
UCカードとは、ユーシーカードやクレディセゾンが発行するクレジットカード・シリーズ。
全体的に見ると旧時代的な印象はあるものの、「UCプラチナカード」といった新しいカードからは、改革の兆しも感じられます。
今回はリクエストにお応えする形で、UCカードとは何たるか、そしてUCカードの種類や選び方についてまで、分かりやすくまとめました。
目次
そもそもUCカードとは?

UCカードとは、
- ユーシーカード株式会社
(またはその系列のカード会社) - 株式会社クレディセゾン
(いわゆるセゾンカード)
が発行する、クレジットカードのシリーズのようなもの。
種類や発行元がいろいろあって分かりづらいのですが、UCカードという「一族」のようなものと考えると少しマシ…かもしれません。
無料カードからプラチナカード、さらに他社との提携カードまでいろいろな種類があることから、「UCカードはこんなカード!」と言いづらい面もあります。

「UCカード」という大きなファミリーの中に、
・一般カードやゴールドカード、プラチナカード
・他社との提携カードとそうでないカード
が存在しているかんじですね。
UCカードに共通する特典・サービス

UCカードにはいろいろな種類があって、特徴を説明しづらい…のですが、「UCカード共通のサービス」がないわけではありません。
ここからは「UC」という名前が付くカードに共通する特典について、簡単に解説していきます。

ちなみにここで紹介する優待は、すべて「セゾンカード」にも適用されます。
サブスクやレジャー施設・ホテルなどの割引や優待を受けられる
UCカード(とセゾンカード)の会員は、対象のサブスクサービスや飲食店、レジャー施設や宿泊施設などで、さまざまな優待を受けられる場合があります。
お出かけの際にUCカードを持っていれば、思いがけない場所で割引を受けられる…かもしれません。

イメージとしては、JCBカードS等に適用される「クラブオフ」の縮小版、といったところです。
会員限定チケットサービスで先行申し込みや優待を利用できる
UCカードの会員は、会員限定のチケットサービスを利用可能。
これにより、対象のスポーツの試合やコンサート等において、
- 先行予約
- 割引
等の優待を受けられます。
現在の対象公演はこちらの公式サイト に掲載されているため、観劇などが趣味の方は、事前にチェックしてみるのも良いでしょう。
国内・海外のパッケージツアーが最大8%OFF
UCカードの会員は「セゾントラベル」というサービスを利用可能。
これにより、国内・海外のパッケージツアーが最大8%OFFとなります。
また宿泊予約サイト「agoda」が6%オフとなることから、パッケージツアー以外の旅行や宿泊にも、UCカードをお得に活用できそうです。
UCカードを使ってもらえるポイントの種類とその仕様・還元率

ここからはUCカードのプロパーカード、つまり「他の会社等と提携せず発行されるオリジナルカード」を使ってもらえるポイントについて、簡単に解説していきます。

提携カードについて言及するとキリがないので公式サイト等を見てくれ!すまん!
ユーシーカード株式会社のカードを使ってもらえるのは「UCポイント」
ユーシーカード株式会社(またはその系列会社)を使用すると、基本的に1,000円ごとに「UCポイント」が1ポイント還元されます。
この「UCポイント」はギフトカード等に交換する場合、1ポイントあたり5円相当の価値を持ちます。
そのためUCカードの基本還元率は0.5%相当と考えて良いでしょう。

楽天カードの基本還元率が1.0%であることを考えると、まあ微妙な数字であることは確かです。
また後述する「永久不滅ポイント」と違い、このポイントの有効期限は「獲得した年度の、次年度(9月末)まで」、つまり1~2年と短めなため注意が必要です。

UCポイントの使い道については、
・UCカードの公式サイト
・STOREE SAISON
(UCポイントを使ったお買い物・交換ができるサイト)
からご確認いただけます。
クレディセゾン発行のカードを使ってもらえるのは「永久不滅ポイント」
クレディセゾン発行のUCカードを使用すると、1,000円につき1の「永久不滅ポイント」が還元されます。
ポイントの交換先にもよりますが、こちらも基本的に1ポイント=5円相当、つまり基本還元率は0.5%相当と考えて良いでしょう。
UCポイントに比べると「永久不滅ポイント」はその名の通り、有効期限がない=ポイントが失効しないのが最大の利点。
そのため「UCポイント」が貯まるカードと「永久不滅ポイント」が貯まるカードで申し込み先に迷ったなら、「永久不滅ポイント」の方がおすすめです。

ポイントの交換先についてはUCポイントと同様、STOREE SAISON からご確認いただけます。
使いやすいのはAmazonギフトカードかな?
主なUCカード(プロパーカード)の種類と選び方

ここからはUCカードのうち、ユーシーカードまたはクレディセゾンが発行するプロパーカード(非提携カード/オリジナルカード)について、それぞれ解説していきます。

すまない!解説してほしい提携カードがあれば別で記事を作るのでリクエストしてくれ!
(To Me CARDについては記事がある !)

結論から言うと、他社との比較の上で有力な申込先候補となるのは、
・ヤングゴールドカード
・UCプラチナカード
の2つかと思います。
UCカード(一般)はスタンダードなUCカードで発行元も選べる、が…。
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▲ユーシーカード発行の一般カード
(クレディセゾン).jpg)
▲クレディセゾン発行の一般カード
UCカード(一般)は、名前通りスタンダードなUCカード。
ユーシーカード・クレディセゾン発行のものがそれぞれ用意されていますが、年会費はどちらも1,375円です。
…が、この一般カードはどちらも、申込先候補になりづらいかなというのが正直なところ。
理由はめちゃくちゃ簡単で、「年会費無料でもっと高還元率、かつポイントの使い勝手も良い」カードが他社に山ほど存在するためです。
そんなカードを捨ててまで、あえて有料のこのカードを使う意味って……何……?
ちょっとがんばって差別化点を探してみたのですが、正直なところ見つかりませんでした。

UCカードと共通特典を全く同じくするクレディセゾンのプロパーカードにも、原則無料で使えるカードがあるからね……

まあ、リクルートカードや楽天カードでいいよね…。になっちゃう
ユーシーカードセレクトは最大2000万円の保険付き、だが…
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▲ユーシーカード発行のセレクトカード
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▲クレディセゾン発行のセレクトカード
「ユーシーカードセレクト」は、一般カードに
- 最大2,000万円の海外旅行傷害保険
- 最大1,000万円の国内旅行傷害保険
- 年間100万円のショッピング補償保険
が付帯したクレジットカード。その他のサービス(と見た目)は一般カードと同じです。
ただし保険がプラスされている分、年会費が1,925円とさらに高くなっている点には注意が必要と言えるでしょう。
…が、この保険は「ユーシーカードセレクト」よりも還元率に優れるリクルートカードにも搭載されているんだよな……
というわけでこちらもやはり、「わざわざ年会費を出してまで作る価値を見出しにくい」カードと言わざるを得ません。
※各保険の詳細については公式サイト等をご確認ください。

保険付きの「無料カード」ですらさほど珍しくはありませんからね…
UCカード ヤングゴールドは20代なら検討の余地あり◎
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▲ユーシーカード発行のヤングゴールドカード
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▲クレディセゾン発行のヤングゴールドカード
UCカード ヤングゴールドは、20代の方のみが申し込めるゴールドカード。
年会費は3,300円と、通常のゴールドカード(11,000円)より安く設定されています。
特筆すべき点としては、
- Mastercard選択時、高級レストラン優待や対象のホテル優待などの特典がある
(Mastercard®Taste of Premium®/詳細は一般非公開) - 国内空港ラウンジサービスを回数無制限で利用できる
といった点でしょうか。
以上の条件を満たす、UCカード ヤングゴールドより年会費の安いカードは(少なくともわたくしは)確認できていません。
(同じ年会費で上記の条件を満たすTRUST CLUB プラチナマスターカードは存在しますが)
ということで、「20代かつ極力安い年会費で、国内ラウンジやレストラン優待等を受けたい」という場合には、UCのヤングゴールドカードも有力な選択肢となってくれることでしょう。

「30代に入った後の年会費が気になる…」という場合には、カード更新(5年周期)の前に乗り換えを検討すればOKです。
UCカードゴールドは良くも悪くも「古風なゴールドカード」の印象
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▲ユーシーカード発行のゴールドカード
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▲クレディセゾン発行のゴールドカード
UCカードのゴールドカードは、年会費11,000円の「良くも悪くも古風」なゴールドカード。
- 最大5000万円相当の旅行保険の付帯
- 国内空港ラウンジサービス付き
- MastercardブランドならさらにMastercard®Taste of Premium®の特典追加
(指定のレストラン・ホテル等での優待/詳細非公開) - ゴールド会員専用デスクあり
- 【クレディセゾン発行のみ】20万以上のお店等で優待を受けられる「クラブオフ」の優待付き
といった、「いかにも古き良きゴールドカード」といった特性を持っています。

特徴としては「JCBゴールド」あたりが近いですね。
ただしよりコストパフォーマンスに優れたゴールドカードも増えている今、
- 「お得さ」方面のメリットが薄い
- ステータスカードとして明確なネームバリューや将来性があるわけではない
- 「クラブオフ」の優待は、年会費無料のカード(JCBカードS等)にも付帯することがある
といった点は気になるところです。

20代限定のヤングゴールドカードであれば「年会費が安い」という点で差別化できたんですけどね…。
UCカード ゴールド | 三井住友カード ゴールド(NL) | dカードゴールド | PayPayカードゴールド | JCBゴールド | |
デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
年会費 | 11,000円 | 5,500円 ※年100万円の決済で以後無料 | 11,000円 | 11,000円 | 11,000円 |
基本還元率 | 0.5% | 0.5% ※ボーナスポイント加味なら最大1.5% | 1.0% | 1.5% ※諸条件達成で2.0% | 0.5% |
海外旅行保険 | 最大5000万円 | 最大2000万円 | 最大1億円 ※家族特約あり | 最大1億円 | 最大1億円 ※家族特約あり |
国内旅行保険 | 最大5000万円 | 最大2000万円 | 最大5000万円 | 最大1000万円 | 最大5000万円 |
ショッピング保険 | 年300万円 | 年300万円 | 年300万円 | 年300万円 | 年500万円 |
特徴など | セゾン発行ならクラブオフの優待が付く | セブン・ローソン等で最大7.0%還元 | 年100万円の決済で特典 docomo10%還元 | ソフトバンク10%還元 | クラブオフあり ステータス・将来性◎ |
詳細 | — | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
※すべて国内空港ラウンジサービスあり
審査難易度は「セゾンのゴールドカード」の方が高い?
UCカードゴールドの申し込み条件は、以下のように発行元によって異なります。
ユーシーカード発行 | 原則として満20歳以上で安定収入のある方 |
クレディセゾン発行 | 原則として満25歳以上で年収500万円以上の方 |
申込み条件は明らかに、クレディセゾン発行のユーシーカード(見た目がキラキラしてなくて古風な方)の方が厳しいですね。
こちらは「年収500万円未満の人は足切り」ということで、ユーシーカード…というより多くのプラチナカード等に比べても、審査難易度が高いと予測されます。

最近は年収300万円前後でも作れるゴールドカード・プラチナカードも増えていますからね。
ちなみにサービスの内容の違いは、クレディセゾンのカードにのみ「クラブオフ」の特典が付く程度です。
クラブオフの優待について詳しく見る
お店やサービス | 優待内容 |
コメダ珈琲 | ドリンクのサイズアップ (レギュラー→たっぷりサイズ) |
ポムの樹 | ソフトドリンクが無料 (2名様まで対象) |
白木屋、笑笑、魚民 目利きの銀次 他 | 10%オフなど |
PIZZA-LA | 最大500円オフ |
Uber Eats | 初回注文で1,800円オフ |
U‐NEXT Hulu | 無料トライアル期間の延長 |
booking.com (宿泊予約サイト) | 最大1,500円のAmazonギフトカード付与 |
Expedia (宿泊予約サイト) | 最大1,500円のAmazonギフトカード付与 |
イオンシネマ | 1,800円の鑑賞料金が1,300円に |
MOVIX | 2,000円の鑑賞料金が1,400円に |
ビックエコー カラオケ館 | 室料30%オフ |
エミナルクリニック (医療脱毛) | 最大1万円オフ |
レジーナクリニック | 10%オフ (全身脱毛など) |
メンズリゼ | 全身脱毛10%オフ |
その他 | 習い事、サブスク、宿泊、サロンなど多数(国内外20万以上) |
※掲載されている優待内容については、予告なく変更となる場合がございます。

年会費無料でクラブオフの特典が付帯する「JCBカードS」については、以下のページで解説しています。

ユーシーカードの方が申込み条件がゆるいのは、後述の「コスパ系」プラチナカードの存在が関わっていそうですね。

この審査難易度の高さが皆の知るところとなれば、押しも押されぬステータスカードとなりそうですが…。
JCBの上位カードやダイナース等に比べると、やはり知名度は低い印象です。
UCプラチナカードは一転して「超・高コスパ」なプラチナカードに

▲UCプラチナカード
(ユーシーカード発行のみ)
UCプラチナカードは、ここまでのUCカードとは打って変わって「コスパ特化型」のカード。
クレディセゾン発行のものは存在せず、発行元はユーシーカードに限られますのでご注意ください。

自動的に、カードを使ってもらえるポイントの種類も「UCポイント」となるわけですね。
UCプラチナカードは、ゴールドカードのサービスに加え、
- 基本還元率が1.0%(ゴールドカード以下の2倍)にアップ
+さらに年間最大10,000円相当のボーナスポイント付与 - 24時間対応のコンシェルジュサービス
- 海外空港ラウンジサービス(年6回まで)
- その他お食事関連の優待など
といった特典がかなり強化されています。
それでいて年会費は16,500円と、ゴールドカードと5,500円しか差がありません。

わたしが確認できている限り、コンシェルジュ付きのプラチナカードの中では1番年会費が安いです!
ゴールド以下のUCカードは「旧時代的でコスパが微妙」な部分も多かったのですが…。
何が起きたのかプラチナカードは一転して、「できるだけ軽いコストでプラチナカードを作りたい方」におすすめの1枚となっています。

プラチナカードはゴールドカード以下のUCカードに比べると、比較的新しいカード。
もしかすると今後は、ゴールドカード以下についても「コスパ型」の改革が進められるかもしれませんね。


年会費 | 16,500円 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA |
還元ポイント | UCポイント |
発行元 | ユーシーカード株式会社 |
申込条件 | 安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く) |
- 「3ヶ月で50万円」の決済で2,500円相当プレゼント
(=年間ボーナスポイントは最大10,000円相当) - 年間利用額に応じて最大1,250円分のポイントプレゼント
- 24時間のコンシェルジュサービス
- 海外空港ラウンジサービス(年6回まで)
- 対象のレストランで2名以上でコース料理を頂いたとき、1名分無料
その他グルメ優待あり - その他ホテルやトラベル、ゴルフなどに関する優待あり
:プラチナ限定特典
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UCカードとセゾン(クレディセゾン)の関係について
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この記事を書くにあたって調べていても、どうにも分かりづらい!のが「UCカードとクレディセゾンの関係」。
UCカードの公式サイトを見てみると、同じ「UCカード」にも
- ユーシーカード(株)発行
(「UCポイント」付与) - クレディセゾン発行
(「永久不滅ポイント」付与) - その他ユーシーグループの地銀系カード会社発行
が入り乱れており、紛らわしいことこの上なしです。
ということでそんな2社の関係をまとめると、少なくとも2025年においては
- 過去にセゾンはユーシーカードを合併したが、なんやかんやあって今は別会社
- ただし↑の流れで今でも「UCカード」というブランドに、ユーシーカード発行のものとセゾン発行のものがあったり、一部の特典を同じくしていたりする
(JALカードに、JCB発行のものとニコス発行のもの等があるカンジ)
といった状態のようですね。
ちなみに現在のユーシーカード(株)は、みずほフィナンシャルグループの1社です。

同じUCカードでもセゾン発行のものと、ユーシーカード発行のものではサービス内容に違いがあります。
申し込みの際には間違えないよう注意したいところです。
UCカードのまとめ
- UCカードはユーシーカード系列+クレディセゾンから発行されているクレジットカードのブランド。
共通の特典も多いが、発行元によって貯まるポイント等が異なる点には注意が必要 - 少なくともプロパーカードに関して言えば、旧時代的でコスパが悪い傾向が目立つ。
ただし、
・年会費3,300円のヤングゴールドカード(※20代限定)
・年会費16,500円でコスパ特化のUCプラチナカード
は他社と比べても優秀
良くも悪くも旧時代的…ではあるものの、突然コスパ型の「UCプラチナカード」を発行するなど、改革の兆しも見えるUCカード。
- コスパの良いヤングゴールドカードや、プラチナカードを使用したい
- あえてマイナー気味な、老舗のカードを選んでみたい
という場合には、申込先候補に加えてみるのも良いでしょう。

ただし提携があるのはプラチナカードだけなのであった…
(でも忖度とかは、してないよ!)


年会費 | 16,500円 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA |
還元ポイント | UCポイント |
発行元 | ユーシーカード株式会社 |
申込条件 | 安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く) |
- 「3ヶ月で50万円」の決済で2,500円相当プレゼント
(=年間ボーナスポイントは最大10,000円相当) - 年間利用額に応じて最大1,250円分のポイントプレゼント
- 24時間のコンシェルジュサービス
- 海外空港ラウンジサービス(年6回まで)
- 対象のレストランで2名以上でコース料理を頂いたとき、1名分無料
その他グルメ優待あり - その他ホテルやトラベル、ゴルフなどに関する優待あり
:プラチナ限定特典
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