【東急線3.0%還元】東急カードを徹底解説!フローチャートで分かる選び方と特典情報

東急電鉄の子会社である株式会社東急カード

この会社が発行するクレジットカードには、もちろん東急線ユーザーや東急線沿線にお住まいの方にピッタリのサービスが揃っています。

しかも他社クレジットカードのサービス内容「改悪」の流れに負けず、このカード会社は特典の「改良」が続いているとか…!?

そこで今回は、そんな東急カードが発行するクレジットカードの特徴や種類、その選び方について分かりやすくまとめました。

かんたんメニュー

目次

1分で分かる!東急カード(TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズ)

東急カード(ここでは最もスタンダードなTOKYU CARD ClubQ JMBシリーズ)とは一言で言うと、「東急系のお店やサービスをよく利用する方ほどメリットが多いクレジットカード」です。

このカードのメリット
  • 東急線の利用&定期券購入で3.0%ポイント還元
    (PASMOオートチャージの利用分を含む)
  • 東急系列のお店やサービスで優待多数
  • 基本のポイント還元率が高い(1.0%)
このカードのデメリット
  • 原則として2年目以降は1,100円の年会費が発生する
  • ApplePay、Google Payに対応していない

東急電鉄をはじめとする東急系の交通機関やお店をよく利用するのなら、年会費を加味しても「TOKYU CARD ClubQ JMB」シリーズを持った方がお得となる可能性は高いです。

年会費を支払ってでも東急カードを作った方がいいのはどんな人?

一方、そもそも東急系のサービスの利用機会が少ない方や、絶対にApplePayやGoogle Payを利用したいという方にとっては、縁遠い1枚と言えるでしょう。

東急カード(TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズ)の主な特典とサービス

ここからは東急カード、その中でもスタンダードな「TOKYU CARD ClubQ JMB」シリーズの特典やメリットについて解説していきます。

決済によって「JALマイル」や「ANAマイル」が貯まる提携カードとは、サービスや特典の内容が異なりますのでご注意ください!

フローチャートで簡単!提携カードを含む東急カードの比較と選び方

TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズのメリット

【2024年5月31日まで】新規入会で最大11,000円相当のTOKYU POINTがもらえる

現在の東急カード(TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズ)では、新規入会+条件達成により、最大11,000円相当(ゴールドカードなら13,000円相当!)のポイントを受け取ることができます。

TOKYU CARD ClubQ JMBのキャンペーン
【2024年5月31日まで】
新規入会特典
新規入会+アプリからのエントリーで3,000ポイントプレゼント
※ゴールドカードなら5,000ポイントプレゼント
【2024年5月31日まで】
新規入会+利用特典(1)
9月30日までに1回以上「PASMOオートチャージ」または「モバイルPASMOチャージ」 を利用、かつ1万円以上のカード決済+アプリからのエントリーで10%ポイント還元
(最大3,000ポイント)
【2024年5月31日まで】
新規入会+利用特典(2)
東急線の通勤定期券の購入で5%ポイント還元
(最大5,000ポイント/通学定期券は対象外)

仮にPASMOや定期券の利用機会がなくとも、入会とエントリーのみで3,000ポイントが貰えるということで、チェックしておいて損のないキャンペーンと言えるでしょう。

もちろんPASMOや定期券を活用して、キャンペーンに最大限の参加ができれば最高です!

【2024年6月末までなら6.0%】東急線を利用するたび運賃の3.0%のポイントが返ってくる

2024年4月以降、TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズのカードをお持ちの方が、「電⾞とバスで貯まる TOKYU POINT というサービスに登録(無料)を済ませると、

を使って東急線を利用するたびに、運賃の3.0%相当のTOKYU POINTが還元されます(定期券区間内を除く)。

しかも現在はキャンペーン中ということで、2024年6月30日までであれば還元率が2倍、つまり6.0%にまでアップするとのこと。

この特典1つを見ても、東急線ユーザーにとっての「東急カード」の優位性が分かります。

例えば往復580円の移動であっても、6.0%還元であれば34円分が戻ってくる計算になりますね!

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PASMOオートチャージ対応だから改札での残高不足を防止できる

東急カードはPASMOの「オートチャージ」機能が付帯しています。

この機能を利用すると、

  • PASMOの利用により、残高が一定金額(初期設定は2,000円)を下回る
  • PASMO・Suicaエリア(東急線でなくてもOK!)の改札を通過する

という条件を満たす場合、クレジット機能を使って自動的にチャージ(初期設定は3,000円)がなされます。

結果として、「PASMOのチャージ残高が足りずに改札を通れない」という地味な手間やストレスを防ぐことができるでしょう。

ちなみに「PASMO残高が○○円以下になったら××円チャージ」といった詳細は、東急カードの入手後にある程度自由に設定可能です。

ただしオートチャージが行われるのは「改札通過時」に限られます。
(=お買い物などではオートチャージは行われない)
また東急世田谷線は、オートチャージの対象外となっています。

ちなみに

東急系サービスのヘビーユーザーが加入できる「TOKYU ROYAL CLUB」の会員であれば、オートチャージ時の還元率を2.0%に引き上げることも可能です。

TOKYU ROYAL CLUBへの加入条件について

基本還元率は1.0%!東急線と関係のない場所でも効率よくTOKYU POINTが貯まる

TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズの基本還元率は1.0%(200円につき2ポイント還元)。

この数字は高還元率で知られる「楽天カード」と同じ水準のもので、クレジットカード全般においても高い数字と言えます。

よってこのカードがあれば、東急系のサービスとは関係のない場所であっても、効率よくポイントを貯めることができるでしょう。

ちなみにTOKYU CARD ClubQ JMBシリーズを使ってもらえるポイントの種類は、東急系のお店やサービス等で使用できる「TOKYU POINT」です。

東急カードを使って貯めたTOKYU POINTの使い方

東急線のPASMO定期券の購入で3.0%(TOKYU ROYAL CLUBなら4.0%)還元も

TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズの会員が東急線のPASMO定期券を購入する場合、3.0%(通常の3倍)のポイント還元率が適用されます。

嬉しい

以前は通常決済と同じ1.0%還元でしたが、2024年4月から3.0%に引き上げられました!


こちらも東急カードならではの利点として、知っておいて損はないでしょう。

また2024年5月31日まではキャンペーン期間として、「通学定期券」購入時の還元率が20.0%にまでアップします。

ちなみに入会条件は厳しいものの「TOKYU ROYAL CLUB」の会員であれば、PASMO定期券購入時の還元率が4.0%になりますよ!

東急バスへのオートチャージでもポイントが貯まる

東急バスにはTOKYU CARD ClubQ JMBシリーズの会員専用の、「ノッテチャージサービス」が設けられています。

こちらは東急バス利用時にPASMO残高が不足した場合、自動的に1,000円をチャージするというシステムですね(一般路線バスの場合)。

この機能を利用することで、東急の電車のみならず、路線バスでの残高不足をも防ぐことができるでしょう。

「ノッテチャージサービス」も通常通り、1.0%のポイント還元の対象ですよ!

東急百貨店や渋谷ヒカリエ・東急スクエア等のお店でポイントアップ

東急カードの会員は、東急百貨店や渋谷ヒカリエ、各東急スクエア、その他東急系のお店や加盟店にて、ポイントアップの優遇を受けられます。

東急カード・ポイント還元率の例
東急百貨店3.0%
※食品やレストラン等は1.0%
※その他条件達成でボーナスポイントあり
東急プラザ3.0%
渋谷ヒカリエ2.0%
武蔵小杉東急スクエア1.5%
条件達成でボーナスポイントあり
東急ストア・プレッセ1.5%
条件達成でボーナスポイントあり
その他加盟店公式サイト参照

さらにこれらの「TOKYU POINT加盟店」であれば、貯めたポイントを店頭で使用することも可能。

東急系のお店をよく利用する方であれば、TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズをさらにお得に利用できることでしょう。

東急百貨店ならさらにお買い上げ額に応じたボーナスポイントプレゼント!

東急百貨店には、通常の「3.0%還元」に加え以下のボーナスポイント制度が設けられています。

東急百貨店でのボーナスポイント
6ヶ月間の東急百貨店での獲得ポイントボーナスポイント
2,500ポイント~4,999ポイント
(決済額83,400円~)
獲得ポイントの20%
5,000ポイント~9,999ポイント
(決済額166,800円~)
獲得ポイントの50%
10,000ポイント以上
(決済額333,400円~)
獲得ポイントの100%

要するに東急カードを使って「東急百貨店」で一定以上のポイントを貯めたなら、その獲得額によってさらにボーナスポイントが上乗せされるということですね。

【注目】SBI証券の「クレカ積立」で最大3.0%還元

TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズは「SBI証券」と提携を結んでおり、毎月一定の金額を投資に充てる「クレカ積立」を行う際、0.25%~最大3.0%のポイント還元を受けられます。

クレカつみたての還元率
加算条件加算される還元率※
TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズによるクレカ積立+0.25%
ゴールドカードによるクレカ積立+0.75%
TOKYU ROYAL CLUB会員+0.25%(シルバー、ゴールド)
+0.50%(クリスタルステージ)
+1.50%(プラチナステージ)
年齢による加算+0.50%
(29歳以下)
+0.25%
(30歳~39歳)
東急カードを年に200万円以上利用+0.25%
SBI証券投資信託の保有残高が500万円以上+0.25%
毎月の積立額が50,000円+0.25%

※還元率の上限は3.0%

同じくSBI証券と提携を結んでいる三井住友カードプラチナプリファードの改悪もあって、東急カードを使った「クレカ積立」は注目度も増しています。

特にゴールドカードであれば、最低1.0%の還元率が保証される点もポイントと言えるでしょう。

投資が上手くいけば、運用益とポイント還元の二重取りができちゃうわけですね!
もちろんこの特典は、つみたてNISA等にも適用されます。

Visaブランドなら東急線でも使える!便利な「タッチ決済」機能付き

TOKYU CARD ClubQ JMBには「タッチ決済」の機能が付帯しています(PASMO一体型カードを除く)

これにより多くのコンビニエンスストアやスーパー等にて、上の漫画のように「クレジットカードをかざすだけ」での決済が可能となるでしょう。

また東急電鉄は2024年5月15日から、「Visaのタッチ決済」を用いた改札の通過&運賃支払いにも対応。

Visaブランドのカードを選択したなら、チャージなしで「PASMOではなく、クレジット機能を使った運賃支払い」が可能となっています。

しかもTOKYU CARD ClubQ JMB(Visa)なら、タッチ決済でも東急線利用時に3.0%のポイント還元を受けられますよ!

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JMB(JALマイレージバンク)の機能を使うと空港での手続きが楽になることも

TOKYU CARD ClubQ JMBにはJMB、JALマイレージバンク、つまりJALのマイルを貯めるためのポイントカード機能が備わっています。

この機能自体は無料で誰でも利用できるもので、特別お得なサービスというわけでもないのですが…。

現在のJALではJMBカードの「ICチップをかざすだけ」で、チェックイン等の手続きが非常に簡単に完了します。

よって「TOKYU CARD ClubQ JMB」のユーザーがJAL便を利用する場合、マイルを貯められるだけでなく空港での手続きを大幅にカットできることでしょう。

▲▼ICチップを使って本人確認を済ませるの図

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最大1000万円(ゴールドカードなら最大1億円)の旅行保険が付帯する

TOKYU CARD ClubQ JMBには以下の通り、最大1000万円の旅行保険が付帯します。

東急カード(一般)の付帯保険
海外旅行保険
障害死亡、後遺障害最大1000万円
障害治療、疾病治療最大100万円
携行品損害最大20万円
賠償責任最大2000万円
救援者費用最大100万円
国内旅行保険
障害死亡、後遺障害最大1000万円

正直なところその内容は、有料カードとして考えると特別優れているというわけではないのですが…。

海外に行く際などに無料で安心をプラスできると考えると、嬉しい特典の1つと言って良いでしょう。

デメリット

ただし治療費補償の金額などに不安が残るのであれば、旅行保険が充実したサブカードや有料の任意保険への加入を活用した方が良いかもしれません。

ちなみにゴールドカードを選択した場合であれば、この年会費帯(6,600円)にしては破格の内容とも言える「最大1億円」の旅行保険が付帯します。

海外に行く機会があるのなら、付帯保険の充実を理由にゴールドカードを選ぶのも一考です!

東急カード(TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズ)のデメリット

さまざまな利点を有する東急カード(TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズ)ではあるものの、注意したいポイントが一切ないとは言い切れません。

ここからは、東急カードへ申し込む前に知っておきたいデメリットについて解説してきます。

原則として2年目以降は1,100円の年会費が発生する

東急カードの年会費は1,100円(最もスタンダードなTOKYU CARD ClubQ JMBの場合)。

入会初年度はこの年会費が免除されるものの、2年目以降はどうしても会費の支払いが必要となってしまいます。

デメリット

たまに年会費が無料になるキャンペーンなども実施されているようですが、狙って参加することは困難ですしね…。

またゴールドカードやJAL、ANAの提携カードを選択する場合、必要な年会費はより高くなりますのでご注意ください。

東急カードの年会費が請求される前のタイミングで解約することはできますか?

2024年現在もApplePay・GooglePayといったスマホ決済に対応していない

東急カード(TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズ)は2024年の今になっても、ApplePay・Google Payの両方に対応できていません。

Google Payに対応していないクレジットカードは珍しくないものの、いまだApplePay未対応のカードは悪い意味で珍しいです。

「クレジットカードをスマートフォンに登録して決済」を希望する方にとって、こちらは大きなデメリットと言わざるを得ません。

ただし、
JAL提携の「JALカード TOKYU POINT ClubQ」であればApplePay、
ANA提携の「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」であればApplePayとGoogle Payの両方
を利用可能となっています。

年会費を支払ってでも東急カードを作った方がいいのはどんな人?

最もスタンダードな東急カードである、「TOKYU CARD ClubQ JMB」の一般カード(ゴールドカードではないカード)の年会費は1,100円(初年度無料)。

となると気になるのは、やはり「年会費を支払ってでもこのカードを作った方がお得かどうか」でしょう。

ということでここからは、主に「TOKYU CARD ClubQ JMB」の年会費の元を取る条件について解説していきます。

年会費の元を取るために必要な単純決済額は年11万円(月9,166円)

TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズの基本還元率は1.0%(200円につき2ポイント還元)。

ということで単純計算だと、このカードを使って1,100円の年会費の元を取るために必要な年間決済額Xは、

  • X×0.01≧1,100

を解いてX≧110,000。

つまりクレジットカードを年11万円(月あたり9,166円程度)以上利用するのであれば、必要な年会費よりも還元されるポイントの方が高くなることでしょう。

またこちらは特典などを加味していない計算ですので、東急系サービスでのポイントアップ優待などを含めると、「年会費の元を取る」ために必要な決済額はより安くなります

日常の決済をTOKYU CARD ClubQ JMBで済ませるのであれば、年会費の元を取ることは決して難しくなさそうですね!

「東急線で3.0%還元」を基準とするなら必要な運賃(または定期券の代金)は年間36,666円

TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズを利用する大きな利点として挙げられるのが、

といった特典です。

以上を基準に「年会費の元を取るための、年間東急線利用額X」を求めると、

  • X×0.03≧1,100

を解いて36,666。

つまり年間36,666円(月あたり3,055円)以上、東急線の電車を利用したり、定期券を購入したりするのなら、負担する年会費よりも還元されるポイントの方が大きくなることでしょう。

こちらも東急線ユーザーなら、達成は難しくなさそうですね!

参考:年会費無料で1.0%還元の他社カード(楽天カード等)との比較と損益分岐点

さて、「年会費の元を取る」、つまり「””無””とTOKYU CARD ClubQ JMBを比べる」のであれば、後者が有利となるのは当然です。

ですが実際に日常の支払い方法を選ぶ場合、比較対象となるのは「無」(現金払い)ではなく「他社カード」…という方が多いのではないでしょうか。

ということでここでは仮に、

  • TOKYU CARD ClubQ JMB(年会費1,100円・東急線での還元率3.0%)
  • 楽天カード(年会費無料・タッチ決済時や定期券購入時における東急線での還元率1.0%)

の2つを比べ、「TOKYU CARDを使った方がお得となる、年間東急線利用額X」を計算してみると以下のようになります。

  • X×0.03≧X×0.01+1,100

以上の式を解いてX≧55,000、つまり年間5万5000円以上東急線の電車を利用したり、定期券を購入する方であれば「TOKYU CARD ClubQ JMB」を使った方がお得という計算になりますね。

このように東急線の電車をよく利用するのであれば、年会費無料かつ高還元な他社カードと比べても、TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズのメリットは大きいと言えます。

東急カードを使って貯めたTOKYU POINTの使い方・使い道

東急カード(TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズ)を使ってもらえるのは「TOKYU POINT」。

ここからはこのポイントの、具体的な使い道について解説していきます。

TOKYU POINTの加盟店なら1ポイント=1円として簡単に使用できる

TOKYU POINTの使い道としておそらく最も簡単なのが、「TOKYU POINT加盟店の店頭で使用する」というもの。

TOKYU POINT加盟店とは東急百貨店や東急ストア、東急ハンズ、東急スクエア、その他渋谷ヒカリエなどの「TOKYU POINTが貯まる・使える」お店のことですね。

こちらのお店であれば、お支払いの際に「ポイント払いで」と伝え東急カード(TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズ)を提示することで、簡単にポイント払いが可能です。

TOKYU POINT加盟店はこちらの公式サイト から確認できますよ!

貯めたポイントはPASMOのチャージ残高に交換することも可能

TOKYU POINTは1ポイント=1円相当として、PASMOのチャージ残高に交換できます。

ポイント交換の手続きには券売機の他、セブン銀行のATMを使用可能。

後者であれば「モバイルPASMO」ユーザーであっても、TOKYU POINTから交換したチャージ残高を受け取れるとのことでした。

TOKYU POINTをPASMOの残高に交換する詳しい方法については、こちらの公式サイト をご確認ください。

東急百貨店や東急ストアのネットショッピングでポイントを使うことも

TOKYU POINTは、

  • 東急百貨店ネットショッピング
  • 東急ストアネットスーパー
  • ギフト日和 by Tokyu Bell

といった東急系のインターネットサービスでも簡単に使用可能。

普段は東急系の実店舗をあまり利用しない、という方であっても、ネットショッピングなら…という機会は意外と多いのではないでしょうか。

贈答品や化粧品なんかを通販で購入したい場合には良さそうですね!

TOKYU POINTはJALまたはANAのマイルにも交換できる

その他TOKYU POINTは、

  • 2,000ポイント→1,000マイル(JAL)
  • 1,000ポイント→750マイル(ANA)

のレートでの交換が可能です。

こちらは基本的に、JALまたはANA提携の東急カードを利用している方が、普段のお買い物などを通して貯めた「TOKYU POINT」をマイルに一本化したい場合におすすめの方法となっています。

その他、東急「お得意様」専用のTOKYU ROYAL CLUBの会員になれたなら、対象のコンサートや舞台、東急系ホテルの宿泊などにTOKYU POINTを使用可能となっています。

東急カード(TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズ)の上手な使い方

東急カード(TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズ)の特徴を把握したところで、ここからはこのカードの上手な使い方について見ていきましょう。

TOKYU POINTをよく利用する方が「メインカード」として使用する

普段から東急系のお店やサービスを利用する機会が多く、TOKYU POINTに馴染みがあるのなら、TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズをメインの決済方法として使用するのがおすすめです。

優待を受けられる東急系のお店やサービスはもちろん、そうでないところでもこのカードを使うことにより、効率よくTOKYU POINTを貯めることができるでしょう。

貯めたポイントは東急系のお店で利用するでも、PASMOのチャージに利用するでも構いません。

東急線や東急系のサービスをよく利用する方が「サブカード」として使用する

  • すでにTOKYU CARD ClubQ JMB以外のメインカードを所有している
  • 東急線はよく利用するが、TOKYU POINTの利用機会があまりない

という場合には、TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズを「東急系専用」のサブカードとして使用するのが良いでしょう。

年会費1,100円のTOKYU CARD ClubQ JMBであれば、年36,666円以上(定期券含む)の東急線での決済で「年会費の元を取る」ことが可能です。

  • 東急線やTOKYU POINT加盟店に関連する決済は「TOKYU CARD ClubQ JMB」
  • その他の決済には高還元率な他社カード

といったように「カードの使い分け」を行えば、お手持ちのメインカードを存続させたまま、東急関連のお支払いを今よりお得にこなすことができます。

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フローチャートで簡単!提携カードを含む東急カードの比較と選び方

▲クリック/タップで拡大できます

公式サイトを見てみると、似たようなカードが多く一見してどれを選べばよいのか分かりづらい「東急カード」。

ということでここからは、あなたに合った1枚を選べるよう、各カードの特徴などをまとめてみました。

簡単に申込先を選びたい方は上のフローチャートを、各スペックを比較した上で選択したい方は下の表を活用してみてくださいね!

東急カード(提携カード含む)の選択肢
TOKYU CARD ClubQ JMBTOKYU CARD ClubQ JMB PASMOTOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドTOKYU CARD ClubQ JMB
(コンフォートメンバーズ付き/PASMO付帯含む)
JALカード TOKYU POINT ClubQANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
デザイン
こんな人におすすめ新規でPASMOを作る必要がない方新規でPASMOを作りたい方つみたて投資での還元率アップ等に期待したい方東急ホテルの利用機会がある方日常の決済でJALマイルを貯めたい方日常の決済でANAマイルを貯めたい方
年会費1,100円
※初年度無料
1,100円
※初年度無料
6,600円1,100円
※初年度無料
実質7,150円
※マイル還元率1%達成時
実質8,800円
※マイル還元率1%達成時
基本還元率1.0%1.0%1.0%1.0%2.0%相当~
※マイルを航空券に交換する場合の目安
2.0%相当~
※マイルを航空券に交換する場合の目安
国際ブランドVisa
Mastercard
Visa
Mastercard
Visa
Mastercard
MastercardVisa
Mastercard
Mastercard
詳細

「TOKYU CARD ClubQ JMB」はVisaブランドならタッチ決済でも東急線で3.0%還元

「TOKYU CARD ClubQ JMB」は最もスタンダードな東急カード。

という方をはじめ、「これから新しくPASMOを作る必要がない方」に広くおすすめの東急カードだと言えるでしょう。

東急線(世田谷線を除く)は2024年5月15日から、Visaブランドでの「タッチ決済」による改札の通過に対応しています。
「カードをかざすだけ」で運賃を支払えるこの機能のことを考えると、国際ブランドには「Visa」を選ぶのがおすすめです!

ちなみに「TOKYU CARD ClubQ JMB」ユーザーは、「このカードと紐づけたPASMO」「Visaタッチ決済」どちらを利用した場合であっても、3.0%のポイント還元を受けられますよ!

年会費
1,100円
※初年度無料
基本還元率
1.0%
国際ブランド
Visa
Mastercard
還元ポイント
TOKYU POINT
発行元
東急カード株式会社
申込条件
18歳以上(高校生を除く)
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay

主な特徴と特典
  • 【2024年10月31日まで】新規入会で最大18,000円相当のポイントがもらえる
  • 東急線全線(世田谷線を除く)を「タッチ決済」(またはPASMO)で利用する場合、3.0%還元
    ┗2024年10月31日までのキャンペーン期間中なら6.0%還元
  • TOKYU POINTカード機能付き
  • 東急百貨店にて3.0%還元、利用状況によってさらにボーナスポイントプレゼント
  • PASMOオートチャージ機能
  • SBI証券「クレカつみたて(自動積立)」にて最大3.0%還元
  • 「TOKYU POINTモール」経由のネットショッピングでポイントアップ
  • JALマイレージバンク機能付帯

※「コンフォートメンバーズ機能付き」カード(Mastercard限定)選択時には、東急ホテルで優待あり


「TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO」はPASMO機能をクレカに搭載したい方へ

「TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO」は、先に紹介した「TOKYU CARD ClubQ JMB」にPASMO機能が搭載されたクレジットカード。その他のサービス等は共通です。

その性質上このカードは、

  • これから新しくPASMOを作りたい方
  • PASMOとクレジットカード(東急カード)を1枚にまとめたい方

におすすめと言えるでしょう。

ちなみに「TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO」を使ったPASMOのオートチャージの対象は、このカードに搭載されたPASMOに限られます。

クレジットカードとPASMOを分けて持ちたい場合には、PASMO機能の付かない「TOKYU CARD ClubQ JMB」等をお選びください。

「TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド」は年会費6,600円で空港サービス等が付帯

「TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド」は、名前通り「TOKYU CARD ClubQ JMB」のゴールドカード。

年会費は6,600円と一般カードより高くなる代わりに、

  • SBI証券「つみたて投資」の還元率アップ(1.0%~最大3.0%)
  • 付帯保険の充実
    (最大1000万円→最大1億円、さらにショッピング保険が付帯)
  • 国内空港ラウンジサービス

といった特典がプラスされます。

「つみたて投資」ユーザーを始めとするゴールド限定の特典に魅力を感じる方であれば、こちらのカードを選んでみるのも良いでしょう。

つみたて投資(クレカ積立)の還元率の設定について詳しく見る

ちなみに基本還元率(1.0%)や東急線利用時の還元率(3.0%)は一般カードから据え置きですのでご注意ください。

一般カードとゴールドカードの損益分岐点について教えてください。

年会費
6,600円
基本還元率
1.0%
国際ブランド
Visa
Mastercard
還元ポイント
TOKYU POINT
発行元
東急カード株式会社
申込条件
18歳以上(高校生を除く)
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay

主な特徴と特典
  • 新規入会で3,500円相当のポイントプレゼント
  • SBI証券「つみたて投資」にて1.0%~最大3.0%還元
  • 国内空港ラウンジサービス
  • relarkたまプラーザ/美しが丘「1日利用プラン」優待
  • 東急線全線(世田谷線を除く)を「タッチ決済」(またはPASMO)で利用する場合、3.0%還元
    ┗2024年6月30日までのキャンペーン期間中なら6.0%還元
  • TOKYU POINTカード機能付き
  • 東急線PASMO購入時のポイント還元率3.0%
  • 東急百貨店にて3.0%還元、利用状況によってさらにボーナスポイントプレゼント
  • PASMOオートチャージ機能
  • 「東急バスノッテチャージサービス」や東急バス利用時のオートチャージで1.0%還元
  • 「TOKYU POINTモール」経由のネットショッピングでポイントアップ
  • JALマイレージバンク機能付帯

:ゴールドカード限定特典


東急ホテルを利用する機会があるなら「コンフォートメンバーズ機能付き」も要チェック

スタンダードな「TOKYU CARD ClubQ JMB」と非常に似ている(というより間違い探しレベル)のが、「TOKYU CARD ClubQ JMB コンフォートメンバーズ機能付」

こちらは名前通り「コンフォートメンバーズ機能」、つまり東急ホテルズでの優待がプラスされているカードです。

主なコンフォートメンバーズ特典
  • 宿泊時に「会員特別料金」(=割引料金)が適用される
  • 宿泊料金・飲食料金に対し5.0%のポイント還元を受けられる
  • 東急ホテルの利用状況に応じてボーナスポイントプレゼント
  • レイトチェックアウト(チェックアウト時間が正午まで延長される)
  • その他利用状況に応じた会員ステータスの付与

参考元:東急ホテル公式サイト

と言うと一見「TOKYU CARD ClubQ JMB」の上位互換のようですが…。

注意すべきはこちらの「コンフォートメンバーズ機能付」カードの国際ブランドが、「Mastercard」のみであること。

そして現在の東急線は、Mastercardブランドのカードを使った「タッチ決済」に対応していません。

よって「クレジットカードをかざすだけ」で改札を通過したいのであれば、Mastercardブランドのこちらは避けておいた方が良いでしょう。

その一方、「東急ホテルズを利用する機会があり、タッチ決済で電車に乗る予定もない」という方であれば、Visaブランドのカードよりもこちらの「コンフォートメンバーズ機能付」が優先されます。

こちらもチェック!

コンフォートメンバーズ機能付きカードは、
・PASMOなし(お手持ちのPASMOにオートチャージOK)
・PASMOあり
・ゴールドカード
それぞれ選択できますよ!

ちなみにPASMOやそのオートチャージを上手く活用できれば、改札でタッチ決済を利用できないこともそこまで気にならないはずです!

年会費
1,100円
※初年度無料
基本還元率
1.0%
国際ブランド
Mastercard
還元ポイント
TOKYU POINT
発行元
東急カード株式会社
申込条件
18歳以上(高校生を除く)
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay

主な特徴と特典
  • 【2024年5月31日まで】新規入会で最大11,000円相当のポイントがもらえる
  • 東急線全線(世田谷線を除く)をこのカードと紐づけたPASMOで利用する場合、3.0%還元
    ┗2024年6月30日までのキャンペーン期間中なら6.0%還元
  • TOKYU POINTカード機能付き
  • 東急ホテルズ「コンフォートメンバーズ」機能付き
    ┗会員特別料金の適用、レイトチェックアウト等
  • 東急百貨店にて3.0%還元、利用状況によってさらにボーナスポイントプレゼント
  • PASMOオートチャージ機能
  • SBI証券「クレカつみたて(自動積立)」にて最大3.0%還元
  • 「TOKYU POINTモール」経由のネットショッピングでポイントアップ
  • JALマイレージバンク機能付帯

「JALカード TOKYU POINT ClubQ」はJALマイルもTOKYU POINTも貯められる1枚

注意!こちらは提携カードです。

このカードは「東急カードと提携したJALカード」であり、「TOKYU CARD ClubQ JMB」シリーズに含まれません。

そのため記事の前半で解説したメリット・デメリットや特徴は、このカードに当てはまりませんのでご注意ください。

「JALカード TOKYU POINT ClubQ」は、一言で言うと「東急系のサービスがちょこっと追加されたJALカード」

東急系での優待は本家本元である「TOKYU CARD ClubQ JMB」シリーズに届かないものの、

  • PASMOオートチャージ
  • 付帯するTOKYU POINTカード機能とPASMOと組み合わせて、東急線利用時に3.0%のポイント還元
  • 定期券購入時のポイントとマイルの二重取り
    (マイル1.0%+TOKYU POINT0.5%)

といった機能や特典は適用されます。

またこちらのカードを含む「JALカード」の特徴と言えば、何といってもその高い還元率

「JALカード TOKYU POINT ClubQ」では通常の決済を行ったとき、TOKYU POINTではなくJALマイルが還元されるのですが…。

このJALマイルは航空券との交換を前提とする場合、1マイルあたり2円以上の価値を持つことが珍しくありません。

実際のJALマイルの価値の計算例

2024年4月25日と同月26日の「羽田⇔福岡」便を、「大人一人・普通席・往復セイバー料金」の条件で取得する場合、

  • 通常の決済であれば合計42,969円~
  • JALマイルとの交換であれば16,100マイル~

つまりこの場合、16,100マイルは42,969円の価値を持っており、1マイル当たりの価値は約2.66円相当となる。

※必要料金・マイル数の参考元:JAL公式サイト

よってマイル還元率1.0%を達成できたなら、「TOKYU CARD ClubQ JMB」シリーズを超える実質2.0%~の基本還元率を実現できることでしょう。

つまりこちらのカードは、

  • 日常の決済ではTOKYU POINTよりも「JALマイル」を貯めたい
  • 東急線を利用する機会もそこそこにある

といった方におすすめのカードとなっています。

こちらのカードにはゴールドカード等のバリエーションも存在します。
JALカードの詳細については以下の解説ページ等もチェックしてみてください。

こちらもチェック!

年会費
7,150円
※マイル還元率1%達成時
基本還元率
2.0%前後~
※マイルを航空券に交換する場合
国際ブランド
VISA
Mastercard
還元ポイント
JALマイル
発行元
東急カード株式会社
申込条件
18歳以上(高校生を除く)
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • TOKYU POINT CARD機能付き
    ┗PASMOと組み合わせて東急線にて3.0%還元が可能
    (電車とバスで貯まるTOKYU POINT
  • PASMOオートチャージ機能付き
  • 東急線PASMO定期券購入時と東急バスでのオートチャージ時には、マイルに加えてTOKYU POINTが0.5%貯まる
  • 本来の年会費は2,200円(初年度無料)だが、マイル還元率1.0%の達成には「ショッピングマイル・プレミアム(年4,950円)」への加入が必要
  • カード継続後の初回搭乗で1,000マイルプレゼント
  • JALのフライトマイル+10%
  • ファミリーマート、スターバックス、ENEOS、マツモトキヨシなどの特約店でマイル還元率2倍
  • 対象の空港内ショップや機内販売の割引
  • パッケージツアーやホテルニッコー & JALシティの割引・優待

期間限定キャンペーン/東急カード提供特典


「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」は発行元が異なるので注意

注意!こちらは提携カードです。

こちらのカードも「東急カードと提携したANAカード」であり、「TOKYU CARD ClubQ JMB」シリーズに含まれません。

記事の前半で解説したメリット・デメリットや特徴は、このカードにも該当しません

「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」はANAと東急が提携したクレジットカード。

こちらのカードもマイル還元率1.0%を達成することにより、実質還元率2.0%~を狙うことが可能です。

ただしこのカードはPASMO機能が初めから付帯している都合上、「既にお手持ちのPASMOやモバイルPSAMO」にオートチャージを行うことができません。

PASMOとクレジットカードを分けて持ちたいという場合には、注意が必要と言えるでしょう。

デメリット

「ANAマイルを貯めたいけれど、PASMOとクレジットカードは別に持ちたい」という場合には、「別のANAカード+TOKYU CARD ClubQ JMB」をそれぞれ保有した方が良さそうです。

また「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」には、JALとの提携カードと違ってゴールドカード等の上位カードが存在しません。

こちらもチェック!
年会費
2,200円
(初年度無料)
基本還元率
2.0%前後~
※2倍コース加入、かつマイルを航空券に交換する場合
国際ブランド
Mastercard
還元ポイント
ANAマイル
(Vポイント経由)
発行元
三井住友カード株式会社
申込条件
18歳以上(高校生を除く)
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • 「2倍コース(年6,600円)」に別途加入することでマイル還元率が0.5%→1.0%になる
    (※1年間マイル移行が行われなかった場合は追加年会費の請求無し
  • PASMO機能付き(定期券も搭載可)
  • PASMOオートチャージに対応
    (ただし別のPASMOカードへのオートチャージは不可)
  • TOKYU POINTカード機能付き
  • 入会またはカードの継続で1,000マイルプレゼント
  • ANAのフライトマイル+10%
  • セブン-イレブン、スターバックスなどの特約店でマイル還元率2倍
  • 対象の空港内ショップや機内販売の割引

実際に東急カードを使用している方の口コミ・評判

実際に東急カードを利用している方はこのカードについてどんな感想を抱いているのか、SNS上の声をピックアップしてみました。

口コミの中で目立ったのは、

といったところ。

特に最近は、同じくSBI証券で優待を受けられた「三井住友カードプラチナプリファード」の改悪もあって、「つみたて投資」方面での注目が増している印象です。

年会費の発生をネックに思う声は少なくなかったものの、「特典やサービス、ポイントを使いこなせるなら優秀なカード」という評価は固そうです!

【どこで作れる?】東急カードの作り方

東急カード(TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズ)は、東急百貨店や一部のTOKYU POINT加盟店に設置してある「TOKYU CARDカウンター」で申し込みが可能。

…ではあるのですが、特にお急ぎの事情がないのなら、上の漫画のような手順でインターネットを使って申し込みを済ませた方が簡単でしょう。

ちなみに東急カードの公式サイトによると、申し込み~カード発行までに必要な日数の目安は「約10日~3週間程」とのことでした。審査には少し時間が掛かるかもしれません。

もし以下のリンクから申し込んでいただけると、わたしに若干の生活費が入ります…!もし宜しければ!
(申込後に名乗って頂ければ五体投地の上、お礼の絵を描きます!ぜひ申し出てね!)

東急カードの審査とその難易度について

スタンダードな東急カード(TOKYU CARD ClubQ JMBの一般カード)の申し込み条件は「18歳以上(高校生は除く)で安定した収入のある方、またはその配偶者の方」というもの。

収入が要求される分、楽天カード(条件は「高校生を除く18歳以下の方」のみ)等に比べると、申込者に求められる支払い能力はやや高くなりそうです。

とは言え東急カードは高校生を除く18歳、つまり高校を卒業したばかりの10代の方でも申し込みが可能。

本人または配偶者に収入が必要とは言え、べらぼうに高い支払い能力や社会ステータスが求められることはありません。

実際、SNS上では「審査に不安はあったが通過できた」という報告もいくつか見受けられました。

要するに「特別審査が甘いわけではないが、だからと言って特別厳しいわけでもない」…といった具合ですね。

ちなみに東急カードの場合、多くの他社と異なりゴールドカード選択時であっても申し込み条件が変わりありません。

もしかすると一般カードとゴールドカードの間で、大きな審査難易度の違いはないのかもしれませんね。

クレジットカードの審査で重要となりうる信用情報(クレヒス)については、以下のページで詳しく解説しています。

こちらもチェック!

ハードルは高いけど超お得?「TOKYU ROYAL CLUB」の加入条件と特典とは

「TOKYU ROYAL CLUB」とは、東急系のサービスを重用している「お得意様」向けの特別優待サービス。

そしてその会員になれたなら、東急カードや東急系のサービスをもっとお得に利用できる可能性があります。

ということでここでは「TOKYU ROYAL CLUB」の加入条件や加入メリットを、簡単にまとめてみました。

TOKYU ROYAL CLUBに加入する条件

東急系サービスの「お得意様」であることの証である、TOKYU ROYAL CLUBへの加入条件は以下の通りです。

TOKYU ROYAL CLUBへの加入条件
加入条件1
TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズのカードを持っている
※ゴールドカード可、提携カードは不可
加入条件2
以下のうち、3つ以上の条件を満たす
(1)東急カードのPASMOオートチャージ、または定期券を利用している
(2)「東急パワーサプライ」で電気契約
(3)「東急パワーサプライ」でガス契約
(4)イッツコム、またはケーブルテレビ品川の契約
(5)東急セキュリティのサービスを利用している
(6)東急ベルの定期契約
(7)東急スポーツシステム「ラクティブ」の契約
(8)キッズベースキャンプ/KBCほいくえんの契約
(9)デイサービス「オハナ」の契約
(10)対象の東急グループの物件に住んでいる 等
(11)対象となるゴルフやリゾートの会員権を持っている
(12)東急グループ上場企業の株式を保有している
(10)以下のいずれかの条件を満たす
 ・「クレカつみたて」を月1万円以上利用している
 ・東急保険コンサルティングにて1年以上の有料契約
 ・投資信託保有額が500万円以上である

参考元・詳細:TOKYU ROYAL CLUB公式サイト

TOKYU ROYAL CLUBの会員は上記の条件の達成を前提として、さらに東急系サービスの利用状況に応じたランク付けがなされます。(シルバーステージ~プラチナステージ)

詳細についてはこちらの公式サイト の内容をご確認ください。

デメリット

ROYALの名前に違わず、ほんとうに入会条件は厳しめですね…。
基本的にはファミリー層向けと言えそうです。

TOKYU ROYAL CLUBの主な特典・メリット

TOKYU ROYAL CLUBにおける主な特典・メリットをまとめると以下のようになります。

TOKYU ROYAL CLUBの主な特典
  • 東急ホテルズでの宿泊や対象のコンサート、舞台などに「TOKYU POINT」を使う場合、1ポイントの価値が2円相当にアップ
  • 「クレカ積立」の還元率アップ(最大3.0%)
  • 東急グループの駐車場が1時間または2時間無料
  • 東急の定期券の購入時、または東急バスオートチャージ利用時の還元率+1.0%
  • 年に1回、選べるプレゼントがもらえる
  • 【プラチナ会員限定】東急ストア5%オフ
  • その他公式サイト参照

入会条件が厳しい分、特典の内容はかなり充実。

「クレカ積立の還元率アップ」「定期券購入時の還元率アップ」といった実利的なものから、年に1回の嬉しいプレゼントといった特別感のあるものまで広く揃っています。

加入する条件を考えると誰にでもおすすめ…とまでは言えませんが、もし「あと少しでTOKYU ROYAL CLUBに入会できそう」という方であれば、上記の特典を目当てに東急グループの利用を増やしてみるのも良いかもしれません。

【おまけ】東急のゆるキャラ「のるるん」が「挟まりがち」でかわいい

わたしは「のるるん」の「挟まっている」報告が好きで好きで……。

愛 それはぎゅむぎゅむののるるん

東急カードに関するよくある質問と回答

ここからは、東急カードに関連するよくある質問にお答えしていきます。

お探しの情報が見当たらない場合にはコメント欄やメールフォームなどからお気軽にご相談ください。

東急カードの締め日・引き落とし日はいつですか?

東急カードの支払いスケジュールは「毎月15日締め・翌10日払い」です。

例えば1月16日~2月15日に購入した分の引き落としは、3月10日(銀行休業日の場合は次の平日に持ち越し)に行われることでしょう。

東急カードの年会費が請求されるのはいつですか?

年会費の請求月は利用者によって異なり、

  • はじめてカードを受け取った際に届いた郵送物
    (カードが貼ってあった台紙)
  • 電話

といった方法でしか確認ができない模様。

カード受け取りの際の郵送物が残っていないなら、「カード裏に書かれている電話番号」に連絡し、年会費の請求タイミングを確認するのが良いでしょう。

デメリット

おそらく締め日などの関係上、「有効期限が○月なら請求は×月!」といった断定ができないのだと推測されます。

参考元:東急カード公式サイト

東急カードの年会費が請求される前のタイミングで解約することはできますか?

はい、もちろん可能です。

もっとスタンダードな「TOKYU CARD ClubQ JMB」は初年度の年会費が無料ですので、約1年間カードを使用し、継続するかどうかを決めるのも一考でしょう。

TOKYU POINT CARD(ポイントカード)の残高を東急カードに引き継げますか?

▲実際の東急カードの申込画面より

はい、引き継げます。

カード申し込みの際に、お手持ちのTOKYU POINT CARDの番号を入力し、ポイントサービスの引継ぎを行いましょう。

東急カードは家族カードの発行に対応していますか?

はい、対応しています。

家族カードの発行を希望する際には、入会後にインターネット会員サービス「TOKYU POINT Webサービス」または電話でお手続きください(※JAL・ANA提携カードは申込口が異なります)。

ちなみに家族カードの年会費設定は以下の通りです。

各東急カードの家族カード年会費
TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズ
(一般)
初年度無料
2年目以降330円
TOKYU CARD ClubQ JMB
(ゴールド)
6,600円
JALカード TOKYU POINT ClubQ1,100円(普通)
3,850円(CLUB-Aカード)
8,800円(CLUB-Aゴールド)
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード初年度無料
2年目以降1,100円

東急カードはETCカードの発行に対応していますか?

はい、対応しています。またETCカードの利用分も、TOKYU POINT還元の対象となります。

ETCカードの発行を希望する場合には、こちらの公式サイト からお手続きをお済ませください。

またETCカードの発行にあたり、年会費や手数料は発生しません。

※JAL・ANA提携カードの場合は申込口が異なります。各公式サイトをご確認ください。

東急カード(TOKYU CARD ClubQ JMB)の一般カードとゴールドカードの損益分岐点について教えてください。

一般カード(年1,100円)とゴールドカード(年6,600円)における年会費の差額は5,500円。

そして「ゴールドカードであれば、一般に1,100円を要する国内空港ラウンジサービスを無料で利用できる」という点を基準とするのなら、年5回以上ラウンジを使用することで一般カードよりもお得になると言えます。

一方、「クレカ積立」による還元率の差(0.75%)を基準とする場合における、「ゴールドカードを選んだ方がお得となる年間積立額X」を計算すると、

  • X×0.0075≧6,600-1,100

を解いてX≧733,333。

つまり年間73万3333円、月あたり61,111円以上、SBI証券で「つみたて投資」を行う場合であればゴールドカードの方がお得と言えそうですが…。

東急カードの場合、最大還元率が適用される積立額は「月5万円まで」

結果として、「つみたて投資」のみによって年会費の差を埋めることは不可能となっています。

デメリット

ゴールドカードを選ぶべきは単純なお得さ…というよりも、空港ラウンジや「クレカ積立」での還元率アップ、付帯保険の充実といった複数の利点に魅力を感じる方向けと言えそうです。

東急カードの会員が抽選で購入できるウイスキーとは何ですか?

▲過去に実施されていた抽選販売の内容。
わたしもプロローグKとか飲んでみたい……(シングルモルト派)

東急系のお店では、TOKYU CARD ClubQ(JAL提携・ANA提携は含まない)の会員に向けてウイスキーの限定販売を行っていることがある模様。

わたしもウイスキーのことが好き…(※高いものを買えるとは言っていない)ので覗いてみたのですが、なかなか市場に出回っていない人気銘柄が販売に出ていることは確かなようですね。

デメリット

今じゃクラフト蒸留所どころか、ノンエイジの山崎や白州のボトルすらなかなか見かけませんしね…。

気軽に手が出る値段かどうかはさておきウイスキー・ファンであれば、TOKYU CARD ClubQのカードを持つことで思わぬ出会いがあるかもしれません。

東急カードについてのまとめ

東急カードについてのまとめ
  • 東急カード(TOKYU CARD ClubQ JMBシリーズ)は、東急線への乗車&定期券購入で3.0%還元をはじめとする東急系の優待が揃ったクレジットカード。
    東急線や東急系のお店をよく利用する方ほどメリットは多い
  • 1,100円の年会費をペイするために必要な決済は、
    ・単純決済額であれば「年11万円」(月9,166円)
    ・東急線の利用(定期券代を含む)のみを加味するのなら「年36,666円(3,055円)」
  • 2024年5月15日から東急線全線(世田谷線を除く)で利用できる「タッチ決済」での乗車は、mastercardブランドが対象外となっているため注意。
    タッチ決済での乗車を利用したいなら「Visa」ブランドのカードを選ぼう

2024年4月から東急線でのポイントアップサービスが始まったこともあり、より使いやすくなった東急カード。

普段から東急線や東急系列のお店・サービスをよく利用する方にとっては、メインカードとしてもサブカードとしても心強い1枚となってくれることでしょう。

東急カード(提携カード含む)の選択肢
TOKYU CARD ClubQ JMBTOKYU CARD ClubQ JMB PASMOTOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドTOKYU CARD ClubQ JMB
(コンフォートメンバーズ付き/PASMO付帯含む)
JALカード TOKYU POINT ClubQANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
デザイン
こんな人におすすめ新規でPASMOを作る必要がない方新規でPASMOを作りたい方つみたて投資での還元率アップ等に期待したい方東急ホテルの利用機会がある方日常の決済でJALマイルを貯めたい方日常の決済でANAマイルを貯めたい方
年会費1,100円
※初年度無料
1,100円
※初年度無料
6,600円1,100円
※初年度無料
実質7,150円
※マイル還元率1%達成時
実質8,800円
※マイル還元率1%達成時
基本還元率1.0%1.0%1.0%1.0%2.0%相当~
※マイルを航空券に交換する場合の目安
2.0%相当~
※マイルを航空券に交換する場合の目安
国際ブランドVisa
Mastercard
Visa
Mastercard
Visa
Mastercard
MastercardVisa
Mastercard
Mastercard
詳細
こちらもチェック!
年会費
1,100円
※初年度無料
基本還元率
1.0%
国際ブランド
Visa
Mastercard
還元ポイント
TOKYU POINT
発行元
東急カード株式会社
申込条件
18歳以上(高校生を除く)
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay

主な特徴と特典
  • 【2024年10月31日まで】新規入会で最大18,000円相当のポイントがもらえる
  • 東急線全線(世田谷線を除く)を「タッチ決済」(またはPASMO)で利用する場合、3.0%還元
    ┗2024年10月31日までのキャンペーン期間中なら6.0%還元
  • TOKYU POINTカード機能付き
  • 東急百貨店にて3.0%還元、利用状況によってさらにボーナスポイントプレゼント
  • PASMOオートチャージ機能
  • SBI証券「クレカつみたて(自動積立)」にて最大3.0%還元
  • 「TOKYU POINTモール」経由のネットショッピングでポイントアップ
  • JALマイレージバンク機能付帯

※「コンフォートメンバーズ機能付き」カード(Mastercard限定)選択時には、東急ホテルで優待あり


年会費
7,150円
※マイル還元率1%達成時
基本還元率
2.0%前後~
※マイルを航空券に交換する場合
国際ブランド
VISA
Mastercard
還元ポイント
JALマイル
発行元
東急カード株式会社
申込条件
18歳以上(高校生を除く)
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • TOKYU POINT CARD機能付き
    ┗PASMOと組み合わせて東急線にて3.0%還元が可能
    (電車とバスで貯まるTOKYU POINT
  • PASMOオートチャージ機能付き
  • 東急線PASMO定期券購入時と東急バスでのオートチャージ時には、マイルに加えてTOKYU POINTが0.5%貯まる
  • 本来の年会費は2,200円(初年度無料)だが、マイル還元率1.0%の達成には「ショッピングマイル・プレミアム(年4,950円)」への加入が必要
  • カード継続後の初回搭乗で1,000マイルプレゼント
  • JALのフライトマイル+10%
  • ファミリーマート、スターバックス、ENEOS、マツモトキヨシなどの特約店でマイル還元率2倍
  • 対象の空港内ショップや機内販売の割引
  • パッケージツアーやホテルニッコー & JALシティの割引・優待

期間限定キャンペーン/東急カード提供特典


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