クレジットカードについて調べていると、入会特典やポイントの使い道などの場面でよく出てくるのが「キャッシュバック」という言葉。
何となくお得そう、というイメージはあるものの、具体的に「どういう手順で何が起こって利益を得られるのか」を説明できる方は多くないのではないでしょうか。
そこで今回はクレジットカードの「キャッシュバック」の仕組みや受け方について、初心者向けに分かりやすくまとめました。
目次
そもそもクレジットカードのキャッシュバックとは?
クレジットカードのキャッシュバックとは、基本的に「本来の請求額が減額されること」を指します。
ここではその仕組みや利点について、もう少し詳しく見ていきましょう。
キャッシュバックが発生すると請求額は「本来の請求額-キャッシュバック額」になる
クレジットカードを利用して「キャッシュバック」が発生すると、本来カードを使った分よりも、請求額が減額されます。
例えば、
- お買い物等によってクレジットカードを5万円分使った
- 何らかの形で1万円のキャッシュバックが適用された
という場合であれば、差額の4万円が請求されるということですね。
この仕組み自体は、ポイントを「キャッシュバック」に充てる場合でも、キャッシュバックキャンペーンに参加した場合でも同じです。
キャッシュバック額が請求額を超える場合は来月へ持ち越しor振込で入金
さて、この仕組みを知った上で気になることと言えば、「キャッシュバック額が請求額を上回ったらどうなるの?」という点でしょう。
例えば、
- お買い物等によってクレジットカードを2万円分使った
- 何らかの形で5万円のキャッシュバックが適用された
という場合ですね。
結論から言うと、この場合の対応はクレジットカード会社や、実施されているキャンペーンによって異なります。
厳密に言うと、
- 差額の3万円の「減額」を、翌月以降に持ち越し
- 差額の3万円を、銀行口座に振り込み
のいずれかとなることでしょう。
特記事項がある場合や長期間放置した場合などを除き、「1回で使い切れなかったキャッシュバック」がなくなってしまうことはありませんのでご安心ください!
クレジットカードでキャッシュバックを受ける3つの方法
クレジットカードのキャッシュバック(≒請求額の減額)を受ける方法は、一般的に3つ存在します。
ここからは、あなたが利用できるかもしれない3つのキャッシュバックの受け方について、簡単に解説していきましょう。
方法1:自動キャッシュバックが適用されるクレジットカードを使う
クレジットカードでキャッシュバックを受ける、一番簡単な方法は「自動キャッシュバック型のカードを使う」ことでしょう。
具体的に言うと、
- P-oneカード<Standard>
(毎月の請求が自動的に1%オフ) - VIASOカード
(1年に1度、貯めたポイントが自動的にキャッシュバックに充てられる)
のいずれかを使用するという方法ですね。
クレジットカードのポイント制度を煩わしく思う人や、カードを使った恩恵(還元)をすぐに受けたいという場合には、上のような申込先を選ぶのが良いでしょう。
年会費はいずれも無料、特にP-oneカード<Standard>は還元率も利便性も高く、初心者であっても使用しやすい1枚と言えます。
その他、クレジットカードではないものの「デビットカード」には、自動キャッシュバック型のカードが多く存在しますね。
方法2:貯まったポイントをキャッシュバックに充てる
多くのクレジットカードは、貯めたポイントをキャッシュバック(支払い充当とも)に充てることが可能です。
例えば「楽天カード」の場合であれば、インターネット会員サービス「楽天e-NAVI」での簡単な手続きを通して、「希望するポイント数を次の支払いのキャッシュバックに充てる」ことが可能となります。
ただし利用するカード会社によっては、ポイントをキャッシュバックに充てたせいで、1ポイントあたりの価値が下がってしまう場合もありますのでご注意ください。
→主なクレジットカードにおけるキャッシュバックの対応状況と交換レート一覧
例えばJCBの「Oki Dokiポイント」の場合、ポイントをキャッシュバックに充てる場合、1ポイントあたりの価値は3円相当となります。
これに対し同じポイントをnanacoポイントに交換すると、1ポイントあたりの価値は5円相当にアップします。
(=キャッシュバックよりnanacoポイントへの交換に充てた方がお得)
方法3:クレジットカードのキャッシュバックキャンペーンに参加する
新規入会者や既存会員に対し、キャッシュバックキャンペーンを行っているカード会社は少なくありません。
例えばJCBカードSは、年会費無料のカードであるにもかかわらず、非常に大きな「キャッシュバックの入会特典」を設けています。
- 【2025年3月31日まで】新規入会+ログインで、カード入会月翌々月15日までのAmazonでの利用分が20%キャッシュバック
(最大15,000円) - 【2025年3月31日まで】新規入会+ログインで、「ApplePay」「Google Pay」または「MyJCB Pay」を使用した分の20%キャッシュバック
(最大3,000円) - 【2025年3月31日まで】家族カードへの入会で最大4,000円キャッシュバック
(1名につき2,000円、計2名まで適用)
※その他抽選キャンペーンや分割払い等を対象としたキャンペーンあり
このようなキャンペーンに上手く参加できたなら、一度に多くのキャッシュバックを受けることも可能でしょう。
ちなみにJCBの場合、キャッシュバックが1月分の請求で完遂されなかった場合(キャッシュバック額>請求が下った場合)には、差額が支払い用口座に振り込まれるとのことでした。
キャッシュバック率が高いクレジットカードとは?おすすめカードをランキングで紹介
さて、クレジットカードを利用する上で身近な「キャッシュバック」。
ですがお得に、効率よくキャッシュバックを受けるためには、具体的にどういったカードを選ぶべきなのでしょうか?
- 自動キャッシュバック対応の貴重なクレジットカード
- 貯めたポイントを好きなタイミングで、キャッシュバックに使えるカード
の中から特におすすめの申込先をピックアップし、まとめました。
ここでは入会特典よりも「日常の決済でお得」なカードを重点的に紹介しています。
現在行われているお得な入会キャンペーンについては、以下のページをご覧ください。
P-oneカード<Standard>は自動キャッシュバック最強カード!常時1.0%引きで簡単♪
P-oneカード<Standard>は数少ない「自動キャッシュバック型」のクレジットカード。
しかも還元率は1.0%相当と、ポイント特化型のカードにも負けません。
P-oneカード<Standard>を利用すると、その請求額の1.0%が自動的に減額されます。
キャッシュバックというよりは「支払い減額」といった方が分かりやすい仕様ではあるものの、
- ポイント交換などの手続きを取ることなく、勝手に・自動的にお得になる
- ポイントの使い道や交換レート、有効期限について考える必要がない
といった利点を持つことから、クレジットカードの初心者~そうでない方にまで、広くお勧めできる1枚と言えます。
まさにシンプル・イズ・ベストなカードです!
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
還元ポイント | なし ※自動1%オフ |
発行元 | ポケットカード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上 ※高校生は卒業年度の1月より申込み可 |
- 新規入会で最大15,000円相当還元!
┗詳細は公式サイト 参照
楽天カードも「ポイントで支払いサービス」を活用でキャッシュバックを受けられる
年会費無料で高還元なクレジットカード、と言えばまず「楽天カード」を想起する方は多いでしょう。
楽天カードを使って貯めた楽天ポイントは、楽天市場や楽天ポイント加盟店(ファミリーマート等)で使用されることが一般的です。
ですが実はこのポイント、インターネット会員サービスを通して「キャッシュバック」に充てることも可能。
またポイントをキャッシュバックに使用する際にも、「1ポイント=1円相当」の価値は変わらない(=キャッシュバックにポイントをを使っても損をすることはない)のでご安心ください。
楽天カードへの申し込みは、
- ポイントを貯めて、ここぞというときに一気に使いたい
- 楽天ポイント加盟店や楽天系のサービスを利用する機会が多い
(楽天ポイントカードはお持ちですか?と訊かれることが多い) - かわいいデザインのカードがほしい
といった場合におすすめです。
ファミリーマートをはじめとする楽天ポイント加盟店であれば、楽天カードを使うことでポイントの二重取りが可能ですよ!
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB Amex |
還元ポイント | 楽天スーパーポイント |
発行元 | 楽天カード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
- 新規入会で最大5,000ポイントプレゼント
- 楽天ポイントカード機能付き
(=楽天ポイント加盟店でいつでもポイント二重取り) - 楽天市場 でポイント還元率+1.0%
5と0が付く日なら+2.0%(要事前エントリー)
※いずれも税抜き価格に対し適用 - 「楽天ペイ」との併用で最大還元率1.5%
au PAYカードも貯めた「Pontaポイント」をクレジットカードの支払いに使える
au PAYカードもまた、年会費無料で使える高還元(1.0%)カードです。
こちらも貯めたポイントを、任意のタイミングでキャッシュバックに充てられる1枚ですね。
楽天カードとスペック上、似通ったところは多いものの、
- 充実の入会特典が適用される、au系の携帯電話のユーザーである
- 楽天ポイント加盟店よりもPontaポイント加盟店(ローソン等)を利用する機会が多い
といった場合には、こちらのカードを選ぶのがおすすめと言えます。
年会費 | 原則無料 ※au系の携帯契約がなく、年に1度以上このカードを使用しなかった場合に限り年1,375円 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard |
還元ポイント | Pontaポイント |
発行元 | auフィナンシャルサービス株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
- au系の回線契約があるなら入会特典で最大10,000ポイント貰える
- au PAYマーケット でポイント還元率+0.5%
- Pontaポイント加盟店ならポイントの二重取りができる
(ただしPontaポイントカード自体は付帯しない) - auカブコム証券「クレカ積立」でも1.0%のポイント還元
※入会特典の適用時を除き、au PAYへのチャージにポイント還元は適用されないため注意
三井住友カード(NL)はコンビニ等で最大7.0%還元、貯めたポイントは支払い充当へ!
三井住友カード(NL)は、年会費無料で貯めたポイントを1円単位でキャッシュバックに充てられるクレジットカードです。
このカードの基本還元率は0.5%と、これまで紹介してきたカードに比べると低めです。
ですがこのカードの本質は、セブン-イレブンやローソンといった身近なお店において、最大7.0%もの超高還元が適用される点にあります。
7.0%還元には「ApplePay」または「Google Pay(※Visaのみ)」の利用環境が必要なものの、多くの場合でスマートフォンをお持ちであれば、簡単な手続きで「7.0%還元」を始められることでしょう。
基本還元率は0.5%相当と低めなので、優待対象のお店でのみ使う「サブカード」として活用するのがおすすめです!
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 0.5% |
国際ブランド | Visa Mastercard |
還元ポイント | Vポイント |
発行元 | 三井住友カード株式会社 |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
- 【2025年2月2日まで】新規入会で合計最大5,000円相当プレゼント
┗SBI証券の口座開設と利用でさらに最大16,600円相当プレゼント - 対象のコンビニや飲食店で「スマホのタッチ決済」時、最大7%還元※
┗セブン-イレブンなら最大10%還元! - 「選べるお店」や「ポイントUPモール」、UFJで還元率アップ
- SBI証券での「クレカ積立」にて最大0.5%付与
(2024年11月買付分~年間決済額10万円以上の場合/初年度除く) - 最短10秒でデジタルカードが発行される「モバイル即時入会サービス」対応
※即時発行ができない場合があります。 - 【学生限定】対象のサブスクサービスなどで最大10%還元
※特典付与には条件・上限があります。詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。
- Androidユーザーの方はVisaブランドをお選びください。Mastercardブランドのカードは、Google Payに対応していません。
※ApplePayであればVisa・Mastercardともに使用可能です。
※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
VIASOカードは自動キャッシュバック型だが還元率は低め(0.5%相当)
▲キャラクターデザインのVIASOカードの例
VIASOカードもまた「自動キャッシュバック」型の珍しいクレジットカード。
ですがこちらはP-oneカード<Standard>と異なり、「自動的に貯まったポイントが、年に1回、一度にキャッシュバックに充てられる」というシステムを採用しています。
ただし還元率(キャッシュバック率)は0.5%と、P-oneカード<Standard>の半分相当。
また三井住友カード(NL)のようなスバ抜けた特典もないため、基本的にはVIASOカードならではの、「かわいいデザイン」「コラボデザイン」に魅力を感じた方向けと言えます。
お得さならP-oneカード<Standard>、かわいさならVIASOカード、といった具合ですね。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 0.5% |
国際ブランド | Mastercard |
還元ポイント | VIASOポイント |
発行元 | 三菱UFJニコス株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
- 入会特典として最大10,000円分をキャッシュバック
- 貯めたポイントは年に1回、自動的にキャッシュバック(支払いの充当)に充てられる
- 携帯電話やインターネット、ETCに関連する支払いはポイント2倍
- 「POINT名人.com」経由のお買い物でポイントアップ
主なクレジットカードにおけるキャッシュバックの対応状況と交換レート一覧
「キャッシュバック率が高いクレジットカードを選びたい」という声にお応えし、ここでは主なカードの「キャッシュバック率」を、一覧の形で並べてみました。
自動キャッシュバック型「でない」カードの場合は、ポイントをキャッシュバックに充てる場合を想定し、「キャッシュバック率」を計算しています。
- すべてのポイントなどを「キャッシュバックに充てる」ことを前提としています。
ポイントの使い道が異なる場合、実質還元率がより高くなる場合は珍しくありません。 - 入会キャンペーンやボーナスポイントなどは考慮していません。
- 還元率に貼ってあるリンクは、各カード会社の公式サイトにおけるキャッシュバックについての言及箇所(主にキャッシュバックの利用方法)です。
クレジットカード | キャッシュバック率 |
apollostation card | 0.5% ※無料カードの場合 |
アメリカン・エキスプレス・カード ※メンバーシップリワードのポイントが貯まるもの | 0.3% ※オプションサービスに加入していないグリーンカードの場合 |
イオンカード | 0.5% |
ENEOSカードP・S | 0.6% ※ENEOSカードCはポイント還元なし |
au PAYカード | 1.0% |
エポスカード | 0.5% ※ただし用途に制限あり |
OPクレジット | キャッシュバック不可 |
JAカード | 0.4% |
シェル-Pontaクレジットカード | キャッシュバック不可 |
ジャックスカード ※ラブリィポイントが貯まるもの | 0.525% ※一般カード、かつポイントアップの条件を満たしておらず、インターコムクラブから「Jデポ」交換を行う場合 |
JCBカード ※Oki Dokiポイントが貯まるもの | 0.3% ※JCBカードWの場合は2倍 ※他社ポイントに交換した方が高還元 |
セゾンカード UCカード ※永久不滅ポイントが貯まるもの | 0.45% ※一般カードの場合 |
ダイナースクラブカード | 0.3% |
dカード | 1.0% |
TOKYU CARD ClubQ JMB | キャッシュバック不可 |
ビューカード ※JREポイントが貯まるもの | キャッシュバック不可 |
P-oneカード<Standard> | 1.0% ※自動キャッシュバック |
PayPayカード | キャッシュバック不可 |
三井住友カード ※Vポイントが貯まるもの | 0.5% ※プラチナプリファードを除く |
三菱UFJカード | 0.4% |
楽天カード | 1.0% |
リクルートカード | キャッシュバック不可 |
こうして並べてみると、キャッシュバック率1.0%を実現できるクレジットカードが決して多くないことが分かります。
キャッシュバックを利用しやすいクレジットカードを選びたい場合には、上の表を参考にしてみてくださいね。
「このカードのキャッシュバック率はどうなの?」といったリクエストがあれば、お気軽にコメント欄などでお申し付けくださいませ!
クレジットカードのキャッシュバックに関するよくある質問と回答
ここからは、クレジットカードやキャッシュバックに関するよくある質問にお答えしていきます。
現在お得なキャッシュバックキャンペーンを行っているクレジットカードは何ですか?
2023年12月に発行開始の、新しいクレジットカードである「JCBカードS」は、お披露目の意味もあってか年会費無料であるにもかかわらず、最大37,000円相当のキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
JCBカードSや、現在実施されているキャンペーンについては以下の個別ページをご覧ください。
ポイントが貯まるカードとキャッシュバック型のカードはどちらがお得ですか?
特にどちらがお得ということはありません。
還元システムと還元率が同じなら、例えば、
- 100円につき1円相当のポイントが貯まるカード
- 100円につき1円のキャッシュバックを受けられるカード
の間に関して言えば、お得さ自体に変わりはないはずです。
どちらを選ぶべきかは、好みの問題ということですね。
というわけで「ポイント型」「自動キャッシュバック型」のどちらを選べばよいか迷ったなら、
- ポイントを貯めて一気に使いたいなら「ポイント型」
- ポイントの使い方が煩わしかったり、有効期限の確認などに自信がないなら「自動キャッシュバック型」
を選択するのがおすすめです。
クレジットカードのキャッシュバックの仕分け(勘定科目)はどうなりますか?
ビジネスで使っているクレジットカードにキャッシュバックが生じた場合には、
- 値引き扱い
- 雑収入として計上
のいずれかの措置を取りましょう。
特にキャッシュバックの金額が大きく、カード会社からの振込が生じた場合には、キャッシュバック額と振込額を併せて「雑収入」とすることで、スムーズな計上が可能となります。
振り込みが発生するとまでは言わずとも、複数の決済にキャッシュバックが掛かっているような状態であれば、「雑収入」扱いとした方が分かりやすそうですね!
クレジットカードのキャッシュバックの利点は何ですか?
クレジットカードのキャッシュバックの利点は、シンプルに「その月の引き落とし額が減り、負担が軽くなる」ことでしょう。
ポイントをキャッシュバックに充てられるカードであれば、ポイントを可能な限り貯め、支払いが多い月に一気にキャッシュバックを行うのも一考です。
ただし多くの場合、ポイントには有効期限が設けられているため注意が必要です。
クレジットカードのキャッシュバックにデメリットはありますか?
キャッシュバック、つまり請求の軽減そのものにデメリットはありません。
が、カード会社や利用しているポイントサービスによっては、ポイントをキャッシュバックに充てたせいで、実質還元率が下がってしまう場合はあります。
nanacoポイントに交換すれば5円相当になるJCBのOki Dokiポイントが、キャッシュバックに使うと3円相当にしかならない…といった具合ですね。
またカード会社によっては、「一定期間以内に手続きを済ませないと、キャッシュバックが適用されない」という場合もあるでしょう。
クレジットカードのキャッシュバックとは現金がもらえることですか?
いいえ、基本的にクレジットカードのキャッシュバックとは、「請求額が減額される」ことを指します。
ただしキャッシュバック額が請求額を上回っている場合には、その差額が銀行口座振り込まれる場合もあります。
カード会社によっては、繰り越し分が翌月の支払い充当(請求額の減額)に充てられることもありますよ!
ジャックスの「Jデポ」とキャッシュバックの違いは何ですか?
ジャックスの「Jデポ」は、ジャックス独自のキャッシュバック・システムの名称です。
ジャックスの会員は、
- 新規入会(カードによって内容の変動あり)
- ラブリィポイントからの交換
- 上位カード利用時の、年間決済額に応じた特典
等のタイミングで「Jデポ」を受け取ることが可能です。
これをインターネットサービス「インターコムクラブ」 で使用することで、翌月以降にキャッシュバックを受けることが可能となります。
4,000円分の「Jデポ」があれば、次回4,000円分のキャッシュバックを受けられる、ということですね!
ちなみにラブリィポイントは、インターコムクラブ経由で「Jデポ」に交換すると、50円分のボーナスがついてお得です。
デビットカードのキャッシュバックはどのように行われますか?
「使った瞬間、銀行口座から利用額が引き落とされる」デビットカードの場合、キャッシュバックは「後日、銀行口座に入金」という形で行われることが一般的です。
例えば三菱UFJ銀行のデビットカード(三菱UFJデビット)の場合、毎月1日~末日までの決済額の0.2%が、翌月25日に自動的に入金されます。
例外はあるものの、デビットカードの還元率(キャッシュバック率)は、クレジットカードよりも低めに設定されていることが多いですね。
クレジットカードのキャッシュバックについてのまとめ
- クレジットカードのキャッシュバックは基本的に「請求額の減額」の意味で用いられる
- ただしキャッシュバック額>請求額の場合は銀行振込が行われることも
(※カード会社によって異なる) - カードによってはポイントをキャッシュバックに充てたせいで、結果的に損をしてしまう場合もあるので注意
キャッシュバック特典やキャンペーンを上手く活用すると、クレジットカードの請求額を減らすことで家計への負担を軽減できます。
自動キャッシュバック型のカードや「ポイントをキャッシュバックに充てられるカード」を上手く活用して、毎月の支払いをより賢くこなしていきたいところです。
キャッシュバックがお得なクレジットカードをもう一度見る
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
還元ポイント | なし ※自動1%オフ |
発行元 | ポケットカード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上 ※高校生は卒業年度の1月より申込み可 |
- 新規入会で最大15,000円相当還元!
┗詳細は公式サイト 参照
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