支払方法より便利でスムーズな「タッチ決済」。この機能の存在や使用にデメリットはあるのでしょうか?
ここではタッチ決済を利用する上での注意点について解説します。
日本国内の場合、タッチ決済を利用できるお店は、クレジットカードを利用できるお店のごく一部です。
特にMastercardやDiners Clubブランドの場合、VISAなどに比べると「タッチ決済を使えるお店」が制限されます。
とは言えタッチ決済を使えなければ「通常のカード払い」(読み取り機への挿入など)を利用すればよいだけなので、特に困ることはありません。
海外の情勢を見るに、タッチ決済を使えるお店は今後ますます増えていくことでしょう。
タッチ決済機能が付いたカードの懸念として挙げられるのが、「カードを盗まれた場合に不正利用されやすい」ことです。
とは言えコンビニエンスストアのカードリーダーは暗証番号の入力が省略されているため、タッチ決済が付いていないカードであっても不正利用は容易でしょう。
また、そもそもクレジットカードを他人に使われてしまわないよう、お財布などの管理には気を配りたいところです。
タッチ決済は「少額決済をより簡単にする」ための機能です。暗証番号の入力などが必要な、高額な決済には使用できません。
「高額」の基準は加盟店によって異なりますが、一般に決済額が10,000円以上になると、タッチ決済を利用できなくなります。
ただしこの場合はカードを読み取り機に挿し込んで支払いを行えばよいだけですので、特に困ることはないでしょう。
タッチ決済を使えるお店は、カードの「国際ブランド」に左右されます。
ここからは、VISAやMastercardといった国際ブランド別の「タッチ決済」事情やその選び方について、分かりやすく解説します。
これからはじめて「タッチ決済」機能付きのクレジットカードを手に入れたいのなら、国際ブランドには「VISA」を選ぶのが良いでしょう。
理由は簡単で、日本国内においてもそうでなくとも、加盟店(利用できるお店)が多いためです。
グローバル市場調査会社のイプソスが30万人以上を対象に行ったアンケート調査では、日本人の50.8%が主な国際ブランドとして「VISA」を使用していると回答しています。
この数字は2位のJCB(28.0%)を大きく上回る数字で、まさにトップシェアの国際ブランドだと言ってよいでしょう。
実際に私もメインカードとして、VISAブランドのカードを使用しています。
日本国内での使用を前提とするなら、「JCBのタッチ決済」も便利です。
JCBのタッチ決済は大手コンビニエンスストアの他、さまざまな商業施設や交通機関などで利用可能です。
その中には「VISAのタッチ決済は使えないが、JCBのタッチ決済は使える」お店も少なくありません。
ただしJCBは日本発祥の国際ブランドであるため、海外での普及率は低いです。
American Express(アメックス)も、タッチ決済の加盟店の増加に積極的な国際ブランドです。
特に飲食店や小売店においては、「VISAやJCBは使えないが、アメックスのタッチ決済なら使える」場合もあるでしょう。
→ American Express公式サイト「タッチ決済(コンタクトレス決済)」
ただしAmerican Expressは、そもそもの加盟店数(カードを使えるお店)が他ブランドに比べ、限られる場合があります。
国際ブランド自体の普及率の高さに反し、タッチ決済の加盟店数が少ないのがMastercardです。
2023年7月現在、Mastercardのタッチ決済(Mastercardコンタクトレス)は他ブランドと異なり、ファミリーマートやイオンで使用できません。
積極的にタッチ決済を使用したいのであれば、VISAなどのブランドを選んだ方が良いでしょう。
高難易度・高ステータスで知られるDiners Clubブランドのタッチ決済(コンタクトレス決済)の普及率も、他ブランドに比べ高いとは言えません。
基本的にDiners Clubのクレジットカードは、汎用性よりもそのステータス性や機能性の高さを理由に選択されています。
タッチ決済を始めたい場合、どんなクレジットカードへ申し込めばよいのでしょうか。
ここからはタッチ決済の加盟店が多い「VISA」「JCB」ブランドを中心に、タッチ決済機能が付いたおすすめクレジットカードを紹介します。
年会費 | 特徴 | |
三井住友カード(NL) | 無料 | タッチ決済ならセブン-イレブンなどの対象店舗が5.0%または7.0%還元 |
楽天カード | 無料 | 年会費無料で高還元(1.0%) |
P-oneカード<Standard> | 無料 | 毎月の請求が自動で1.0%オフ |
JCBカードW | 無料 | 年会費無料で高還元(最大1.0%) 39歳以下限定 |
JALカード(VISA) | 実質 7,700円~ | 実質還元率2.0%前後~ (マイルを航空券に交換する場合) |
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード | 実質 13,200円 | ライフスタイルに関する優待多数 |
ダイナースクラブカード | 24,200円 | 高難易度・高ステータス 国内・海外空港ラウンジサービス 他 |
「タッチ決済と言えばこのカード」と言えるのが、「三井住友カード(NL)」です。
三井住友カード(NL)を使うと、セブン-イレブンやローソンといった対象店舗において、
ものポイント還元を受けられます。
対象のコンビニなどを利用する機会が多いなら、ぜひ持っておきたい1枚と言えるでしょう。
コンビニエンスストア
飲食店・カフェ
一方で基本の還元率は0.5%と高くないため、基本的には「優待を受けられるお店でのみ使う」ことが推奨されます。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 0.5% |
国際ブランド | Visa Mastercard |
還元ポイント | Vポイント |
発行元 | 三井住友カード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
楽天カードは、「年会費無料で高還元」なクレジットカードの定番です。
楽天カードを使って支払いを行うと、100円につき1円相当の「楽天スーパーポイント(楽天ポイント)」が還元されます。
ポイントは楽天市場や楽天ポイント加盟店(ファミリーマートなど)にて、1円単位で簡単に使えるため、クレジットカードの初心者にもおすすめと言えるでしょう。
楽天カードの国際ブランドは4つの中から選択できますが、「American Express」ブランドは現在タッチ決済に対応していないためご注意ください。
タッチ決済を活用するのであれば、「VISA」または「JCB」の選択がおすすめです。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB Amex |
還元ポイント | 楽天スーパーポイント |
発行元 | 楽天カード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
P-oneカード<Standard>は、ポイントが貯まらない代わりに毎月の請求が自動的に1%オフとなるクレジットカードです。
この特性から、P-oneカード<Standard>はポイントの管理に煩わしさを感じる方向けだと言えるでしょう。
「自動1%オフ」は、もちろんタッチ決済にも適用されます。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
還元ポイント | なし ※自動1%オフ |
発行元 | ポケットカード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上 ※高校生は卒業年度の1月より申込み可 |
JCBカードWは、株式会社ジェーシービーが発行する39歳以下限定のクレジットカードです。
JCBカードWの還元率は、同社が発行するプロパーカード(他社と提携を結ばず発行されるカード)の2倍に設定されています。
実質還元率はポイントの交換先によって異なるものの、「nanacoポイント」などへの交換が可能であれば、楽天カードと同じ1.0%の還元を実現できます。
「安心の大手カード会社を利用しながらポイントも貯めたい」という方にとって、JCBカードWは打ってつけの1枚と言えるでしょう。
JCBで利用実績を積むことで、将来的に「JCBゴールド」などのステータスカードの取得に繋がりやすくなる将来性もポイントです。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% JCB ORIGINAL SERIESパートナーでの決済なら最大15.5%相当※ |
国際ブランド | JCB |
還元ポイント | Oki Dokiポイント |
発行元 | 株式会社ジェーシービー |
申込条件 | 18歳以上~39歳以下 |
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
※2024年8月16日~10月15日で実施しているJCBポイントアップ祭2024も含めた最大還元額
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
※「モバ即」入会後、カード到着前の利用方法について詳しくは、公式サイトをご確認ください。
JALカードの特徴は、何と言ってもその実質還元率の高さです。
カードの決済に応じてもらえる「JALマイル」を航空券に交換する場合、その価値が2円以上となることは珍しくありません。
JALカードは一番年会費が安い「普通カード」であっても、マイル還元率1%(=実質還元率2%以上)を実現できます。
「往復セイバー」料金適用時、大人一人・普通席として2023年8月26日に「羽田→福岡」のJAL便を利用する際の料金は18,245円から。
同様に8月31日に「福岡→羽田」のJAL便の料金も18,245円。
よってこの場合、本来の往復運賃の合計は36,490円。
一方、羽田⇔福岡の航空券を購入するために必要なJALマイルは16,000マイルから。
つまりこの場合、16,000マイルが36,490円相当の価値を持つと言える。
この例において、1マイルの価値は36,490÷16,000=およそ2.28円相当。
マイル還元率1.0%のJALカードの実質還元率は2.28%相当と、楽天カードの2倍以上となる。
高還元率重視、かつ飛行機を利用する機会があるのなら、JALカードは有力なメインカード候補だと言えるでしょう。
ただしマイル還元率1%を実現させるには、最低でも7,150円の年会費が発生します。
また、タッチ決済に対応しているのは「VISA」ブランドのJALカードのみですのでご注意ください。
スタイリッシュなデザインで知られる「アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード」の特徴は、独特でバリエーションに富む会員特典です。
といった、少し非日常的な特典に魅力を感じるなら、ぜひチェックしたい1枚と言えるでしょう。
年会費 | 実質13,200円 ※月1,100円 | 基本還元率 | 0.33%前後~ |
国際ブランド | American Express |
還元ポイント | メンバーシップ・リワード®のポイント |
発行元 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc |
申込条件 | 明文化された条件なし |
日本国内で使われている主要な国際ブランドのうち、もっともシェアが少ないのが「Diners Club」です。
株式会社イプソスの調査によると、Diners Clubブランドを主体で使用している人の割合は、全体のわずか0.3%でした。
ですがこれは、Diners Clubにとって不名誉なことではありません。Diners Clubブランドのカードは総じて審査難易度が高く、「ダイナースのカードを作りたい」と思っても審査に通過できない人は珍しくないためです。
Diners Clubのカードにはいずれも決まった「利用可能枠」がありません。
また「国内外の空港ラウンジサービス」「グルメ特典」といった、会員特典が充実していることも特徴です。
最後に、クレジットカードのタッチ決済に関するよくある質問にお答えしていきます。
楽天カードに関するよくある質問と回答
以下のように、クレジットカードの券面に「タッチ決済対応マーク」を見ることができれば、そのカードはタッチ決済対応だと分かります。
画像引用元:JCB公式サイト
タッチ決済対応マークは、どの国際ブランドにおいても共通です。
「現行のカードにはタッチ決済が付いているのに、自分のカードは発行した時期が古いためにタッチ決済が付いていない」という場合には、カード切り替えの申込みが可能です。
申込みの方法はカード会社によって異なるため、お手持ちのカードの発行元の公式サイトなどをご確認ください。
また、手持ちのカードにタッチ機能が存在しない場合には、「タッチ決済機能付きのカードを新しく作る」必要があります。
iD、QUICPayとは「国際ブランドのタッチ決済」とは別の非接触型決済の規格で、一般にApplePayやGoogle Payを通して使用されます。
iDの機能が付いたカードはiD加盟店で、QUICPayの機能が付いたカードはQUICPay加盟店で使用できます。これらの加盟店は、国際ブランドタッチ決済と異なります。
iDやQUICPayと「国際ブランドのタッチ決済」を両方使えるカードの場合、店員に伝えた規格に応じて決済が行われます。
「iDと伝えればiDで、カードと伝えれば国際ブランドのタッチ決済で」支払いが行われるのは、ApplePayやGoogle Payにカードを紐づけた場合も同様です。
「三井住友カード(NL)」のような特別な優待を設けているクレジットカードを除き、タッチ決済を行うことで還元率が変わることはありません。
タッチ決済を利用する場合であっても、通常のカード払いと同じようにポイントを貯めることができます。
発行元の銀行によっては、デビットカードにも「タッチ決済」の機能が搭載されている場合があります。
例えば三井住友銀行や三菱UFJ銀行、りそな銀行などが発行するデビットカードには、タッチ決済対応のマークが見られます。
一方でタッチ決済に対応しているプリペイドカードは限られますが、三井住友カードの「Visaプリぺ」など、一部のカードにおいてはタッチ決済を利用できます。
VISAやJCBといった国際ブランドが提供する「タッチ決済」は、従来のカード払いよりも簡単でスピーディな支払方法です。
タッチ決済機能付きのカードを活用することで、これからのお買い物をよりスムーズに済ませることができるでしょう。
特集してほしいクレジットカードやお店などがあれば、以下のフォームに遠慮なくご入力ください!
既存記事については、こちらの「オトクレカの全記事一覧 」からご確認いただけます。
今回紹介したカードはもちろん、それ以外のカードについてもあなたの口コミを募集しています。コメントに抵抗があっても安心の非公開仕様!
お暇があれば、情報をご提供いただけますと幸いです。
(※頂いた情報はサイト内で紹介する可能性があります)
「新しくクレジットカードを作りたい。やっぱり使いやすいのはVISAブランドかな?」
VISAは世界で、そして日本で最もよく使用されている「国際ブランド」の1つです。
イプソス株式会社が30万人以上を対象に行ったオンライン調査では、2位のJCB(28.0%)に大きな差をつけ「50.8%」もの方が、VISAを第一に利用していると分かりました。
「使えるお店が多い」という圧倒的な強みもあり、「迷ったらVISAブランドを選べばいい」と言ってしまっても良いでしょう。
今回はそんな「VISA」ブランドで作れるおすすめのクレジットカード情報と、その他の「国際ブランド」にはないVISAの特徴について、分かりやすくまとめました。
「VISA」ブランドを選べるクレジットカードは非常に多く存在します。
今回はその中でも、特徴的でおすすめしやすいクレジットカードを12種類ピックアップし、紹介させて頂きました。
年会費や還元率順に並べ替えられる表を作ってみましたので、気になる1枚を選んでみてください。
年会費 | 還元率 | 特徴 | |
---|---|---|---|
楽天カード | 0 | 1.0% | 楽天ポイントカード機能 楽天市場で還元率+1.0% 詳しく見る |
JALカード(普通) | 7,150 | 2.0%前後~ ※マイルを航空券に交換する場合 | JAL関連優待 ボーナスマイル 詳しく見る |
リクルートカード | 0 | 1.2% | 付帯保険も充実 詳しく見る |
P-oneカード <Standard> | 0 | 1.0% | 毎月の請求が自動で1%オフ 詳しく見る |
三井住友カード(NL) | 0 | 0.5% | セブン-イレブンなどの対象店舗で最大7.0%還元 詳しく見る |
イオンカード (WAON一体型) | 0 | 0.5% | 毎月20日、30日はイオンなどで5%オフ 詳しく見る |
エポスカード | 0 | 0.5% | 「マルコとマルオの7日間」の期間中、マルイ10%オフ 詳しく見る |
ビックカメラSuicaカード | 0 | 1.0% | Suicaオートチャージ JR東日本優待 ビックカメラ優待 詳しく見る |
三井住友カード-ゴールド(NL) | 5,500 | 0.5% | ボーナスポイント セブン-イレブンなどの対象店舗で最大7.0%還元 国内空港ラウンジ 詳しく見る |
au PAYゴールドカード | 11,000 | 1.0% | auの支払いで最大11%還元 au関連特典 国内空港ラウンジ 詳しく見る |
三井住友カード プラチナプリファード | 33,000 | 1.0% | 最大4万円相当の継続特典 対象店舗で最大10%還元 国内空港ラウンジ 詳しく見る |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 88,000 | 3.0%前後~ ※マイルを航空券に交換する場合 | 入会・継続ボーナス1万マイル 国内・海外空港ラウンジ その他特典多数 詳しく見る |
※ソート実装の都合上、「年1回の決済で年会費無料」のクレジットカードも年会費無料として表示しています。
楽天カードは「年会費無料で高還元(1.0%)、さらにポイントの使い勝手が良い」と、まさに初心者におすすめできる要素を完備したクレジットカードです。
という方にとって、「楽天カード」は有力なメインカード候補だと言えるでしょう。
このカードには「楽天ポイントカード」機能が付いているので、ファミリーマートなどの「楽天ポイント加盟店」であれば、自動的にポイントを二重取りできるのも嬉しいところです。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB Amex |
還元ポイント | 楽天スーパーポイント |
発行元 | 楽天カード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
「JALカード」シリーズは、効率よく「JALマイル」を貯めたい方におすすめのクレジットカードです。
航空会社のマイルは航空券への交換を前提とする場合、1マイルあたり2円以上の価値を持つことも珍しくありません。
この場合、「マイル還元率1.0%」のJALカードを使っていたなら、実質還元率は2.0%以上となります。
「往復セイバー」料金適用時、大人一人・普通席として2023年8月26日に「羽田→福岡」のJAL便を利用する際の料金は18,245円から。
同様に8月31日に「福岡→羽田」のJAL便の料金も18,245円。
よってこの場合、本来の往復運賃の合計は36,490円。
一方、羽田⇔福岡の航空券を購入するために必要なJALマイルは16,000マイルから。
つまりこの場合、16,000マイルが36,490円相当の価値を持つと言える。
この例において、1マイルの価値は36,490÷16,000=およそ2.28円相当。
マイル還元率1.0%のJALカードの実質還元率は2.28%相当と、楽天カードの2倍以上となる。
ちなみに私のメインカードは、20代専用のJALカードである「JAL CLUB EST(普通・VISA)」です。
ボーナスマイルと「マイル還元率1.0%」に年会費以上の価値を感じたので、このカードを選択しました。
※1 ショッピングマイル・プレミアム加入時
※TOKYU POINTカード機能が付いたVISAカードも選択可
※その他学生専用カードあり
※その他空港ショップや機内販売、系列ホテルなどの優待あり
「普通カード」「CLUB-Aカード」の場合、マイル還元率1.0%を達成するには「ショッピングマイル・プレミアム(年4,950円)」というサービスに入会する必要があります。
ここではマイルの価値の高さを加味して、「マイル還元率1.0%を前提とした場合の」実質年会費を記載させて頂きました。
リクルートカードは、年会費が完全無料ながらいつでも1.2%のポイント還元を実現させているクレジットカードです。
「年会費無料で高還元」を追求したい方にとって、打ってつけのメインカード候補だと言ってよいでしょう。
決済に応じて還元されるポイントは「リクルートポイント」で、
などに使用できます。
また、無料カードでありながら「旅行保険」「ショッピング保険」が充実していることも、リクルートカードの利点と言えます。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.2% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
還元ポイント | リクルートポイント |
発行元 | 三菱UFJニコス株式会社(VISA、Mastercard) 株式会社ジェーシービー(JCB) |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
P-oneカード<Standard>とは、ポイントが貯まらない代わりに毎月の請求が自動で1%オフとなるクレジットカードです。
「ポイントの使い道や有効期限を気にかけたくない」という方にとっては、とても使いやすい1枚だと言えるでしょう。
申込時にさまざまな券面カラーを選択できるのも特徴です。
P-oneカード<Standard>の選べるデザイン
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
還元ポイント | なし ※自動1%オフ |
発行元 | ポケットカード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上 ※高校生は卒業年度の1月より申込み可 |
「三井住友カード(NL)」は、セブン-イレブンやローソンをはじめとする対象店舗において、最大7.0%(条件を満たせば最大18.0%)の還元を受けられるクレジットカードです。
コンビニエンスストア
飲食店・カフェ
最大7.0%の還元を受ける条件は「ApplePayまたはGoogle Payを通して、VISAタッチ決済を行う」ことです。
聞き慣れない支払方法に思えるかもしれませんが、実際の使い方は難しくありません。対応端末にクレジットカードの情報を登録すれば、「スマートフォンをかざすだけ」での支払いが可能となります。
対象のコンビニや飲食店を利用する機会が多いなら、ぜひチェックしておきたい1枚と言えるでしょう。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 0.5% |
国際ブランド | Visa Mastercard |
還元ポイント | Vポイント |
発行元 | 三井住友カード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
イオンカードは「スーパーで優待を受けられるクレジットカード」の代表的存在です。
このカードを持っていれば、毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」において、対象のイオングループでのお支払いが5%オフとなります。
また、カード自体に搭載されている「WAON」と、WAONのオートチャージ機能を組み合わせれば、イオングループでいつでも1.5%還元を実現できます。
普段からイオングループのお店を利用する機会があるのなら、ぜひ持っておきたい1枚だと言えるでしょう。
エポスカードはファッションビル「マルイ」にて、優待を受けられる無料クレジットカードです。
エポスカードの会員は、不定期に開催される「マルコとマルオの7日間」期間中、マルイでのお買い物が10%オフとなります。
好きなショップがマルイに入っているのなら、持っていて損のない1枚と言えるでしょう。
また会員特典として、多くのカラオケ店やレジャー施設などで優待を受けられる点もポイントです。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA |
還元ポイント | エポスポイント |
発行元 | 株式会社エポスカード |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
「ビックカメラSuicaカード」は、JR東日本グループのカード会社「ビューカード」が発行するカードの中でも、年会費の負担なく持ちやすい1枚です。
このカード本来の年会費は524円ですが、「初年度」または「前年に1回以上カードを利用する」という簡単な条件を満たせば、年会費の請求は発生しません。
そして年会費を抑えやすいにもかかわらず、このカードでは
といった「ビューカード」の特典や機能を、問題なく利用できます。
JR東日本やSuicaを利用する機会が多いなら、とても有力なサブカード候補だと言えるでしょう。
さらにビックカメラSuicaカードを使い「ビックカメラ」で支払いを行うと、いつでも10%のポイント還元を受けられます。
えきねっと | 切符の予約 | 3.0%還元 |
モバイルSuica | グリーン券購入 切符の購入 定期券の購入 | 3.0%還元 |
チャージ オートチャージ | 1.5%還元 | |
Suica | チャージ オートチャージ | 1.5%還元 |
年会費 | 524円 ※初年度無料 ※年1回の利用で無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA JCB |
還元ポイント | ビックポイント0.5% +JRE POINT0.5% |
発行元 | 株式会社ビューカード |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
三井住友カード ゴールド(NL)は「年100万円の決済」を条件に、
といったサービスが適用されるゴールドカードです。
月当たり平均83,333円以上クレジットカードを使うのなら、コストパフォーマンスが良く、持ちやすいゴールドカードだと言えるでしょう。
また無料の三井住友カード(NL)にない、「国内空港ラウンジサービス」などの特典を利用できるのもポイントです。
年会費 | 5,500円 | 基本還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA Mastercard |
還元ポイント | Vポイント |
発行元 | 三井住友カード株式会社 |
申込条件 | 20歳以上で安定継続収入がある |
:ゴールド限定特典
au PAYゴールドカードは、auの携帯電話料金の料金を支払う際、Pontaポイントが最大11%還元されるクレジットカードです。
特に家族の分を含めた携帯料金を支払っている方にとっては、メリットが大きい1枚と言えるでしょう。
最大11%還元の他にも、
といったauグループでの優待特典が設けられており、auユーザーにとってはコストパフォーマンスが高いゴールドカードだと言えます。
年会費 | 11,000円 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard |
還元ポイント | Pontaポイント |
発行元 | auフィナンシャルサービス株式会社 |
申込条件 | 20歳以上で本人または配偶者に安定収入がある |
:ゴールド限定特典
「三井住友カード プラチナプリファード」は、プラチナカードらしいラグジュアリーな特典よりも、ポイント還元に力を入れたクレジットカードです。
このカードの基本還元率は、標準的な「三井住友カード」の2倍にあたる1.0%です。
加えて、
といったポイント関連の特典が充実しており、カード利用額が多い方や、投資信託を利用すしている方向けのプラチナカードと言えるでしょう。
もちろん無料の三井住友カード(NL)から引き続き、セブン-イレブンなどでの最大7.0%還元も適用されます。
その他、プラチナプリファードの会員は「コンシェルジュサービス」を利用可能です。
コンシェルジュサービスとは、「クレジットカードを使って支払えるお店やサービス」に関するさまざまな手続き代行や、相談に応じてくれるサービスです。
など、さまざまな希望に対し24時間365日の体制で対応しています。
コンシェルジュサービスが付帯するのは、一般に「プラチナ」グレード以上のクレジットカードです。
年会費 | 33,000円 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA |
還元ポイント | Vポイント |
発行元 | 三井住友カード株式会社 |
申込条件 | 20歳以上で安定継続収入がある |
:プラチナ限定特典
現在国内で発行されているVISAカードの中で、機能性・ステータス性、そして年会費の面でも「最強」の一角と言えるのが「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」です。
名前から分かる通り、このカードは最高峰のANAカードです。
と、還元率や特典の内容は非常に充実しています。
ただしこのカードの年会費は88,000円と高額であり、決して誰にでもおすすめできるとは言えません。
とは言えANAやスターアライアンス加盟航空会社を頻繁に利用される方であれば、年会費以上の恩恵を受けられるカードとなり得ます。
年会費 | 88,000円 | マイル還元率 | 1.5% ※VポイントをANAマイルに交換する場合 |
国際ブランド | VISA |
還元ポイント | Vポイント (→ANAマイル) |
発行元 | 三井住友カード株式会社 |
申込条件 | 20歳以上で安定継続収入がある |
:プラチナ限定特典
「VISA」「Mastercard」「JCB」のどれを選んでも、実際のところ大きな差異を感じることは少ないかもしれません。
それではこれらの「国際ブランド」には、どんな意味や違いがあるのでしょうか?分かりやすく解説します。
国際ブランドとは、一言で言うと「手持ちのカードがどのお店で使えるか」を示すマークです。
国際ブランドには、VISAやMastercard、JCB、American Expressといった種類があります。
そしてお手持ちのカードに「VISA」のマークが付いていれば、そのカードが「VISA」の加盟店で使用できると分かります。
実店舗やインターネット上で見かけるVISAのマークは、「このお店はVISAの加盟店ですので、VISAマークのカードを使えます」という意味だと考えてよいでしょう。
ただし実際のところ、一般的な「クレジットカードを使えるお店」は、主要な国際ブランドすべてに加盟しています。
そのため手持ちのカードの国際ブランドがVISAであってもMastercardであっても、日本国内にいる分には、あまり違いを感じないかもしれません。
▲ファミリーマート公式サイトより、支払いに使える国際ブランドなどの表示。
複数の国際ブランドを使用できることが分かります。
国際ブランドの違いが顕著になるのは、特に「日本国外」でカードを使う場合です。
世界的に加盟店数が多いのは「VISA」と「Mastercard」の2つで、加盟店数は約1億を数えます。
一方、日本発祥の「JCB」は全世界での加盟店数が、VISAやMastercardの半分以下となっています。
国や地域によって異なる部分はあるものの、特にヨーロッパ圏の場合、VISAまたはMastercardのカードを持っていないとカード払いができない場面は多々あります。
画像引用元:Mastercard公式サイト
今後海外旅行に行ったり、海外のサイトで商品を購入する可能性などを考えると、VISAまたはMastercardのカードを1枚は持っておきたいところです。
イプソス株式会社が30万人以上を対象に行ったオンライン調査では、「支払い方法にVISAを使っている」と回答された方が半分以上を占めていました。
二位のJCB(28.0%)との差を考えてみても、VISAは日本においてトップシェアを誇る国際ブランドだと言えます。
一口に「VISAのクレジットカード」といっても、その種類は非常に多いです。
ここからは、VISAブランドのクレジットカードを選ぶ方法について、簡潔に解説していきます。
あなたがクレジットカードを初めて使う、あるいはそれに近い状態であるなら、「年会費無料で高還元」なカードを選ぶのが無難です。
年会費無料のカードであれば、仮にクレジットカードを上手く使えなかった場合でも、余計な会費を支払う必要がありません。
またせっかくカードを作るのなら、ポイントが貯まりやすいカードが優先されます。
さらに「貯まるポイントの使い道をイメージしやすい」カードはポイントが無駄になりづらく、より初心者向けだと言えるでしょう。
クレジットカードの利用に慣れてきたのなら、特典や還元率により優れた有料カードを選択するのも良いでしょう。
例えば「JALカード(普通)」は実質7,150円の年会費が発生するものの、価値の高い「JALマイル」を効率よく貯めることができます。
またゴールドカードやプラチナカードを選択した場合には、無料カードには無い特別な優待が適用されることも多いです。
例えば「三井住友カード ゴールド(NL)」には、一般グレードの「三井住友カード(NL)」には無い、
などの特典やサービスが追加されています。
コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどを中心に、急速に普及率を伸ばしているのが「VISAタッチ決済」です。
これは簡単に言うと、「カード(またはApple Pay対応の端末)をかざすだけ」でクレジット払いができるサービスです。
カードを読み取り機に差し込む方法よりも簡単に決済ができるため、可能であれば「VISAタッチ決済」を使えるカードを選択すると良いでしょう。
利用者が多く「無難で安心」な選択肢とされやすいVISAブランドですが、デメリットが一切ないわけではありません。
ここからは、VISAブランドのクレジットカードを選ぶ前に知っておきたい注意点について解説します。
一部のクレジットカードでは、国際ブランドごとに適用されるサービスや、選択できるデザインに違いが設けられています。
例えば「楽天カード」の場合、ディズニーデザインを選択できる国際ブランドは「JCB」に限られます。
また「リクルートカード」の場合、タッチ決済の機能はJCBブランド限定とされています。
申込みの前には、希望するデザインや機能が「指定の国際ブランド限定」でないことを確認しておきましょう。
VISAブランドはMastercardに比べると、ゴールドカードの上位に位置する「プラチナ」カードの種類が少ないです。
例えば「JALカード」「ジャックスカード」などは、ゴールドカードまでは「VISA」ブランドを選択できる一方、プラチナカードには「VISA」の選択肢がありません。
また、Mastercardのプラチナカードであれば年会費22,000円程度(ジャックスカードプラチナなど)から発行できるのに対し、VISAブランドのプラチナカードの年会費はより高い傾向にあります。
もしも今後「プラチナカード」を作りたいという希望があるのなら、上位カードの国際ブランドを確認しておきましょう。
カード会社によってはVISAブランドのカードに対し、海外でクレジットカードを使った際に発生する「海外事務手数料」を高めに設定している場合があります。
例えば「楽天カード」の場合、JCBブランドの海外事務手数料は1.60%であるのに対し、VISAとMastercardブランドの海外事務手数料は1.63%です。
参考元:楽天カード公式サイト
ここからは、「VISA」のブランドや「VISA」マークのクレジットカードに関する、よくある質問にお答えします。
VISAカードに関するよくある質問と回答
はい、クレジットカードは発行元が認めさえすれば、国際ブランドにかかわらず何枚でも持つことができます。
実際に私もVISAのメインカードの他、複数のカードを持ち合わせています。
ちなみに株式会社ジェーシービーが2022年に行った調査によると、1人あたりのクレジットカードの平均保有枚数は「3.0枚」でした。
参考元:株式会社ジェーシービー「クレジットカードに関する総合調査」
クレジットカードの審査基準は非公開ですので、「国際ブランドによって審査難易度が変わるかどうか」について断言することはできません。
ただし一般に、「どの国際ブランドを選んだか」で審査結果が変わることは、ほとんどないとされています。
多くはありませんが、存在します。私自身も何度か遭遇したことがあります。
ただしその機会は、数年間で考えてみても片手で数えられる程度です。
私の場合は、
が理由でした。多くの人も似た理由で「VISA」を選んでいるのではないでしょうか。
はい。現在すべての「VISA」カードの会員には、以下のようなサービスが提供されています。
VISAが提供する国内旅行や海外旅行に関する特典は、発行元(カード会社)にかかわらず適用されます。
VISAの優待情報について詳しくは、VISA公式サイトをご確認ください。
年会費 | 還元率 | 特徴 | |
---|---|---|---|
楽天カード | 0 | 1.0% | 楽天ポイントカード機能 楽天市場で還元率+1.0% 詳しく見る |
JALカード(普通) | 7,150 | 2.0%前後~ ※マイルを航空券に交換する場合 | JAL関連優待 ボーナスマイル 詳しく見る |
リクルートカード | 0 | 1.2% | 付帯保険も充実 詳しく見る |
P-oneカード <Standard> | 0 | 1.0% | 毎月の請求が自動で1%オフ 詳しく見る |
三井住友カード(NL) | 0 | 0.5% | セブン-イレブンなどの対象店舗で最大7.0%還元 詳しく見る |
イオンカード (WAON一体型) | 0 | 0.5% | 毎月20日、30日はイオンなどで5%オフ 詳しく見る |
エポスカード | 0 | 0.5% | 「マルコとマルオの7日間」の期間中、マルイ10%オフ 詳しく見る |
ビックカメラSuicaカード | 0 | 1.0% | Suicaオートチャージ JR東日本優待 ビックカメラ優待 詳しく見る |
三井住友カード-ゴールド(NL) | 5,500 | 0.5% | ボーナスポイント セブン-イレブンなどの対象店舗で最大7.0%還元 国内空港ラウンジ 詳しく見る |
au PAYゴールドカード | 11,000 | 1.0% | auの支払いで最大11%還元 au関連特典 国内空港ラウンジ 詳しく見る |
三井住友カード プラチナプリファード | 33,000 | 1.0% | 最大4万円相当の継続特典 対象店舗で最大10%還元 国内空港ラウンジ 詳しく見る |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 88,000 | 3.0%前後~ ※マイルを航空券に交換する場合 | 入会・継続ボーナス1万マイル 国内・海外空港ラウンジ その他特典多数 詳しく見る |
「VISA」は日本国内でトップシェアを誇るだけでなく、世界でも広く普及している国際ブランドです。
メインカードとしてもサブカードとしても、「VISA」ブランドのクレジットカードは、様々な場所で使える便利な1枚となってくれることでしょう。
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