
JAL CLUB-Aゴールドカードとは、いわゆる「JALのゴールドカード」。
年会費は17,600円~と高めですが、相応のメリットも、ステータス性もあるカードとして人気を集めています。
…が、実際のところ「マイルを貯めることだけ」を目的とするなら、申込先は普通カードで十分かも?
ということで今回は、JAL CLUB-Aゴールドカードのメリットやデメリット、その他損益分岐点について、できるだけ分かりやすくまとめました。

どのJALカードが選ばれてもわたしの収入は変わらないしマジ・忖度なしで解説します!


目次
- 1分で分かる!JAL CLUB-Aゴールドカード
- JAL CLUB-Aゴールドカードの特典・メリット
- JAL CLUB-Aゴールドカードのデメリット
- 5グレード(一般・CLUB-A・CLUB-Aゴールド・プラチナ・プラチナPro)のJALカード比較
- 全部で9つ!JAL CLUB-Aゴールドカードの種類と選び方
- JAL CLUB-Aゴールドカードと普通カード・プラチナカードの損益分岐点
- JAL CLUB-Aゴールドカードの審査と必要な年収について
- JAL CLUB-Aゴールドカードの口コミ・評判
- 【2025年変動あり】主な路線の特典航空券との交換に必要なJALマイルの一覧
- JAL CLUB-Aゴールドカードについてのよくある質問と回答
- JAL CLUB-Aゴールドカードのまとめ
1分で分かる!JAL CLUB-Aゴールドカード


JAL CLUB-Aゴールドカードは一言で言うと、「日常でのマイルの貯めやすさ」に+αを加えたい方向けのカードです。


この通り、基本マイル還元率1.0%の達成のみなら、より年会費が安い「普通カード」でも実現可能。
となるとあえて高い年会費を支払ってゴールドカードを選ぶべきは、
- 国内空港ラウンジサービス
- JALの優待や保険の強化
- その他、カード会社ごとのゴールド優待
といったゴールド限定の特典、あるいはステータス性を重視したい方と言えそうですね。
JAL CLUB-Aゴールドカードの特典・メリット

ここからはJALのゴールドカードならではの特典や利点について、簡単に解説していきます。
有料オプションへの加入なしでマイル還元率1.0%を実現
JAL CLUB-Aゴールドカードでは、無条件で100円につき1マイルが還元されます。
普通カードやCLUB-Aカードといった下位カードと違い、マイル還元率アップに追加料金を支払う必要はありません。
普通カードに比べフライトマイルや年間ボーナスが強化
CLUB-Aカード以上のグレード(ゴールドカードを含む)では、普通カードより優れたJAL関連の優待が適用されます。
普通カード | CLUB-Aカード以上 | |
フライトマイル※ | +10% | +25% |
新規入会 +初回搭乗 | 1,000マイル | 5,000マイル |
カード継続 +初回搭乗 | 1,000マイル | 2,000マイル |
※JALでの航空券購入&搭乗によってもらえるマイル
特にフライトマイルの加算率アップは、JALの利用機会が多い方にとって嬉しい特典と言えそうです。

ちなみに上記特典は、1つ下のカードにあたる「CLUB-Aカード」と共通のものですが…。
CLUB-Aカードは申し込みの選択肢に入りづらいので、ここで紹介させて頂きました。
羽田→福岡 | 567マイル ※往復なら1,134マイル |
羽田→沖縄 | 984マイル ※往復なら1,968マイル |
東京→台北 | 1,330マイル ※往復なら2,660マイル |
東京→ロサンゼルス | 5,458マイル ※往復なら10,916マイル |
※いずれも早割などを利用しない場合の普通席・エコノミー席における目安値
さらに「アドオンマイル」でJAL関連のマイル還元率は3.0%相当に
JAL CLUB-Aゴールドカードの会員が、JALの対象決済(JALの航空券の購入等)を行うと、マイル還元率が1.0%上乗せされます(アドオンマイル)。
- JALはもともと「JALカード特約店」
(=マイル還元率2倍で2.0%還元) - アドオンマイルの特典で、さらにマイル還元率+1.0%
ということで、ゴールドカードを使ってJALの航空券等を購入できたなら、合計3.0%のマイル還元を受けられるわけですね。
もちろん航空券の購入なら、ここからさらにフライトマイルを受け取ることが可能です。

こちらはCLUB-Aカード以下には適用されない、正真正銘ゴールドカード限定の特典ですよ!

アドオンマイル対象の決済について詳しくは、こちらの公式サイト をご確認ください。
国内空港ラウンジサービスを何度でも無料で使用可能
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▲羽田空港公式サイトより、国内空港ラウンジのイメージ
JAL CLUB-Aゴールドカードの会員は、国内空港ラウンジを無料で何度でも使用可能。
ここで言う「国内空港ラウンジ」とは、JALのサクララウンジではなく、いわゆるカードラウンジですのでご注意ください。
こちらのラウンジでは、
- 専用のWi-Fiが使えるオフィススペース
- 缶ビールまたはソフトドリンクバーの提供
等のサービスを受けられます。
付帯保険は最大5000万円または1億円
JAL CLUB-Aゴールドカードには、最大1億円(JCB・Diners)または最大5000万円(その他)の旅行保険が付帯します。
普通カードには付帯しなかった、
- 海外旅行時の障害/疾病治療保険
- 海外旅行時の携行品損害保険
- ショッピング保険
等も適用されるということで、特に海外に行く機会がある方にとっては心強い存在となってくれます。

特にJAL・JCBカードのCLUB-Aゴールドカードは、付帯保険が優秀ですね。
付帯保険の詳細を見る(JAL・JCBカード)
海外旅行保険【利用付帯】 | |
傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 【家族特約1000万円】 |
傷害治療費用 疾病治療費用 | 最高300万円 【家族特約200万円】 |
賠償責任 | 最高1億円 【家族特約2000万円】 |
携行品損害 | 最高50万円 【家族特約50万円】 ※自己負担額3,000円 |
救援者費用 | 最高400万円 【家族特約200万円】 |
航空機遅延補償 | 最高2万円 |
手荷物遅延・紛失補償 | 最高4万円 |
国内旅行保険【利用付帯】 | |
傷害死亡・後遺障害 | 最高5000万円 |
怪我による入院 | 5,000円/日 |
怪我による手術 | 5,000円×倍率 ※手術の種類により変動 |
怪我による通院 | 2,000円/日 |
ショッピング保険 | |
国内・海外でのお買い物 | 年間500万円 ※自己負担額3,000円 |
※特記が無い場合、家族特約なし
付帯保険の詳細を見る(JAL・VisaまたはMastercard)
海外旅行保険【利用付帯】 | |
傷害死亡・後遺障害 | 最高5000万円 【家族特約1000万円】 |
傷害治療費用 疾病治療費用 | 最高150万円 【家族特約150万円】 |
賠償責任 | 最高2000万円 【家族特約2000万円】 |
携行品損害 | 最高50万円 【家族特約50万円】 ※自己負担額3,000円 |
救援者費用 | 最高150万円 【家族特約150万円】 |
航空機遅延補償 | なし |
手荷物遅延・紛失補償 | なし |
国内旅行保険【利用付帯】 | |
傷害死亡・後遺障害 | 最高5000万円 |
怪我による入院 | 10,000円/日 |
怪我による手術 | 10万円(入院中) 5万円(上記以外) |
怪我による通院 | 3,000円/日 |
ショッピング保険 | |
国内・海外でのお買い物 | 年間300万円 ※自己負担額10,000円 |
※特記が無い場合、家族特約なし
系列ホテルや国際線利用時などに使える特典も要チェック
CLUB-Aカード以上のJALカードには、発行元のカード会社を問わず以下の特典が追加されます。
JAL系列のホテルやJALの国際線等を利用する機会があるなら、こちらの特典もチェックしておけると良いですね。
もちろんJALカード共通の優待も適用される
JAL CLUB-AゴールドカードはJALカードの一つということで、もちろん普通カード等との共通優待も適用されます。
- JALカード特約店でマイル還元率2.0%
(ファミリーマート、マツモトキヨシ等) - 対象の空港内ショップや機内販売等で割引
- 対象のパッケージツアーの割引
- その他JALマイレージバンクカードの各機能を利用可能
(カードをかざすだけで空港での予約確認が完了する等)
JALカード共通の優待やサービスについて詳しくは、以下のページも参考にしてみてください。
JAL CLUB-Aゴールドカードのデメリット

ここからは、JAL CLUB-Aゴールドカードへ申し込む前に知っておきたいデメリットや注意点について解説していきます。
「普通カード+サブカード」よりもコストパフォーマンスが悪いと感じる可能性がある
大前提として、JAL CLUB-Aゴールドカードの年会費は最低17,600円。
これに対し、「マイル還元率1.0%を達成した」普通カードの実質年会費は7,150円~です。
つまり「普通カードではなく、ゴールドカードを選ぶ」ためには、「普通カードにない利点」に年間およそ1万円以上の価値を見出す必要があるのですが…。
ここで気になるのは、
- 年会費3,300円~で国内空港ラウンジサービスを使える他社カード
(TRUST CLUB プラチナマスターカード等) - 年会費11,000円~で、国内空港のみならず海外空港ラウンジまで使える他社カード
(楽天プレミアムカード、セゾンローズゴールド等)
の存在。
JAL周辺の特典を度外視できる方、あるいは「JALの利用頻度はさほど高くないが、空港関連の優待や保険は強化したい」という方であれば、
- JAL普通カード+他社サブカード
を選んだ方が、費用対効果が高い…かもしれません。

実際にわたしもヨーロッパ留学の際には、
・JALの普通カード(Visa)
・楽天プレミアムカード(Mastercard)
を持って行きました。海外ラウンジ使ってみたかったし…
JAL関連の優待の多くはCLUB-Aカードから据え置き
CLUB-Aゴールドカードの「アドオンマイル」を除くJAL関係のサービス、つまり
- カード継続特典(2,000マイル)
- フライトマイル加算率(+25%)
- JAL系列のホテル優待
は、「ゴールド」が付かないCLUB-Aカードと共通です。
「JALはよく利用するが、カードラウンジには用がない」といった方にとっては、CLUB-Aカードの方がコストパフォーマンスが良い…かもしれません。

→全部で9つ!JAL CLUB-Aゴールドカードの種類と選び方
5グレード(一般・CLUB-A・CLUB-Aゴールド・プラチナ・プラチナPro)のJALカード比較

JALカードをグレードごとに比較すると、おおむね以下のようになります。
普通カード | CLUB-Aカード | CLUB-Aゴールドカード | プラチナカード | プラチナPro | |
デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
年会費 | 7,150円~ ※ショッピングマイル・プレミアム加入時 | 15,950円 ※ショッピングマイル・プレミアム加入時 | 17,600円~ | 34,100円 | 77,000円 |
マイル還元率 | 1.0% ※ショッピングマイル・プレミアム加入時 | 1.0% ※ショッピングマイル・プレミアム加入時 | 1.0% | 1.0% | 1.0% |
入会搭乗/ 毎年初回搭乗ボーナス | 1,000マイル (入会搭乗) 1,000マイル (毎年初回搭乗) | 5,000マイル (入会搭乗) 2,000マイル (毎年初回搭乗) | 同左 | 同左 | 合計最大30,000マイル ※年間決済額500万円時 |
フライトマイル | +10% | +25% | 同左 | 同左 | 同左 |
国内ラウンジ | × | × | 無料 | 同左 | 同左 さらにサクララウンジ年1回無料 |
海外ラウンジ | × | × | JAL・JCBまたはOPクレジットは有料 ダイナースは年10回無料 ※その他は提供なし | 無料 | 同左 |
付帯保険 | 最大1000万円 ※疾病保険等は付帯しない | 最大5000万円 | 最大1億円 (JCB) 最大5000万円 (VISA他) | 最大1億円 | 同左 |
こんな人におすすめ | コスパ良く日常の決済でマイルを貯めたい | ゴールド特典に興味がない空マイラ― (特にゴールド特典が薄いVisa・Master) | ゴールド限定特典を活用したい | コンシェルジュ等のプラチナ特典を活用したい JCB・Amexのみ | 年間決済額500万円以上 JCB限定 |
※ショッピングマイル・プレミアム…
CLUB-Aカード以下にてマイル還元率1.0%を達成するための有料オプション
プラチナカード以上はJCB・Amex限定ということで、海外適性の高いVisa・Mastercardブランドの最高グレードはゴールドということに。
ただし先述の通り、
- マイル還元率1.0%は普通カードでも実現可能
- JAL関連の優待は、ほぼCLUB-Aカード~プラチナProまでほぼ共通
という点には注意が必要です。

やはりカード選びの決め手は、国内ラウンジサービス等の「ゴールド限定のメリット」に魅力を感じるか否か、となりそうですね。

次に紹介する、カード会社ごとのゴールド特典も参考にしてみてください!
全部で9つ!JAL CLUB-Aゴールドカードの種類と選び方

CLUB-Aゴールドカードを選ぶ上で、非常に重要となるのが「発行元カード会社が提供するサービス」。
ここからはブランド・発行元ごとの、メリット・デメリットについて解説していきます。
- コスパ・サービス重視&海外でJALカードを使う必要はない
→JAL・JCBカード
※小田急ポイントカードまたはPASMOオートチャージ機能を付けたいならOPクレジット - 海外でもJALマイルを貯めたい
→JAL・VisaまたはMastercard
※TOKYU POINTカードまたはPASMOオートチャージ機能を付けたいならTOKYU POINT ClubQ - JR東日本(Suica含む)系のサービスをお得に使いたい
→JALカードSuica - Amexブランドのカードが欲しい
→JALカードAmex - 海外ラウンジサービスや特典またはステータス重視
→JALダイナースカード
JAL・JCBカードはコスパ優秀!保険に加え優待も充実◎


JAL・JCBカードの強みは、単純にカードとしてのスペック・サービスが優秀な点にあります。
- 最大1億円の付帯保険(航空機遅延補償等を含む)
- 「クラブオフ」で、国内外20万以上のお店やサービスで優待あり
- ミシュランガイド掲載店等への予約やイベント参加が可能
- 東京ディズニーリゾートにて特別優待
- 最大5万円の「スマートフォン保険」付帯
- JALカードで唯一「Google Pay」に対応
(ApplePayも使用可能) - 「JMB WAONカード」へのチャージでマイルが貯まる (0.5%)
(※Visa・Mastercardも可) - その他、ゴルフやホテル等に関する優待あり
年会費を同じくするVisa・Mastercardと比べると、カード会社が提供するサービスは明らかに優れていると言って差し支えありません。
…ただしJCBは日本発祥の国際ブランド。
海外(特にヨーロッパ圏など)でJALカードを使用する場合には、加盟店が少なく利用しづらい可能性があります。

ちなみにジェーシービーは、トラブル時の対応(電話の繋がりやすさ・丁寧さなど)についての評判も良好ですよ!
クラブオフの特典の例を見る
お店やサービス | 優待内容 |
コメダ珈琲 | ドリンクのサイズアップ (レギュラー→たっぷりサイズ) |
ポムの樹 | ソフトドリンクが無料 (2名様まで対象) |
白木屋、笑笑、魚民 目利きの銀次 他 | 10%オフなど |
PIZZA-LA | 最大500円オフ |
Uber Eats | 初回注文で1,800円オフ |
U‐NEXT Hulu | 無料トライアル期間の延長 |
booking.com (宿泊予約サイト) | 最大1,500円のAmazonギフトカード付与 |
Expedia (宿泊予約サイト) | 最大1,500円のAmazonギフトカード付与 |
イオンシネマ | 1,800円の鑑賞料金が1,300円に |
MOVIX | 2,000円の鑑賞料金が1,400円に |
ビックエコー カラオケ館 | 室料30%オフ |
エミナルクリニック (医療脱毛) | 最大1万円オフ |
レジーナクリニック | 10%オフ (全身脱毛など) |
メンズリゼ | 全身脱毛10%オフ |
その他 | 習い事、サブスク、宿泊、サロンなど多数(国内外20万以上) |
※掲載されている優待内容については、予告なく変更となる場合がございます。
TIPS:JCBブランドはプラチナカードも優秀
▲JAL・JCBカード(プラチナ)
JAL・JCBカードにはプラチナカード(年会費34,100円)も用意されています。
こちらはゴールドカードに対し、以下の特典が追加されるもの。
- 海外空港ラウンジが無料(プライオリティ・パス)
- 24時間体制のコンシェルジュサービス
- JALでのマイル還元率4.0%(アドオンマイル)
- 対象レストランで2名以上でコース料理を頂くとき、1名様分無料
- 対象のホテル優待(国内・海外)
- 【JCB限定】ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにて、
JCBラウンジ ・パートナーラウンジ を使用可能 - 【JCB限定】予約困難なレストランの予約代行や限定イベントの実施
- 【JCB限定】JCB Lounge京都 を利用可能 他
年会費は高くなりますが、プラチナ限定特典の利用機会がありそうなら、こちらも選択肢に加えてみると良いでしょう。
ちなみにプラチナカードにはJCB・Amexの2種類がありますが、全体的な特典はJCBの方が充実しています。
OPクレジットはJCBの特典に加え「PASMO」オートチャージ等も使える


JALカード OPクレジットの発行元は、「JAL・JCBカード」と同じく株式会社ジェーシービー。
ということで、前の項目で挙げたJCBの優秀な特典をそのまま利用可能となっています(JMB WAONカードへのチャージを除く)。
また提携先に小田急が加わっているということで、以下の特典・機能が追加されるとのこと。
- 小田急ポイントカード機能
- PASMOオートチャージ機能
小田急に限らず、PASMOユーザーであればぜひチェックしたい1枚ですね。
ただし、
- JCBブランドなので海外では使用しづらい
- PASMOオートチャージで貯まるのは、JALマイルではなく0.5%分の「小田急ポイント」
- JAL・JCBカードと違い、プラチナカードなし
といった点には注意が必要です。

またJALカードOPクレジット自体に、PASMOの機能はありません。
オートチャージを行うには、別途PASMOカード(モバイルPASMOも可)を所有する必要があります。
JAL・Visaカード/Mastercardは海外でJALカードを使用したい方向け


「JAL・Visaカード」「JAL・Mastercard」独自の機能や特典は以下の通り。
「JMB WAONカード」の併用でWAON加盟店にて二重取りが可能…というのは面白いポイントですが、こちらは普通カードやJCBカードにも適用されるサービス。
ゴールドカードとして比べた場合、全体的な特典はJCBより寂しいと言わざるを得ません。
…というとなんだかイマイチなようですが、Visa・Mastercardには全世界での加盟店数がダントツで多いという利点があります。

▲全世界の加盟店数比較。
MastercardやVISAに比べ、JCBの加盟店数が非常に少ないことが分かります。
画像引用元:Mastercard公式サイト
ということで「海外でもJALカードを使ってマイルを貯めたい」とお考えの方は、こちらのブランドを選択するのが無難でしょう。
ちなみにわたしは1年ほどウィーン周辺に住んでいたのですが、各ブランドの普及率は、
- Visa・Mastercard(のタッチ決済)…ほとんどどこでも使える。基本はコレ
- Amex・Diners…使えるお店は多いが観光客向けの印象
(現地の人が使っているのを見たことがない) - JCB…大手スーパーチェーン等でしか見かけない。日本でいうDISCOVER
というかんじでした。

特別な優待がないとは言え、
・国内空港ラウンジサービス
・最大5000万円の付帯保険
その他、基本的なサービスはバッチリ適用されますよ!

ちなみにジェーシービー以外のJALカードは、いずれもGoogle Payへの登録に対応していません。
スマホ決済を希望するAndroidユーザーは注意が必要です。
TOKYU POINT ClubQは海外適性にPASMOオートチャージ等を追加


TOKYU POINT ClubQは、Visa・Mastercardブランドを有する「東急カード」発行のクレジットカード。
「JAL・Visaカード」「JAL・Mastercard」共通の特典(JMB WAON関連含む)に加え、以下の機能が追加されます。
- TOKYU POINTカード機能
- PASMOオートチャージ機能
- TOKYU POINTを高レートでJALマイルに交換可能
(2,000ポイント→1,000マイル)
海外に行く機会がある方はもちろん、
- 東急線ユーザーを含むPASMOユーザー
- TOKYU POINT加盟店を利用する機会がある方
にとっては、こちらが有力な選択肢となってくれそうです。

東急カード周辺のサービス(東急線周辺を含む)については、以下のページで詳しく解説しています。
JALカードSuicaはJR東日本の優待やボーナスポイントにも注目


JALカードSuicaは、JR東日本系列である「株式会社ビューカード」が発行するJALカード。
CLUB-Aゴールドカードの年会費は20,900円とこれまで紹介したカードより高いのですが、その分特典も充実しています。
- 年間決済額100万円の達成で、毎年5,000円相当のJRE POINT付与
- Suica機能&Suicaオートチャージ機能
(別カードやモバイルSuicaへのオートチャージもOK!) - えきねっとやモバイルSuicaでの切符購入でJRE POINT10%還元
その他JR東日本系の優待多数 - JRE POINT→JALマイルへ高レートで交換可能
(1,500ポイント→1,000マイル)
このように「JALもSuicaも、JR東日本も」お得に利用したい方にとって、JALカードSuicaは有力なメインカード候補と言えるでしょう。
ただし、
- JALカードで唯一、タッチ決済の機能がない
- JCBブランドなので海外加盟店数は少ない
- キャッシング機能が付帯しない
(海外キャッシングを含む)
と、一部機能等に制限がある点には注意が必要です。

他のカードを見渡してみても、Suica付きのカードには、タッチ決済を搭載できないようです。
JALカードSuica(CLUB-Aゴールド)について詳しく見る


年会費 | 20,900円 | 基本還元率 | 2.0%前後~ ※マイルを航空券に交換する場合の目安 |
国際ブランド | JCB |
還元ポイント | JALマイル |
発行元 | 株式会社ビューカード |
申込条件 | 20歳以上で、一定以上の勤続年数・営業歴と安定収入のある方(学生を除く) |
- 新規入会+初回搭乗で5,000マイルプレゼント
- 年100万円決済時、5,000円相当のJREポイントプレゼント
- 東京駅のビューゴールドラウンジを利用可能
- ゴールド専用のビューカード会員限定特典
- カード継続後の初回搭乗で2,000マイルプレゼント
- JALのフライトマイル+25%
- JALの航空券購入や機内販売を利用するとき、合計マイル還元率3.0%
- 国内空港ラウンジサービス
- Suica機能、Suicaオートチャージ機能付帯
- JREポイントカード機能付帯
- JRE POINT加盟店やJR東日本での決済時はマイルではなくJREポイントが還元される
- ファミリーマート、スターバックスなどの特約店でマイル還元率2倍
- 対象の空港内ショップや機内販売の割引
- パッケージツアーやホテルニッコー & JALシティの割引・優待
:普通カードに無い特典
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JALアメックスの特徴は「国内空港ラウンジが同伴者1名も無料」等


JALアメリカン・エキスプレス®・カードは、名前通りAmerican ExpressブランドのJALカード。
前提として、発行元が「三菱UFJニコス」である(=本家本元のアメックス社発行でない)点についてはご了承ください。
※その他手荷物配送割引もあるが、こちらはVisaやJCB等にも類似サービスがある ので割愛
正直なところ、JCB等に比べ年会費が高い(20,900円)ことを考えると、この差別化点は少し物足りないかも…。
特別なキャンペーンやこだわりがない限り、Amexブランドのゴールドは、少し選択肢に入りづらいかもしれません。

他には「将来的にJALカードのプラチナアメックスが欲しいけれど、今は審査に通過する自信がない」方等でしょうか。
(この場合もJCBプラチナの存在が気になりますが)
JALダイナースカードは年10回の海外ラウンジを利用可能&特典充実


JALダイナースカードは、30,800円とプラチナカードに近い年会費を要求する1枚。
ですが実際のサービスも、プラチナカードに近い(あるいは一部超える)内容となっています。
※ちなみにJALマイルの通常の有効期限は3年
ダイナースならではの特徴はやはり、明確な「限度額」が存在しないことですね。
その分他のカードに比べ審査は明らかに厳しいのですが、その分だけステータス性も高いです。
還元率や特典に加え、ステータス性にも優れるカードをお探しなら、JALダイナースカードは非常に有力な申込先候補となってくれるでしょう。

少なくともわたしはダイナースを見かけると、「うお、ダイナースや……」と思いますね…
JALダイナースカードについて詳しく見る


年会費 | 30,800円 | 基本還元率 | 2.0%前後~ ※マイルを航空券に交換する場合 |
国際ブランド | Diners Club |
還元ポイント | JALマイル (Dinersのポイント経由) |
発行元 | 三井住友トラストクラブ株式会社 |
申込条件 | 目安として27歳以上 |
- 【2025年6月20日まで】新規入会&決済で最大8,000マイル(通常ショッピングマイルを含めると最大11,000マイル)がもらえる
- 新規入会後の初回搭乗で5,000マイルプレゼント
- カード継続後の初回搭乗で2,000マイルプレゼント
- JALのフライトマイル+25%
- セブン-イレブン、スターバックスなどの特約店でマイル還元率2倍
- 対象の空港内ショップや機内販売の割引
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JAL CLUB-Aゴールドカードと普通カード・プラチナカードの損益分岐点

ここからはJAL CLUB-Aゴールドカードを中心とした損益分岐点について、簡単に計算・解説していきます。

CLUB-Aカードは選択肢に入りづらいので、比較対象から割愛しました…悪しからず!
- いずれもVisa・Mastercard・JCBブランドの年会費を想定
(普通7,150円、ゴールド17,600円、プラチナ34,100円) - 普通カードは「ショッピングマイル・プレミアム」加入を前提
- 1マイルあたりの価値は2円と見積もって計算
- カード継続&初回搭乗のボーナス受け取りを想定
(普通カードは年1,000マイル、ゴールド以上は年2,000マイル)
フライトマイルを基準とした場合の損益分岐点
年間28,167以上のフライトマイルを、「JALカード優待等なしで」貯められる方であれば、普通カードよりもCLUB-Aゴールドを選んだ方がお得となります。
普通カードとCLUB-Aカード以上の違いとしてまず挙げられるのが、「フライトマイルの加算率」です。

普通カードでは+10%、CLUB-Aカード以上だと+25%ですね。
以上を前提に、「CLUB-Aゴールドカードを選んだ方がお得となる、年間獲得・基準フライトマイルX」を計算すると、
- X×1.25+2,000≧X×1.1+1,000+{(17,600-7,150)÷2)}
を解いてX≧28,166.666…
つまり「JALカード優待を想定なしでも、年間28,167以上のフライトマイルを獲得できる方」であれば、年会費の差を加味してもCLUB-Aゴールドを選んだ方がお得となります。
羽田→福岡便でもらえる基準マイルが最大567と考えると、条件達成のハードルはやや高いかもしれません。
羽田→福岡 | 567マイル ※往復なら1,134マイル |
羽田→沖縄 | 984マイル ※往復なら1,968マイル |
東京→台北 | 1,330マイル ※往復なら2,660マイル |
東京→ロサンゼルス | 5,458マイル ※往復なら10,916マイル |
※いずれも早割などを利用しない場合の普通席・エコノミー席における目安値

ちなみに式中の、
・+2,000と+1,000は、継続ボーナスマイル
・{(17,600-7,150)÷2)はマイル換算した場合の年会費差
を表しています。

プラチナカードのフライトマイル積算率はCLUB-Aゴールドと変わりない(=年会費差が埋まらない)ため、ここでは割愛しました。
アドオンマイル(≒JALでの年間決済額)を基準とした場合の損益分岐点
JALにて「年間42万2500円~82万5000円」航空券等を購入する方であれば、CLUB-Aゴールドカードの選択がお得です。
JALの航空券購入や、機内販売等で還元されるマイルは以下の通りです。
普通カード (CLUB-Aカード) | 2.0% |
CLUB-Aゴールド | 3.0% (アドオンマイル1.0%) |
プラチナ (プラチナPro) | 4.0% (アドオンマイル2.0%) |
この差異を元に、「普通カードよりゴールドカードを選んだ方がお得となる、年間JAL決済額X」を計算すると、
- X×0.03+2,000≧X×0.02+1,000+{(17,600-7,150)÷2)}
を解いてX≧422,500
また今度は、「ゴールドカードよりプラチナカードを選んだ方がお得となる、年間決済額Y」を計算すると、
- X×0.04+2,000≧X×0.03+2,000+{(34,100-17,600)÷2}
を解いてY≧825,000
以上の結果をまとめると、以下のようになります。
年間JAL決済額 422,500円未満 | 普通カードがお得 |
422,500円 ~825,000円 | CLUB-Aゴールドカードがお得 |
825,000円以上 | プラチナカードがお得 |
ということでお得さの観点から言うと、CLUB-Aゴールドカードがお得となるのは「年間約42万2500円~82万5000円くらい、JALで航空券等を購入する方」と言えます。

とは言えもちろん、これらの損益分岐点にかかわらず、「ゴールド限定のメリット」を理由にゴールドカードを選ぶのもアリですよ!
JAL CLUB-Aゴールドカードの審査と必要な年収について

JAL CLUB-Aゴールドカードには残念ながら、審査基準を明確に打ち出せるほどの情報がありません。
また審査を行うのが、
- 株式会社ジャルカード
- 各発行元
(JAL・JCBなら株式会社ジェーシービー)
の2社、つまり後者の審査基準が券面によって違うというのもややこしいところではあるのですが…。
比較的情報が多いジェーシービーのプロパーカード(JAL提携でないJCBゴールド)を参考にすると、審査通過を狙えるのは
- これまでジェーシービーのカードを使ったことがない方は、年収400万円前後~
- ジェーシービーの利用実績があるなら、年収200万円前後~
あたりが目安となっています(※審査上の懸念のない給与所得者の場合)。
もしも審査に自信がない場合には、普通カードを作って利用実績を積むのもアリでしょう。
年収300無い時にJCBのゴールド通ったので大丈夫っすよ!
— スピ@オバイバンドリーマー (@spi_milkprinces) December 24, 2024
ファーーーwwwwww
— ぬるり (@null_ri) September 29, 2022
前年年収200万だったのでダメもとでJCBプラチナにアップグレード申し込んだらまさかの可決!
JCBは現時点の収入うんぬんよりも利用実績を重視してるんだろうな。
ザ・クラスまで頑張って修行するぞ…! pic.twitter.com/NBU2hOuC9i
JCBゴールドの審査落ちて草ァ!
— ωじぇいそん/Asahi (@flareonflygon) November 10, 2022
年収450万クレヒスもド綺麗(初作成から6年間延滞無し)で落ちるの厳しすぎん?

ゴールドカードの審査基準は、発行元によって大きく異なります。
特にビューカード(JALカードSuica)あたりは「謎審査」という口コミも多いため、注意が必要かもしれませんね。
JAL CLUB-Aゴールドカードの口コミ・評判

ここからは、実際にJAL CLUB-Aゴールドカードを所有している方の口コミを見ていきましょう。
年収480万円で審査に通過できた「なっき」さんの口コミ
まずは当サイトに詳しい情報を寄せてくださった、「なっき」さんの口コミをご紹介します。

▲ご提供画像
(契約の事実が分かるもの)
ハンドルネーム |
なつきさん |
現在の属性 |
・29歳 ・公務員 ・年収480万円 ※入会時は年収120万円・学生/おそらく学生向けカードへの申し込み |
利用可能枠 |
覚えていない |
5点満点で評価するなら? |
![]() |
このカードを選んだ理由 |
入会私は学生の頃からよく飛行機を使って旅行をする機会がたくさんありました。 なので、カードで支払って貯まったマイルを航空券に交換したかったため、このカードに申し込みました。 |
自由な口コミ・感想 |
JALカードは使えば使うほどマイルが貯まりますので、貯まったマイルで海外航空券をかなりお手頃な価格で購入することができます。 また旅行保険も手厚く、特に海外旅行へ行く際は、他の保険は一切入らず、こちらのカードに付帯している保険で全て賄うことができています。 |

ということで「なっき」さんは学生の頃からのJALカードユーザー。おそらく就職後に、ゴールドカードへアップグレードした形でしょう。
「マイルのおかげで、航空券購入の負担を減らせる」「任意保険に入る必要がない」ということで、CLUB-Aゴールドの提供するサービスに満足しているとのことでした。
JAL CLUB-AゴールドカードのSNS上の口コミ
より多くの方の意見を知るべく、SNS上の「JAL CLUB-Aゴールドカード」についての口コミをピックアップしてみました。
JALカードSuica JAL CLUBEST CLUB-Aゴールドカードというクソ長いややこしいカードを発行した
— うに (@315_uyo) May 15, 2024
JREポイントをJALマイルにできる優れもの pic.twitter.com/azHJhc0sVs
動画では何度もオススメしてるんですが、JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードは本当にオススメです
— とうげつ@旅行・鉄道紹介YouTube (@tougetu_kimama) December 8, 2024
・JREポイントをJALマイルに変えられる
・JR東日本の新幹線は10%ポイント還元
・東京駅のビューラウンジつかえる
・とにかくJREポイントへの還元率がエグい pic.twitter.com/Hdz52g1DPc
JALカードCLUB-A ゴールドもザクラスメタルカードと同着。
— よしタコ (@yositako85) November 1, 2024
このロゴたぶん初だけど、これも堀が深い。中を塗りつぶさず枠と文字が虹色にキラキラしているのは、物理的にも視覚的もメリハリあってとてもいいなと思った。#JCB pic.twitter.com/pXJdlJph1F
SNS上で特に人気だったのは「JALカードSuica」のCLUB-Aゴールドカード。
「タッチ決済不可」「海外で使いづらい」等の制約はありますが、JRE POINTとの高レート交換を含む独自の利点が高評価を得ていました。

CLUB-Aゴールドは年会費が高めということもあり、自然と「特典を使いこなせる自信のある方」の申し込みが多いです。
そのためもあってか、SNS上の口コミはかねがね良好でした。
【2025年変動あり】主な路線の特典航空券との交換に必要なJALマイルの一覧

主な路線における、特典航空券(マイルと交換できる航空券)の取得に必要な最低マイル数は以下の通りです。
東京⇔大阪 大阪⇔福岡 | 12,000マイル ※2025年6月10日発券分より13,000マイル |
東京⇔広島 名古屋⇔福岡 | 14,000マイル ※2025年6月10日発券分より15,000マイル |
東京⇔札幌 東京⇔福岡 大阪⇔札幌 福岡⇔沖縄 | 16,000マイル ※2025年6月10日発券分より17,000マイル |
東京⇔沖縄 福岡⇔札幌 | 18,000マイル ※2025年6月10日発券分より19,000マイル |
日本⇔ソウル | 15,000マイル ※2025年6月10日以降の発券分も変動なし |
日本⇔中国各地 東京⇔台湾 日本⇔グアム | 20,000マイル ※2025年6月10日発券分より一部地域のみ22,000マイル |
日本⇔シドニー | 36,000マイル ※2025年6月10日発券分より46,000マイル |
日本⇔ホノルル | 40,000マイル ※2025年6月10日以降の発券分も変動なし |
日本⇔米国各地 | 50,000マイル ※2025年6月10日発券分より54,000マイル |
日本⇔フランクフルト | 46,000マイル ※2025年6月10日以降の発券分も変動なし |
日本⇔パリ | 52,000マイル ※2025年6月10日発券分より54,000マイル |
参考元:日本航空公式サイト
「JAL国内線特典航空券 必要マイル数」
「JAL国際線特典航空券 必要マイル数」

片道分のチケットのみを交換したい場合、必要マイルの最小値は上の表の半分となります。
2025年6月10日発券分より、多くの路線において必要マイルが増額される点についてはご承知おきください。
ちなみにマイルの増額はANAの方でも同様に行われており、どちらか一方の航空会社の方が目に見えて1マイルあたりの価値が高い…なんてことはありません。
JAL CLUB-Aゴールドカードについてのよくある質問と回答
ここからは、JAL CLUB-Aゴールドカードに関するよくある質問にお答えしていきます。
JAL CLUB-Aゴールドカードでは羽田空港のすべてのカードラウンジを使用できますか?
一口に「国内空港ラウンジ(カードラウンジ)を使用可能」といってもその詳細、特に羽田空港で使えるラウンジには差がある場合があります。
ということで、実際に各発行元ごとの情報を確認してみました。
ジェーシービー ・JAL・JCB ・OPクレジット | 7つのラウンジを使用可能 ・羽田空港第1ターミナル×3 ・羽田空港第2ターミナル×3 ・羽田空港第3ターミナル×1 |
三菱UFJニコス ・JAL・Visaカード ・JAL・Mastercard ・JALアメックス | |
東急カード ・TOKYU POINT ClubQ | |
ビューカード ・JALカードSuica | |
三井住友トラストクラブ ・JALダイナース | 8つのラウンジを使用可能 (第3ターミナルに追加ラウンジあり、ただし現在工事中で利用不可) |
ということでJALカードの発行元に関しては、基本的に羽田空港内の7つのラウンジを問題なく使用可能な様子。
とは言えその他の空港に違いが生じる場合もありますので、地方空港ラウンジ等を利用する可能性があるのなら、事前に発行元の公式サイトを確認しておくと良いでしょう。
JAL CLUB-Aゴールドカードの限度額(利用可能枠)はいくらまでですか?
JAL CLUB-Aゴールドカードの限度額は、以下のように発行元によって異なります。
ジェーシービー ・JAL・JCB ・OPクレジット | 非公開 |
三菱UFJニコス ・JAL・Visaカード ・JAL・Mastercard ・JALアメックス | 50万円~200万円 (Visa・Mastercard) 50万円~500万円 (American Express) |
東急カード ・TOKYU POINT ClubQ | 50万円~200万円 |
ビューカード ・JALカードSuica | 非公開 |
JALダイナース | 明確な限度額の設定なし |
ちなみに以前のジェーシービー公式サイトには、ゴールドカードの限度額は「50万円~300万円」が目安、という記載がありました。(今は消されてしまっていますが…)
大きな限度額を狙いたいなら最優先はダイナース、次いでアメックスが有力となりそうですね。

利用限度額はカードを使用し利用実績を積むことで、増額されることも多いですよ!
JAL CLUB-Aゴールドカードの年会費をマイルで支払うことはできますか?
はい、基本的に1マイル=1円として充当が可能です。
ただしマイルの価値は原則として航空券と交換する場合の方が高いため、「マイルの有効期限が切れそう」といった事情がない限り、あまりおすすめはできません。

手続きの詳細についてはこちらの公式サイト をご確認ください。
JALのゴールドカードにプライオリティパスの特典は付帯しますか?
いいえ、基本的には付帯しません。
ただし、
- ジェーシービー発行のゴールドカード(JAL・JCB/OPクレジット)は、ラウンジ・キー対応の海外空港ラウンジを、35US$/回で利用可能
- JALダイナースは、プライオリティパス対応の海外空港ラウンジを、年10回無料で利用可能
といった発行元ごとの特典は存在します。

プライオリティ・パスのプレステージ会員資格(無料海外空港ラウンジサービス)を利用したいなら、JALのプラチナカードを選ぶのもありですよ!
JALのゴールドカードは家族カードの発行に対応していますか?
はい、対応しています。年会費は原則として8,800円/枚(JALダイナースのみ9,900円/枚)ですね。
家族カードは本カードの新規入会時の他、任意のタイミングで追加発行が可能です。

家族カードの会員も、各ゴールド特典を利用できますよ!
(※一部例外が生じる可能性があります)
JAL CLUB-Aゴールドカードのまとめ


- JAL CLUB-Aゴールドカードは、年会費17,600円を要するJALのゴールドカード。
よく飛行機を利用する「空マイラー」はもちろん、ステータス性重視の方にも有力◎ - ゴールド特典は発行元によって異なるが、
・保険や特典が優秀でコスパ良好なJAL・JCBカード
・JR東日本周辺のサービスが追加されるJALカードSuica
・年会費も高いがステータス性や特典も断トツなJALダイナース
あたりは特に優秀。
また海外決済の予定があるならVisa・Mastercardが最有力か
ゴールドカードの中では年会費が高めな一方、独自のリターンも多いJAL CLUB-Aゴールドカード。
それぞれのカードの特徴を見比べて、あなたに合ったJALカードを選択できると良いですね。

/Suicaやダイナース等もここから申し込めるよ!\


年会費 | 17,600円 | 基本還元率 | 2.0%前後~ ※マイルを航空券に交換する場合 |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB Amex |
還元ポイント | JALマイル |
発行元 | 三菱UFJニコス株式会社 他 |
申込条件 | 20歳以上で、一定以上の勤続年数・営業歴と安定収入のある方(学生を除く) |
※Google Payはジェーシービー発行カードのみ使用可能
(JAL・JCBカード/JALカード OPクレジット)
- 【2025年6月20日まで・Visa限定】新規入会&決済で最大35,000マイル(通常決済分を含めるなら通常50,000マイル)プレゼント!
※入会後に要エントリー
※他ブランドの場合は最大8,000マイルプレゼント - カード継続後の初回搭乗で2,000マイルプレゼント
- JALのフライトマイル+25%
- 国内空港ラウンジサービス
- JALの航空券購入や機内販売などで合計3.0%のマイル還元
- 【JCB限定】航空機遅延補償を含む最大1億円の付帯保険
- 【JCB限定】国内外20万以上のお店やサービスで優待
- 【JCB限定】海外空港ラウンジサービス(入室料35US$) 他
:普通カードにない特典




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