UCカードとは?種類や選び方・特典やプラチナカードについても解説します

UCカードの特徴やめり斗・デメリットの概要

UCカードとは、ユーシーカードやクレディセゾンが発行するクレジットカード・シリーズ。

全体的に見ると旧時代的な印象はあるものの、「UCプラチナカード」といった新しいカードからは、改革の兆しも感じられます。

今回はリクエストにお応えする形で、UCカードとは何たるか、そしてUCカードの種類や選び方についてまで、分かりやすくまとめました。

そもそもUCカードとは?

UCカードの区分の図解

UCカードとは、

  • ユーシーカード株式会社
    (またはその系列のカード会社)
  • 株式会社クレディセゾン
    (いわゆるセゾンカード)

が発行する、クレジットカードのシリーズのようなもの。

種類や発行元がいろいろあって分かりづらいのですが、UCカードという「一族」のようなものと考えると少しマシ…かもしれません。

無料カードからプラチナカード、さらに他社との提携カードまでいろいろな種類があることから、「UCカードはこんなカード!」と言いづらい面もあります。

「UCカード」という大きなファミリーの中に、
・一般カードやゴールドカード、プラチナカード
・他社との提携カードとそうでないカード
が存在しているかんじですね。

UCカードに共通する特典・サービス

UCカードに共通する特典・サービス

UCカードにはいろいろな種類があって、特徴を説明しづらい…のですが、「UCカード共通のサービス」がないわけではありません。

ここからは「UC」という名前が付くカードに共通する特典について、簡単に解説していきます。

ちなみにここで紹介する優待は、すべて「セゾンカード」にも適用されます。

サブスクやレジャー施設・ホテルなどの割引や優待を受けられる

UCカード(とセゾンカード)の会員は、対象のサブスクサービスや飲食店、レジャー施設や宿泊施設などで、さまざまな優待を受けられる場合があります。

セゾンカード・UCカードの共通優待
  • 「笑笑」「魚民」「白木屋」などの居酒屋 10%オフ
  • カラオケ館 室料30%オフ
  • 富士急ハイランド フリーパス500円オフ
  • 宿泊予約サイトagoda 8%オフ
  • Hulu 1ヵ月無料トライアル
  • ライザップ 入会金無料
  • レンタカー割引(トヨタ、オリックス他)
  • その他公式サイト参照

お出かけの際にUCカードを持っていれば、思いがけない場所で割引を受けられる…かもしれません。

イメージとしては、JCBカードS等に適用される「クラブオフ」の縮小版、といったところです。

会員限定チケットサービスで先行申し込みや優待を利用できる

UCカードの会員は、会員限定のチケットサービスを利用可能。

これにより、対象のスポーツの試合やコンサート等において、

  • 先行予約
  • 割引

等の優待を受けられます。

現在の対象公演はこちらの公式サイト に掲載されているため、観劇などが趣味の方は、事前にチェックしてみるのも良いでしょう。

国内・海外のパッケージツアーが最大8%OFF

UCカードの会員は「セゾントラベル」というサービスを利用可能。

これにより、国内・海外のパッケージツアーが最大8%OFFとなります。

また宿泊予約サイト「agoda」が6%オフとなることから、パッケージツアー以外の旅行や宿泊にも、UCカードをお得に活用できそうです。

UCカードを使ってもらえるポイントの種類とその仕様・還元率

UCカードを使ってもらえるポイントの種類とその仕様・還元率

ここからはUCカードのプロパーカード、つまり「他の会社等と提携せず発行されるオリジナルカード」を使ってもらえるポイントについて、簡単に解説していきます。

提携カードについて言及するとキリがないので公式サイト等を見てくれ!すまん!

ユーシーカード株式会社のカードを使ってもらえるのは「UCポイント」

ユーシーカード株式会社(またはその系列会社)を使用すると、基本的に1,000円ごとに「UCポイント」が1ポイント還元されます。

この「UCポイント」はギフトカード等に交換する場合、1ポイントあたり5円相当の価値を持ちます。

そのためUCカードの基本還元率は0.5%相当と考えて良いでしょう。

デメリット

楽天カードの基本還元率が1.0%であることを考えると、まあ微妙な数字であることは確かです。

また後述する「永久不滅ポイント」と違い、このポイントの有効期限は「獲得した年度の、次年度(9月末)まで」、つまり1~2年と短めなため注意が必要です。

UCポイントの使い道については、
UCカードの公式サイト
STOREE SAISON
(UCポイントを使ったお買い物・交換ができるサイト)
からご確認いただけます。

クレディセゾン発行のカードを使ってもらえるのは「永久不滅ポイント」

クレディセゾン発行のUCカードを使用すると、1,000円につき1の「永久不滅ポイント」が還元されます。

ポイントの交換先にもよりますが、こちらも基本的に1ポイント=5円相当、つまり基本還元率は0.5%相当と考えて良いでしょう。

UCポイントに比べると「永久不滅ポイント」はその名の通り、有効期限がない=ポイントが失効しないのが最大の利点。

そのため「UCポイント」が貯まるカードと「永久不滅ポイント」が貯まるカードで申し込み先に迷ったなら、「永久不滅ポイント」の方がおすすめです。

ポイントの交換先についてはUCポイントと同様、STOREE SAISON からご確認いただけます。
使いやすいのはAmazonギフトカードかな?

主なUCカード(プロパーカード)の種類と選び方

以下の表から希望に適ったカードをお選びください

ここからはUCカードのうち、ユーシーカードまたはクレディセゾンが発行するプロパーカード(非提携カード/オリジナルカード)について、それぞれ解説していきます。

すまない!解説してほしい提携カードがあれば別で記事を作るのでリクエストしてくれ!
(To Me CARDについては記事がある !)

UCカードのプロパーカード
UCカード(一般)UCカードセレクトUCカードヤングゴールドUCカード ゴールドUCプラチナカード
デザインユーシーカード発行のヤングゴールドカードユーシーカード発行のヤングゴールドカード
年会費1,375円1,925円3,300円11,000円16,500円
基本還元率0.5%0.5%0.5%0.5%1.0%
旅行保険なし最大2000万円最大3000万円最大5000万円最大1億円
一言もっと良いカード、いっぱいあるよ…もっとコスパが良いカード、いっぱいあるよ…20代限定ながら特典に対するコスパは◎良くも悪くも旧時代的コンシェルジュ付きでコスパ◎
詳細

結論から言うと、他社との比較の上で有力な申込先候補となるのは、
ヤングゴールドカード
UCプラチナカード
の2つかと思います。

UCカード(一般)はスタンダードなUCカードで発行元も選べる、が…。

ユーシーカード発行の一般カード

▲ユーシーカード発行の一般カード

クレディセゾン発行の一般カード

▲クレディセゾン発行の一般カード

UCカード(一般)は、名前通りスタンダードなUCカード。

ユーシーカード・クレディセゾン発行のものがそれぞれ用意されていますが、年会費はどちらも1,375円です。

…が、この一般カードはどちらも、申込先候補になりづらいかなというのが正直なところ。

理由はめちゃくちゃ簡単で、「年会費無料でもっと高還元率、かつポイントの使い勝手も良い」カードが他社に山ほど存在するためです。

そんなカードを捨ててまで、あえて有料のこのカードを使う意味って……何……?

ちょっとがんばって差別化点を探してみたのですが、正直なところ見つかりませんでした。

UCカードと共通特典を全く同じくするクレディセゾンのプロパーカードにも、原則無料で使えるカードがあるからね……

UCカード(一般)とその他の無料カードの比較
UCカード(一般)リクルートカード楽天カードセゾンカードインターナショナル
デザインリクルートカード(JCB)のイメージ楽天カードのイメージ
年会費1,375円永年無料永年無料実質1,650円
※年に1回以上のカード決済で無料
基本還元率0.5%1.2%1.0%0.5%
国際ブランドVisa
Mastercard
Visa
Mastercard
JCB
Visa
Mastercard
JCB
Amex
Visa
Mastercard
JCB
一言有料なのにこれと言える利点がない貯めたポイントはAmazonで使える楽天ポイントカード機能付き特典はUCカードと共通
詳細
(公式サイトへ)

まあ、リクルートカードや楽天カードでいいよね…。になっちゃう

こちらもチェック!

ユーシーカードセレクトは最大2000万円の保険付き、だが…

ユーシーカード発行のセレクトカード

▲ユーシーカード発行のセレクトカード

クレディセゾン発行のセレクトカード

▲クレディセゾン発行のセレクトカード

「ユーシーカードセレクト」は、一般カードに

  • 最大2,000万円の海外旅行傷害保険
  • 最大1,000万円の国内旅行傷害保険
  • 年間100万円のショッピング補償保険

が付帯したクレジットカード。その他のサービス(と見た目)は一般カードと同じです。

ただし保険がプラスされている分、年会費が1,925円とさらに高くなっている点には注意が必要と言えるでしょう。

…が、この保険は「ユーシーカードセレクト」よりも還元率に優れるリクルートカードにも搭載されているんだよな……

というわけでこちらもやはり、「わざわざ年会費を出してまで作る価値を見出しにくい」カードと言わざるを得ません。

UCカード(一般)とその他の無料カードの比較
UCカード(一般)リクルートカード楽天カード横浜インビテーションカード
デザインリクルートカード(JCB)のイメージ楽天カードのイメージ横浜インビテーションカードのイメージ
年会費1,375円永年無料永年無料永年無料
基本還元率0.5%1.2%1.0%0.5%
海外旅行保険最大2000万円最大2000万円最大2000万円最大2000万円
国内旅行保険最大1000万円最大1000万円最大1000万円
ショッピング保険年200万円年200万円年100万円
一言有料なのにこれと言える利点がない貯めたポイントはAmazonで使える楽天ポイントカード機能付き航空機遅延補償(海外・国内)も付帯
詳細
(公式サイトへ)

※各保険の詳細については公式サイト等をご確認ください。

保険付きの「無料カード」ですらさほど珍しくはありませんからね…

UCカード ヤングゴールドは20代なら検討の余地あり◎

ユーシーカード発行のヤングゴールドカード

▲ユーシーカード発行のヤングゴールドカード

クレディセゾン発行のヤングゴールドカード

▲クレディセゾン発行のヤングゴールドカード

UCカード ヤングゴールドは、20代の方のみが申し込めるゴールドカード。

年会費は3,300円と、通常のゴールドカード(11,000円)より安く設定されています。

特筆すべき点としては、

  • Mastercard選択時、高級レストラン優待や対象のホテル優待などの特典がある
    (Mastercard®Taste of Premium®/詳細は一般非公開)
  • 国内空港ラウンジサービスを回数無制限で利用できる

といった点でしょうか。

以上の条件を満たす、UCカード ヤングゴールドより年会費の安いカードは(少なくともわたくしは)確認できていません。
(同じ年会費で上記の条件を満たすTRUST CLUB プラチナマスターカードは存在しますが)

ということで、「20代かつ極力安い年会費で、国内ラウンジやレストラン優待等を受けたい」という場合には、UCのヤングゴールドカードも有力な選択肢となってくれることでしょう。

「30代に入った後の年会費が気になる…」という場合には、カード更新(5年周期)の前に乗り換えを検討すればOKです。

UCカードゴールドは良くも悪くも「古風なゴールドカード」の印象

ユーシーカード発行のヤングゴールドカード

▲ユーシーカード発行のゴールドカード

クレディセゾン発行のヤングゴールドカード

▲クレディセゾン発行のゴールドカード

UCカードのゴールドカードは、年会費11,000円「良くも悪くも古風」なゴールドカード。

  • 最大5000万円相当の旅行保険の付帯
  • 国内空港ラウンジサービス付き
  • MastercardブランドならさらにMastercard®Taste of Premium®の特典追加
    (指定のレストラン・ホテル等での優待/詳細非公開)
  • ゴールド会員専用デスクあり
  • 【クレディセゾン発行のみ】20万以上のお店等で優待を受けられる「クラブオフ」の優待付き

といった、「いかにも古き良きゴールドカード」といった特性を持っています。

特徴としては「JCBゴールド」あたりが近いですね。

ただしよりコストパフォーマンスに優れたゴールドカードも増えている今、

  • 「お得さ」方面のメリットが薄い
  • ステータスカードとして明確なネームバリューや将来性があるわけではない
  • 「クラブオフ」の優待は、年会費無料のカード(JCBカードS等)にも付帯することがある

といった点は気になるところです。

デメリット

20代限定のヤングゴールドカードであれば「年会費が安い」という点で差別化できたんですけどね…。

UCカードゴールドとその他のカードの比較
UCカード ゴールド三井住友カード ゴールド(NL)dカードゴールドPayPayカードゴールドJCBゴールド
デザインUCカードゴールド(ユーシーカード)の券面イメージ三井住友カードゴールド(NL)の券面イメージdカードGOLDの券面イメージPayPayカードゴールドの券面イメージJCBごーる
年会費11,000円5,500円
※年100万円の決済で以後無料
11,000円11,000円11,000円
基本還元率0.5%0.5%
※ボーナスポイント加味なら最大1.5%
1.0%1.5%
※諸条件達成で2.0%
0.5%
海外旅行保険最大5000万円最大2000万円最大1億円
※家族特約あり
最大1億円最大1億円
※家族特約あり
国内旅行保険最大5000万円最大2000万円最大5000万円最大1000万円最大5000万円
ショッピング保険年300万円年300万円年300万円年300万円年500万円
特徴などセゾン発行ならクラブオフの優待が付くセブンローソン等で最大7.0%還元年100万円の決済で特典
docomo10%還元
ソフトバンク10%還元クラブオフあり
ステータス・将来性◎
詳細

※すべて国内空港ラウンジサービスあり

審査難易度は「セゾンのゴールドカード」の方が高い?

UCカードゴールドの申し込み条件は、以下のように発行元によって異なります。

UCカードゴールドの申し込み条件
ユーシーカード発行原則として満20歳以上で安定収入のある方
クレディセゾン発行原則として満25歳以上で年収500万円以上の方

申込み条件は明らかに、クレディセゾン発行のユーシーカード(見た目がキラキラしてなくて古風な方)の方が厳しいですね。

こちらは「年収500万円未満の人は足切り」ということで、ユーシーカード…というより多くのプラチナカード等に比べても、審査難易度が高いと予測されます。

デメリット

最近は年収300万円前後でも作れるゴールドカード・プラチナカードも増えていますからね。

ちなみにサービスの内容の違いは、クレディセゾンのカードにのみ「クラブオフ」の特典が付く程度です。

クラブオフの優待について詳しく見る

「クラブオフ」優待の例
お店やサービス優待内容
コメダ珈琲ドリンクのサイズアップ
(レギュラー→たっぷりサイズ)
ポムの樹ソフトドリンクが無料
(2名様まで対象)
白木屋、笑笑、魚民
目利きの銀次 他
10%オフなど
PIZZA-LA最大500円オフ
Uber Eats初回注文で1,800円オフ
U‐NEXT
Hulu
無料トライアル期間の延長
booking.com
(宿泊予約サイト)
最大1,500円のAmazonギフトカード付与
Expedia
(宿泊予約サイト)
最大1,500円のAmazonギフトカード付与
イオンシネマ1,800円の鑑賞料金が1,300円に
MOVIX2,000円の鑑賞料金が1,400円に
ビックエコー
カラオケ館
室料30%オフ
エミナルクリニック
(医療脱毛)
最大1万円オフ
レジーナクリニック10%オフ
(全身脱毛など)
メンズリゼ全身脱毛10%オフ
その他習い事、サブスク、宿泊、サロンなど多数(国内外20万以上)

※掲載されている優待内容については、予告なく変更となる場合がございます。

年会費無料でクラブオフの特典が付帯する「JCBカードS」については、以下のページで解説しています。

こちらもチェック!

ユーシーカードの方が申込み条件がゆるいのは、後述の「コスパ系」プラチナカードの存在が関わっていそうですね。

デメリット

この審査難易度の高さが皆の知るところとなれば、押しも押されぬステータスカードとなりそうですが…。
JCBの上位カードやダイナース等に比べると、やはり知名度は低い印象です。

UCプラチナカードは一転して「超・高コスパ」なプラチナカードに

▲UCプラチナカード
(ユーシーカード発行のみ)

UCプラチナカードは、ここまでのUCカードとは打って変わって「コスパ特化型」のカード。

クレディセゾン発行のものは存在せず、発行元はユーシーカードに限られますのでご注意ください。

自動的に、カードを使ってもらえるポイントの種類も「UCポイント」となるわけですね。

UCプラチナカードは、ゴールドカードのサービスに加え、

  • 基本還元率が1.0%(ゴールドカード以下の2倍)にアップ
    +さらに年間最大10,000円相当のボーナスポイント付与
  • 24時間対応のコンシェルジュサービス
  • 海外空港ラウンジサービス(年6回まで)
  • その他お食事関連の優待など

といった特典がかなり強化されています。

それでいて年会費は16,500円と、ゴールドカードと5,500円しか差がありません。

わたしが確認できている限り、コンシェルジュ付きのプラチナカードの中では1番年会費が安いです!

ゴールド以下のUCカードは「旧時代的でコスパが微妙」な部分も多かったのですが…。

何が起きたのかプラチナカードは一転して、「できるだけ軽いコストでプラチナカードを作りたい方」におすすめの1枚となっています。

プラチナカードはゴールドカード以下のUCカードに比べると、比較的新しいカード。
もしかすると今後は、ゴールドカード以下についても「コスパ型」の改革が進められるかもしれませんね。

年会費
16,500円
基本還元率
1.0%
国際ブランド
VISA
還元ポイント
UCポイント
発行元
ユーシーカード株式会社
申込条件
安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く)
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • 「3ヶ月で50万円」の決済で2,500円相当プレゼント
    (=年間ボーナスポイントは最大10,000円相当
  • 年間利用額に応じて最大1,250円分のポイントプレゼント
  • 24時間のコンシェルジュサービス
  • 海外空港ラウンジサービス(年6回まで)
  • 対象のレストランで2名以上でコース料理を頂いたとき、1名分無料
    その他グルメ優待あり
  • その他ホテルやトラベル、ゴルフなどに関する優待あり
  • セゾンカード・UCカード共通特典
  • 国内空港ラウンジサービス

:プラチナ限定特典




UCカードとセゾン(クレディセゾン)の関係について

UCカードとセゾン(クレディセゾン)の関係について

この記事を書くにあたって調べていても、どうにも分かりづらい!のが「UCカードとクレディセゾンの関係」。

UCカードの公式サイトを見てみると、同じ「UCカード」にも

  • ユーシーカード(株)発行
    (「UCポイント」付与)
  • クレディセゾン発行
    (「永久不滅ポイント」付与)
  • その他ユーシーグループの地銀系カード会社発行

が入り乱れており、紛らわしいことこの上なしです。

ということでそんな2社の関係をまとめると、少なくとも2025年においては

  • 過去にセゾンはユーシーカードを合併したが、なんやかんやあって今は別会社
  • ただし↑の流れで今でも「UCカード」というブランドに、ユーシーカード発行のものとセゾン発行のものがあったり、一部の特典を同じくしていたりする
    JALカードに、JCB発行のものとニコス発行のもの等があるカンジ)

といった状態のようですね。

ちなみに現在のユーシーカード(株)は、みずほフィナンシャルグループの1社です。

同じUCカードでもセゾン発行のものと、ユーシーカード発行のものではサービス内容に違いがあります。
申し込みの際には間違えないよう注意したいところです。

UCカードのまとめ

UCカードのまとめ
  • UCカードはユーシーカード系列+クレディセゾンから発行されているクレジットカードのブランド。
    共通の特典も多いが、発行元によって貯まるポイント等が異なる点には注意が必要
  • 少なくともプロパーカードに関して言えば、旧時代的でコスパが悪い傾向が目立つ。
    ただし、
    ・年会費3,300円のヤングゴールドカード(※20代限定)
    ・年会費16,500円でコスパ特化のUCプラチナカード
    は他社と比べても優秀

良くも悪くも旧時代的…ではあるものの、突然コスパ型の「UCプラチナカード」を発行するなど、改革の兆しも見えるUCカード。

  • コスパの良いヤングゴールドカードや、プラチナカードを使用したい
  • あえてマイナー気味な、老舗のカードを選んでみたい

という場合には、申込先候補に加えてみるのも良いでしょう。

UCカードのプロパーカード
UCカード(一般)UCカードセレクトUCカードヤングゴールドUCカード ゴールドUCプラチナカード
デザインユーシーカード発行のヤングゴールドカードユーシーカード発行のヤングゴールドカード
年会費1,375円1,925円3,300円11,000円16,500円
基本還元率0.5%0.5%0.5%0.5%1.0%
旅行保険なし最大2000万円最大3000万円最大5000万円最大1億円
一言もっと良いカード、いっぱいあるよ…もっとコスパが良いカード、いっぱいあるよ…20代限定ながら特典に対するコスパは◎良くも悪くも旧時代的コンシェルジュ付きでコスパ◎
詳細
気に入ったクレジットカードがあった方への案内・お願い

ただし提携があるのはプラチナカードだけなのであった…
(でも忖度とかは、してないよ!)

年会費
16,500円
基本還元率
1.0%
国際ブランド
VISA
還元ポイント
UCポイント
発行元
ユーシーカード株式会社
申込条件
安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く)
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • 「3ヶ月で50万円」の決済で2,500円相当プレゼント
    (=年間ボーナスポイントは最大10,000円相当
  • 年間利用額に応じて最大1,250円分のポイントプレゼント
  • 24時間のコンシェルジュサービス
  • 海外空港ラウンジサービス(年6回まで)
  • 対象のレストランで2名以上でコース料理を頂いたとき、1名分無料
    その他グルメ優待あり
  • その他ホテルやトラベル、ゴルフなどに関する優待あり
  • セゾンカード・UCカード共通特典
  • 国内空港ラウンジサービス

:プラチナ限定特典




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