JCBのタッチ決済がGoogle Payでも使用可能に!対象カードと設定方法とは

JCBのタッチ決済がGoogle Payでも使用可能に!対象カードと設定方法とは

2024年9月6日、株式会社ジェーシービーはこれまでのApplePayに加え、「Google Pay」においてもJCBのタッチ決済が使用可能になったと発表しました。

これによりJCBカードとGoogle Pay(Android系端末)の利用者は、

  • QUICPay(クイックペイ)
  • JCBのタッチ決済

という2つの規格を使用可能となります。

今回はこのニュースを受け、対象となるクレジットカードの種類や登録方法、QUICPayとの違いなどを分かりやすくまとめました。

目次

今回使用可能になった「Google Pay経由のJCBのタッチ決済」とは

「Google Pay経由のJCBのタッチ決済」の分かりやすい図解
「Google Pay経由のJCBのタッチ決済」の分かりやすい図解

まずはこのたび利用可能になった、「Google Payを経由したJCBのタッチ決済」とはどんな機能なのか、簡単に見ていきましょう。

JCBのタッチ決済とは「かざすだけ」で支払いが完了するクレカの一機能

タッチ決済の利用イメージ

▲クレジットカードを使ったタッチ決済のイメージ

そもそもJCBのタッチ決済とは「かざすだけ」で決済が完了する、JCBブランドのカードの一機能を指します。

本来…というよりこれまでは、上の画像のように「クレジットカードそのもの」を使い、タッチ決済(かざすだけの決済)を行うのが基本でした(Androidユーザーの場合)。

タッチ決済の使い方を示す漫画を見る
クレカのタッチ決済の使い方を分かりやすく示す漫画

今回は「Android端末をかざすだけ」でJCBのタッチ決済が可能に

画像引用元:PR TIMES「JCBのタッチ決済が Google Pay™ で利用可能に」

今回可能になったと報じられたのは、「Google Pay」、つまりAndroid端末の機能を使った「JCBのタッチ決済」です。

スマートフォンの中に「JCBのタッチ決済」機能付きカードを登録し、「スマホをかざすだけ」で支払い可能になったと考えると分かりやすいでしょう。

ちなみにこの機能やサービスそのものは、

  • ApplePay(iPhoneなどのApple系端末)
  • VisaまたはMastercardのクレジットカード

において、すでに可能であったものです。

要はApple系端末やVisa等の他ブランドに対する後れを取り戻した、という形になるわけですね。

注意!今のところJCBのタッチ決済が可能なのは「JCBグループ発行のカード」のみ

今回の報道によると、Android端末での「JCBのタッチ決済」が可能となったのは、JCBグループ発行のクレジットカード(とデビットカード)のみ。

基本的には「株式会社ジェーシービー」発行のクレジットカードと、JCB提携の銀行系カード会社などですね(詳細:公式サイト参照)。

Google Pay にJCBグループが発行するクレジットカード・デビットカードを登録すると、JCBのタッチ決済をご利用いただけます。

引用元:PR TIMES

報道によると「JCBグループ以外のJCBブランドカード発行会社においても、本対応を順次拡大していく予定」とのことではありますが…。

今のところ他社、つまり「楽天カード」「イオンカード」等が発行するJCBブランドのカードは、「Google Payを経由したJCBのタッチ決済」の対象外となっています。

とは言え他社のJCBカードでも、タッチ決済可能なものであれば、
・クレジットカード本体を使った「タッチ決済」
・ApplePayを経由した「タッチ決済」
が可能です(一部の例外を除く)。

QUICPay(クイックペイ)との違いは主に「使えるお店や場所」

さて、ここまで解説をご覧になって、「すでにJCBカードとAndroidで、<かざすだけ>の決済ができるんだけど…」とお考えの方も多いかもしれません。

これは「Android端末をかざしてクレジットカード払い」を行うための規格が、大きく分けて

  • 以前から使えたQUICPay
    (カード会社によってはiD)
  • 国際ブランドのタッチ決済
    (JCBの場合はJCBのタッチ決済)

2種類存在するためです。

つまり「QUICPay」という規格の方であれば、以前から問題なく使用できたというわけですね。

2つの規格の最も大きな違いは「使えるお店の種類」。

で使用可能となっています。

また2つの規格には、「カードをAndroid端末に登録する方法」「決済の際にロック解除が必要かどうか」といった細かな違いも存在します。

デメリット

とは言え実際のところ、「QUICPayもJCBのタッチ決済も使用可能」というお店も多いんですよね…。
その場合はどちらの規格を使っても、原則として大きな違いはありません。

ただし使用するカードによっては、
・QUICPayまたはJCBのタッチ決済で還元率がアップする
・QUICPayまたはJCBのタッチ決済でお得なキャンペーンに参加できる
といった差異が設けられている場合もあります。

※基本的にはQUICPay・JCBのタッチ決済ともに、通常のカード決済と同じポイント還元率が適用されます。

Google Payに「JCBのタッチ決済」を登録する方法

画像引用元:PR TIMES「JCBのタッチ決済が Google Pay™ で利用可能に」

JCB公式が掲げている、「JCBカードをGoogle Payに登録する方法」は以下の通りです。

  • MyJCBアプリ内の「Google Pay」アイコンを選択
    (上の画像の1枚目を参照)
  • 「GPay に追加」を選択、そのまま画面の指示に従ってカードの登録を済ませる

また登録手続きが完了した後はJCBタッチ決済の加盟店 にて、

  • 「カード払いで」と伝える
  • ロックを解除したAndroid端末を、電子マネーの読み取り部分にかざす

のみで支払いを完了できることでしょう。

「Google ウォレット」ではなく、「MyJCB」アプリからカードの登録が必要という点については注意が必要です。

以下は三井住友カード用に作った画像ですが、お支払い時の参考にはなるだろうと思います!

「スマホのタッチ決済」の使い方を分かりやすく示すイラスト

「Google Pay経由のJCBのタッチ決済」を使用できる主なおすすめクレジットカード

ここで紹介するJCBグループ発行クレジットカードの概要・選び方

ここからは「Google PayでJCBのタッチ決済を使えるカード」をお探しの方に向け、特に優秀な申込先候補を紹介していきます。

JCBグループが発行するカードの例
リクルートカード(JCB)JCBカードSJAL・JCBカードANA・JCBカード
デザインJAL・JCBカード(普通)のイメージANA・JCBカード(一般的)のイメージ
年会費無料無料実質7,150円
※マイル還元率1.0%達成時
実質7,700円
※マイル還元率1.0%達成時
基本還元率1.2%0.5%2.0%~相当
※マイル還元率1.0%達成時
※1マイル=2円~相当と想定する場合
2.0%~相当
※マイル還元率1.0%達成時
※1マイル=2円~相当と想定する場合
貯まるポイントリクルートポイントOki Dokiポイント
(JCBのポイント)
JALマイルANAマイル
(Oki Dokiポイント経由)
特徴貯めたポイントはAmazonで使えるコメダ珈琲等、20万以上のお店やサービスで優待JALや空港関連の優待ありANAや空港関連の優待あり
詳細

リクルートカード(JCB)は年会費無料で1.2%の高還元率を実現

無料で高還元率なクレジットカードは複数存在しますが、「リクルートカード」は特に広くおすすめできる1枚です。

  • JCBブランドを選択すれば、「Android端末でのJCBタッチ決済」を使用可能
  • 「楽天カード」を超える1.2%の基本還元率
  • 【2024年3月~】貯めたポイントを1円単位で、Amazonでのお支払いに使用できる

といった利点に魅力を感じるなら、ぜひチェックしたい1枚と言えるでしょう。

JCB限定の入会特典が存在する点もポイントです!

年会費
永年無料
基本還元率
1.2%
国際ブランド
VISA
Mastercard
JCB
還元ポイント
リクルートポイント
発行元
株式会社ジェーシービー(JCB)
三菱UFJニコス株式会社(VISA、Mastercard)
申込条件
18歳以上(高校生を除く)
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済(JCBのみ)
ApplePay(共通)
Google Pay(JCBのみ)
主な特徴と特典
  • 【JCB限定】新規入会で6,000ポイントプレゼント
  • モバイルSuicaへのチャージでもポイント還元
    (月3万円まで/1.2%還元はVISA、Mastercardのみ)
  • 「タッチ決済」対応は現在JCBブランドのみ

JCBカードSはコメダ珈琲など国内外20万以上の場所で優待を受けられる

JCBカードSのメリットの概要

JCBカードSは、株式会社ジェーシービーが発行するプロパーカード(オリジナルカード)の1つ。

その特徴は何と言っても、年会費無料でクラブオフ、つまり国内外20万以上のお店やサービスで優待を受けられる会員資格が付帯している点にあります。

「クラブオフ」優待の例
お店やサービス優待内容
コメダ珈琲ドリンクのサイズアップ
(レギュラー→たっぷりサイズ)
ポムの樹ソフトドリンクが無料
(2名様まで対象)
白木屋、笑笑、魚民
目利きの銀次 他
10%オフなど
PIZZA-LA最大500円オフ
Uber Eats初回注文で1,800円オフ
U‐NEXT
Hulu
無料トライアル期間の延長
booking.com
(宿泊予約サイト)
最大1,500円のAmazonギフトカード付与
Expedia
(宿泊予約サイト)
最大1,500円のAmazonギフトカード付与
イオンシネマ1,800円の鑑賞料金が1,300円に
MOVIX2,000円の鑑賞料金が1,400円に
ビックエコー
カラオケ館
室料30%オフ
エミナルクリニック
(医療脱毛)
最大1万円オフ
レジーナクリニック10%オフ
(全身脱毛など)
メンズリゼ全身脱毛10%オフ
その他習い事、サブスク、宿泊、サロンなど多数(国内外20万以上)

※掲載されている優待内容については、予告なく変更となる場合がございます。

「コメダ珈琲」をはじめとする優待対象のお店を利用する機会があるなら、ぜひ持っておきたい1枚と言えるでしょう。

ちなみに多くの実店舗の場合、各優待は

  • 専用サイトにログイン
  • 優待対象のお店(コメダ珈琲など)を検索
  • 表示されたQRコード(クーポン)を店員さんに表示

といった方法で、簡単に適用されます。

こちらもチェック!
年会費
永年無料
基本還元率
0.5%
JCB ORIGINAL SERIESパートナーでの決済なら最大15.0%相当※
国際ブランド
JCB
還元ポイント
Oki Dokiポイント
発行元
株式会社ジェーシービー
申込条件
18歳以上(高校生を除く)

※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
※2024年8月16日~10月15日で実施しているJCBポイントアップ祭2024も含めた最大還元額

海外旅行保険(利用付帯)
国内旅行保険
ショッピング保険(海外のみ)
不正利用補償
家族カード
ETCカード
JCBタッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典

  • 【2025年3月31日まで】新規入会で最大22,000円相当キャッシュバック
  • 【2024年10月15日まで・JCBポイントアップ祭2024】対象のお店で最大15.0%※相当還元
    KFCマクドナルドの各モバイルオーダー等
  • 【2025年1月15日まで】対象の飲食店 最大10%還元
    ┗スシロー、くら寿司、ガスト、バーミヤン他
  • 国内外20万以上のお店やサービスで割引などの優待あり(JCB カード S 優待 クラブオフ)
  • Amazonでポイント還元率1.5%※
  • スターバックスカードへのチャージでポイント還元率5.0%※
  • 画面割れに対応するJCBのスマートフォン保険(最大30,000円/利用付帯)
  • 最短5分でデジタルカードが発行される「モバイル即時入会サービス」対応
    ※受付時間(9:00AM~8:00PM)を過ぎた場合は、翌日受付扱いとなります。
    ※顔写真付き本人確認書類(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)による本人確認が必要です。

※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
※「モバ即」入会後、カード到着前の利用方法について詳しくは、公式サイトをご確認ください。 


JAL・JCBカードはコストパフォーマンス良くマイルを貯めたい方におすすめ

JALカード(普通)のメリットの概要

JCBブランドのJALカード(※JALカードSuicaを除く)も、JCBグループ発行のクレジットカード。

ということで今回より、「Android」経由のタッチ決済も可能となっています。

JALカードの利点は何と言ってもその実質還元率の高さ。

JALマイルは航空券への交換を前提とするとき、1マイル当たり2円相当~の価値を持つことが多々あります。

1マイルの価値が2.5円相当になっている実例(スクリーンショット)

そのためマイル還元率1.0%のJALカードであれば、実質還元率2.0%~を狙うことも難しくはないでしょう。

ただしJALカードでマイル還元率1.0%を達成するためには、最低でも7,150円の年会費が必要です。

わたしも実質還元率の高さを理由に、メインカードにJALカードを選びました!

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JAL・Visaカードのイメージ
年会費
7,150円
※マイル還元率1%達成時
基本還元率
2.0%前後~
※マイルを航空券に交換する場合
国際ブランド
VISA
Mastercard
JCB
Amex
還元ポイント
JALマイル
発行元
三菱UFJニコス株式会社 他
申込条件
18歳以上(高校生を除く)
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay(VISAの場合)
主な特徴と特典
  • 【2024年10月31日まで】新規入会で最大2,500マイルを獲得できる
  • 本来の年会費は2,200円(初年度無料)だが、マイル還元率1.0%の達成には「ショッピングマイル・プレミアム(年4,950円)」への加入が必要
  • カード継続後の初回搭乗で1,000マイルプレゼント
  • JALのフライトマイル+10%
  • ファミリーマート、スターバックス、ENEOSマツモトキヨシなどの特約店でマイル還元率2倍
  • 対象の空港内ショップや機内販売の割引
  • パッケージツアーやホテルニッコー & JALシティの割引・優待

JAL普通カードの特徴を分かりやすく示すグラフ1
JAL普通カードの特徴を分かりやすく示すグラフ1
JAL普通カードの特徴を分かりやすく示すグラフ2
注意!JALカードの選択について

JCBグループ発行のJALカードをお探しの方は、
・JAL・JCBカード
・JALカード OPクレジット
いずれかのシリーズをお選びください。

「JALカードSuica」はJCBブランドですが、実質的な発行元はビューカード(JCBグループ外)ですので注意が必要です。

ちなみにカードのグレードは、「普通」「CLUB-A」「CLUB-Aゴールド」「プラチナ」どれを選んでもOKです!
グレードの選び方についてはこちらのページで詳しく解説していますよ!

JAL・ANAカードはスターアライアンス系の航空会社をよく利用する方向け

ANAカードのメリットの概要

JCBブランドのANAカードもまた、JCBグループ発行のクレジットカード。

こちらもマイル還元率1.0%の達成で、実質還元率2.0%~相当を狙えます。

  • JALマイルよりもANAマイルを貯めたい
  • ワンワールド(JAL加盟)よりもスターアライアンス(ANA加盟)系の、海外の航空会社を利用する機会が多い
  • 閑散期を狙って飛行機に乗れる
    (※ANAはJALと違い、シーズンによって必要マイルが変わる)

といった場合には、JALカードよりもANAカードの選択がおすすめと言えるでしょう。

ANAカードの詳細やJALマイルとの違いについては、以下のページを参考にしてみてくださいね!
ちなみにJALカードと違い、JCBブランドのANAカードはすべてJCBグループ発行です。

こちらもチェック!
年会費
2,200円
(初年度無料)
基本還元率
2.0%前後~
※有料コース加入、かつマイルを航空券に交換する場合
国際ブランド
VISA
Mastercard
JCB
還元ポイント
ANAマイル
(各社ポイント経由)
発行元
株式会社ジェーシービー
三井住友カード株式会社
申込条件
18歳以上(高校生を除く)
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • 以下の有料コースに別途加入することでマイル還元率が0.5%→1.0%になる
    (※1年間マイル移行が行われなかった場合は追加年会費の請求無し
  • 【JCB】10マイルコース(年5,500円)
  • 【VISA、Masterard】2倍コース(年6,600円)
  • 【JCB限定!2025年1月15日まで】新規入会で最大19,000マイルがもらえる
  • カードの継続で1,000マイルプレゼント
  • ANAのフライトマイル+10%
  • セブン-イレブン、スターバックスなどの特約店でマイル還元率アップ
  • 対象の空港内ショップや機内販売の割引

※特徴が異なるAmexカード(年7,700円~)は別途解説


Google Pay経由のJCBタッチ決済に関するよくある質問と回答

「Google Pay経由のJCBのタッチ決済」のFAQ

ここからは、Google Pay(Android端末)を経由した「JCBのタッチ決済」に関連する、よくある質問にお答えしていきます。

お探しの情報が見当たらない場合にはコメント欄やメールフォームなどからお気軽にご相談ください。

同じAndroid端末でQUICPayとJCBのタッチ決済を使い分けるにはどうすればいいですか?

QUICPayとJCBのタッチ決済は利用者側から見るとそっくりですが、お店側からすると「まったく異なる規格」扱いとなり、必要な対応が変わってきます。

つまりQUICPay・JCBのタッチ決済の両方を利用できる端末の場合、

  • QUICPayを利用したい場合には「QUICPayで」
  • タッチ決済を利用したい場合には「カードで」または「クレジットで」

と申し出る(セルフレジの場合は当該の支払い方法を選択する)ことで、希望の規格が適用されることでしょう。

その他Android端末の場合、JCBタッチ決済を使用する際には「端末のロック解除」が必要になるとのことでした。

QUICPayとJCBのタッチ決済はどちらがお得ですか?

特別な特典が設けられていたり、キャンペーンが行われていたりする場合を除き、還元率はどちらも同じです。

原則としてQUICPayにしろタッチ決済にしろ、ポイント還元時の仕様は通常のカード払い時と変わりありません。

例えばリクルートカード(基本還元率1.2%)なら、
・QUICPay
・JCBのタッチ決済(物理カード・Android共通)
どちらを利用した場合も、1.2%相当のポイントがもらえるというわけです。

通常のタッチ決済とAndroid経由のタッチ決済はどちらがお得ですか?

先述の通り特定のキャンペーン等が行われていない限り、

  • 物理カードを使った「タッチ決済」
  • Android端末を使った「タッチ決済」

どちらを使った場合でも、「通常のカード決済時と同じ還元率」が適用されます。

Android経由のタッチ決済は電車やバス・地下鉄などの改札でも使用できますか?

福岡市営地下鉄など、「JCBのタッチ決済」に対応した交通機関であれば、

  • タッチ決済機能付きの物理JCBカード
  • タッチ決済機能付きのJCBカードを登録したAndroid端末

どちらにおいても、問題なく改札の通過や運賃の支払いが可能です。

こちらもチェック!

JCB以外の国際ブランドはAndroid端末を使ったタッチ決済に対応していますか?

現在Google Payは、

  • Visa
  • Mastercard
  • JCB

の3つの国際ブランドのタッチ決済に対応しています。

逆に言うとアメックスやダイナースカードの「タッチ決済」には、今のところ対応していません(iDやQUICPayなら使えることもありますが)。

また上記ブランドであっても、すべてのカード会社とGoogle Payが提携しているわけではない点には注意が必要です。

デメリット

実際のところVisaやMastercardでも、「ApplePayは利用できるがGoogle Payは不可」というカード会社はかなり多いんですよね…。

参考元:Google Pay公式サイト

Google Pay経由のJCBのタッチ決済についてのまとめ

「Google Pay経由のJCBのタッチ決済」のイメージイラスト
Google Pay経由のJCBのタッチ決済についてのまとめ
  • 2024年9月6日より、Android端末でも「JCBのタッチ決済」を使用可能
  • ただし登録できるのは今のところ「JCBグループ発行のクレジットカード」に限られるので注意
    ┗他社発行のJCBカード(JCBブランドの楽天カード等)も追々登録可能になるとのこと
  • カードの登録にはGoogleウォレット…ではなく「MyJCB」からの手続きが必要

今回のニュースのように、1つの端末で使える支払い方法が増えることは、シンプルに良いことです。

スマホ決済派の方、かつJCBグループ発行のクレジットカードをお持ちの方は、この機会に「MyJCB」を通し、カードを登録してみるのも良いでしょう。

こちらもチェック!
Androidでタッチ決済が可能になったカードの例
リクルートカード(JCB)JCBカードSJAL・JCBカードANA・JCBカード
デザインJAL・JCBカード(普通)のイメージANA・JCBカード(一般的)のイメージ
年会費無料無料実質7,150円
※マイル還元率1.0%達成時
実質7,700円
※マイル還元率1.0%達成時
基本還元率1.2%0.5%2.0%~相当
※マイル還元率1.0%達成時
※1マイル=2円~相当と想定する場合
2.0%~相当
※マイル還元率1.0%達成時
※1マイル=2円~相当と想定する場合
貯まるポイントリクルートポイントOki Dokiポイント
(JCBのポイント)
JALマイルANAマイル
(Oki Dokiポイント経由)
特徴貯めたポイントはAmazonで使えるコメダ珈琲等、20万以上のお店やサービスで優待JALや空港関連の優待ありANAや空港関連の優待あり
詳細
年会費
永年無料
基本還元率
0.5%
JCB ORIGINAL SERIESパートナーでの決済なら最大15.0%相当※
国際ブランド
JCB
還元ポイント
Oki Dokiポイント
発行元
株式会社ジェーシービー
申込条件
18歳以上(高校生を除く)

※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
※2024年8月16日~10月15日で実施しているJCBポイントアップ祭2024も含めた最大還元額

海外旅行保険(利用付帯)
国内旅行保険
ショッピング保険(海外のみ)
不正利用補償
家族カード
ETCカード
JCBタッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典

  • 【2025年3月31日まで】新規入会で最大22,000円相当キャッシュバック
  • 【2024年10月15日まで・JCBポイントアップ祭2024】対象のお店で最大15.0%※相当還元
    KFCマクドナルドの各モバイルオーダー等
  • 【2025年1月15日まで】対象の飲食店 最大10%還元
    ┗スシロー、くら寿司、ガスト、バーミヤン他
  • 国内外20万以上のお店やサービスで割引などの優待あり(JCB カード S 優待 クラブオフ)
  • Amazonでポイント還元率1.5%※
  • スターバックスカードへのチャージでポイント還元率5.0%※
  • 画面割れに対応するJCBのスマートフォン保険(最大30,000円/利用付帯)
  • 最短5分でデジタルカードが発行される「モバイル即時入会サービス」対応
    ※受付時間(9:00AM~8:00PM)を過ぎた場合は、翌日受付扱いとなります。
    ※顔写真付き本人確認書類(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)による本人確認が必要です。

※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
※「モバ即」入会後、カード到着前の利用方法について詳しくは、公式サイトをご確認ください。 


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