JAL CLUB-Aゴールドカードは、いわゆる「JALのゴールドカード」に当たります。
利点はやはり普通カード(一般カード)に無いゴールド限定の特典ですが、単に高還元率を狙いたいのであれば、申込先は普通カードで十分かもしれません。
…それならあえて高い年会費を支払って、ゴールドカードを選ぶ意味とは何なのでしょうか?
今回はそんなJAL CLUB-Aゴールドカードのメリット・デメリットはもちろん、普通カードと比べた場合の損益分岐点や申込先の選び方に至るまで、詳しくまとめてみました。
2024年2月20日のJALカード・全面リニューアルを加味した最新情報に更新済みです。安心してご覧ください!
目次
- 1分で分かる!JAL CLUB-Aゴールドカードの特徴とメリット・デメリット
- JAL CLUB-Aゴールドカードの特典とサービス
- マイル還元率は無条件で1.0%(実質2.0%~還元)
- JAL等を利用した際にもらえる「フライトマイル」が+25%アップ
- 1年に1回JALグループを利用すれば2,000マイル(初年度は5,000マイル)がもらえる
- 国内空港ラウンジサービスが無料で使い放題
- 普通カードの懸念であった海外旅行保険などに関する問題も解消
- JAL航空券の購入や機内販売ならマイル還元率は3.0%に
- ホテルニッコー&JALシティで特別な優待を受けられる
- 発行元のカード会社によってはさらに充実したゴールド限定特典も
- もちろんJALカード共通の特典も適用される
- 【2024年2月20日発行分~】全面リニューアルでほとんどのカードに「タッチ決済」を搭載
- JAL CLUB-Aゴールドカードのデメリットと注意点
- 4グレード(一般・CLUB-A・CLUB-Aゴールド・プラチナ)のJALカード比較
- JAL CLUB-Aゴールドカードと普通カードの損益分岐点
- 結局JAL CLUB-Aゴールドカードを選ぶべきはどんな人?
- 9種類のJAL CLUB-Aゴールドカードの比較と選び方
- 実際にJAL CLUB-Aゴールドカードを利用している方の口コミ・評判
- JAL CLUB-Aゴールドカードの審査に通過するにはどれくらいの年収が必要?
- 参考:主な路線の特典航空券との交換に必要なJALマイルの一覧
- JAL CLUB-Aゴールドカードについてのよくある質問と回答
- JAL CLUB-Aゴールドカードの限度額(利用可能枠)はどれくらいですか?
- JAL CLUB-Aゴールドカードの会員は、優先搭乗のサービスを受けられますか?
- JAL CLUB-Aゴールドカードで家族カードを発行することはできますか?
- 国内空港ラウンジサービスは、同伴者も利用できますか?
- 普通カードからJAL CLUB-Aゴールドカードへのインビテーション(招待)はありますか?
- JALのゴールドカードにプライオリティパス(海外空港ラウンジサービス)は付帯しますか?
- JAL CLUB-Aゴールドカードの会員は、羽田空港の国際線ラウンジを使用できますか?
- JALグローバグクラブ(JGC)とは何ですか?ゴールドカードの会員であれば加入できますか?
- JAL CLUB-Aゴールドカードについてのまとめ
1分で分かる!JAL CLUB-Aゴールドカードの特徴とメリット・デメリット
JAL CLUB-Aゴールドカードは、一言で言うと「JALのヘビーユーザーやステータス性を重視したい方」におすすめのクレジットカードです。
サービス内容を俯瞰してみると、「総合点は高いものの、極力年会費を抑えたいという方には向かない」といったところでしょうか。
ここからはそんなJAL CLUB-Aゴールドカードの長所と短所について、もう少し詳しく解説を加えていきます。
JAL CLUB-Aゴールドカードの特典とサービス
JAL CLUB-Aゴールドカードは、17,600円~の年会費を必要とするJALのゴールドカード。
まずはこのカードに年会費相当の価値があるかを確かめるべく、メリットや特典に関する情報を見ていきましょう。
マイル還元率は無条件で1.0%(実質2.0%~還元)
JAL CLUB-Aゴールドカードには、マイル還元率が0.5%から1.0%にアップする「ショッピングマイル・プレミアム(通常4,150円)」が無料で付帯します。
これにより、ゴールドカードの会員はわざわざ有料サービスに加入することなく、自動的にマイル還元率1.0%を実現可能。
さらにJALのマイルは航空券へ交換する場合、1マイルあたり2円相当~の価値を持つことが多いため、このカードの基本還元率は2.0%相当以上と言っても良いでしょう。
実際のJALマイルの価値の計算例
2024年4月25日と同月26日の「羽田⇔福岡」便を、「大人一人・普通席・往復セイバー料金」の条件で取得する場合、
- 通常の決済であれば合計42,969円~
- JALマイルとの交換であれば16,100マイル~
つまりこの場合、16,100マイルは42,969円の価値を持っており、1マイル当たりの価値は約2.66円相当となる。
※必要料金・マイル数の参考元:JAL公式サイト
やはりこの実質還元率の高さこそが、「マイルが貯まるクレジットカード」最大の利点ですね!
ちなみに高還元率で知られる「楽天カード」の基本還元率は1.0%です。
JAL等を利用した際にもらえる「フライトマイル」が+25%アップ
※フライトマイルは早割の利用状況などによって変動します。
JAL CLUB-Aゴールドカードを使い、JALグループやワンワールド加盟航空会社の航空券を購入すると、マイル積算率が+25%となります。
JALでは航空券の購入&その後の搭乗によりもらえるマイルが、「フライトマイル」と呼ばれています。
例えばJALの「福岡→東京」便の場合、本来還元されるフライトマイルの上限は567(早割などを利用しない場合の一例)。
これに対しJAL CLUB-Aゴールドカードがあれば、+25%にあたる合計708マイルを受け取ることが出来るでしょう。
ちなみに「普通カード」の会員に対するフライトマイル積算率は+10%ですので、この15%の差は上位カード会員にとっての大きなアドバンテージと言えます。
さらにツアープレミアム(年2,200円)というオプションサービスに加入すれば、早割を使った場合でもフライトマイルが減額されませんよ!
1年に1回JALグループを利用すれば2,000マイル(初年度は5,000マイル)がもらえる
JAL CLUB-Aゴールドカードの会員は、
- 新規入会+JALグループの飛行機への搭乗で5,000マイル
- カード継続+JALグループの飛行機への搭乗で2,000マイル
といったボーナスマイルを受け取ることができます。
毎年1回以上JALグループを利用するのであれば、より効率よくマイルを貯めることが可能でしょう。
国内空港ラウンジサービスが無料で使い放題
JAL CLUB-Aゴールドカードを持っている方は、日本各地+ホノルルの空港ラウンジサービス(いわゆるカードラウンジ)へ無料で入室可能。
国内空港のラウンジサービスでは、ソフトドリンク等の提供を受けられる他、専用Wi-Fi、居心地の良いソファーやデスクなどを利用できます。
この空間を利用することで、飛行機を利用する前または後(そして前後両方でもOK!)の時間をより快適に過ごすことができるでしょう。
無料で入室できる空港ラウンジの設置場所等について詳しくは、JALカード公式サイト をご確認ください。
私が行ったことのある福岡空港や成田空港のカードラウンジでは、「ソフトドリンク飲み放題」と「缶ビール1本」を選択できましたよ!
普通カードの懸念であった海外旅行保険などに関する問題も解消
JAL CLUB-Aゴールドカードには、最大5000万円または1億円(発行元によって変動)の旅行保険が付帯します。
その中には、普通カードには付帯しない「治療費保険」「携行品損害保険」といった項目も。
このことからJALのゴールドカードは、普通カードの懸念であった付帯保険に関する問題を解消済みだと言って良いでしょう。
特に発行元がJCBであるJAL CLUB-Aゴールドカード(JAL・JCBカード、OPクレジット)の付帯保険は、輪をかけて優秀なものとなっています。
海外旅行保険【利用付帯】 | |
傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 【家族特約1000万円】 |
傷害治療費用 疾病治療費用 | 最高300万円 【家族特約200万円】 |
賠償責任 | 最高1億円 【家族特約2000万円】 |
携行品損害 | 最高50万円 【家族特約50万円】 ※自己負担額3,000円 |
救援者費用 | 最高400万円 【家族特約200万円】 |
航空機遅延補償 | 最高2万円 |
手荷物遅延・紛失補償 | 最高4万円 |
国内旅行保険【利用付帯】 | |
傷害死亡・後遺障害 | 最高5000万円 |
怪我による入院 | 5,000円/日 |
怪我による手術 | 5,000円×倍率 ※手術の種類により変動 |
怪我による通院 | 2,000円/日 |
ショッピング保険 | |
国内・海外でのお買い物 | 年間500万円 ※自己負担額3,000円 |
※特記が無い場合、家族特約なし
※発行元がJCBでない場合の付帯保険は最大5000万円、航空機遅延補償・手荷物補償なし
JAL航空券の購入や機内販売ならマイル還元率は3.0%に
JAL CLUB-Aゴールドカードの会員は、
- JAL航空券購入時
- JAL機内販売の利用時
- 対象のツアー商品の購入時
に「アドオンマイル」と呼ばれる追加マイルが、1.0%(100円につき1マイル)分付与されます。
さらに「JAL航空券購入」「JAL機内販売」はマイル還元率がアップする「JALカード特約店」扱いとなるため、合計で3.0%ものマイル還元を受けられることでしょう。
→普通カードとCLUB-Aゴールドカードの損益分岐点について
ホテルニッコー&JALシティで特別な優待を受けられる
ゴールドカードの会員は、ホテルニッコー&JALシティにおいて普通カード以上の優待を受けられます。
- アーリーチェックイン
- レイトチェックアウト(普通カードと共通)
- 対象のレストランやバーが5%オフ
- 対象のレストランやバーの個室料金が無料に
「ホテル日航」「グランドニッコー」や「ホテルJALシティ」といったJAL系列の宿泊施設を利用する機会があるのなら、こちらもぜひチェックしておきたい特典と言えます。
参考元:JALカード公式サイト
発行元のカード会社によってはさらに充実したゴールド限定特典も
JAL CLUB-Aゴールドカードには、発行元のカード会社やブランド別の「ゴールド特典」が適用されます。
特に、
- 付帯保険が非常に充実している他、国内外20万以上のお店やサービスで優待が適用される「JAL・JCBカード」「OPクレジット」(株式会社ジェーシービー)
- 5,000円相当のボーナスポイントやJR東日本での優待が適用される「JALカードSuica」(株式会社ビューカード)
- 海外空港ラウンジサービスやプレミアムなレストランでの優待を受けられるJALダイナースカード
は独自の特典が充実しており、特に優秀と言えるでしょう。
ただし独自のゴールド特典が充実しているJALカードは、いずれも海外での加盟店数が少ない傾向にあります。
もちろんJALカード共通の特典も適用される
JAL CLUB-Aゴールドカードには、もちろんJALカードの共通特典も適用されます。
- ファミリーマート、マツモトキヨシ、ココカラファインなどの特約店 でマイル還元率2倍(2.0%)
- 「BLUE SKY」などの空港内ショップが5%オフ
- JALの機内販売が10%オフ
- JALパック(パッケージツアー)が最大3%オフ
- 「JALマイレージモール」を経由したショッピングでマイル還元率アップ
「JALカード特約店」や「JALマイレージモール」を重用できれば、より効率よくJALマイルを貯めることができるでしょう。
【2024年2月20日発行分~】全面リニューアルでほとんどのカードに「タッチ決済」を搭載
JALカードは2024年2月20日に、13年ぶりの券面リニューアルを行いました。
これに伴い、
- カード番号などの情報が、すべて「カード裏面」に集約された
- これまではVisaのみが対応していた「タッチ決済」が、全ブランドに搭載されるようになった(※JALカードSuicaを除く)
という変化が生じています。
JAL関連の優待や基本還元率などに変動はないものの、「より多くの人が安心して、便利にJALカードを使用しやすくなった」ことは確かでしょう。
クレジットカードのタッチ決済とは
クレジットカードのタッチ決済とは、カードを「かざすだけ」で支払いが完了する機能を言います。
実際の使い方については、以下の漫画を参考にしてみてくださいね。
タッチ決済は多くのコンビニエンスストアやドラッグストア、一部のスーパー等で使用可能です。
JAL CLUB-Aゴールドカードのデメリットと注意点
メリットや特典が多く設けられた「JAL CLUB-Aゴールドカード」ではあるものの、デメリットや注意点が無いとは言えません。
ここからは、JAL CLUB-Aゴールドカードに関する懸念について解説していきます。
「普通カード+サブカード」よりもコストパフォーマンスが悪い場合がある
JAL CLUB-Aゴールドカードの年会費は17,600円~です。
年会費とサービス面を照らし合わせて考えると、「普通カード+任意のサブカード」の方がコストパフォーマンスが高いと判断する方は少なくないでしょう。
例えば、
- JAL普通カード(年7,150円/ショッピングマイル・プレミアム加入時)
- 楽天プレミアムカード(年11,000円)
を併用する場合であれば、たった年550円の差で「海外空港ラウンジサービス」等を使用できるようになります。
合計年会費※ | 主なサービス | |
JAL CLUB-Aゴールドカード | 17,600円~ | フライトマイル+25% 国内空港ラウンジ 最大5000万円または1億円の付帯保険 |
JAL普通カード +横浜インビテーションカード | 7,150円 | フライトマイル+10% 最大2000万円の付帯保険 20万以上の優待 |
JAL普通カード +TRUST CLUB プラチナマスターカード | 10,450円 | フライトマイル+10% 最大3000万円の付帯保険 国内空港ラウンジ レストラン優待 |
JAL普通カード +楽天プレミアムカード | 18,150円 | フライトマイル+10% 最大5000万円の付帯保険 国内空港ラウンジ 海外空港ラウンジ 国際線利用時の手荷物配送が最大年2回無料 |
※普通カードはいずれも、ショッピングマイル・プレミアムの年会費を含む
フライトマイルよりもコストパフォーマンスや海外ラウンジサービス等の特典を重視したいのなら、「普通カード+サブカード」を選んだ方が良いかもしれませんね。
基本還元率自体は有料サービス加入時の「普通カード」と変わらない
JAL CLUB-Aゴールドカードを利用すると、100円につき1マイルが還元されます。
この数字は十分に高還元と言えるものですが、同じ還元率は普通カードでも実現可能。
ゴールドカードを選択した場合であっても、日常の決済でもらえるマイルが増えるわけではありませんのでご注意ください。
ちなみに「普通カード」でマイル還元率1.0%を達成するには「ショッピングマイル・プレミアム」(年4,150円/ゴールド会員は無料)への加入が必要ですが、それを加味しても普通カードの年会費は7,150円で済みます。
ゴールドカード限定の特典に年間1万円以上の価値を見出せるか、というのがグレード選びのポイントとなりそうですね。
→JAL CLUB-Aゴールドカードと普通カードの損益分岐点
4グレード(一般・CLUB-A・CLUB-Aゴールド・プラチナ)のJALカード比較
4グレードのJALカードを簡単に比較すると、以下のようになりました。
このようにJAL CLUB-Aゴールドカードは、4グレード中「上から2番目」にあたります。
下位のカードと比べた際の差別化点は、やはり
- 国内空港ラウンジサービス
- 各カード会社ごとのゴールド限定特典
(JCBであれば最大1億円の付帯保険など)
でしょう。
また直下のCLUB-Aカードに比べると、実質年会費が1,650円しか変わらないことから、限定特典のあるゴールドカードの方がむしろ選択しやすいと言えるかもしれません。
ただし先述の通り、「普通カード+優秀なサブカード」を通して受けられるサービスとの違いを考えると、基本的にJAL CLUB-Aゴールドカードは「飛行機を利用する機会が多い方」、いわゆる「空マイラ―」向けと言えそうです。
とは言えコストパフォーマンスよりもステータス性を重視し、ゴールドカードを選ぶことももちろん選択肢に入ります。
JAL CLUB-Aゴールドカードと普通カードの損益分岐点
「JAL CLUB-Aゴールドカード」と「ショッピングマイル・プレミアムに加入した場合の普通カード」の間に、基本還元率の違いはありません。
そのためこの2つのカードの間で損益分岐点を計算するには、「フライトマイル」や「JAL航空券の購入額」の差が重要となります。
ということで実際に、CLUB-Aゴールドカードと普通カードの損益分岐点を、2つの観点から計算してみました。
フライトマイルを基準とした損益分岐点は「年間28,166以上のフライトマイル獲得(ボーナス分含まず)」
普通カードとCLUB-Aゴールドカードの分かりやすい相違点として、まず挙げられるのが「フライトマイル」の積算率です。
普通カード | CLUB-Aゴールドカード | |
年会費 | 7,150円~ ※ショッピングマイル・プレミアム加入時 | 17,600円~ |
フライトマイル積算率 | +10% | +25% |
その他 | 更新+搭乗ボーナスとして 1,000マイル付与 | 更新+搭乗ボーナスとして 2,000マイル付与 |
- 1マイル=2円換算
- スタンダードなJALカード(JAL・VISA/Mastercard/JCBカード)を想定
- カード更新によるボーナスマイルの差額を考慮
を想定すると、損益分岐点となるフライトマイルX(JALカードボーナスを含まず)は、
- X×1.25≧X×1.1+{(17,600-7,150)÷2}-(2,000-1,000)
を解いてX≧28,166
つまり「航空券を購入する際に還元される、フライトマイルの合計が年間28,166マイル以上」の方であれば、ほぼ無条件でゴールドカードの方がお得と言えます。
「福岡→東京」便で付与される基本のフライトマイルが最大567マイルであることを考えると、年間28,166のフライトマイルを獲得できる方は限られるかもしれません。
アドオンマイルを基準とした損益分岐点は「年間JAL利用額42万2500円以上」
CLUB-Aゴールドカードの会員は、普通カード(あるいはCLUB-Aカード)の会員に比べ、
- JAL航空券購入時
- JAL機内販売の利用時
- 対象のツアー商品の購入時
におけるマイル還元率が1.0%高くなります(アドオンマイル/一部取引に例外あり)。
普通カード | CLUB-Aゴールドカード | |
年会費 | 7,150円~ ※ショッピングマイル・プレミアム加入時 | 17,600円~ |
JAL航空券購入時等の還元率 | 2.0%(JALマイル) | 3.0%(JALマイル) |
その他 | 更新+搭乗ボーナスとして 1,000マイル付与 | 更新+搭乗ボーナスとして 2,000マイル付与 |
以上の際を元に、アドオンマイルの対象となる年間決済額Xを計算すると、
- X×(0.03×2)+(2,000×2)≧X×(0.02×2)+(1,000×2)+(17,600-7,150)
を解いて、X≧422,500(1マイル=2円相当と換算した場合)。
つまり年間42万2500円以上、JALの航空券などを購入する方であれば、普通カードよりもゴールドカードの方がお得と言えるでしょう。
ちなみに同じ条件における年間決済額が82万5000円以上の方は、ゴールドカードよりもプラチナカードを選んだ方がお得だったりします。
いずれにせよ「お得さ」のみを理由にゴールドカードを選ぶべきは、JALグループやワンワールド加盟航空会社を利用する機会がかなり多い、いわゆる「空マイラ―」だと言えそうですね。
結局JAL CLUB-Aゴールドカードを選ぶべきはどんな人?
JAL CLUB-Aゴールドカードの損益分岐点は、「フライトマイル28,166/年」です。
ただしゴールドカードを選択するメリットは、「お得さ」だけではありません。
普通カードではなくJAL CLUB-Aゴールドカードを選ぶべきは、以下に該当する方だと言えるでしょう。
- JALやワンワールド加盟航空会社を利用する機会がかなり多い方
(目安として年間28,166~のフライトマイルを獲得できる方) - 「航空会社提携のゴールドカード」というステータス性を重視したい方
- できる限りクレジットカードの数を減らしたい方
- JCBやビューカード、ダイナースクラブ等の限定特典(後述)に魅力を感じる方
何にせよ、「JALのゴールドカードにしかないサービスや特典」に年会費相当の魅力を感じたなら、申し込みの理由としては十分だろうと思います。
その一方、通常のマイル還元率や空港ラウンジサービス、付帯保険のみを目的とするのであれば、「普通カード+サブカード」の方がコストパフォーマンスが良いかもしれません。
9種類のJAL CLUB-Aゴールドカードの比較と選び方
▲クリック/タップで拡大できます
JAL CLUB-Aゴールドカードは、全部で9種類です(ゴールド相当のダイナースカードを含む場合)。
ここからは、各カードの特性やメリット・デメリットについて解説していきましょう。
2024年2月20日~、カードデザインのリニューアル&Visaブランド以外の「タッチ決済」搭載にも対応済みです!
ゴールド限定の特典が充実しているのは「JAL・JCBカード」
実質年会費 | 17,600円 |
海外適性 | △ ・JCBは海外で利用しづらい場合あり ・キャッシングで現地通貨の引き出し可 |
キャッシング枠 | 付帯可 |
ETCカード | 完全無料 |
スマホ決済 | ApplePay、Google Pay |
JAL・JCBカードのゴールドカードは、その他の「CLUB-Aゴールドカード」に対し、
- 航空機遅延補償を含む最大1億円の旅行保険
(その他のゴールドカードの旅行保険は最大5000万円) - 国内外20万以上のお店で優待を受けられる等の、JCBゴールド特典
- 海外空港ラウンジサービスを利用可能(ただし35US$の利用料あり)
といったアドバンテージを持ちます。
付帯保険の充実や、JCB限定の特典に魅力を感じるなら、「JAL・JCBカード」の選択がおすすめと言えるでしょう。
ただしJCBブランドは海外(特にヨーロッパ圏など)での普及率が低いため、国際線を利用する機会が多い方には向かないかもしれません。
国内や近隣国で、手厚いサービスを受けながら「JALマイル」を貯めたい、という方におすすめの1枚です!
「OPクレジット」もJCB発行、さらにPASMOオートチャージ機能付き
実質年会費 | 17,600円 |
海外適性 | △- ・JCBは海外で利用しづらい場合あり ・現地通貨の引き出し不可 |
キャッシング枠 | 不可 |
ETCカード | 完全無料 |
スマホ決済 | ApplePay、Google Pay |
「JALカードOPクレジット」のゴールドカードは、「JAL・JCBカード」に
- 小田急ポイントカード機能
- PASMOオートチャージ機能
が追加された1枚です。
小田急線沿線にお住まいの方や、PASMOを利用する機会がある方にとっては、JCB独自の利点も相まって高スペックな1枚と言えるでしょう。
ただし「OPクレジット」には、「JAL・JCBカード」と異なりキャッシング枠が付帯しません。
キャッシング枠が無ければ、海外のATMで現地通貨を引き出すこともできませんので、海外適性は「JAL・JCBカード」よりもさらに低いと言えます。
海外に行く機会があるなら「タッチ決済」搭載のVISAカードやMastercardがおすすめ
実質年会費 | 17,600円 |
海外適性 | ◎ ・タッチ決済OK (Mastercardは2024年2月20日発行分~) ・海外加盟店が多いVISA/Mastercard ・キャッシングで現地通貨の引き出し可 |
キャッシング枠 | 付帯可 |
ETCカード | 発行手数料1,100円 |
スマホ決済 | ApplePayのみ |
最も海外で利用しやすいJALカードが、「JALカード・VISA」「JAL・Mastercard」シリーズです。
VISA・Mastercardのブランドは国や地域を問わず、世界各国で便利に使用可能。
日本のみならず、旅行先や出張先、留学先などでも積極的にマイルを貯めたいという場合には、これらのブランドの優先度が高いと言えるでしょう。
わたしは1年ほどヨーロッパ圏に滞在していたのですが、現地でのキャッシュレス決済と言えばほとんど「VISAかMastercardのタッチ決済」でした。
現地通貨をすぐに引き出せるキャッシング枠を利用できるため、もしものときににも安心です。
▲全世界の加盟店数比較。
他ブランドに比べ、Visa・Mastercardブランドの加盟店数が多いことが分かります。
画像引用元:Mastercard公式サイト
以前は「タッチ決済」を利用できるJALカードはVisaブランドのみだったものの、2024年2月のリニューアルよりMastercardブランドのJALカードもタッチ決済が可能となりました。
ただし国内でのタッチ決済加盟店数を考えると、優先度が高いのは今だ「Visa」かもしれません。
TOKYU POINT ClubQは東急ポイントカード機能に加えPASMOオートチャージ機能を搭載
実質年会費 | 17,600円 |
海外適性 | ◎ ・タッチ決済OK (Mastercardは2024年2月20日発行分~) ・海外加盟店が多いVISAまたはMastercard ・キャッシングで現地通貨の引き出し可 |
キャッシング枠 | 付帯可 |
ETCカード | 完全無料 |
スマホ決済 | ApplePayのみ |
JAL・JALカード TOKYU POINT ClubQは、「JAL・VISAカード」または「JAL・Mastercard」に、
- TOKYU POINTカード機能
- PASMOオートチャージ機能
を追加したような1枚です。
東急ポイント加盟店やPASMOを利用する機会があるのなら、こちらのカードを選ぶと良いでしょう。
Visa、Mastercardはどちらを選んでも、国内外での使い勝手に大きな差はありません。
強いて言えば、
・「タッチ決済」の利用できる店舗数を優先するなら「Visa」
・「コストコ」を利用する機会があるなら「Mastercard」
がおすすめ、と言ったところです。
「JALカードSuica」はボーナスポイント等の限定特典があるが海外適性は非常に低い
実質年会費 | 20,900円 |
海外適性 | △- ・JCBは海外で利用しづらい場合あり ・タッチ決済不可 ・現地通貨の引き出し不可 |
キャッシング枠 | 不可 |
ETCカード | 完全無料 |
スマホ決済 | ApplePayのみ |
JALカードSuicaは、JR東日本グループの「株式会社ビューカードが発行するシリーズです。
そしてJALカードSuicaのゴールドカードは、標準的なゴールドカードより年会費が3,300円高い一方で、
という独自の利点を持ちます。
SuicaやJR東日本系列のお店などを利用する機会があるのなら、非常に便利な1枚となってくれることでしょう。
ただし国際ブランドはJCBのみ、かつキャッシング枠も付帯しないことから、海外で使用しづらい可能性があるのは確かです。
Suica付帯の兼ね合いか、この系列にのみ「JCBのタッチ決済」機能が付いていない点も少し気になるところです。
JALカードSuica(ゴールド)について詳しく見る
年会費 | 20,900円 | 基本還元率 | 2.0%前後~ ※マイルを航空券に交換する場合 |
国際ブランド | JCB |
還元ポイント | JALマイル |
発行元 | 株式会社ビューカード |
申込条件 | 20歳以上で、一定以上の勤続年数・営業歴と安定収入のある方(学生を除く) |
- 新規入会+初回搭乗で5,000マイルプレゼント
- 年100万円決済時、5,000円相当のJREポイントプレゼント
- 東京駅のビューゴールドラウンジを利用可能
- ゴールド専用のビューカード会員限定特典
- カード継続後の初回搭乗で2,000マイルプレゼント
- JALのフライトマイル+25%
- JALの航空券購入や機内販売を利用するとき、合計マイル還元率3.0%
- 国内空港ラウンジサービス
- Suica機能、Suicaオートチャージ機能付帯
- JREポイントカード機能付帯
- JRE POINT加盟店やJR東日本での決済時はマイルではなくJREポイントが還元される
- ファミリーマート、スターバックスなどの特約店でマイル還元率2倍
- 対象の空港内ショップや機内販売の割引
- パッケージツアーやホテルニッコー & JALシティの割引・優待
:普通カードに無い特典
JAL アメリカン・エキスプレス®・カードは国際線利用時の手荷物配送が1個無料
実質年会費 | 20,900円 |
海外適性 | ○ ・VISA未満JCB以上の海外加盟店数 ・キャッシングで現地通貨の引き出し可 ・タッチ決済対応(2024年2月20日発行分~) |
キャッシング枠 | 付帯可 |
ETCカード | 発行手数料1,100円 |
スマホ決済 | ApplePayのみ |
JAL アメリカン・エキスプレス®・カード(CLUB-Aゴールド)には「JALカードSuica」のゴールドカード同様、20,900円の年会費が設定されています。
その他のブランドと比べたアドバンテージは、主に
- 国際線利用時に、手荷物を無料で配送できる(往路・帰路ともに1つずつ)
- 同伴者1名も国内空港ラウンジサービスを無料で使える
の2つ。
手荷物の無料配送特典を利用したいのなら、アメリカン・エキスプレスブランドを選択するのも良いでしょう。
JALのアメックスカードの発行元はアメリカン・エキスプレス……ではなく三菱UFJニコスですのでご注意ください。
ちなみにヨーロッパ圏における国際ブランドの対応状況は、
Visa=Mastercard>Amex>Diners>JCB、といった印象でした。
JALダイナースカードは審査難易度もステータス性も高い特別な1枚
実質年会費 | 30,800円 |
海外適性 | △ ・VISA未満JCB以上の海外加盟店数 ・キャッシングで現地通貨の引き出し可 ・タッチ決済対応(2024年2月20日発行分~) |
キャッシング枠 | 付帯可 |
ETCカード | 完全無料 |
スマホ決済 | ApplePayのみ |
JALダイナースカードは、年会費が30,800円と高い上、入会審査が容易でないことで知られています。
その代わり、
- 利用可能枠に一律の制限なし
- 海外空港ラウンジサービス(年10回無料)
- 国内空港ラウンジサービス
- 帰国時の手荷物配送無料(年2個まで)
- 実質的にマイルを無期限で貯められる
※他のブランドと違い直接JALマイルが貯まるのではなく、「有効期限なしのポイント」を経由してマイルに交換する形を取るため - 対象レストランのコース料理が2名以上のご利用で1名分無料
- ゴルフ場優待などのゴルフ関連優待
といったダイナースクラブ独自のサービスを受けられるため、審査に自信があるのであればこのカードを選ぶのも良いでしょう。
入会難易度が高い分、ステータス性が高い点もポイントです。
実際にJAL CLUB-Aゴールドカードを利用している方の口コミ・評判
100人にアンケート調査を行った結果、JAL CLUB-Aゴールドカードを実際に利用している「なっき」さんのリアルな口コミを頂戴することができました。
▲ご提供画像
(契約の事実が分かるもの)
ハンドルネーム |
なっきさん |
申込み・審査時の属性 |
・29歳 ・公務員 ・年収480万円 |
カードを5点満点で評価するなら? |
このカードを選んだ理由 |
入会私は学生の頃からよく飛行機を使って旅行をする機会がたくさんありました。なので、カードで支払って貯まったマイルを航空券に交換したかったため、このカードに申し込みました。 |
自由な口コミ・感想 |
JALカードは使えば使うほどマイルが貯まりますので、貯まったマイルで海外航空券をかなりお手頃な価格で購入することができます。 また旅行保険も手厚く、特に海外旅行へ行く際は、他の保険は一切入らず、こちらのカードに付帯している保険で全て賄うことができています。 |
なっきさんは学生の頃からJALカードを利用しており、現在は「JAL CLUB-Aゴールドカード」にアップグレード済みとのこと。
マイルを貯め、1マイル当たりの価値がさらに高くなりやすい海外航空券に交換しているということで、上手にJALカードを使用できている好例だと言えるでしょう。
またゴールドカードの付帯保険にも、大変満足しているとのことでした。
JAL CLUB-Aゴールドカードの審査に通過するにはどれくらいの年収が必要?
JAL CLUB-Aゴールドカードの申し込み条件は、「20歳以上で、ご本人に安定した継続収入のある方(学生を除く)」です(JAL・JCBカードの場合)。
この条件は「18歳以上(高校生を除く)」であれば申し込める普通カードに比べると明らかに厳しく、相当の支払い能力が要求されていることは確かでしょう。
ただしJAL CLUB-Aゴールドカードの審査に通過するため、特別に高い収入が必要となるわけではありません。
先に紹介したなっきさんの年収は400万円台ですし、JAL CLUB-Aゴールドカード(JCB)と一部のサービスを同じくする「JCBゴールド」では、年収400万円前後の方の審査通過報告も多く見られます。
このことから、少なくとも400万円前後の年収があれば、年収だけを理由に審査に落とされることはないでしょう。
またJALの普通カードで利用実績を積んでいれば、上位カードの審査が有利に進む可能性があります。
JALカードSuica ClubEST、
— ぱせり (@150days_) March 26, 2023
普通カードは19歳の時はダメだったけど、20歳になった瞬間に申請したら発行できて22歳くらいの時にゴールドにできたから、安定収入あればいけるんじゃないかなあ https://t.co/yIGs600FyG
ただしJALダイナースカードに限っては、他のゴールドカードよりも明確に、高い年収やステータスが要求されますのでご注意ください。
参考:主な路線の特典航空券との交換に必要なJALマイルの一覧
主な特典搭乗券(マイルと交換できる航空券)の取得に必要なマイル数をまとめると、以下のようになりました。マイルを貯める際の参考にしてみてください。
ちなみにJALの場合、ANAとは違って繁忙期でも閑散期であっても、航空券との交換に必要な最小マイル数は一定です。
東京⇔大阪 大阪⇔福岡 | 12,000マイル |
東京⇔広島 名古屋⇔福岡 | 14,000マイル |
東京⇔札幌 東京⇔福岡 大阪⇔札幌 福岡⇔沖縄 | 16,000マイル |
東京⇔沖縄 福岡⇔札幌 | 18,000マイル |
日本⇔ソウル | 15,000マイル |
日本⇔中国各地 東京⇔台湾 日本⇔グアム | 20,000マイル |
日本⇔シドニー | 36,000マイル |
日本⇔ハワイ | 40,000マイル |
日本⇔米国各地 | 50,000マイル |
日本⇔フランクフルト | 46,000マイル |
日本⇔パリ | 52,000マイル |
参考元:日本航空公式サイト
「JAL国内線特典航空券 必要マイル数」
「JAL国際線特典航空券 必要マイル数」
片道分のチケットのみを交換したい場合、必要マイルの最小値は上の表の半分となります。
基本マイル数で予約できる席数が既に埋まっている場合、特典航空券の購入にはより多くのマイルが必要となります。特に繁忙期にはご注意ください。
ちなみに特典航空券の予約は、搭乗日の「360日前」から可能となっています。
JAL CLUB-Aゴールドカードについてのよくある質問と回答
ここからは、JAL CLUB-Aゴールドカードに関するよくある質問にお答えしていきます。
- JAL CLUB-Aゴールドカードの限度額(利用可能枠)はどれくらいですか?
- JAL CLUB-Aゴールドカードの会員は、優先搭乗のサービスを受けられますか?
- JAL CLUB-Aゴールドカードで家族カードを発行することはできますか?
- 国内空港ラウンジサービスは、同伴者も利用できますか?
- 普通カードからJAL CLUB-Aゴールドカードへのインビテーション(招待)はありますか?
- JALのゴールドカードにプライオリティパス(海外空港ラウンジサービス)は付帯しますか?/a>
- JAL CLUB-Aゴールドカードの会員は、羽田空港の国際線ラウンジを使用できますか?
- JALグローバグクラブ(JGC)とは何ですか?ゴールドカードの会員であれば加入できますか?
JAL CLUB-Aゴールドカードの限度額(利用可能枠)はどれくらいですか?
JAL CLUB-Aゴールドカードの利用限度額(利用可能枠)は審査によって決定するもので、特に明言されてはいません。
ですがSNS上の口コミを見る限り、300万円ほどの限度額が適用される場合もあるようですね。
またJALダイナースカード(というよりダイナースカード全般)には限度額の設定がありません。
JALカードSuicaのCLUB-Aゴールドカードの審査が通っていたらしい。利用限度額が200万に。
— ポチ3号 (@pochi3go) December 22, 2022
よっしゃJALカードのゴールドカードを手に入れたで~!一般カードの時は100万円だったのに限度額が300万円に増えてる!
— しゅん (@shun19861023) February 25, 2015
フリーランスになってから作ったカードの最初の限度額
— いりざ@ゴミクズAI人材 (@bp_iriza) July 1, 2022
・三井住友NL70万
・リクルートカード100万
・JALカードSuicaゴールド(viewカード)300万
・セゾンアメプラビジネス50万
プラチナが一番低かった。リクルートとJALカードはそのカードの上限らしい。
JAL CLUB-Aゴールドカードの会員は、優先搭乗のサービスを受けられますか?
JAL CLUB-Aゴールドカードそのものに、優先搭乗に関する特典は設けられていません。
ただし国際線を利用する場合であれば、エコノミークラスの席を予約している場合であってもビジネスクラスのチェックインカウンターを利用できます。
優先搭乗サービスを受けられる、JALの上級会員ステイタス「JALグローバルクラブ」について詳しくは、以下のページをご覧ください。
JAL CLUB-Aゴールドカードで家族カードを発行することはできますか?
はい、可能です。
家族カードの年会費は、原則として8,800円(JALダイナースのみ9,900円)です。
国内空港ラウンジサービスは、同伴者も利用できますか?
同伴者も利用できますが、原則として有料(1,000円前後/人)です。
ただしアメリカン・エキスプレスブランドのJALカードに限っては、同伴者1名も国内空港ラウンジを無料で使用できます。
国内空港ラウンジサービスについて詳しくは、JALカード公式サイト をご確認ください。
普通カードからJAL CLUB-Aゴールドカードへのインビテーション(招待)はありますか?
発行元やJALカードの利用状況によっては、インビテーション(招待)が届くこともあるようです。
インビテーションが届いた場合は、高い確率での審査通過に期待できることでしょう。
JALカードからゴールドカードの案内が来た。
— 紳士淑女のうんたらかんたら (@toukeido) January 12, 2021
なんで低収入低所得最下級国民のワイにゴールドカード?と思ったけど、そうか、これがインビテーションってヤツか。
でも、グレードアップにはいろいろとまだ早いので今回は見送り。
もう少ししたらね。
JALのゴールドカードにプライオリティパス(海外空港ラウンジサービス)は付帯しますか?
いいえ、原則として付帯しません。
ただし例外的に、JALダイナースカードは年間10回まで海外空港ラウンジサービスを無料で使用可能。
また「JAL・JCBカード」「OPクレジット」のゴールドカードは、都度35US$の入室料の支払いを条件に各海外空港ラウンジを利用できます。
…JALダイナースカードを選択しない方が安価に海外空港ラウンジを使用したいのであれば、「楽天プレミアムカード」(年11,000円)などをサブカードとして取得した方が良いかもしれませんね。
国内・海外のラウンジサービスが付帯する「楽天プレミアムカード」をサブカードとして持つのなら、JALカードの方は「普通カード」にグレードを落としても良いかもしれません。
楽天プレミアムカードについて詳しく見る
年会費 | 11,000円 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB Amex |
還元ポイント | 楽天スーパーポイント |
発行元 | 楽天カード株式会社 |
申込条件 | 20歳以上で安定した収入がある |
- 海外空港ラウンジサービス
(プライオリティ・パスのプレステージ会員資格の付帯)
※2025年以降は年に5回まで無料/2024年までは何度でも無料 - 国内空港ラウンジサービス
- 3つの特典を選択できる
(楽天市場コース・トラベルコース・エンタメコース)
┗「トラベルコース」選択時は国際線利用時の手荷物配送が年2回無料 - お誕生月は「楽天市場」でポイントアップ(+税抜き1.0%)
- 楽天証券で投信積立クレジット決済を行うときの還元率1.0%
(※無料カードは0.5%) - プレミアム会員限定デスク
(多数の海外デスク も使用可)
- 新規入会で最大5,000ポイントプレゼント
(下位カードからの切り替えの場合は3,000ポイントプレゼント) - 楽天ポイントカード機能付き
- 「楽天ペイ」との併用で最大還元率1.5%
:プレミアムカード限定特典
JAL CLUB-Aゴールドカードの会員は、羽田空港の国際線ラウンジを使用できますか?
カード会社によっては使用できないこともある、羽田空港の第三ターミナルラウンジ。
CLUB-Aゴールドカードの対応状況はどうなっているのか確かめるべく、各公式サイトから入室可能状況を確かめてみました。
SKY LOUNGE(4F) | SKY LOUNGE SOUTH(2F) | |
三菱UFJニコス ※スタンダードなVisa、MastercardとAmex | ○ | ○ |
東急カード ※TOKYU POINT付帯カード | ○ | ○ |
JCB ※JAL・JCBカード、OPクレジット | ○ | × |
ビューカード ※JALカードSuica | ○ | × |
ダイナース | ○ | × |
ということでCLUB-Aゴールドカードの発行元の場合、最低1箇所は「羽田空港国際線ターミナル」のラウンジを使用可能。
ただし2階の「SKY LOUNGE SOUTH」を使用できるのは三菱UFJニコスまたは東急カード発行のカード、つまりVisa、Mastercard、Amexブランドの「CLUB-Aゴールドカード」に限られるようですね。
JALグローバグクラブ(JGC)とは何ですか?ゴールドカードの会員であれば加入できますか?
JALグローバルクラブ(JGC)とは、生涯にわたってのJAL利用状況が一定の条件を満たした方に適用される、JALの上級会員ステータスのこと。
一定の基準を満たしたなら、JALグローバルクラブカードという限定クレジットカードの取得も可能です。
JGC会員となる条件は決して簡単ではないものの、いったん加入してしまえば「JALのサクララウンジを無料で使える」「フライトマイルの積算率がさらにアップする」といった恩恵が大きいことも確か。
またJALカード会員であれば利用実績を貯めやすいことも事実ですので、JALグループの利用機会が多いのなら、この機会に狙ってみるのも良いでしょう。
- (1)一生涯でJALカードを400万円以上使用し、東京⇔ニューヨークを8.5往復する
- (2)一生涯で東京⇔ニューヨークを25往復する
JAL CLUB-Aゴールドカードについてのまとめ
- JALやワンワールド加盟航空会社を利用する機会がかなり多い方
(目安として年間28,166~のフライトマイルを獲得できる方) - 「航空会社提携のゴールドカード」というステータス性を重視したい方
- できる限りクレジットカードの数を減らしたい方
- JCBやビューカード、ダイナースクラブ等の限定特典に魅力を感じる方
年会費は高めなものの、ハイスペックな「JAL CLUB-Aゴールドカード」。
発行元やカードの種類によって特典やサービス、海外での使い勝手などは大きく異なるため、それぞれのメリット・デメリットを見比べながら申込先を選ぶと良いでしょう。
年会費 | 17,600円 | 基本還元率 | 2.0%前後~ ※マイルを航空券に交換する場合 |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB Amex |
還元ポイント | JALマイル |
発行元 | 三菱UFJニコス株式会社 他 |
申込条件 | 20歳以上で、一定以上の勤続年数・営業歴と安定収入のある方(学生を除く) |
- 【2024年10月31日まで】新規入会で最大18,000マイルがもらえる!
さらに抽選で40名様にJAL特製オリジナルビーフカレープレゼント! - カード継続後の初回搭乗で2,000マイルプレゼント
- JALのフライトマイル+25%
- 国内空港ラウンジサービス
- JALの航空券購入や機内販売などで合計3.0%のマイル還元
- 【JCB限定】航空機遅延補償を含む最大1億円の付帯保険
- 【JCB限定】国内外20万以上のお店やサービスで優待
- 【JCB限定】海外空港ラウンジサービス(入室料35US$) 他
:普通カードにない特典
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