日本盲導犬協会カードは最大1.5%の高還元率!隠れた最強カードの上手な使い方

日本盲導犬協会カードとは、名前通り「公益財団法人日本盲導犬協会」と提携した、ボランティア機能を兼ね備えたクレジットカード。

…なのですが実はこのカード、この手の1枚には珍しく「ポイント還元率が高い」という特徴を持っています。

さらに付帯保険や特典も充実しているため、使い方によってはそこらの高還元カードよりも便利でお得なメインカードとなってくれるかもしれません。

今回はそんな日本盲導犬協会カードのメリットや特徴を、分かりやすくまとめました。

注意!

日本盲導犬協会カードを含む「株式会社ジャックス」発行のカードを取得するには、写真付きの本人確認書類が必要です。

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目次

1分で分かる!日本盲導犬協会カードのメリット・デメリット

日本盲導犬協会カードとは、一言で言うと「社会にも貢献できる、隠れたハイスペック・高還元カード」です。

このカードのメリット
  • 基本のポイント還元率が高い
    (1.0%~最大1.5%)
  • カードを使用・継続するだけで盲導犬協会へ寄付ができる
  • 国内外20万以上のお店やサービスで優待あり
このカードのデメリット
  • 年会費は原則として有料
    (2年目以降1,375円)
  • 入会のタイミングによっては翌年の高還元率の達成が難しいかも

さまざまなお店での優待や付帯保険も充実しているため、知名度やカード名の印象に反し非常にスペックの高い1枚だと言えるでしょう。

一方で2年目以降の年会費を無料化することはできないため、「年会費無料の高還元カードが欲しい」という方には向きません。

また人によっては、「入会1年目に還元率の優遇を受けられない」こともネックの1つとなりそうです。

日本盲導犬協会カードとその他の高還元カードとの比較

日本盲導犬協会カードの特典とサービス、主な特徴

ここからは、日本盲導犬協会カードを選択する具体的なメリットや、このカードが提供するサービスについて解説していきます。

常時1.0%相当の高還元、さらに利用実績によって還元率は最大1.5%へ

日本盲導犬協会カードの発行元は「株式会社ジャックス」。

そしてこのカード会社の場合、「200円につき1円相当の<ラブリィポイント>が貯まる」というシステムが基本となっています。

…が、なぜか日本盲導犬協会カードはこの2倍、つまり「200円につき2ポイントが貯まる」という特別仕様。

結果としてこのカードは、「楽天カード」「dカード」等に匹敵する基本還元率1.0%を達成しています。

加えてこのカード、前年度の決済額によっては最大1.5%の超高還元率を実現することも可能とのこと。

日本盲導犬協会カードの還元率
年間決済額基本還元率
50万円未満1.00%
50万円~100万円未満1.25%
100万円~150万円未満1.35%
150万円~200万円未満1.40%
200万円~300万円未満1.45%
300万円以上1.50%

結果として現在の日本盲導犬協会カードは、カード名の印象からは大きく異なる「高還元~超高還元クレジットカード」と言えるわけです。

年間決済額が50万円(月あたり41,666円)に達するだけで、実質還元率は1.2%超、つまり楽天カード超えの高還元となるわけですね!

ジャックス「ラブリィポイント」の仕様とおすすめの使い道

カードを発行・継続そして使用するだけで日本盲導犬協会への支援ができる

日本盲導犬協会カードは名前通り、公益財団法人日本盲導犬協会との提携カード。

そしてこのカードを発行したり使用したりすると、公益財団法人日本盲導犬協会へ自動的に寄付が行われます。

日本盲導犬協会カードの寄付条件
新規カード発行1,000円を寄付
カードの継続年会費1,375円中500円を寄付
カードの利用利用額の中から0.5%を寄付

寄付されたお金は盲導犬の育成や、それに関連する活動に充てられるとのこと。

お得にポイントを貯められるだけでなく、意識せずとも社会貢献ができるというのも「日本盲導犬協会カード」の利点と言えるでしょう。

仮に年100万円「日本盲導犬協会カード」を使用するのなら、継続時の寄付と合わせて合計5,500円が、自動的に公益財団法人日本盲導犬協会へ寄付されますよ!

国内外20万以上のお店やサービスで優待を受けられるJ’sコンシェル(クラブオフ)は必見

日本盲導犬協会カードの発行元は株式会社ジャックス。そしてこの会社のカード会員は、「J’sコンシェル」という会員サービスを利用可能です。

「クラブオフ」とも呼ばれるこの福利厚生サービスの内容は、国内外20万以上の店やサービスで、割引などの優待を受けられるというもの。

「クラブオフ」優待の例
お店やサービス優待内容
コメダ珈琲ドリンクのサイズアップ
(レギュラー→たっぷりサイズ)
ポムの樹ソフトドリンクが無料
(2名様まで対象)
白木屋、笑笑、魚民
目利きの銀次 他
10%オフなど
PIZZA-LA最大500円オフ
Uber Eats初回注文で1,800円オフ
U‐NEXT
Hulu
無料トライアル期間の延長
booking.com
(宿泊予約サイト)
最大1,500円のAmazonギフトカード付与
Expedia
(宿泊予約サイト)
最大1,500円のAmazonギフトカード付与
イオンシネマ1,800円の鑑賞料金が1,300円に
MOVIX2,000円の鑑賞料金が1,400円に
ビックエコー
カラオケ館
室料30%オフ
エミナルクリニック
(医療脱毛)
最大1万円オフ
レジーナクリニック10%オフ
(全身脱毛など)
メンズリゼ全身脱毛10%オフ
その他習い事、サブスク、宿泊、サロンなど多数(国内外20万以上)

※掲載されている優待内容については、予告なく変更となる場合がございます。

優待の受け方はお店やサービスによって異なりますが、例えばコメダ珈琲の場合であれば、「スマートフォン上に表示されたクーポンを見せるだけ」で無料サイズアップが適用されます。

このようにカードを持っているだけでさまざまなお店で優待を受けられることも、「日本盲導犬協会カード」の大きな利点と言えるでしょう。

最大2000万円の海外旅行保険と最大1000万円の国内旅行保険が付帯

日本盲導犬協会カードを含むジャックスの一般カードには、以下の旅行保険が付帯します。

日本盲導犬協会カードの付帯保険
海外旅行保険【利用付帯】
傷害死亡・後遺障害最高2000万円
傷害治療費用
疾病治療費用
最高200万円
賠償責任最高2000万円
携行品損害最高20万円
※自己負担額3,000円
救援者費用最高200万円
航空機遅延補償最高2万円
手荷物遅延・紛失補償最高4万円
国内旅行保険【利用付帯】
傷害死亡・後遺障害最高1000万円
怪我による入院5,000円/日
怪我による手術5,000円×倍率
※手術の種類により変動
怪我による通院3,000円/日

※ショッピング保険は付帯しません。

保険の内容は一般カードの中ではかなり優秀な内容。

特にゴールドカードやプラチナカードでもないのに、「航空機遅延補償」「手荷物遅延・紛失補償」が付帯するのは珍しいですね。

保険が適用されるためには旅行代金などを事前に「日本盲導犬協会カード」で支払う必要がありますが…。

この点さえクリアできたなら、海外旅行等へ行く際にも無料で安心をプラスすることができるでしょう。

VisaやJCBのタッチ決済にも対応済み

現在の「日本盲導犬協会カード」はVisaまたはJCBの「タッチ決済」機能を搭載済み

そのため上の漫画のように、多くのコンビニエンスストアやスーパーマーケット、ドラッグストア等で「カードをかざすだけ」での決済が可能です。

もちろんタッチ決済であっても、通常の決済時と同じポイント還元を受けられますよ!

またVisaブランドの方は券面デザインを見てもタッチ決済のマークが見受けられませんが、こちらは裏面に記載があるようですね。

どちらのブランドを選んだ場合であっても「タッチ決済」は利用可能ですのでご安心ください。

Visaブランドの日本盲導犬協会カードは、「海外普及率が高いVisaタッチ決済機能付き」かつ「海外旅行保険付き」ということで、海外適性も高い1枚となってくれそうですね!

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日本盲導犬協会カードのデメリットと注意点

多くのメリットを有する日本盲導犬協会カード。それではこのカードに、なにか懸念やデメリットはないのでしょうか?

ここからは、日本盲導犬協会カードへ申し込むにあたり知っておきたい注意点について解説します。

2年目以降は必ず1,375円の年会費が発生する

日本盲導犬協会カードは、その他の多くの高還元クレジットカードとは違い、2年目以降には必ず1,375円の年会費が発生します。

年会費のうち500円は日本盲導犬協会に寄付されるため、この出費を単にデメリットと言ってしまうことはできませんが…。

クレジットカードの年会費を支払うことに抵抗がある場合には、注意が必要な点と言えるでしょう。

デメリット

他社カードとの比較で言うと、年会費が完全無料で基本還元率1.2%を達成できる「リクルートカード」の存在はやや気になるところかもしれません。

入会のタイミングによっては翌年の高還元率の達成が難しい可能性がある

日本盲導犬協会カードは「前年度の決済額」によって、基本還元率がアップするクレジットカードです。

そしてここで言う「前年度」が示すのは、「前年1月1日~12月31日にどれだけ日本盲導犬協会カードを使用したか」というもの。

つまり入会のタイミングが年末に近いほど、1年目に利用実績を獲得する(=2年目に高還元を実現する)ことが難しくなってしまいます。

ジャックス「ラブリィポイント」の仕様とおすすめの使い道

また入会のタイミングにかかわらず、初年度の基本還元率はどうやっても1.0%止まりである点にはご留意ください。

参考元:ジャックスカード公式サイト

改悪や発行停止の予感がしないとは言えない

こちらは難癖のようと言えばそれまでなのですが……。

日本盲導犬協会カードはいまだカードデザインがナンバーレス化(リニューアル)されておらず、少し旧時代的な見た目となっています。

▲日本盲導犬協会カード(Visa)

▲ナンバーレス化済みの「Delight JACCS CARD」

ジャックスを含む各大手クレジットカード会社が、主力としているクレジットカードをどんどんナンバーレス化している今日この頃。

その風潮に対し、発行元にあまり気に掛けられていないように見えるというのは一つの不安材料かもしれません。

デメリット

実際、還元率1.0%だった「シェル-Pontaクレジットカード」(三菱UFJニコス)も、リニューアルされないなあと思ったら発行を終了してしまいましたしね…。

さらに日本盲導犬協会カードは一応有料カードとは言え、

  • 決済額の0.5%を寄付
  • 決済額に対し1.0%相当を還元

と、目に見えてジャックスの負担が大きい1枚です。

最近になって「ジャックスカードプラチナ(年22,000円)」の最大還元率が2.0%から1.5%に下落してしまったという動きもあり、日本盲導犬協会カードの高還元率がいつまで続くかは分かりません。

こんな記事を書いておいてなんではありますが、日本盲導犬協会カードの知名度が知れ渡ってしまうと、それだけ現状維持が難しくなり、「改悪」の可能性も上がると推測されます。

とは言えここで行ったのはあくまで邪推、邪推です!
改悪の可能性があるのはどのクレジットカードも同じですから、「改悪が発生したらそのときになって進退を考える」のでも問題ないだろうと思います。

ジャックス「ラブリィポイント」の仕様とおすすめの使い道

「ラブリィポイント」とはジャックスが提供する独自のポイントサービス。

そして「日本盲導犬協会カード」をハイスペックな1枚として使用するためには、このポイントへの理解が欠かせません。

ここではそんな「ラブリィポイント」の仕様やお得な使い道について、簡単に解説していきます。

年間決済額によって基本還元率は1.0%から1.5%にまでアップする

「ラブリィポイント」が還元されるジャックスカードは、前年度の年間決済額に応じて最大+0.5%分の基本還元率が優遇されます。

そして基本還元率が他のジャックスカードよりも高く(1.0%)設定されている「日本盲導犬協会カード」の場合、最大還元率は1.5%相当に上るということですね。

日本盲導犬協会カードの還元率(再掲)
年間決済額基本還元率
50万円未満1.00%
50万円~100万円未満1.25%
100万円~150万円未満1.35%
150万円~200万円未満1.40%
200万円~300万円未満1.45%
300万円以上1.50%

またこの表をご覧になっても分かる通り、最大還元率の達成(年間決済額300万円~)が難しくとも、年間50万円の決済さえ可能であれば基本還元率1.25%を達成可能です。

最大還元率1.5%を狙えるラブリィポイントの使い道・交換先

ラブリィポイントは様々な交換先を選べるポイントサービスですが、最大還元を実現させるためには、以下のような使い道を選択するのが良いでしょう。

ラブリィポイントの使い道・交換レート
交換先交換レート
Jデポ
(支払い充当に使えるポイント)
1,000ポイント→1,000円相当
dポイント1ポイント→1ポイント
Pontaポイント1ポイント→1ポイント
nanacoポイント1ポイント→1ポイント
G-Point1ポイント→1ポイント
ANAマイル1ポイント→0.6マイル
※航空券に交換するなら1.2円相当~

その他「楽天ポイント」「Vポイント」等への交換も可能ではありますが、その場合は交換レートがやや下がってしまう(1ポイント→0.9ポイント)ため注意が必要です。

その他「ラブリィポイント」は、日本盲導犬協会への寄付やお好きな商品との交換などにも使用できますよ!

注意!「Jデポ」を使った還元率アップ(1,000P→1,050円相当への交換)は終了済み

以前のジャックスは、ポイントを「Jデポ」(クレジットカードの支払い充当に充てられるポイント)に交換するとき、ほんの少し色をつけてくれたものですが…。

最新のジャックスのポイント交換カタログを確認してみたところ、こちらの交換レートは引き下げ(改悪)済みな様子。

「ラブリィポイント1,000ポイントは、1,050円分のJデポに交換できる」というのは古い情報ですのでお気を付けください。

日本盲導犬協会カードとその他の高還元カードとの比較

「日本盲導犬協会カード」と、その他の主な高還元クレジットカードを簡単に比較すると、以下のようになりました。

日本盲導犬協会カードとその他の高還元カードとの比較
日本盲導犬協会カードDelight JACCS CARDReader’s Cardリクルートカード楽天カードJALカード
デザイン
年会費1,375円
※初年度無料
永年無料2,750円
※年30万以上の決済で無料
永年無料永年無料7,150円~※
基本還元率1.0%
最大1.5%
1.0%1.0%1.2%1.0%2.0%相当~
主要特典J’sコンシェル(クラブオフ)楽天市場優待JAL優待
付帯保険最大2000万円最大2000万円最大2000万円最大1000万円
特徴など利用額の一部が盲導犬協会に寄附される旧REXカード対象のネットショッピングで還元率+0.5%無条件で高還元楽天ペイ併用で1.5%還元たまにでも飛行機を利用するならお得
詳細解説

※マイル還元率1.0%達成時、かつ1マイル=2円相当と見積もる場合

やはり目を引くのはその他のジャックスカード(Delight JACCS CARDやReader’s Card)と比べても優秀な、日本盲導犬協会カードの最大還元率ですね。

「J’sコンシェル(クラブオフ)を利用可能、かつ1.0を超える還元率を実現可能」という一点だけを見ても、他カードとの差別化要素は十分だろうと思います。

実はDelight JACCS CARD(旧REXカード)やReader’s Cardは以前、実質還元率1.25%の超高還元クレジットカードだったのですが…。
残念ながら還元率1.0%に改悪されてしまった、という経緯があります。

とは言えその一方で、

といった、その他の選択肢がないとまでは言い切れません。

このあたりはそれぞれのカードの特徴を見比べて、お好みに合ったものを選ぶ形となりそうです。

J’sコンシェルの優待、そして盲導犬協会への貢献を魅力に感じるなら、やはり「日本盲導犬協会カード」への申し込みが有力となりそうです!

ちなみにわたしは以前、REXカード~かつては1.25%還元だった~を使用していたのですが、改悪をきっかけにJALカードに乗り換えました。

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TIPS:J’sコンシェルの代用について

「日本盲導犬協会カード以外の高還元カードが気になるけれど、J’sコンシェルの特典は利用したい…」。

そんな場合は、ジャックスと同じく「クラブオフ」の特典が付帯する「JCBカードS」(永年無料)の発行で代用することが可能です。

例えば「JALカード」と「JCBカードS」を併用できたなら、JALの高還元率(2.0%相当~)と「クラブオフ」の優待を両立できることでしょう。

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日本盲導犬協会カードについての口コミ・評判

一般知名度は低いものの、愛犬家はもちろんクレジットカード・マニアからの視線も意外と熱い「日本盲導犬協会カード」。

SNS上にも愛用者の方が複数いらっしゃいましたので、ここで口コミを紹介させて頂きましょう。

やはり評判は「マイナーながら意外と高還元・高スペック」といった方向で、かねがね良好。

またここには取り上げていないものの、「貯めたポイントを盲導犬協会に寄附している」という方も複数いらっしゃいました。

ちなみにわたしは以前、ジャックスのカードをメインで使用していましたが…。
ここのカード会社はアフターサービス(電話対応)も丁寧で、かなり良い印象でした。

日本盲導犬協会カードについてのよくある質問と回答

ここからは、日本盲導犬協会カードに関連するよくある質問にお答えしていきます。

お探しの情報が見当たらない場合にはコメント欄やメールフォームなどからお気軽にご相談ください。

日本盲導犬協会カードの限度額(利用可能枠)はいくらまでですか?

公式サイトの情報を確認してみましたが、日本盲導犬協会カードの利用可能枠の設定は公開されていない模様。つまり審査の結果を待つしかありません。

カード等の利用可能枠は、家族会員の利用可能枠を含んで当社が審査し決定した枠までとします。

引用元:ジャックス公式サイト「日本盲導犬協会カード会員規約」

ただし実際に途中まで申し込み手続きを進めてみたところ、「希望ご利用可能枠」については40万円または60万円から選択することができました。

日本盲導犬協会カードの限度額の初期設定は、このあたりなのかもしれませんね。

ちなみに参考として以前わたしが使っていたジャックスの一般カード(REXカード→Delight JACCS CARD)の利用可能枠は、最終的に100万円だったと記憶しています。

初回の限度額は60万円でも、いくらか利用実績を積んだなら、少なくとも100万円までは対応できると推測されるところです。

「日本盲導犬協会カード」で100万円を超える限度額が適用された、という報告があれば是非お寄せくださいませ!

ちなみに利用可能枠の設定を公開している「三井住友カード」「楽天カード」の場合、一般カードにおける最大の限度額設定は「100万円」となっています。

日本盲導犬協会カードの審査は厳しいですか?

日本盲導犬協会カードの申し込み条件は「年齢18歳以上(除く高校生)で電話連絡可能な方」というもの。

ご覧の通り収入や職業に関する制限はほぼないため、会員に求められる支払い能力自体は高くないと推測されます。

そのため信用情報や支払い能力に明確な問題があると見なされなければ、審査に自信がなくてもカードが発行される可能性はあるでしょう。

ただしわたしが以前、ジャックスの審査へ申し込んだ際には、個人事業主という事情もあってか携帯電話に確認の連絡が入りました。

最近増えているスピード審査型のカードに比べると、いくらか手間や日数が掛かる傾向はありそうです。

デメリット

当時(と言っても数年前)は審査に2週間くらいの日数を要したと記憶しています。
給与所得者の方であればまた違うのかもしれませんが、ジャックスは他の会社に比べると、審査がやや慎重で時間が掛かるイメージですね。

日本盲導犬協会カードはETCカードの発行に対応していますか?

はい、問題なく対応しています。

ETCカードの発行を希望する場合には、

  • 新規入会時にETCカードへ申し込む
  • 入会後、任意のタイミングで会員サービス「インターコムクラブ」(または電話など)を通して申し込む

といった対応をお取りください。

ちなみにジャックスの場合、ETCカードの利用分も通常通り、「ラブリィポイント」が付与される対象となります。

日本盲導犬協会カードは家族カードの発行に対応していますか?

はい、家族カードは3枚まで発行可能です。

ただし本会員の年会費が無料のとき(=入会初年度)を除き、家族カードの所有には1枚あたり440円の年会費が発生します。

もちろん家族カードの利用分のうち0.5%も、日本盲導犬協会に寄付されますよ!

日本盲導犬協会カードにゴールドカードはありますか?

いいえ、日本盲導犬協会カードにゴールドカードの設定はありません。

またジャックスには「ジャックスカードゴールド」というゴールドカード(年5,500円)が存在しますが、基本還元率は日本盲導犬協会カードの方が高いです。

とは言えジャックスカードゴールドの方も、ボーナスポイント制度があったり保険やラウンジサービスが充実していたりと、意外と見逃せない1枚だったりします。

ジャックスカードゴールドについて詳しく見る

年会費
5,500円
初年度無料
基本還元率
0.5%
国際ブランド
VISA
Mastercard
JCB
還元ポイント
ラブリィポイント
発行元
株式会社ジャックス
申込条件
年齢20歳以上65歳以下でご本人がお勤めで、毎月安定した収入のある方
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • 年間利用額に応じて最大10,000円分のJデポ(キャッシュバック)プレゼント
  • 国内空港ラウンジサービス
  • ゴールド会員限定デスク
  • 新規入会で1,000円相当プレゼント(キャッシュバック)
  • 20万以上のお店やサービスで優待あり
    (J’sコンシェル/クラブオフ)
  • JACCSモールを通したネットショッピングでポイントアップ
  • 提携先の引っ越し会社で割引
  • 年間利用額に応じてポイントアップ

:ゴールド限定特典


日本盲導犬協会カードはモバイルSuica等、電子マネーへのチャージでもポイントが貯まりますか?

ジャックスは「ラブリィポイント対象外」の支払いについて、以下のように明記しています。

Edyチャージ
nanacoチャージ
Kyashチャージ(2022年12月1日ご利用分より)
WebMoneyチャージ(2022年12月1日ご利用分より) ※WebMoneyには、au PAYのチャージを含みます
TOYOTA Walletチャージ(2022年12月1日ご利用分より)

引用元:ジャックス公式サイト

ということで楽天Edyやnanacoのチャージではポイントの還元を受けられないものの、「モバイルSuica」であれば問題なくラブリィポイントを獲得できるようですね。

日本盲導犬協会カードについてのまとめ

▲盲導犬と何の関係もないけど以前飼ってた柴犬(名・つくし)

日本盲導犬協会カードについてのまとめ
  • 日本盲導犬協会カードは隠れたハイスペック・クレジットカード。
    基本還元率は1.0%、さらにカードの使い方によっては最大1.5%超の還元率を実現可能
  • カードを使用したり、継続したりすることで「日本盲導犬協会」への寄付が行われる。使っているだけで社会に交換できるという事実も◎
  • さらに国内外20万以上のお店やサービスで優待を受けられる「J’sコンシェル(クラブオフ)」の優待は必見
  • ただし明らかにジャックス側の負担が重いカードということもあり、改悪などの不安は付き纏うか

一見ほっこり・社会貢献型のクレジットカードに見えて、その実ハイスペックな「日本盲導犬協会カード」。

あまり有名になってしまうと改悪が発生しそう…という懸念はあるものの、少なくとも今現在において、社会貢献と高還元を両立できる貴重な1枚であることは確かでしょう。

お得に社会に貢献できる、ちょっと特別なメインカード候補ですね!

年会費
1,375円
※初年度無料
基本還元率
1.0%
国際ブランド
Visa
JCB
還元ポイント
ラブリィポイント
発行元
株式会社ジャックス
申込条件
18歳以上(高校生を除く)
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • 年間利用額によってポイント還元率アップ
    (50万円~100万円未満なら1.25%、最大1.5%
  • 新規入会で1,000円を日本盲導犬協会に寄付
  • カード利用額のうち0.5%を日本盲導犬協会に寄付
  • 毎年の年会費のうち500円を日本盲導犬協会に寄付(初年度除く)
  • 20万以上のお店やサービスで優待あり
    (J’sコンシェル/クラブオフ)
  • JACCSモールを通したネットショッピングでポイントアップ

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