現行の三菱UFJカードのキャンペーンやサービスについては、以下のページをご覧ください。
三菱UFJカードは2024年2月1日～7月31日にかけて、対象店舗で「最大19%還元」を実現できるキャンペーンを実施中。
…が、公式サイトを見てもその条件が非常に分かりづらい！せめて表にくらいしてくれ！
ということで今回はこのカードを使い、最大還元を受けるための方法や前提条件を、可能な限り分かりやすくまとめてみました。
目次
事前にチェック！最大19%還元の対象店舗
画像引用元：三菱UFJカード公式サイト
前提として、今回のキャンペーンで最大19%もの還元を受けられるのは、以下の店舗に限られます。
- セブン-イレブン
- ローソン
- コカ･コーラ自販機
- ピザハットオンライン
- 松屋・松のや・マイカリー食堂
- 松弁ネット・松屋モバイルオーダー・松弁デリバリー
上のお店ではキャンペーン期間外であっても、「三菱UFJカード」を使用することで5.5%相当の還元を受けられます。
また公式サイトの記載を見る限り、8月以降であっても最大15%（あるいはそれ以上）の還元は継続予定のようですね。
ちなみに三菱UFJカードの場合、「スマホのタッチ決済」を行うことで7.0%還元が可能な「三井住友カード（NL）」と違い、支払い方法に関する制限はありません。
通常のクレカ決済でもタッチ決済でも、ApplePayやGoogle Payを使った決済であっても、最大19%（通常5.5%）のポイント還元を受けられますよ！
※ポイント還元率は1ポイント＝5円相当のAmazonギフトカード等へ交換した場合を想定
「対象店舗のご利用でグローバルポイント最大19%還元」の条件一覧
画像引用元：三菱UFJカード公式サイト
さて、ここからは「対象店舗（セブン-イレブン他）のご利用でグローバルポイント最大19%還元」を実現させるための、詳しい条件について見ていきましょう。
キャンペーン対象のクレジットカードは3種類＆要エントリー
今回の「最大19%還元」の対象となるクレジットカードは、
- 三菱UFJカード
（初年度無料、年1回以上の決済で翌年も無料） - 三菱UFJカード ゴールドプレステージ
（年会費11,000円） - 三菱UFJカード プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
（年会費22,000円）
の3種類。
とは言えキャンペーンや特典を目当てに新しく申し込みを行うなら、選択肢はほぼ原則無料の「三菱UFJカード」に限られることでしょう。
三菱UFJカード系列はグレードを上げても基本還元率が据え置き（0.5%程度）ですし、高価格帯のカードには優秀なライバルも多いですからね…。
ちなみにどのグレードを選んでも、「最大19%還元」の内容に違いはありません。
（＝原則無料カードもプラチナカードも、セブン-イレブン等での還元率に差異なし）
また「最大19%還元」のキャンペーンに参加するには、公式サイトより事前エントリーを済ませる必要があります。
三菱UFJカード（原則無料）について詳しく見る
年会費 | 永年無料 2024年8月～改定 | 基本還元率 | 0.5%相当 |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB Amex |
還元ポイント | グローバルポイント |
|
発行元 | 三菱UFJニコス株式会社 |
申込条件 | 18歳以上（高校生を除く） |
- 入会特典として最大10,000円相当のポイントプレゼント
- 【2025年1月31日まで】セブン-イレブン、ローソン等の対象店舗で最大15%還元
（※各種条件あり） - 「ＰＯＩＮＴ名人．ｃｏｍ」経由のお買い物でポイントアップ
 |  |
最大19%還元の条件一覧と付与上限
公式サイト においてひたすら細かい文字だけで記載されているキャンペーンの内容を、表にまとめてみると以下のようになりました。
| 【恒常】通常特典 | 5.5%還元 |
| 【7月31日まで】 支払い用口座を三菱UFJ銀行口座に指定 | ＋4.0%還元 |
| 【集計期間ごと】 ★月間カード利用額3万円以上 | 月のカード利用額※が、 3万円以上 …＋0.5% 5万円以上 …＋1.0% 10万円以上…＋1.5% ※正確には集計期間（2月1日～4月30日、5月1日～7月31日）中に1度でも上記利用額を達成した場合に適用 |
| 【集計期間ごと】 ★集計期間（2月1日～4月30日、5月1日～7月31日）それぞれに1度以上ログイン | ＋0.5% |
| 【恒常】 ★「楽Ｐａｙ」または合計1万円以上の「3回以上の分割払いorリボ払い」の利用 | ＋5.0% |
| 【集計期間ごと】 ★1回以上のスマホのお支払い （ApplePay、Google Pay、Google Play またはApp Store等のAppleサービスご利用料金の支払い） | ＋0.5% |
| 【集計期間ごと】 ★対象の携帯料金または電気料金の支払い （右記参照） | ＋0.5% ※NTTドコモ（ahamo含む）・au（povo含む）・ソフトバンク（LINEMO含む）・ワイモバイル 【電気料金】 ・グローバルポイントでんき ・北海道電力・東北電力 ・北陸電力・東京電力 ・中部電力ミライズ ・関西電力・中国電力 ・四国電力・九州電力 ・沖縄電力・auでんき |
| 【集計期間ごと】 ★マークを4つ以上達成 | ＋1.5% |
| 【集計期間ごと】 付与上限 | 2024年2月1日～4月30日 2024年5月1日～7月31日 それぞれ最大29,000円分の決済まで対象 （超過分は通常特典の5.5%のみ還元） |
わ………分かりづらっ！！！
公式サイトのひたすら長い脚注を何とかまとめてみましたが、それにしても分かりづらいですね。
とは言え表の形でまとめたことで、「無理なく達成できる条件のみで高還元を狙える」ことも分かりやすくなっただろうと思います。
リボ払いや携帯料金・電気料金の支払い方法変更は、人によってはハードルが高いですからね。
ちなみに【集計期間ごと】（集計期間については後述）に適用される条件は、「終了時未定のキャンペーン内容」と考えて差し支えないでしょう。
表にしてもあんまりにもあんまりだったので、がんばって図解？イラスト化？してみたよ！少しは分かりやすくなったか！？
＋5.0%の達成には「設定変更を済ませた楽Payの活用」がおすすめ
現在の三菱UFJカードでは、
- 「楽Pay」（自動リボ払い）の登録
- 集計期間（後述）内に1万円以上の3回以上の分割払いの利用
- 集計期間（後述）内に1万円以上のリボ払いの利用
のいずれかを集計期間（3ヶ月ごと）に達成することで、対象店での還元率が＋5.0%となります。
この中で断然おすすめしたいのは「楽Pay」（自動リボ払い）への登録。
…と言うと抵抗があるかもしれませんが、
- 「楽Pay」における毎月の支払い額を上限である「10万円」に設定
- 優待対象店以外の場所で三菱UFJカードを使用しない
（優待対象店以外ではその他のクレカを使う）
といった方法を取れば、リボ払い手数料なしでの実質一回払いが可能です。
もちろんこの場合でも、5.0%還元は適用されますよ！
たびたび集計期間にを確認し、1万円以上の決済に忘れず分割払いやリボ払いを適用させるよりも、「楽Pay」を活用した方が、簡単に高還元率を達成できることでしょう。
三菱UFJカードの集計期間（ご利用期間）とポイント付与の時期について
今回のキャンペーンで散見されるのが、ご利用期間というキーワード。
公式サイトにはこのように記されていますが、実際のところは「集計期間」と考えた方が分かりやすいでしょう。
これは「集計期間（ご利用期間）」ごとにポイントアップの達成条件がカウントされ、達成条件と対象店舗の利用額に応じたポイントが後から付与されるためです。
| 集計期間 | ポイント付与 |
| 2024年2月1日～4月30日 | 2024年9月請求時 |
| 2024年5月1日～7月31日 | 2024年12月請求時 |
※付与上限はそれぞれ「29,000円分の決済」まで
（超過分は5.5%還元）
なぜこれらの特典を常設とせず、こんなにも分かりにくい仕組みを取っているかと言うと、こちらの方が何かと融通が利きやすいというカード会社側の事情によるものでしょう。
キャンペーン扱いなら仮にいくつかのサービスが縮小・終了しても「改悪」扱いにはなりませんしね…。
おそらく8月1日以降も「セブン-イレブン」「ローソン」等での優待は継続すると思われますが、現時点ではその際の還元率が最大何％に達するかは一切分からないという状況です。
三菱UFJカードで「無理なく」高還元を狙うモデルケース
ここからは今回のキャンペーンと「三菱UFJカード」を使い、セブン-イレブン等での高還元率を狙う3つのパターンについて計算＆提案してみました。
「リボ払いなし」で7.5%（口座ありなら11.5%）還元を狙う場合
リボ払いや分割払い、既存の支払い方法の変更等を行うことなく、「誰でもある程度、高還元を狙える」モデルケースの1つは以下の通りです。
- 月間カード利用額5万円（＋1.0%）
- 集計期間内に1回以上、公式アプリにログイン（＋0.5%）
- 集計期間内に1回以上「スマホのお支払い」（＋0.5%）
→通常特典（5.5%）を加味して最大7.5%還元
この状態だと、三井住友カード（NL）を通しタッチ決済を行った場合の還元率（7.0%）とあまり変わりありませんね。
ただし三菱UFJカードなら、三井住友カード（NL）とは違い「スマホ決済」を利用せずとも高還元を実現可能です。
もしも三菱UFJ銀行口座を支払い用口座に設定できるなら、還元率はさらに＋4.0%、つまり合計11.5%になりますよ！
【おすすめ】リボ払い手数料0円で11.5%（口座ありなら15.5%）還元を狙う場合
現在最もおすすめの、「余計なコストを掛けずに最大還元を実現させる」方法は以下の通りです。
- 自動リボ払い「楽Pay」に登録
※毎月の支払い額を10万円に設定、かつ三菱UFJカードの月間利用額が10万円以下なら実質一回払い＆手数料なし - 集計期間内に1回以上、公式アプリにログイン（＋0.5%）
- 集計期間内に1回以上「スマホのお支払い」（＋0.5%）
→通常特典（5.5%）を加味して最大11.5%還元
自動リボ「楽Pay」は上手に使えば、「ただ還元率を上げるための無害な設定」として活用可能。
また三菱UFJカードを「優待を受けられるお店でのみ」使用すれば、多くの場合で月当たりの利用金額が10万円を超えることもないでしょう。
最大19%還元を狙う場合
今回のキャンペーンを通し、最大還元を狙うための条件は以下の通りです。
- 三菱UFJ銀行の口座を支払い用口座に設定（＋4.0%）
- 月間カード利用額10万円以上（＋1.5%）
- 集計期間内に1回以上、公式アプリにログイン（＋0.5%）
- 集計期間内に1回以上「スマホのお支払い」（＋0.5%）
→通常特典（5.5%）を加味して最大19.0%還元
実際に付与されるポイントは、
- 2024年2月1日～4月30日の期間中、最大29,000円の決済に対し19.0%相当還元（＝5,510円相当還元）
- 2024年5月1日～7月31日の期間中についても同様
ということで、5,510円相当×2＝11,020円相当。
すぐには達成できない条件や、支払い管理が難しいリボ払い等の条件も存在しますが、カードの使い方に自信があるのなら、可能な限りで検討してみるのも良いでしょう。
とは言え「月間カード利用額10万円以上」という条件と、「楽Payの支払い上限額が10万円」という条件の食い合わせの悪さは気になるところです。
三菱UFJカード「対象店舗のご利用でグローバルポイント最大19%還元」のまとめ
- 最大19%還元の対象となるのは「セブン-イレブン」「ローソン」等の一部店舗
- キャンペーンの対象となるのは「三菱UFJカード（原則無料）」とその上位カード
- 最大還元には三菱UFJ銀行の口座や「リボ払い」等の利用が必要とハードル高め。
ただし支払い方法を工夫すれば11.5%還元程度の達成は難しくない - キャンペーンに参加するには公式サイトからのエントリーが必要なので注意
条件は複雑、かつ初心者向けでないものも多い一方、確かにリターンも多い今回のキャンペーン。
今後もお得なキャンペーンは実施予定とのことなので、セブン-イレブンをはじめとする対象店舗を利用する機会が多いなら、この機会に「三菱UFJカード」を作ってみるのも一考です。
年会費 | 永年無料 2024年8月～改定 | 基本還元率 | 0.5%相当 |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB Amex |
還元ポイント | グローバルポイント |
|
発行元 | 三菱UFJニコス株式会社 |
申込条件 | 18歳以上（高校生を除く） |
- 入会特典として最大10,000円相当のポイントプレゼント
- 【2025年1月31日まで】セブン-イレブン、ローソン等の対象店舗で最大15%還元
（※各種条件あり） - 「ＰＯＩＮＴ名人．ｃｏｍ」経由のお買い物でポイントアップ
| |
特集してほしいクレジットカードやお店などがあれば、以下のフォームに遠慮なくご入力ください！
既存記事については、こちらの「オトクレカの全記事一覧 」からご確認いただけます。
今回紹介したカードはもちろん、それ以外のカードについてもあなたの口コミを募集しています。コメントに抵抗があっても安心の非公開仕様！
お暇があれば、情報をご提供いただけますと幸いです。
（※頂いた情報はサイト内で紹介する可能性があります）
最新の情報については各公式サイト情報をご確認ください。
コメント欄やメールフォーム等よりお気軽にお声がけください。
