JALカード1枚でJAL便のチェックイン~手荷物お預け・搭乗が完了したレポ

久しぶりにJALの国内線を利用したところ、とんでもなく便利になっていたので紹介させて頂こうと思います。

結果から言うと、タイトルの通り航空券の購入はもちろん、

  • 飛行機へのチェックイン
  • 手荷物の預け入れ
  • 保安検査場の通過
  • 飛行機への搭乗

が、すべてJALカード1枚で完了するようになっていました。

今回利用したのは「福岡空港」と「羽田空港」です。
空港の設備によっては、今回ご紹介する内容と事情が異なる可能性があります。

事前準備:マイルを使ってほぼ無料で特典航空券を取得

私は普段からJALカードを使用しているので、日常の決済で勝手にマイルが貯まる状態になっています(100円につき1マイル)。

実際に今回、東京行きが決まった際にも気が付けば80,000以上のマイルが貯まっていました。これは使わなければもったいない。

ということで、出発日の数日前(計画性皆無)にJALのマイページ にログイン、特典搭乗券(マイルと交換できる航空券)を利用しようとしました。

……アレッ!?福岡→東京って、片道8,000マイル~のはずなのですが…。

と思いましたが時間帯をずらせばほぼ8,000マイルで予約が可能で安堵。

このように「1番安いマイルで航空券を交換できる」席数は限られており、その数を超えると必要マイル数が増加してしまうため注意が必要です。

今回は2月という微妙なシーズンであったこともあり、行き・帰りともにほぼ8,000マイルで航空券を交換できました。

▲帰路は午前中が安価である一方、午後の交換レートは高めでした。

デメリット

JALはANAと違い年間を通して同区間における最低必要マイル数が一定です。
ただしお盆や年末年始にマイルを使おうとする場合には、かなり早い段階での予約が必要そうですね。

ちなみにマイルにプラスする形で請求されているのは、どの航空会社を利用する場合にも必要な「国内線旅客施設使用料(PFC)です。

チェックイン・手荷物の預け入れは「JALカードをかざすだけ」

▲実際に使用したJALカード(JAL CLUB ESTの普通カード)

さて、航空券を購入した後はメール等で旅程を再確認、そのまま飛行機に間に合うよう空港に行けばOK。

そして現在、空港についてからのチェックイン(搭乗手続き)は、「JALカードをかざすだけ」で完了する形となっていました。

JALカードに搭載のICチップと、JAL会員の予約情報が連動しているんでしょうね…。すごい時代です!

▲JALカードに搭載のICチップを使えば、コードを読み取らせたり航空券番号をチェックする必要なし!

▲こんなかんじでかざす

あとは画面に沿って、簡単な手続き(予約内容の確認や座席の選択など)を済ませればOK。

手荷物の預け入れに必要なタグも、そのまま受け取ることができます。

荷物にこのタグを巻いたら、近くにある見るからにハイテクなマシーンで手荷物を預け入れ。

こちらも「JALカードをかざすだけ」で本人確認・予約確認が完了します。

\ピッ/

あとは画面の指示に従い、荷物を指定の場所に置けばOK。

自動的に荷物が移動し、預け入れは完了となります。

このように現在、JALカードがあればカード1枚でチェックイン~手荷物預け入れが完了

特にトラブルなどが発生しない限り、職員の方と会話をする必要すらありません。

説明や写真を端折ってしまったところも多いですが、実際のところは頭上に看板などで案内が書かれているため、もっと分かりやすいですよ!

保安検査場の通過や飛行機への登場もJALカードをかざすだけで完了

▲写真を撮っていなかったので、先ほどの使い回しで済まない

飛行機を利用する流れは主に、

  • チェックイン
  • 必要であれば手荷物の預け入れ
  • 保安検査場の通過
    (荷物に危険物が入っていないか、X線でチェックするアレ)
  • 搭乗

といったところ。

その随所で本人確認・予約確認が必要となるのですが、上で紹介したチェックイン~手荷物の預け入れ以外の手続きも、「JALカードをかざすだけ」で完了しました。

例えば保安検査場であれば、所定の読取口にJALカード(正しくはJALカードに搭載されているICチップ)をかざすことで、保安検査に進むことができます。

今まで必要だった「予約番号の確認」「スマートフォンを使ってQRコードを呼び出す」といった手間が一切不要になったことは、JALカードユーザーにとって非常に嬉しいポイントと言えるでしょう。

JALカードさえあれば、すべての手続きが非常に簡単に進むので少しびっくりしたまであります!
ほんとうに有用……。

JALカードとそのICチップを使って飛行機を利用する上での注意点

▲実際のチェックイン機の確認画面

JALカードを使った本人確認・予約確認の簡略化は、非常に便利なものでした。

その一方で、注意するべきかもしれないと思ったことは「予約内容が書かれたレシート等が発行されなかった」ことでしょうか。

予約内容は、

  • チェックインの際の確認画面(上の画像のもの)
  • JALから送られてくる確認のメール
  • JALの会員ページ

から確認できるとは言え、搭乗時刻を「紙」で確認したいという場合には注意が必要かもしれません。

デメリット

とは言え今はJALカード以外の方法で入場した場合も、紙のレシート等が発行されない可能性もあります。

簡単・お得に飛行機を利用できる「JALカード」の基本情報と選び方

飛行機に簡単に搭乗できる「JALカード」は、種類が多くどれを選べばよいか迷いがち。

そのためまずは、JALカードの「グレード」を絞り込んでみるのが良いでしょう。

グレード間のJALカード比較
普通カードCLUB-AカードCLUB-Aゴールドカードプラチナカード
デザイン
年会費7,150円~
※ショッピングマイル・プレミアム(マイル還元率を上げるオプションサービス)加入時
15,150円
※ショッピングマイル・プレミアム加入時
17,600円34,100円
マイル還元率1.0%
※ショッピングマイル・プレミアム加入時
1.0%
※ショッピングマイル・プレミアム加入時
1.0%1.0%
入会・継続ボーナス1,000マイル5,000マイル(入会)
2,000マイル(継続)
フライトマイル+10%+25%
国内ラウンジ××無料で利用可
海外ラウンジ×××無料で利用可
付帯保険最大2000万円最大5000万円最大1億円
(JCB)
最大5000万円
(VISA他)
最大1億円
特徴最も年会費が安いゴールド特典に興味がない空マイラ―向けカード別のゴールド限定特典が適用されるコンシェルジュサービス等を利用できる
※JCB、Amexのみ

※その他20代専用の「JAL CLUB EST」
学生専用の「JALカードnavi」等あり

一番年会費が安い(と言ってもマイル還元率1.0%の実現には最低でも年7,150円が必要ですが)のは「普通カード」。

このカードであってもマイル還元率1.0%は難なく達成できるため、多くの方にとって申込先はこのグレードで十分です。

付帯保険に心もとない部分はありますが、このデメリットは保険に優れたサブカードを作ることで補えるでしょう。

私が使っているのも普通カードです!

一方、

  • 飛行機を利用する機会が多く、フライトマイル積算率アップの恩恵を受けやすい
    (いわゆる空マイラ―)
  • 空港ラウンジサービスを利用したい
  • 「大手航空会社提携カードのゴールドカード」といったステータス性を重視したい

という場合には、ゴールドカードやプラチナカードの選択もおすすめです。

各グレードごとの細かな申込先の選び方については、以下のページをご覧ください。

こちらもチェック!

参考:飛行機に無料で乗るために必要なJALマイルはいくらくらい?

主な路線における、航空券との交換に必要なマイルの最小値は以下の通りです。

航空券との交換に必要なマイルの例(往復/最小値)
東京⇔大阪
大阪⇔福岡
12,000マイル
東京⇔広島
名古屋⇔福岡
14,000マイル
東京⇔札幌
東京⇔福岡
大阪⇔札幌
福岡⇔沖縄
16,000マイル
東京⇔沖縄
福岡⇔札幌
18,000マイル
日本⇔ソウル15,000マイル
日本⇔中国各地
東京⇔台湾
日本⇔グアム
20,000マイル
日本⇔シドニー36,000マイル
日本⇔ハワイ40,000マイル
日本⇔米国各地50,000マイル
日本⇔フランクフルト46,000マイル
日本⇔パリ52,000マイル

参考元:日本航空公式サイト
「JAL国内線特典航空券 必要マイル数」
「JAL国際線特典航空券 必要マイル数」

片道分のチケットのみを交換したい場合、必要マイルの最小値は上の表の半分となります。

例えば「東京⇔福岡・札幌」等の往復に必要なマイルは16,000~

マイル還元率1.0%のJALカードを使用したなら、160万円の決済で一回分の旅行が無料になりうると言えます。

メリット

先述の通り、JALはハイシーズンであっても必要マイルが変わらないのがポイントです!
(もちろん売り切れは生じやすくなりますが…)

ちなみにJALマイルの有効期限は、一般に3年間です。

JALカードを使ったチェックインや手荷物預け入れ、搭乗等についてのまとめ

JALカードを使った簡単搭乗のまとめ
  • JALカードを使えば日常の決済で「マイル」を貯めて、実質ほぼ無料で飛行機に乗れる
  • 確認できている限り羽田空港や福岡空港のJAL便では、JALカードに搭載のICチップを「かざすだけ」でチェックイン~搭乗に必要な本人確認・予約確認がすべて完了する

ICチップを使った最新のシステムで、非常に快適になっていたJAL(日本航空)。

もともと実質還元率が高く優秀なカードではありましたが、さらに使い勝手が向上したと言えます。

たまにでも飛行機を利用する機会があるのなら、非常に有力なメインカード候補となってくれることでしょう。

▲2024年2月20日~の新デザイン

年会費
7,150円
※マイル還元率1%達成時
基本還元率
2.0%前後~
※マイルを航空券に交換する場合
国際ブランド
VISA
Mastercard
JCB
Amex
還元ポイント
JALマイル
発行元
三菱UFJニコス株式会社 他
申込条件
18歳以上(高校生を除く)
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay(VISAの場合)
主な特徴と特典
  • 【2024年7月31日まで・JCBまたはOPクレジット限定】
    10万円以上の決済で2万円分の旅行券や北海道の海産物が当たる抽選キャンペーン実施中♪
  • 本来の年会費は2,200円(初年度無料)だが、マイル還元率1.0%の達成には「ショッピングマイル・プレミアム(年4,950円)」への加入が必要
  • カード入会または継続後の初回搭乗で1,000マイルプレゼント
  • JALのフライトマイル+10%
  • ファミリーマート、スターバックス、ENEOS、マツモトキヨシなどの特約店でマイル還元率2倍
  • 対象の空港内ショップや機内販売の割引
  • パッケージツアーやホテルニッコー & JALシティの割引・優待

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