【ANAマイル総まとめ】1番お得な使い方&貯め方やおすすめクレジットカードも詳しく解説

ANAをはじめとする飛行機のチケットをお得に手に入れるため、非常に有用なのが「ANAマイル」

ですが最大限お得にマイルを貯める方法や使い方について、疑問を感じている方も多いでしょう。

そこで今回は当サイトに届いたリクエストにお応えする形で、「ANAマイルのお得な貯め方や使い方」を詳しくまとめました。

かんたんメニュー

目次

そもそもANAマイルとは?貯めるとどんな良いことがあるの?

ANAマイルとは、一言で言うと「ANAのポイントサービス」です。

楽天系のポイントは楽天ポイント、docomoのポイントはdポイント、ANAのポイントは「ANAマイル」というわけですね。

ANAマイルの特徴は、やはり必要な分だけ貯めると「ANA等の航空券に交換できる」こと。

つまりマイルがあればほぼ無料※で飛行機に乗れるという意味で、一般的なポイントサービスと一線を画す存在となっています。

※国際線利用時の燃料サーチャージ代などを除く

ANAマイルとJALマイルの違いは何?貯めるならどっちがいい?

ANAマイルの主な貯め方

ここからは、「お得に飛行機に乗れる」ANAマイルの具体的な獲得方法について見ていきましょう。

提案

ANAマイルを貯めるには、事前に「ANAマイレージクラブ」に入会しておく必要があります。
こちらは楽天ポイントにおける会員登録のようなもので、インターネット上ですぐに完了しますのでご安心ください。
ANAカード等を作ることで入会することもできますよ!

ANAやスターアライアンス加盟航空会社の飛行機を利用する

ANAマイルはANAのポイントサービス。

ということでもちろん、ANAの飛行機を利用するとANAマイルを貰うことが可能です。

航空券の購入によって獲得できるマイルは「フライトマイル」と呼ばれており、

  • どの区間を利用するか
    (区間が長いほど獲得量アップ)
  • 割引運賃を利用するか
  • ANAカードを使用するか

等の要素によって、与えられる量が変動します。

またANAの公式サイトによると、フライトマイルは「搭乗の1~2日後」に付与されるとのことでした。

提案

例えば東京→福岡の航空券を「ANA SUPER VALUE 21(早割)」を使って購入するとき、獲得できるフライトマイルは「425」です。
フライトマイルはこちらの公式サイト で計算できますよ!

ANAのサイトを経由して、スターアライアンス加盟航空会社(ブリティッシュエア等)の飛行機を予約することも可能です。
もちろんこの場合にも、フライトマイルを獲得できますよ!

ANAマイルを貯められるクレジットカードを使う

おそらくANAマイルを最も簡単かつ効率的に貯める方法は、「ANAマイルが貯まるクレジットカードを使う」というもの。

その代表的な存在とも言えるのが、「ANAカード」ですね。

ANAカードを始めとする「マイル還元率1.0%」のクレジットカードを使用できれば、ANAと関係のない決済であっても「100円につき1マイル」を貯めることが可能です。

日常の決済方法にこういったカードを選んだなら、「知らないうちに旅行ができるほどマイルが貯まっていた」とうことも珍しくはないでしょう。

提案

ちなみに飛行機の利用ではなく、カードの利用などでマイルを貯める人のことを一般に「陸マイラー」(陸でマイルを貯める人、の意)と呼びます。
対義語は「空マイラ―」ですね。

マイル還元率は一段落ちるものの、年会費無料でANAマイルを貯められるクレジットカードもありますよ!

ANAマイルを貯めやすいクレジットカードについて

コード決済「ANA Pay」を使用する

日常の決済でANAマイルを貯める方法としては、他に「ANA Pay」が挙げられます。

こちらは名前通りANAが提供するスマホ決済サービスのことで、事前に「チャージ(入金)」した料金をコンビニ等で使用できます。

提案

PayPayや楽天ペイのANAバージョン、といったところですね。

こちらのマイル還元率は0.5%と、ANA一般カードの最大還元率(1.0%)には届きませんが、

  • ANA Payとの併用でマイル還元率を平時よりアップできる「ANAワイドゴールドカード」会員以上の方
  • 何らかの理由でクレジットカードを使用できなかったり、抵抗があったりする方

にとっては貴重な決済方法となってくれます。

デメリット

逆に言うとANA一般カードの利用者にとっては、あまり利点がないということでもありますね。

「ANAのふるさと納税」「ANA Mall」といったサービスを活用する

といった、ANAの提供するふるさと納税やインターネットショッピングサイトでは、100円につき1のANAマイルを獲得することができます。

ふるさと納税や日用品を購入する際にこれらのサイトを選択できれば、より効率よくANAマイルを獲得できることでしょう。

デメリット

ただしANAのふるさと納税は、「ふるさとチョイス」等に比べると提携している自治体が少ない印象です。

ソニー銀行やスルガ銀行の「マイル付き」資産運用商品を利用する

限定的ではあるものの、

  • ソニー銀行「ANAマイル付き外貨定期預金」
  • スルガ銀行「マイル付きダイレクト投資信託」

といった資産運用商品を使ってANAのマイルを貯めることも可能です。

提案

この2つの銀行はANAと関係が深いようで、マイルが貯まるデビットカードも発行していますね。

当該銀行の口座をお持ち、かつ外貨預金や投資信託を始めたいという場合には、ややマニアックかもしれませんがこういった商品を使ってみるのも良いでしょう。

デメリット

ただし投資信託は資産が減ってしまうリスクもあるので、一概におすすめすることはできません。

他社ポイント(楽天ポイントなど)から交換する

ANAマイルは、

等の他社ポイントから、交換する形で手に入れることも可能です。

ただし一般的にANAマイルの価値は他社ポイントより高く設定されている点についてはご注意ください。

例えば楽天カードの場合、「2ポイントが1円」、つまりポイントが半減する形でマイルに交換されます。

提案

また他社ポイントをANAマイルに交換する場合には、1ヶ月以上の日数を要する場合があります。
移行に必要な日数などについての詳細は、ANA公式サイト をご確認ください。

ANAマイルの使い道には何がある?最も価値が高いおすすめ交換先とは

ここからは、貯めたマイルの具体的な使い道の候補について見ていきましょう。

おすすめはやはり1マイル=2円相当以上となりうる「航空券への交換」

ANAマイルの使い道として、やはり一番のおすすめは「航空券への交換」です。

というのもANAのマイルは特典航空券(ANAマイルと交換できる航空券)を購入するとき、1マイルあたり2円以上の価値を持つことが珍しくありません。

実際のANAマイルの価値の計算例

2024年5月9日と同月12日の「羽田⇔福岡」便を、「大人一人・普通席・スーパーバリュー料金(45日前までの予約)」の条件で取得する場合、

  • 通常の決済であれば合計41,920円~
  • ANAマイルとの交換であれば15,000マイル~

つまりこの場合、15,000マイルは41,920円の価値を持っており、1マイル当たりの価値は2.79円相当となる。

嬉しい

国際線であれば、1マイルが4円相当以上の価値を持つこともありますよ!

基本的に、ANAマイルは特典航空券と交換するのが最も高価値となりやすいです(もちろん区間や料金設定、シーズン等によって例外はありますが)。

特にこれといった事情がなければ、マイルは航空券に使用するのが良いでしょう。

提案

ちなみにANAマイルがあればANAの飛行機だけではなく、ANAが加盟するスターアライアンス航空連合の飛行機も予約できますよ!
有名どころで言うとブリティッシュ・エア、アシアナ航空、ユナイテッド航空などですね。

国際線の座席のアップグレードに使用する

一定のANAマイルを使用することで、ANAまたはスターアライアンス加盟航空会社の「国際線」座席をアップグレードすることができます。

例えば東京→ニューヨーク区間(片道/ANA)の場合、

  • エコノミー→プレミアムエコノミーなら20,000マイル
  • (プレミアム)エコノミー→ビジネスクラスなら28,000マイル
  • ビジネスクラス→ファーストクラスなら45,000マイル

で座席のクラスを引き上げ可能。

安いコストとは言えませんが、マイルが余っている場合や特別な旅を経験したい場合には、マイルをこのような形で使用するのも良いでしょう。

参考元:ANA公式サイト「アップグレード特典」

国内外のホテルや旅館での宿泊に使用する

ANAのマイルはANA系列、あるいはANAと提携した国内外のホテルの宿泊にも利用できます。

ただしこの場合、1マイルの価値は1円相当に。

マイルを航空券に交換する場合(1マイルあたり2円~)に比べるとマイルの価値が下落するため、「マイルの有効期限が切れそう」といった状況でない限り、あまりおすすめできる方法ではありません。

参考元:ANA公式サイト「ホテル・宿泊」

ANAでお金の代わりに使用できる「ANAスカイコイン」に交換する

ANAマイルは、ANAでお金の代わりに使用できる「ANAスカイコイン」へ交換することも可能。

特典航空券(マイルで購入できる航空券)が売り切れなどの理由でマイルを使用できない場合には、マイルをスカイコインに替え、支払いを行うのも良いでしょう。

ただしANAスカイコインの価値は1コイン=1円相当。

通常レート(1マイル→1コイン)はもちろん、ANAカード優待などを加味した最大レート(1マイル→1.7コイン)が適用されたとしても、実質的にマイルの価値が低下してしまいやすい点は気になるところです。

デメリット

明確にスカイコインへの交換が推奨されるのは、「マイルの有効期限が切れそう」といった場合でしょうか。

参考:ANA公式サイト「ANAスカイコイン>マイルから交換する」

ANA MallやANAのふるさと納税、ANA Payなどに使用する

その他ANAのマイルは、

といったサービスで、チャージや支払いに利用可能です。

…ただしこれらのサービスを利用する場合も、1マイルの価値は1円相当

マイルを「貯めるため」に上記のサービスを利用することは有効ですが、マイルを「使うため」の手段としては、一概におすすめしづらいところです。

デメリット

こちらもマイルの有効期限が切れそうな場合の緊急措置、ということになりそうですね。

楽天ポイント、ピーチポイントなどの他社ポイントに交換する

ANAマイルは楽天ポイント、ピーチポイントといった他社ポイントに交換することができます。

ただしこちらの方法も、1マイル当たりの価値は1円、あるいはそれ未満になってしまいがちなので、あまりおすすめはできません。

デメリット

楽天ポイント→ANAマイルの交換レートは「2:1」なのに、ANAマイル→楽天ポイントの交換レートは「1:1」なんですよね…。

参考元:ANA公式サイト
「提携ポイント」
「ピーチポイント [提携ポイントへの交換]」

参考:その他のANAマイルの使い道

あまりメジャーとは言えませんが、ANAマイルには他にも以下のような用途が存在します。

その他のANAマイルの使い道

マイルが余っている場合や有効期限が切れそうな場合には、貴重な体験や商品にマイルを使ってみるのも良いでしょう。

ここまでの内容をまとめると「マイルは基本的に特典航空券との交換に使うのがベスト、ただし有効期限が切れそうな場合はその限りではない」といったかんじですね。

参考:ANA公式サイト「マイルを使う」

航空券との交換に必要なANAマイルの早見表

マイルの価値が最も高くなりやすいのは、マイルを「特典航空券」(マイルと交換できる航空券)と交換する場合。

ということで、主な路線における「航空券との交換に必要なマイル数」を、一覧の形でまとめてみました。

航空券との交換に必要なマイルの例(往復)
東京⇔大阪
大阪⇔福岡
10,000マイル
(ローシーズン)
12,000マイル
(レギュラーシーズン)
15,000マイル
(ハイシーズン)
※以下同様
東京⇔広島
東京⇔福岡
東京⇔札幌
名古屋⇔福岡
12,000マイル
15,000マイル
18,000マイル
東京⇔沖縄
札幌⇔福岡
14,000マイル
18,000マイル
21,000マイル
日本⇔ソウル12,000マイル
15,000マイル
18,000マイル
※エコノミーの場合、以下同様
日本⇔中国各地
東京⇔台湾
日本⇔マニラ
17,000マイル
20,000マイル
23,000マイル
日本⇔シンガポール
日本⇔バンコク
30,000マイル
35,000マイル
38,000マイル
日本⇔シドニー37,000マイル
45,000マイル
50,000マイル
日本⇔ハワイ35,000マイル
40,000マイル
43,000マイル
日本⇔北米各地40,000マイル
50,000マイル
55,000マイル
日本⇔欧州各地45,000マイル
55,000マイル
60,000マイル

参考元:全日本航空公式サイト
「シーズン・必要マイルチャート(ANA国内線特典航空券)」
「シーズン・必要マイルチャート(ANA国際線特典航空券)」

片道分のチケットのみをマイルで支払うことも可能です。
その場合の必要マイルは、上に挙げた数字の半分です。
ANAのシーズン設定(2024年・国内線の場合)
ローシーズン・1/11~2/29
・4/4~4/24
・12/1~12/25
レギュラーシーズン・3/1~3/7
・5/7~8/1
・8/19~11/30
ハイシーズン・1/1~1/10
・3/8~4/3
・4/25~5/6
・8/2~8/18
・12/26~12/31

参考元:ANA公式サイト
「シーズン・必要マイルチャート」

このようにANAの必要マイル数は、シーズン(繁忙期か閑散期か)によって大きく変動しますのでご注意ください。

マイル還元率1.0%のクレジットカードがあれば、合計200万円の決済で日本⇔台湾を往復できる計算になりますね!
(レギュラーシーズンの場合)

※特典航空券の数は便ごとに定められており、時期や選択した便によっては売り切れが発生する可能性があります。

日常の決済でANAマイルを貯められるクレジットカード7選

ANAマイルを積極的に貯めたいのなら、日常の決済でマイルを貯められるカードを積極的に利用すると良いでしょう。

ということでここからは、無料カードから高額カードに至るまで、「ANAマイルを貯めやすいクレジットカード」をピックアップしまとめました。

予算やフライトの頻度をもとに、あなたに合った1枚を見つけてみてくださいね!

ANAマイルを貯めやすいクレジットカード
ANAカード(一般)JCBカードW楽天カードANAワイドゴールドカードANAダイナースカードMarriott Bonvoy アメックス・プレミアムANA VISAプラチナ プレミアムカード
デザイン
マイル還元率1.0%※0.6%0.5%1.0%1.0%最大1.25%1.5%
年会費7,700円~※無料無料15,400円29,700円49,500円88,000円
国際ブランドVisa
Mastercard
JCB
(Amex)
JCBVisa
Mastercard
JCB
Amex
Visa
Mastercard
JCB
(Amex)
DinersAmexVisa
特徴ANA関連の優待あり無料カードの中で最もANAマイルを貯めやすい楽天ポイント加盟店でポイント二重取り国内空港ラウンジ等のゴールド限定特典海外空港ラウンジも年10回無料年に一回の無料宿泊特典が魅力ANAマイル最高還元&特別優待多数
詳細

※「2倍コース」または「10マイルコース」加入時

効率&コスパよくANAマイルを貯めたいなら「ANA一般カード」がおすすめ

日常の決済で効率よくANAマイルを貯めたいなら、真っ先に申込先候補に挙がるのが「ANAカード」。

ANAカードにはいくつかのグレードがありますが、最も申し込みやすい「一般カード」であっても、各社の有料オプションに加入することでマイル還元率1.0%の達成は可能です。

マイル還元率1.0%を前提とした場合の実質年会費は、
・JCBなら7,700円
・VisaまたはMastercardなら8,800円
・Amexなら14,300円
となっています。

マイルの価値の高さを考えると、基本的には有料オプションに加入し、マイル還元率を引き上げた方が良いでしょう。

有料オプションの損益分岐点やANAカード(一般)の種類といった詳細については、以下の個別ページをご覧ください。

デメリット

一方、有料オプションに加入しない場合のマイル還元率は0.5%と、後述の「JCBカードW」に一歩劣る形となってしまいます。

こちらもチェック!
年会費
2,200円
(初年度無料)
基本還元率
2.0%前後~
※有料コース加入、かつマイルを航空券に交換する場合
国際ブランド
VISA
Mastercard
JCB
還元ポイント
ANAマイル
(各社ポイント経由)
発行元
株式会社ジェーシービー
三井住友カード株式会社
申込条件
18歳以上(高校生を除く)
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • 以下の有料コースに別途加入することでマイル還元率が0.5%→1.0%になる
    (※1年間マイル移行が行われなかった場合は追加年会費の請求無し
  • 【JCB】10マイルコース(年5,500円)
  • 【VISA、Masterard】2倍コース(年6,600円)
  • 【JCB限定!2024年6月末まで】新規入会で最大13,000マイルがもらえる
  • カードの継続で1,000マイルプレゼント
  • ANAのフライトマイル+10%
  • セブン-イレブン、スターバックスなどの特約店でマイル還元率アップ
  • 対象の空港内ショップや機内販売の割引

※特徴が異なるAmexカード(年7,700円~)は別途解説


年会費無料でANAマイルを貯めたいなら「JCBカードW」も選択肢に

JCBカードWは、39歳以下の方のみが申し込める無料クレジットカード。

決済に応じてもらえる「Oki Dokiポイント」はANA(またはJAL)のマイルに交換可能で、すべてのポイントをマイルに交換する場合の実質マイル還元率は0.6%に達します。

無料カードであるにもかかわらず、有料オプションに加入しない場合のANAカード(一般)を上回る数字ですね!

ANAで特別な優待を受けられるわけではありませんが、「年会費を掛けずにマイルを貯めたい」という場合、第一の申し込み先候補となることは確かでしょう。

Oki Dokiポイントの有効期限は2年間。
ギリギリになってANAマイルに交換することで、ANAマイルの有効期限と合わせて実質5年間失効させずにいられる点もポイントです。

年会費
永年無料
基本還元率
1.0%※
国際ブランド
JCB
還元ポイント
Oki Dokiポイント
発行元
株式会社ジェーシービー
申込条件
18歳以上~39歳以下
海外旅行保険(利用付帯)
国内旅行保険
ショッピング保険(海外のみ)
不正利用補償
家族カード
ETCカード
JCBタッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • 【2024年9月30日まで】新規入会で最大15,000円キャッシュバック
  • 39歳以下限定(40歳になっても継続利用可)
  • Amazonでポイント還元率2.0%※
  • スターバックスカードへのチャージでポイント還元率5.5%※
  • 最短5分でデジタルカードが発行される「モバイル即時入会サービス」対応
    (9:00AM-8:00PM申し込み完了時のみ適用/顔写真付き本人確認書類(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)による本人確認が必要です)
  • その他セブンイレブンやローソンなどでポイントアップ
  • 女性向けデザインを選べる「JCB カード W plus L」も選択可能

※最大還元率はポイントをJCB PREMOへのチャージやビックポイント等に交換する場合のもの


楽天カードも年会費無料でANAマイルを貯められる(0.5%)

「年会費無料で高還元率」でおなじみの楽天カード。

楽天ポイントが貯まる…というイメージの強いこのカードですが、楽天ポイントは「2ポイント→1マイル」のレートでANAマイルに交換可能です。

この仕組みを使って貯めたポイントをすべてマイルに交換するなら、年会費無料でマイル還元率0.5%を達成できることでしょう。

  • 楽天市場でポイント優遇(約3.0%還元)
  • 西友、ファミリーマート等の楽天ポイント加盟店で、いつでもポイントを二重取りできる
  • スマホ決済「楽天ペイ」との併用で、いつでも還元率1.5%
    (マイルへの交換を前提とするなら、マイル還元率0.75%)

といった、楽天カードならではの利点にも着目したいところです。

こちらもチェック!
年会費
永年無料
基本還元率
1.0%
国際ブランド
VISA
Mastercard
JCB
Amex
還元ポイント
楽天スーパーポイント
発行元
楽天カード株式会社
申込条件
18歳以上(高校生を除く)

海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済(Amex除く)
ApplePay(Amexを除く)
Google Pay(Amexを除く)
主な特徴と特典
  • 新規入会で最大5,000ポイントプレゼント
  • 楽天ポイントカード機能付き
    (=楽天ポイント加盟店でいつでもポイント二重取り
  • 楽天市場 でポイント還元率+1.0%
    5と0が付く日なら+2.0%(要事前エントリー)
    ※いずれも税抜き価格に対し適用
  • 「楽天ペイ」との併用で最大還元率1.5%

ANAワイドゴールドカードはフライトマイルの積算率アップやラウンジサービスが嬉しい

ANAワイドゴールドカードは、名前から想像できる通りANAのゴールドカードに当たります。

一般カードと比較した際の利点は、

  • 有料オプションに加入せずともマイル還元率1.0%
  • 国内空港ラウンジを無料で使用できる
  • 付帯保険が充実する
    (JCBなら最大1億円、それ以外なら最大5000万円)
  • フライトマイルの積算率が+10%から+25%にアップする

と言ったところでしょうか。

ANA関連や空港関連の特典が拡充されることから、こちらはANAや飛行機を利用する機会が多い方向けの1枚と言えそうです。

もちろんスペックの他、「大手航空会社提携のゴールドカードである」というステータス性も見逃せません!

こちらもチェック!
年会費
15,400円
※VISA、Mastercard、JCBの場合
基本還元率
2.0%前後~
※マイルを航空券に交換する場合
国際ブランド
VISA
Mastercard
JCB
還元ポイント
ANAマイル
(各社ポイント経由)
発行元
三井住友カード株式会社
株式会社ジェーシービー
申込条件
20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • 新規入会または継続で2,000マイルプレゼント
  • ANAのフライトマイル+25%
  • 国内空港ラウンジサービス
  • 対象の免税店 が10%オフ
  • 年間30,000以上の「プレミアムポイント」獲得で「ブロンズサービス」メンバーのステイタスを獲得可能
  • 【JCB限定】航空機遅延補償を含む最大1億円の付帯保険
    ※VISA、Mastercardの場合は最大5000万円、航空機遅延補償なし
  • 【JCB限定】全国20万以上のお店やサービスで優待
  • 【JCB限定】海外空港ラウンジサービス(入室料35US$) 他
  • セブン-イレブン、スターバックスなどの特約店でマイル還元率2倍
  • 対象の空港内ショップや機内販売の割引

一般カードにない特典


ANAダイナースカードは高ステータス+海外空港ラウンジも利用できる

ANAダイナースカードは、「ワイドゴールドカード」共通のANA優待に加え、

  • 海外空港ラウンジサービス(年10回無料)
  • 対象のレストランで2名以上でコース料理を頂くとき、1名分無料
  • 利用可能枠の指定なし
  • ポイントの有効期限なし
    (=マイルに交換する前段階であれば、いつまででもポイントを貯められる)

等の「ダイナースクラブ」限定の特典やサービスが追加されたカードです。

ダイナースということで審査難易度は高いものの、その分ステータス性は抜群。

また海外空港ラウンジサービスを利用できるカードの中では年会費が安い方ということで、意外とコストパフォーマンスの面でも優秀な1枚となっています。

ただしDiners Clubの加盟店数(使えるお店の数)は、VisaやMastercardに比べると少ないです。
特に海外に行く機会があるなら、Visaブランド等のサブカードを用意しておけると良いですね。

年会費
29,700円
基本還元率
2.0%前後~
※マイルを航空券に交換する場合
国際ブランド
Diners Club
還元ポイント
ANAマイル
(Dinersのポイント経由)
発行元
三井住友トラストクラブ株式会社
申込条件
目安として27歳以上
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • 【Diners限定】入会キャンペーンで最大62,000マイル相当プレゼント(2024年9月30日まで)
  • 入会・継続で2,000マイルプレゼント
  • ANAのフライトマイル+25%
  • 【Diners限定】利用可能枠に一律の制限なし
  • 【Diners限定】海外空港ラウンジサービス(年10回無料)
  • 国内空港ラウンジサービス
  • 【Diners限定】対象レストランのコース料理が2名以上のご利用で1名分無料
  • 【Diners限定】ゴルフ場優待などのゴルフ関連優待
  • 年間30,000以上の「プレミアムポイント」獲得で「ブロンズサービス」メンバーのステイタスを獲得可能
  • セブン-イレブン、スターバックスなどの特約店でマイル還元率2倍
  • 対象の空港内ショップや機内販売の割引

Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムはマイル還元率1.25%を達成可能

Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム(正式名称は「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」)は、マリオットグループと提携したクレジットカード。

年会費は49,500円と高額ですが、

  • 100円につき3貯まる「Marriott Bonvoy®ポイント」を、60,000ポイント→20,000マイル単位で交換するとき、ボーナスマイル5,000を付与
    (→ボーナスマイルを前提とした場合のマイル還元率1.25%
  • 年間150万円以上の決済を条件に、国内外の対象のホテルや旅館での「無料宿泊特典 を付与(一泊一室)
  • その他、マリオットグループのホテルで特別優待あり

といった独自の旨味は確かな1枚です。

マイル還元率の高さや無料宿泊特典を加味すると、こちらは旅行好きの方におすすめのメインカード候補だと言えるでしょう。

ただし約5万円の年会費が必要ながら、「海外空港ラウンジサービスやコンシェルジュサービスが付帯しない」という点については注意が必要です。

年会費
49,500円
基本還元率
2.5%~
※マイル換算、かつ1マイル=2円とした場合
国際ブランド
American Express
還元ポイント
Marriott Bonvoyポイント
発行元
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc
申込条件
明文化された条件なし
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • 入会特典で最大30,000 Marriott Bonvoyポイントがもらえる
  • 年150万円以上の決済で無料宿泊をプレゼント
    (一泊二日・原則2名まで/50,000ポイント相当まで
  • Marriott Bonvoy「ゴールドエリート」会員資格が適用される
    ┗さらに年間決済額400万円~の達成で、無料朝食などが適用される「プラチナエリート」会員資格を獲得可能
  • ザ・リッツ・カールトンまたはセントレジスでの連泊で、レストランやスパ等で使える100$分のプロパティクレジットを獲得できる
  • 国内空港ラウンジサービス
  • 最大3万円のスマートフォン保険

※海外ラウンジサービス・コンシェルジュサービスなし


ANA VISAプラチナ プレミアムカードはマイル還元率1.5%を達成できるが年会費88,000円

ANAカードの中でも最高グレードに位置するのが「プレミアムカード」(プラチナカード)。

中でも「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」は特別な招待が不要ながら、

  • 圧巻のマイル還元率1.5%
  • 国内&海外空港ラウンジに加え、ANAのラウンジも使用可能
  • 毎年10,000マイル付与
  • フライトマイル+50%
    (※ゴールドカードは+25%)
  • その他コンシェルジュサービス等のプラチナ特典

と、他カードを圧倒するサービスを誇ります。

年会費が年会費(88,000円!)なので皆さんにおすすめ!…とは決して言えませんが、ANAやクレジットカードを利用する機会が多いほど、リターンの多い1枚であることは確かでしょう。

Visaブランドのおかげで、日本のみならず海外でも利用しやすいという点もポイントです!

年会費
88,000円
マイル還元率
1.5%
※VポイントをANAマイルに交換する場合
国際ブランド
VISA
還元ポイント
Vポイント
(→ANAマイル)
発行元
三井住友カード株式会社
申込条件
20歳以上で安定継続収入がある
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • 入会、継続で毎年10,000マイルプレゼント
  • ANAのフライトマイル+50%
  • 海外空港ラウンジサービス
    (プライオリティ・パス/プレステージ会員)
  • 国内の「ANAラウンジ」を使用可能
    ※ANA SUITE LOUNGEは対象外
  • ANA航空券や機内販売のマイル還元率3.5%
  • 国内空港ラウンジサービス(同伴者1名も無料)
  • コンシェルジュサービス
  • 対象のレストランで2名以上でコース料理を頂く場合、1名様分無料
  • Visaプラチナのホテル優待
  • 空港内免税店やANAの機内販売が10%オフ
  • ANA系列のホテル優待等

:プラチナ限定特典


ANAマイルの有効期限とそれが切れそうな場合の対応について

ANAマイルを貯める上で気になるのが、その有効期限。

ここからはANAマイルが失効してしまう条件や、それを回避する方法について解説します。

ANAマイルの有効期限は原則として36ヶ月(3年間)

ANAマイルの有効期限は原則として「積算月の36カ月後の月末まで」、つまり実質3年間です。

マイルの価値を考えるとANAマイルは可能な限り、有効期限が切れる前に「特典航空券との交換」できると理想的ですね。

ただしこの有効期限には、

  • キャンペーン等によって適用されることのある期間限定マイル
  • マイルが失効しなくなるANA「ダイヤモンドサービス」メンバー
    (※入会条件はかなり厳しい)

といった例外も存在します。

参考元:ANA公式サイト

ANAの特典航空券は最長355日前から予約できる

ANAの特典航空券(マイルを使って交換できる航空券)は、以下の期間から予約が可能です。

ANAの特典航空券の予約開始時期
国内線1月下旬頃
(3月の最終日曜日~10月の最終日曜日の直前の土曜日の搭乗分)
8月下旬頃
(10月の最終日曜日~翌年3月の最終日曜日の直前の土曜日の搭乗分)

※プレミアムメンバー、ANAカード会員、ANAマイレージクラブ モバイルプラス会員はより早い段階で先行予約が可能
と言っても1,2日
国際線復路搭乗日の355日前の午前9時

参考元:ANA公式サイト
「【国内線・マイレージ】ANA国内線特典航空券の予約開始日時と予約期間を教えてください。」
「【国際線・マイレージ】ANA国際線特典航空券の予約・購入は何日前から可能ですか。また、受付期限はいつまでですか。」

「マイルの有効期限が切れそうだけれど、今すぐ飛行機を利用する予定はない」という場合には、先々の旅行等のために、マイルを使ってみるのも良いでしょう。

特に国際線であれば、約1年先の便まで予約が可能です。

価値は落ちるが「ANAスカイコイン」への交換で実質的な有効期限の延長は可能

ANAマイルをANAで使える電子クーポン(実質ほぼ電子マネー)、「ANAスカイコイン」に交換したなら、そのコインを「交換月より12カ月目の末日」まで保有することができます。

ただしANAスカイコインは1コイン1円相当。

またANAマイルからの交換レートは「1マイル→1コイン」、ANAカード優待などを最大限駆使しても「1マイル→1.7コイン」ですので、航空券に交換する場合に比べると、マイルの価値は低下しやすくなります。

ANAスカイコインは航空券の購入や、ツアー料金の支払いに使用できますよ!

参考:ANA公式サイト「ANAスカイコイン>マイルから交換する」

飛行機を利用する機会がないならネット決済や他社ポイントへの交換も視野に

ANAの航空券も、ANAのスカイコインも利用する見込みがない場合には、ANAのマイルを

等に使用するのも良いでしょう。

ただしあまりに多くのマイルが残ってしまっている場合には、メインカードを「マイルが貯まらないカードにする」等の対応を取った方が良いかもしれません。

デメリット

マイルを航空券に交換できないと、「価値の高いマイルを貯められる」というANAカード等のアドバンテージが無くなってしまいますからね…。

「ANAマイルの有効期限の延長」は終了済みなので注意

ANAは2023年2月28日~2024年2月29日までに有効期限を迎える「ANAマイル」「ANAスカイコイン」の有効期限を延長させるキャンペーン を実施していました。

ただしこちらは2024年2月29日の登録分をもって終了済み

よって現在、ANAマイルの有効期限を直接的に延長する方法は無いというのが実際のところです。

2024年2月末までに有効期限を迎えたマイル・ANA SKYコインについては
参加登録いただいていれば、有効期限を【2024年3月31日】まで延長しております。
なお、来年度以降は有効期限の延長措置はございません。

引用元:ANA公式サイト

ANAマイルとJALマイルの違いは何?貯めるならどっちがいい?

ANAマイルと同じく、

  • 航空券に交換する場合、1マイルあたりの価値が2円~になりうる
  • 有効期限は原則として36ヶ月

といった特徴を持つのがJAL(日本航空)のマイルです。

ということでそれぞれのマイルの特徴を、簡単にまとめると以下のようになりました。

2社のマイルの違い
ANAマイル・世界最大の航空連合に所属しているため、海外のエアラインでもマイルを使用しやすい
(=国際線の乗り継ぎ等でもマイルを使用しやすい)
・繁忙期か閑散期かによって、航空券との交換に必要なマイル数が変動する
・JALが就航していない路線に就航している場合がある
JALマイル・繁忙期でも航空券の交換に必要なマイルが一定
20代専用カードや学生向けカードの特典が非常に充実している
・ANAが就航していない路線に就航している場合がある

大前提として「ANAしか就航していない路線」「JALしか就航していない路線」はどちらも存在します。

そのため国内線・国際線を問わず利用したい路線が決まっているのなら、事前に「どの航空会社を使用できるか」を確認しておくことは必須と言えるでしょう。

そしてそれでも「ANAでもJALでも問題なさそう」ということになったなら、

  • 海外のエアラインを多く利用する可能性があるなら「ANAマイル」
  • 閑散期を狙って飛行機を利用できるなら「ANAマイル」
  • 学生または20代なら、JALカードで特別な優待を受けられる「JALマイル」
  • 年末年始などのハイシーズンにマイルを使いたいなら「JALマイル」

のがおすすめと言えそうです。

デメリット

ちなみにわたしはJALカードユーザーなのですが、ウィーンから帰国するとき、JALが加盟しているワンワールド系の航空会社が就航していなくて涙目になったことがあります……。
(結局何の関係もないチャイナエアラインで帰った

ANAマイルに関するよくある質問と回答

ここからは、ANAマイルに関連するよくある質問にお答えしていきます。

お探しの情報が見当たらない場合にはコメント欄やメールフォームなどからお気軽にご相談ください。

ANAマイルが少し足りないとき、購入することなどはできますか?

残念ながらANAでは、マイルを直接購入することができません。

ただし「Marriott Bonvoy®ポイントを購入し、ANAマイルに交換する」といったように、間接的にマイルを購入することは可能です。

ちなみにMarriott Bonvoy®ポイントは通常「1,000ポイントを12.5USD」で購入可能とのこと。

ANAマイルとの交換レートは3:1ですので、「333マイルを12.5USD(この記事を書いている現在で言うと1,866円)」で手に入れられるわけですね。

参考:Marriott Bonvoy公式サイト「ポイントの購入」

ANAの特典航空券はいつから予約できますか?

国内線・国際線のどちらを利用するかによって、以下のように変動します。

ANAの特典航空券の予約開始時期
国内線1月下旬頃
(3月の最終日曜日~10月の最終日曜日の直前の土曜日の搭乗分)
8月下旬頃
(10月の最終日曜日~翌年3月の最終日曜日の直前の土曜日の搭乗分)

※プレミアムメンバー、ANAカード会員、ANAマイレージクラブ モバイルプラス会員はより早い段階で先行予約が可能
と言っても1,2日
国際線復路搭乗日の355日前の午前9時

参考元:ANA公式サイト
「【国内線・マイレージ】ANA国内線特典航空券の予約開始日時と予約期間を教えてください。」
「【国際線・マイレージ】ANA国際線特典航空券の予約・購入は何日前から可能ですか。また、受付期限はいつまでですか。」

繁忙期にANAを利用したい場合には、売り切れを防ぐためにもできる限り早い段階で予約を済ませたいところです。

ANAマイルとANAスカイコインの違いは何ですか?

ANAスカイコインとは、ANAで使える電子マネーのようなもの。

貯めたスカイコインは、ANAにてお金と同じように使用することができます。

そのため特典航空券が売り切れだった場合の航空券の代金やや燃油サーチャージ代、その他ANAのツアー料金の支払いなどにも、ANAスカイコインを充てることができるでしょう。

ただしこのANAスカイコインの価値は、1コイン(1ポイント)あたり1円ピッタリ。

1マイルあたり2円相当以上の価値を持つマイルをわざわざANAスカイコインに交換するべきは、

  • マイルの有効期限が切れそう
  • どうしても当該のお支払いに関する負担を減らしたい

といった状況に限られるかもしれません。

デメリット

使い道がやや限定的な代わりに価値が高いのが「ANAマイル」、ANAでの汎用性が高い代わりに価値が落ちるのが「ANAスカイコイン」と言ったところでしょうか。

提案

ちなみにANAスカイコインの有効期限は、「交換月より12カ月目の末日」です。

世界一周に必要なANAマイルはどれくらいですか?

ANAが加盟している「スターアライアンス」航空連合は、世界一周プランを提案しています。

例:東京→ニューヨーク→フランクフルト→シンガポール→東京

とは言え必要なマイルは旅程によって大きく異なる上、それらを計算するための情報も見つけられず…。

「世界一周の旅」を組みたい場合には、ある程度の旅程を決めた上で、直接ANAに電話して必要マイルを尋ねてみるのが良さそうですね。

提案

ルートは東回り、西回りのどちらかを選択できますよ!

参考元:ANA公式サイト「スター アライアンス世界一周」

ANAマイルはソラシドエアで使用できますか?

ソラシドエアはスターアライアンス加盟航空会社でもありませんし、ANA(マイル)と特別な提携を結んでいるわけでもありません。

ということで、現在ソラシドエアでANAマイルを使用することはできませんが…。

「ANA便名で予約した、ソラシドエアとのコードシェア便」であれば、ANAマイルを獲得することが可能です。

提案

この仕様はAIRDOやスターフライヤーなどのコードシェア便を利用する場合も同様です。

※ソラシドエア等の便名で予約したコードシェア便は、ANAのフライトマイルの還元対象外となります。

参考元:ANA公式サイト

乗り継ぎが発生する場合、ANAマイルの仕様はどうなりますか?

国内線、国際線ともにマイルを使用した「乗り継ぎを含む特典航空券」の購入が可能です。

旅程に応じた必要なマイル数は、ANA公式サイト「特典航空券予約」 から検索可能です(要ログイン)。

提案

国際線を利用する場合、日本国内での乗り継ぎ(福岡→羽田など)には追加のマイルが発生しませんよ!

乗り換え
日本国内で往路・復路各2回まで可能です。さらに、日本以外で往路・復路各2回まで可能です。

引用元:ANA公式サイト

ANAマイルが貯まるデビットカードはありますか?

  • ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード
    (要・スルガ銀行の口座とそれを使った支払い)
  • ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET
    (要・ソニー銀行の口座とそれを使った支払い)

といった、「ANAマイルが貯まるデビットカード」は存在します。

ただし、

  • 支払いに使用できる金融機関の口座が非常に限られる
  • ANAカード等に比べるとマイル還元率が低い
    (スルガ銀行は実質最大0.4%、ソニー銀行は0.5%)

といった理由から、クレジットカードを使えない(または使いたくない)事情がない限りは、選択肢に入りづらいところです。

提案

デビットであれば「楽天銀行デビットカード」(要・楽天銀行口座)を使い、貯めた楽天ポイントを「ANAマイル」に交換するという手もありますね。
この場合の実質マイル還元率は0.5%です。

こちらもチェック!

ANAマイルを現金化することはできますか?

航空券などへの交換を想定する場合よりも1マイル当たりの価値が大きく低下してしまうため、おすすめはできませんが……。

ANAマイルを他社のポイント(楽天ポイント)などに交換し、ギフトカードなどを購入、それを買い取ってもらうというルートが無いわけではありません。

ANAマイルを家族と合算することはできますか?

家族間でのANAマイルの合算は、「ANAカード」のみ可能です。

ANAカードをお持ちでない方(楽天カードの会員など)が貯めたマイルを、家族間で合算することはできません。

ちなみにここで言う家族の定義は、「生計を同一にし、同居する配偶者・同性パートナーおよび一親等以内の家族」となっています。

詳細・参考元:ANA公式サイト「ANAカードファミリーマイル」

ANAマイルのお得な貯め方・使い方についてのまとめ

ANAマイルについてのまとめ
  • ANAマイルとはANAのポイントサービスのこと。
    「ANAマイレージクラブ」に入会することで獲得できるようになる
  • ANAマイルの使い道はさまざまながら、基本的には「特典航空券と交換するのが1番お得
  • ANAマイルを積極的に貯めるためには、「マイルが貯まるクレジットカードを重用する」「ANA系のサービスを積極的に利用する」のがおすすめ
  • マイルの有効期限(3年間)が切れそうな場合には、航空券以外の用途にマイルを使用するのもアリか

使い道が限定されやすい部分はあるものの、航空券へ交換する場合であれば非常に高い価値を持ちうる「ANAマイル」。

国内線・国際線を問わず定期的に飛行機を利用する機会があるのなら、ぜひ積極的にマイルを貯め、交通費の負担を減らしていきたいところです。

こちらもチェック!
年会費
2,200円
(初年度無料)
基本還元率
2.0%前後~
※有料コース加入、かつマイルを航空券に交換する場合
国際ブランド
VISA
Mastercard
JCB
還元ポイント
ANAマイル
(各社ポイント経由)
発行元
株式会社ジェーシービー
三井住友カード株式会社
申込条件
18歳以上(高校生を除く)
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
不正利用補償
家族カード
ETCカード
タッチ決済
ApplePay
Google Pay
主な特徴と特典
  • 以下の有料コースに別途加入することでマイル還元率が0.5%→1.0%になる
    (※1年間マイル移行が行われなかった場合は追加年会費の請求無し
  • 【JCB】10マイルコース(年5,500円)
  • 【VISA、Masterard】2倍コース(年6,600円)
  • 【JCB限定!2024年6月末まで】新規入会で最大13,000マイルがもらえる
  • カードの継続で1,000マイルプレゼント
  • ANAのフライトマイル+10%
  • セブン-イレブン、スターバックスなどの特約店でマイル還元率アップ
  • 対象の空港内ショップや機内販売の割引

※特徴が異なるAmexカード(年7,700円~)は別途解説


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