ANA JCBカードのメリット・デメリットとは?種類や選び方も分かりやすく解説します

その名の通り、株式会社ジェーシービー(JCB)が発行するANAカードである「ANA JCBカード」

他ブランドのANAカードよりも、安い年会費で高還元率を実現できるということで、コストパフォーマンスの良い申込先候補です。

…ですがその反面、VisaやMastercardにないデメリットが気になることも。

今回は「ANA JCBカード」の利点や欠点、申し込み先のグレードの選び方などを、できる限り分かりやすくまとめました。

目次

1分で分かる!ANA JCBカードのメリット・デメリット

ANA JCBカードは一言で言うと、「コスパに優れたANAカード」をお探しの方におすすめの申し込み先です。

このカードのメリット
  • 他のANAカードより安い年会費でマイル還元率1.0%を達成できる
  • Visa等に比べゴールドカードの特典が充実している
  • 問い合わせ時の対応が良い
このカードのデメリット
  • 海外(特に欧州圏など)での使い勝手が悪い
  • プレミアムカードの還元率などが他ブランドより一段落ちる

このようにANA JCBカードは、

  • 安い年会費で高還元率を実現したり、ゴールドカードを作ったりしたい
  • アフターサービスに優れた、大手の発行元を選びたい

という方にとって、有力なメインカード候補となってくれます。

一方で「海外でもANAカードを使用したい」という場合には、VisaやMastercardブランド等を選んだ方が良いでしょう。

「国内での決済&コストパフォーマンスの良さ」に特化しているのが、ANA JCBカード(JCBのANAカード)の特徴というわけですね!

※海外でも使いやすいANAカードをお探しの方は、以下のページなどを参考にしてみてください。

こちらもチェック!

ANA JCBカードの特典とサービス・メリットについて

ここからは、

  • ANA JCBカード(ジェーシービーのANAカード)ならではのメリット
  • ANAカード共通の特典やサービス

について、もう少し詳しく解説していきます。

【JCB限定】他のブランドよりも安い年会費でマイル還元率1.0%を達成できる

ANA JCBカード第一の特徴は、「マイル還元率1.0%」を実現させるために必要な年会費が、他のブランドよりも安い点にあります。

マイル還元率1.0%に必要な合計年会費
ANA JCBカード(一般)7,700円
※基本年会費2,200円
+「10マイルコース」年会費5,500円
ANA Visaカード(一般)
ANA マスターカード(一般)
8,800円
※基本年会費2,200円
+「2倍コース」年会費6,600円
ANAアメリカン・エキスプレス®・カード(一般)14,300円
※基本年会費7,700円
+マイル移行のための追加年会費6,600円

※ANA JCBカード ZEROはマイル還元率0.5%

このように「できる限りANAマイルを効率よく、安い年会費で貯めたい」という方にとって、ANA JCBカードは有力な申込先となってくれることでしょう。

1マイルの価値は2円以上?

ANAマイルは航空券への交換を前提とするとき、1マイルあたり2円以上の価値を持つことが多々あります。

例えば以下の例では、19,080円の航空券を7,500マイルで交換可能となっています。

この場合、1マイルあたりの価値は約2.5円相当ですね。

このことから、

  • マイル還元率0.5%のANAカードの実質還元率は1.0%前後~相当
  • マイル還元率1.0%のANAカードの実質還元率は2.0%前後~相当

と考えても良いでしょう。

ただしANAの航空券の金額は、シーズンや需要によって変わります。
1マイルの価値は2円を下回ることも、その逆に3円を超えることもありますので、あくまで目安としてお考え下さい。

5倍コース・10マイルコースの損益分岐点とは

ゴールド未満のANAカード(ZERO・一般・ワイド)の、基本のマイル還元率は0.5%です。

ですが5,500円の追加年会費を支払い、「10マイルコース」に加入すると、マイル還元率が1.0%相当にアップします。

ANA JCBカードの「10マイルコース」の場合はもらえるポイントそのものが増えるわけではなく、以下のようにポイントの交換レートがアップします。

ここで気になるのは、「追加年会費を支払ってでも10マイルコースに加入すべき人」の条件ですが…。

1マイルの価値を2円と見積もって、損益分岐点にあたる年間決済額Xを計算すると、

  • X×(0.01×2)≧X×(0.005×2)+5,500

を解いてX≧550,000。

つまりANAカードを年に55万円以上利用する方であれば、10マイルコースに加入した方がお得と言えるでしょう。

月当たりの平均利用額で言うと、4万5833円相当ですね。

ちなみにゴールドカード・プレミアムカードを選択する場合は、追加料金を支払わずとも自動的に「10マイルコース」が適用されます。

【JCB限定】同価格帯のANAカードより入会特典が充実していることが多い

JCBのANAカードは、他ブランドのANAカード(主にVisa・Mastercard)に比べても、積極的に入会キャンペーンを行っています。

例えば現在行われている一般カードの入会特典は以下の通り。

ANA JCBカード(一般)の入会キャンペーン
恒常特典新規入会で1,000マイルプレゼント
【2025年1月15日入会分まで・JCB限定】
新規入会&決済でプレゼント
2025年4月15日までに
・30万円以上の決済で4,500マイル相当
・70万円以上の決済で6,000マイル相当
・100万円以上の決済で12,000マイル相当
・150万円以上の決済で18,000マイル相当
のポイントを付与
※一般カードかつ10マイルコース加入の場合
※要エントリー&ログイン等

このうち「JCB限定」と書かれた部分は、他ブランドを選択した場合には適用されません。
(ダイナースやアメックスは独自の特典を用意していることも多いですが)

このように「入会時のスタートダッシュで、ANAマイルを貯めやすい」こともまた、JCBブランドのANAカードの利点と言えるでしょう。

ちなみにもしも50,000マイルを獲得できたなら、日本とシドニーを往復できますよ!

主な区間における特典航空券との交換に必要なマイル数の一覧

【JCB限定】ゴールドカードの付帯保険や特典が優秀

株式会社ジェーシービーのクレジットカードは、ゴールドカードに対する特典が充実しています。

  • 航空機遅延補償などを含む、最大1億円の旅行保険の付帯
    (ちなみにVisa/MastercardブランドのANAゴールドカードの保険は最大5000万円・航空機遅延補償なし)
  • 国内外20万以上のお店やサービスで優待を受けられる、「クラブオフ」特典の付帯
  • 入場料金35$の支払いで、海外空港ラウンジを使用できる

といったサービスは、他のブランドのゴールドカードには適用されません。

この特徴から「コスパやサービスに優れたゴールドカードを選びたい」という場合にも、ANA JCBカードのゴールドカードは有力な申込先候補となってくれます。

ANA JCBワイドゴールドについて詳しく見る

【JCB限定】年会費無料の「ANAカードzero」を選択できる

ANA JCBカードには他のブランドに無い、年会費無料のANAカードである「ANA JCBカード ZERO」という選択肢が存在します。

このカードへの申込みがおすすめできるかどうかはさておき、学生カード以外で「無料のANAカードを作れる」というのは、JCBならではの特徴と言えます。

ANA JCBカード ZEROについて詳しく見る

株式会社ジェーシービーは問い合わせを行う際の対応が良い

この項目については正直なところ、かなり主観が入るのですが……。

ANA JCBカードの発行元は「株式会社ジェーシービー」。言わずと知れた、大手クレジットカード会社ですね。

そしてわたしはこのサイトを運営するにあたり、カード会社に問い合わせを行うことも少なくないわけですが…。

株式会社ジェーシービーは本当にいつも、電話であってもメールであっても、問い合わせの対応が非常に良いです。

もちろんカードを利用する上でトラブルが生じないに越したことはありません。が、

  • 他のカード会社に比べると、問い合わせ時の電話が繋がりやすい(特にゴールド以上)
  • 電話口の対応が丁寧で感じが良い

といった感触を踏まえると、比較的安心して利用しやすいカード会社と言えるでしょう。

最近は問い合わせを行おうとしても、電話がまったく繋がらないようなカード会社も少なくありません。
そんな中、株式会社ジェーシービーの顧客対応の良さは安心感に直結すると言えそうです。

※ちなみにANAカードを発行しているところだと、アメックスやダイナースも電話対応の評判が良かったりします。

【ANAカード共通】航空券の購入でもらえるフライトマイルの積算率がアップする

ここからは、JCBに限定しない「ANAカード共通の特典・サービス」について解説していきます。

ANAカードの会員は、利用しているカードのグレード(後に詳しく解説します)に応じ、フライトマイルの積算率がアップします。

フライトマイルとは、ANA等の航空券を購入&使用した際にもらえるマイルのことですね。

グレード別のフライトマイル積算率
ZERO
一般
学生
+10%
ワイド
ワイドゴールド
+25%
プレミアム+50%

例えば「福岡→羽田」便の航空券を購入する際にもらえるフライトマイルは本来「567」。

ですが同じ搭乗券を「一般カード」等で購入すると10%にあたる56マイルが上乗せされ、合計623マイルを獲得できます。

「ANA便を利用する際に、普段より多くのマイルが貰える」というのも、ANAカードの利点の一つと言えるでしょう。

【ANAカード共通】ANA系のお土産店やセブン-イレブン等で優待あり

ANAカードには、グレードやブランドを問わず以下の共通優待が設けられています。

ANAカードの共通優待
  • セブン-イレブン、マツモトキヨシなどのマイルプラス加盟店 で普段より多くのマイルが貰える
  • 対象の空港内免税店 が5%オフ
  • 高島屋SHILLA&ANAが5%オフ
  • ANAの機内販売(国内線・国際線)が10%オフ
  • 空港内店舗「ANA FESTA」5%オフ
  • 「ANAショッピング A-style」5%オフ
  • 成田空港パーキング割引(要事前問い合わせ)

お買い物の際には可能な限り「マイルプラス加盟店」やその他の優待対象のお店を利用することで、よりお得にANAカードを使用できることでしょう。

各特典の適用条件などの詳細については、ANAカード公式サイト をご確認ください。

【ANAカード原則共通】便利な「タッチ決済」の機能付き

現行のANA JCBカードには、グレードを問わず「タッチ決済」が搭載されています。

タッチ決済とは上の漫画のように、「カード(またはカードを登録したスマートフォン)をかざすだけ」で支払いが完了する機能のことですね。

もちろん「タッチ決済」を利用した場合であっても、通常通りマイル(正しくはマイルに交換できるポイント)を獲得することができます。

ANA JCBカードのポイントシステムについて

ANA JCBカードのデメリット

ここからは、他のANAカードと比較した際の「ANA JCBカード」のデメリットや注意点について解説していきます。

JCBブランドは海外での普及率が低く国外での決済に向かない

JCBブランドのカード最大の欠点は、海外での普及率が低いこと。

というのもJCBは日本発祥の国際ブランドであり、どうしても日本周辺以外では使用されづらいからですね。

実際、わたしが1年ほど住んでいたウィーン周辺では、最新の読取機を導入している大手スーパーや空港内のショップ等以外では、まずJCB対応のお店を見かけませんでした。

そのため海外でもANAカードを使ってマイルを貯めたいのなら、VisaやMastercardブランドのANAカードを選択した方が良いでしょう。

ちなみに日本国内で使用する分であれば、VisaもMastercardもJCBも、大きな違いはありません。

▲全世界の加盟店数比較。
MastercardやVISAに比べ、JCBの加盟店数が非常に少ないことが分かります。

画像引用元:Mastercard公式サイト

プレミアムカード(年会費77,000円)の還元率がVisaよりも低い

こちらはゴールドカード(年会費15,400円)以下のグレードを選ぶ場合であれば、特に関係のないことですが…。

ANAカードの最上位にあたる「プレミアムカード」(プラチナカード/年会費77,000円~)を候補に入れる場合は、別ブランドのサービス内容も併せてチェックした方が良いかもしれません。

というのもJCBブランドのプレミアムカードは、Visaブランド等に比べると(これでも)やや年会費が安い代わりに、

  • マイル還元率がやや低い
    (Visaブランドの1.5%に対し1.3%)
  • 家族会員に、プライオリティパスが発行されない

といった懸念があるためです。

ANAのプレミアムカードについては、以下のページで詳しく比較・解説しています。

こちらもチェック!

ANA JCBカードのポイント制度(Oki Dokiポイント→ANAマイル)について

ここからはやや分かりづらい、ANA JCBカードのポイントシステムについて解説していきます。

グレードやコースにかかわらず「1,000円につき1」のOki Dokiポイントが貯まる

ANA JCBカードではカードのグレードやコースにかかわらず、カードの利用額1,000円につき1ポイントの「Oki Dokiポイント」が還元されます。

Oki Dokiポイントというのは、ジェーシービー独自のポイント規格ですね。

Oki DokiポイントはANAマイル以外に交換できなくもないのですが、マイルの価値の高さを考えると、使い道は「ANAマイルへの交換」ほぼ一択と言えるでしょう。

ちなみにOki Dokiポイントが貯まるカードはANAカード以外にも存在しますが…。

「1ポイント→5マイルまたは10マイル」のレートでポイント交換ができるのは、ANAカードに限られます。

ゴールドカード以上または「10マイルコース」の選択で交換レートがアップする

こちらは先に触れた内容と重なりますが…。

利用額1,000円につき1ポイントたまる「Oki Dokiポイント」の交換レートは、

  • ゴールドカード以上の選択をしたかどうか
  • 5,500円の追加年会費を支払い、「10マイルコース」に加入したかどうか

によって異なります。

Oki Dokiポイントの交換レート
ANAカード ZERO1ポイント→5マイル
(マイル還元率0.5%)
ANA一般カード
ANAワイドカード
(5マイルコース/追加年会費なし)
ANA一般カード
ANAワイドカード
(10マイルコース/年5,500円)
1ポイント→10マイル
(マイル還元率1.0%)
ANAワイドゴールドカード
※無料で「10マイルコース」適用
ANA プレミアムカード(JCB)
※無料で「10マイルコース」適用
1ポイント→10マイル
+3マイル相当のボーナスポイント
(マイル還元率1.3%)

効率よくANAマイルを貯めたいのなら、追加年会費を支払ってでも「10マイルコース」に加入するのがおすすめです。

5倍コース・10マイルコースの損益分岐点とは

さらにマイル移行の方法は「自動移行」「手動移行」から選択できる

少しややこしいのですが、ANA JCBカードには「5マイルコース」「10マイルコース」の他に、以下の選択肢が存在します。

ANA JCBカードのマイル移行システム
マイル自動移行コースOki Dokiポイントが自動でANAマイルに移行される
マルチポイントコースOki Dokiポイントを手動で、好きなタイミングでANAマイルに移行する

※ただし移行には1週間前後の日数が必要
※1年間ポイントを移行しなかった場合、「10マイルコース」選択時でも追加年会費なし

貯めたポイントをできるだけすぐに「ANAマイル」に交換し、積極的に使用したいのなら、「マイル自動移行コース」を選ぶのが良いでしょう。

「一般カード」等を選ぶなら「マルチポイントコース」で年会費を抑えられるかも

あなたがゴールド以上のグレードのカードを選ぶのなら、「自動移行コース」「マルチポイントコース」のどちらを選んでも、カードの維持コストに違いはありません。

ですが「ワイドカード」以下のグレード(ワイド・一般・学生)を選択、かつ「10マイルコース」に加入した場合は、「マルチポイントコース」を選択することで、実質的な年会費をカットできる可能性があります。

これは1年間で一度も「Oki Dokiポイント」をANAマイルに交換しなかった場合、10マイルコースの追加年会費5,500円が請求されないためですね。

つまり2年に1回ポイントをマイルに交換したなら、「10マイルコース」の年会費を支払うのも2年に1回でいいというわけです。

よってANAマイルの利用頻度がさほど高くない、かつワイドカード以下のグレードを選択する場合には、「マルチポイントコースを選択し、2年に1回マイル交換を行う」のがおすすめです。

ちなみに各コース(5マイルコース・10マイルコースや自動移行コース・マルチポイントコース)は入会時に選択できる他、入会後も任意のタイミングで切り替えが可能です。
(ワイドカード以下の場合/10マイルコースを選択できないZEROカードを除く)

Oki Dokiポイントの有効期限は2年(一般カードの場合)と短めなので注意

ANA JCBカードを使って貯められる「Oki Dokiポイント」の有効期限は以下の通りです。

Oki Dokiポイントの有効期限
ANAカード ZERO獲得月から2年後の15日
ANA一般カード
ANAワイドカード
ANAワイドゴールドカード獲得月から3年後の15日
ANA JCBプレミアムカード獲得月から5年後の15日

参考元:ジェーシービー公式サイト

特にワイドカード以下を選択する場合、Oki Dokiポイントの失効にはご注意ください。

保有しているポイントの有効期限は、インターネット会員サービス等を通して確認可能です。

ちなみにOki Dokiポイントから交換した後のANAマイルの有効期限は「36ヶ月(3年間)」です。

フローチャートで簡単!ANA JCBカードの選び方

▲クリック/タップで拡大できます
(ZEROと学生カードは含まれていません)

ANA JCBカードは年会費無料の「ZERO」から、年会費77,000円のプレミアムカードの5グレード展開(+学生カード)。

ここからは、各グレードの特徴や申込先の選び方について、簡単に解説していきます。

ANA JCBカードのグレード間比較
ANAカードZERO一般カードワイドカードワイドゴールドカードプレミアム(プラチナ)カードANA JCB カード(学生用)
デザイン
年会費無料2,200円
※初年度無料
※マイル還元率1.0%達成なら+5,500円
7,975円~
※マイル還元率1.0%達成なら+5,500円
15,400円77,000円無料
マイル還元率0.5%0.5%
※2倍コース/10マイルコース加入なら1.0%
┗別途年会費+5,500円
0.5%
※2倍コース/10マイルコース加入なら1.0%
┗別途年会費+5,500円
1.0%1.3%
※VISAの場合
0.5%
0.5%
※2倍コース/10マイルコース加入なら1.0%
┗年会費+5,500円
入会・継続ボーナスなし1,000マイル2,000マイル10,000マイル1,000マイル
フライトマイル+10%+25%+50%+10%
国内ラウンジ×××無料で利用可×
海外ラウンジ×××35$/回無料×
付帯保険なし最大2000万円最大5000万円最大1億円
(JCB)
最大5000万円
(VISA他)
最大1億円最大1000万円
特徴29歳以下限定
5年間限定
最も安い年会費でマイル還元率1.0%を達成可能強いて言えばゴールド特典に興味がない空マイラ―向けカード別のゴールド限定特典が適用されるコンシェルジュサービス等を利用できる
超高還元
学生限定
詳細

ANAカードzeroは貴重な無料ANAカード…ながら競合が気になる

ANA JCBカードZEROは、29歳以下の方のみが5年間限定で使用できる、年会費無料のANAカード。

…と言えば聞こえはいいものの、

  • 年会費をプラスして「10マイルコース」に加入することができない
  • マイル還元率0.6%を達成できる、「JCBカードW」(39歳以下限定)の存在
  • 還元率・サービス共に非常に優秀な「JAL CLUB EST」(JALの20代限定カード)の存在

と、気になる点が多いもまた事実です。

デメリット

無料でマイルを貯めたいなら「JCBカードW」、マイル還元率などに優れた20代向けカードが欲しいなら「JAL CLUB EST」を選んだ方が目的に適いやすい…ということですね。

とは言えクレジットカードの利用額があまり大きくない方が、無料でANAカードを作りたいという場合、貴重な申込先候補となってくれることは確かでしょう。

年会費
5年間無料
基本還元率
1.0%前後~
※マイルを航空券に交換する場合の目安値
国際ブランド
JCB
還元ポイント
ANAマイル
(Oki Dokiポイント経由)
発行元
株式会社ジェーシービー
申込条件
18歳~29歳の方
(学生を除く)
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険※
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay

※海外での決済のみが対象

主な特徴と特典
  • 5年間の無料期間の終了後は「ANA JCB一般カード」に切り替え
  • ANAのフライトマイル+10%
  • セブン-イレブン、スターバックスなどの特約店でマイル還元率アップ
  • 対象の空港内ショップや機内販売の割引

ANAカード(一般)は広い層におすすめしやすいコスパ優秀な1枚

ANAカード(一般)は、最も安い年会費でマイル還元率1.0%を実現できるグレード。

この場合に必要なコストは、

  • 基本年会費2,200円(初年度無料)
  • 10マイルコース年会費5,500円

の、合計7,700円(初年度のみ5,500円)ですね。

「いつものお買い物などを通して、コスパよくANAマイルを貯めたい」という方にとっては、非常に有力なメインカード候補となってくれます。

飛行機の利用よりも日常の決済でマイルを貯めたい、いわゆる「陸マイラー」の方におすすめの1枚です!

年会費
2,200円
(初年度無料)
基本還元率
2.0%前後~
※有料コース加入、かつマイルを航空券に交換する場合
国際ブランド
VISA
Mastercard
JCB
還元ポイント
ANAマイル
(各社ポイント経由)
発行元
株式会社ジェーシービー
三井住友カード株式会社
申込条件
18歳以上(高校生を除く)
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • 以下の有料コースに別途加入することでマイル還元率が0.5%→1.0%になる
    (※1年間マイル移行が行われなかった場合は追加年会費の請求無し
  • 【JCB】10マイルコース(年5,500円)
  • 【VISA、Masterard】2倍コース(年6,600円)
  • 【JCB限定!2025年1月15日まで】新規入会で最大19,000マイルがもらえる
  • カードの継続で1,000マイルプレゼント
  • ANAのフライトマイル+10%
  • セブン-イレブン、スターバックスなどの特約店でマイル還元率アップ
  • 対象の空港内ショップや機内販売の割引

※特徴が異なるAmexカード(年7,700円~)は別途解説


ワイドカードは中途半端でやや選択しづらいか

ワイドカードは一般カードのサービスに、

  • フライトマイルの積算率アップ(10%→25%)
  • 旅行保険(ただしゴールドカードの内容未満)

といったメリットを追加したグレード。

…ではあるのですが、

  • 「10マイルコース」への加入を前提とすると、年会費が13,475円に達する
    (基本年会費7,975円+10マイルコース年会費5,500円)
  • 上の場合、年会費を1,925円プラスするだけで、さらに特典などが充実した「ワイドゴールドカード」を選択できる

といった事情を考えると、イマイチ申込先候補に挙がりづらいところがあります。

強いて言えば、

  • ポイントからマイルの交換が「2年に1回」でも問題ない
  • フライトマイルの積算率を重視したい
  • ゴールドカードの特典(国内空港ラウンジサービスなど)に一切興味がない

という条件を、すべて満たす方向けでしょうか。

ワイドゴールドカードはJCB限定特典と相まって非常に優秀

ANA JCB ワイドゴールドカードはワイドカード以下のサービスに、

  • 【JCB限定】航空機遅延補償などを含む、最大1億円の旅行保険
  • 国内空港ラウンジサービス(何度でも無料)
  • 【JCB限定】海外空港ラウンジサービス(35$/回)
  • 【JCB限定】国内外20万以上のお店やサービスでの優待(クラブオフ)

等を追加したカードです。

【JCB限定】の文字を見ても分かる通り、同価格のVisa・Mastercardのワイドゴールドカードと比べてもサービスが充実していることから、

  • 飛行機を利用する機会が多い
  • ゴールド限定の特典に魅力を感じる

という方にとっては、有力な申込先候補となってくれることでしょう。

ANA JCBゴールドカードの付帯保険について詳しく見る
JCBのANAワイドゴールドカードの付帯保険
海外旅行保険【自動付帯】
傷害死亡・後遺障害最高1億円
【家族特約1000万円】
傷害治療費用
疾病治療費用
最高300万円
【家族特約200万円】
賠償責任最高1億円
【家族特約2000万円】
携行品損害最高50万円
【家族特約50万円】
※自己負担額3,000円
救援者費用最高400万円
【家族特約200万円】
航空機遅延補償最高2万円
手荷物遅延・紛失補償最高4万円
国内旅行保険【自動付帯】
傷害死亡・後遺障害最高5000万円
怪我による入院5,000円/日
怪我による手術5,000円×倍率
※手術の種類により変動
怪我による通院2,000円/日
ショッピング保険
国内・海外でのお買い物年間500万円
※自己負担額3,000円

シンプルに「大手航空会社提携のゴールドカード」という、ステータス性の高さも魅力です!

ANA JCB ワイドゴールドカードの券面イメージ
年会費
15,400円
※VISA、Mastercard、JCBの場合
基本還元率
2.0%前後~
※マイルを航空券に交換する場合
国際ブランド
VISA
Mastercard
JCB
還元ポイント
ANAマイル
(各社ポイント経由)
発行元
三井住友カード株式会社
株式会社ジェーシービー
申込条件
20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • 【2025年1月15日まで・JCB限定】新規入会で最大38,000マイルプレゼント
  • カード継続で2,000マイルプレゼント
  • ANAのフライトマイル+25%
  • 国内空港ラウンジサービス
  • 対象の免税店 が10%オフ
  • 年間30,000以上の「プレミアムポイント」獲得で「ブロンズサービス」メンバーのステイタスを獲得可能
  • 【JCB限定】航空機遅延補償を含む最大1億円の付帯保険
    ※VISA、Mastercardの場合は最大5000万円、航空機遅延補償なし
  • 【JCB限定】全国20万以上のお店やサービスで優待
  • 【JCB限定】海外空港ラウンジサービス(入室料35US$) 他
  • セブン-イレブン、スターバックスなどの特約店でマイル還元率2倍
  • 対象の空港内ショップや機内販売の割引

一般カードにない特典


プレミアムカードは実質的なマイル還元率が1.3%にアップ

ANA JCBカードプレミアムは、年会費77,000円を要する「ANA JCBカード」最高グレードの1枚。

年会費に対応するようにサービスも飛びぬけており、

  • マイル還元率はゴールドカードを超える実質1.3%
    (通常の1.0%相当還元+ボーナスポイントによる0.3%相当還元)
  • 海外空港ラウンジが何度でも無料
  • フライトマイルの積算率+50%
  • 毎年10,000マイルの継続特典
  • 24時間体制のコンシェルジュサービス
  • その他ホテル・ダイニング等で優待あり

といった利点が用意されています。

年会費の高さゆえに誰にでもおすすめ…とは言いがたい1枚ですが、ANAやクレジットカードをよく利用する方であれば、申し込みを県として見るのも良いでしょう。

年会費
77,000円
マイル還元率
1.3%相当
国際ブランド
JCB
還元ポイント
Vポイント
(→ANAマイル)
発行元
株式会社ジェーシービー
申込条件
30歳以上(学生不可)で、ご本人に安定継続収入のある方
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • 入会、継続で毎年10,000マイルプレゼント
  • ANAのフライトマイル+50%
  • 海外空港ラウンジサービス
    (プライオリティ・パス/プレステージ会員)
  • 国内の「ANAラウンジ」を使用可能
    ※ANA SUITE LOUNGEは対象外
  • ANA航空券や機内販売のマイル還元率3.5%
  • 国内空港ラウンジサービス(同伴者1名も無料)
  • コンシェルジュサービス
  • 対象のレストランで2名以上でコース料理を頂く場合、1名様分無料
  • Visaプラチナのホテル優待
  • 【JCB限定】全国20万以上のお店やサービスで優待
  • 航空機遅延補償を含む最大1億円の付帯保険
  • 空港内免税店やANAの機内販売が10%オフ
  • ANA系列のホテル優待等

:プラチナ限定特典


学生カードはその名の通り学生専用のANAカード

ANAカード<学生用>は、その名の通り学生のみが申し込めるANAカード。

その特徴は主に、在学中であれば年会費が無料なことですね。

…ただし学生カードの内容で言うとJALカードの学生カード(JALカードnavi)の方が圧倒的に優秀。

「貯めるのはANAマイルでもJALマイルでもよい」という場合、直近で恩恵を受けやすいのはJALの学生カードの方かもしれません。

学生専用カードの比較
ANAカード〈学生用〉JALカードnavi
デザイン
年会費在学中無料
※マイル還元率1.0%達成なら5,500円または6,600円
在学中無料
マイル還元率0.5%
有料サービス加入で1.0%
1.0%
国際ブランドVisa
Mastercard
JCB
Visa
Mastercard
JCB
フライトマイル+10%+10%
特徴・「スマートU25」料金でも付与マイルが減額されない
・ANA利用状況に応じたボーナスマイル付与
・航空券との交換に必要なマイルが減額される
・早割利用時でも付与マイルが減額されない(ツアープレミアム)
・マイル有効期限が無期限
・資格取得でボーナスマイル付与等

ただしもちろん、「ANAしか就航していない路線」も日本中に多々存在します(主に地方空港を用いるもの)。
カードスペックが優れているからといって、すべての方にJALカードnaviをおすすめすることはできません。

年会費
在学中無料
基本還元率
2.0%前後~
※有料コース加入、かつマイルを航空券に交換する場合
国際ブランド
VISA
Mastercard
JCB
還元ポイント
ANAマイル
(各社ポイント経由)
発行元
株式会社ジェーシービー
三井住友カード株式会社
申込条件
18歳以上の学生
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • 以下の有料コースに別途加入することでマイル還元率が0.5%→1.0%になる
    (※1年間マイル移行が行われなかった場合は追加年会費の請求無し
  • 【JCB】10マイルコース(年5,500円)
  • 【VISA、Masterard】2倍コース(年6,600円)
  • 「スマートU25」料金でもフライトマイルが減額されない(本来は50%減)
  • 卒業時に一般カードへの切り替えで2,000マイル付与
  • ANAのフライトマイル+10%
  • セブン-イレブン、スターバックスなどの特約店でマイル還元率アップ
  • 対象の空港内ショップや機内販売の割引

ANA JCBカードの審査について

ここからは、ANA JCBカードの気になる審査通過状況について解説していきます。

一般カード・ワイドカードの審査は甘くはないが18歳から発行は可能

ANA JCBカードの中でも、一般カード・ワイドカードの申し込み条件は以下のように設定されています。

18歳以上(学生不可)で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。

引用元:ジェーシービー公式サイト

申し込みには本人または配偶者に安定収入が必要ということで、「楽天カード」(18歳以上なら申込み可能)等に比べると、求められる支払い能力は高いと言えます。

とは言え、

  • 収入があれば高校を卒業したばかりの18歳の社会人でも申込み可能
  • 申込条件がよく似ており、発行元を同じくする「JCBカードS」等は、アルバイトでの通過例も多い

といった状況を考えると、審査に通過するため、極端に高い収入が求められることもまたないでしょう。

ゴールドカードはJCBの利用実績があれば年収300万円未満でも取得できるかも

ANA JCBゴールドカードの審査は、一般カードやワイドカードよりも厳しい基準で行われます。

実際このカードや、審査水準を近しくするであろう「JCBゴールド」の口コミでは、審査落ちの報告も目立ちます。

…とは言えJCBの審査通過報告は、年収やステータスそのものよりも、「ジェーシービーの利用実績」を重視している印象。

株式会社ジェーシービーの発行するカードを重用している方であれば、年収300万円未満でもゴールドカードの審査に通過できる可能性はあるようです。

ちなみに「JCBブランドの他社カード(株式会社ジェーシービー以外が発行するJCBブランドのカード)」は、ここで言う利用実績に含まれません。
(もちろん良い信用情報があるに越したことはありませんが)

プレミアムカード(プラチナカード)も年収よりも利用実績重視か

「収入やステータスよりも、ジェーシービーでの利用実績を重視する」という審査傾向は、プラチナカードにも適用されます。

実際、JCBのプラチナカードでは「普段からジェーシービーのカードを使っていたら、年収300万円以下でも審査に通過できた」という報告が散見されます。

ANAのプラチナ(プレミアム)カードと、JCBプラチナの審査基準が同一とは限らないため、こちらはあくまで参考程度の情報ですが…。

将来的にプレミアムカードを作りたいという方が、下位グレード(一般カードやゴールドカード)を使って実績を積むことは、かなり有効と考えられます。

【参考】主な区間における特典航空券との交換に必要なマイル数の一覧

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ここでは参考情報として、「どれくらいのANAマイルがあれば、希望する航空券と交換できるのか」の例を紹介させて頂きましょう。

航空券との交換に必要なマイルの例(往復)
東京⇔大阪
大阪⇔福岡
10,000マイル
(ローシーズン)
12,000マイル
(レギュラーシーズン)
15,000マイル
(ハイシーズン)
※以下同様
東京⇔広島
東京⇔福岡
東京⇔札幌
名古屋⇔福岡
12,000マイル
15,000マイル
18,000マイル
東京⇔沖縄
札幌⇔福岡
14,000マイル
18,000マイル
21,000マイル
日本⇔ソウル12,000マイル
15,000マイル
18,000マイル
※エコノミーの場合、以下同様
日本⇔中国各地
東京⇔台湾
日本⇔マニラ
17,000マイル
20,000マイル
23,000マイル
日本⇔シンガポール
日本⇔バンコク
30,000マイル
35,000マイル
38,000マイル
日本⇔シドニー37,000マイル
45,000マイル
50,000マイル
日本⇔ハワイ35,000マイル
40,000マイル
43,000マイル
日本⇔北米各地40,000マイル
50,000マイル
55,000マイル
日本⇔欧州各地45,000マイル
55,000マイル
60,000マイル

参考元:全日本航空公式サイト
「シーズン・必要マイルチャート(ANA国内線特典航空券)」
「シーズン・必要マイルチャート(ANA国際線特典航空券)」

片道分のチケットのみをマイルで支払うことも可能です。
その場合の必要マイルは、上に挙げた数字の半分です。
ANAのシーズン設定(2024年・国内線の場合)
ローシーズン・1/11~2/29
・4/4~4/24
・12/1~12/25
レギュラーシーズン・3/1~3/7
・5/7~8/1
・8/19~11/30
ハイシーズン・1/1~1/10
・3/8~4/3
・4/25~5/6
・8/2~8/18
・12/26~12/31

参考元:ANA公式サイト
「シーズン・必要マイルチャート」

ANAはJALとは違い、同じ路線であっても航空券の交換に必要なマイル数が、シーズン(繁忙期か閑散期か)によって変動しますのでご注意ください。

可能な限り少ないマイルで飛行機を利用するためには、ローシーズンを狙って航空券を予約できるとよいですね。

ANA JCBカードに関するよくある質問と回答

ここからは、ANA JCBカードに関連するよくある質問にお答えしていきます。

お探しの情報が見当たらない場合にはコメント欄やメールフォームなどからお気軽にご相談ください。

ANA JCBカードの締め日・引き落とし日はいつですか?

ANA JCBカードを含む株式会社ジェーシービーの支払いスケジュールは、「毎月15日締め・翌10日払い」です。

例えば1月16日~2月15日にカードを使用した分の引き落としは、原則として3月10日に行われます。(10日が土日祝日の場合は次の平日に持ち越し)。

ANA JCBカードの家族カードの年会費について教えてください。

各カードの年会費(本会員・家族会員)は以下の通りです。

ANA JCBカードの年会費
年会費(本カード)年会費(家族カード)
ZERO無料無料
一般2,200円(初年度無料)
※10マイルコース加入なら+5,500円
1,100円
※本会員が無料なら無料
ワイド7,975円
※10マイルコース加入なら+5,500円
1,650円
ワイドゴールド15,400円4,400円
プレミアム77,000円4,400円

ANA JCBカードにインビテーションはありますか?

はい、主にANA JCBワイドゴールドカードの利用者には、プレミアムカードのインビテーション(案内)が届く場合があります。

ただしインビテーションが届いたからといって、年会費の割引などの特別な優待を受けられるわけではないようですね。

ANA JCBカードに海外旅行保険は付帯しますか?

カードのグレードによって異なります。以下の表を参考にしてみてください。

ANA JCBカードの海外旅行保険
ZERO付帯なし
一般最大1000万円
ただし治療費補償等はなし
ワイド最大5000万円
ワイドゴールド最大1億円
航空機遅延補償も付帯
プレミアム最大1億円
航空機遅延補償も付帯

リンク先をクリックすることで、詳細をご確認いただけますよ!

ANA JCBカードについてのまとめ

ANA JCBカードについてのまとめ
  • ANA JCBカードは他ブランド(主にVisa・Mastercard)のANAカードと比べると、
    安い年会費で還元率1.0%を実現できる
    ・ゴールドカードの特典やサービスが充実している
    などの特徴を持つ
  • 注意点は海外(特に欧州など)ではJCBブランドそのものの普及率が低いこと。
    海外でもANAカードを使いたいなら、Visaブランド等を選ぶのが無難
  • 学生カードを除くと申込先は全5グレートだが、申し込み先候補に挙がりやすいのは、
    ・最も安い年会費でマイル還元率1.0%を達成できる「一般」カード
    ・独自の特典などを多く有する「ワイドゴールド」カード
    の2つか

他ブランドのANAカードと比べても、コストパフォーマンスに優れ申し込みやすい「ANA JCBカード」。

海外(主に東アジア圏以外)での決済にはあまり向かないものの、国内での決済を主とする方にとっては、コストパフォーマンスに優れたメインカードとなってくれるはずです。

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