2024年10月29日により、
- Osaka Metro
- 近畿日本鉄道
- 阪急電鉄
- 阪神電車
の4社にて、「クレジットカードのタッチ決済」による改札の通過&運賃の支払いが可能となりました。
今回はこのニュースを受け、
- そもそもクレジットカードを使い、どのように電車や地下鉄を利用するのか
- ICOCA等の支払い方法と比べたメリット・デメリット
を中心に、できるだけ分かりやすくまとめてみました。
目次
「クレジットカードのタッチ決済」で電車や地下鉄を利用する…ってどういうこと?
クレジットカードのタッチ決済とは、カードを「かざすだけ」で決済ができる機能を言います。
そしてこのたび、大阪メトロをはじめとする関西エリアの地下鉄や電車では、クレジットカードのタッチ決済に対応した改札機が導入されたわけですね。
これにより、読み取り部分に「タッチ決済機能付きのクレジットカード」をかざすだけで、
- 改札の通過
- 運賃の支払い
が可能となっています。
要するにこれまでのICOCAやPiTaPaを、クレジットカードに置き換え可能になったというわけです。
「ICOCA」と比較したクレジットカードのタッチ決済のメリット
ここからは従来の改札の通過方法(主にICOCA)と比較した場合の、「クレジットカードのタッチ決済」の利点について解説していきます。
メリットはやはり「チャージの必要がない」こと
クレジットカードのタッチ決済を使って運賃を支払う利点は、何と言っても「チャージが不要」な点でしょう。
クレジットカードの支払いは「後払い」。
例えば楽天カードであれば、毎月1日~末日までにカードを使った分の引き落としが、翌月27日に行われます。
もちろん各地下鉄や電車を利用した分の運賃もこれに含まれるため、従来のICOCA等のように、チャージ残高を気にする必要がありません。
通常のクレジットカード決済と同じようにマイルやポイントを貯められる
クレジットカードのタッチ決済には、通常のお買い物と同様のポイント還元が適用されます。
そのため高還元率なクレジットカードを使用すれば、それだけお得に運賃を支払えると言えるでしょう。
ちなみに一般に高還元率とされるのは、ポイント還元率が1.0%以上のクレジットカードです。
→関西の電車や地下鉄で使えるタッチ決済付きおすすめクレジットカード5選
発行元のカード会社などによっては「スマホのタッチ決済」でも改札を通過可能
利用するクレジットカードによっては、
- ApplePay
※Visa・JCB・Amex(とMastercard) - Google Pay
※Visa・JCB(とMastercard)
にカードを登録し、「スマホのタッチ決済」を行うことも可能です。
この場合は「スマートフォンをかざすだけ」でカード決済を行い、運賃を支払うことができるでしょう。
ただしGoogle Payに対応していないカード会社は多いため、Android系の端末を使って「スマホのタッチ決済」を行いたい場合には注意が必要です。
メジャーどころだと、
・株式会社ジェーシービー発行カード
(リクルートカードJCBやJALカードを含む)
・楽天カード
は、ApplePay・Google Payの両方に対応していますね。
※ApplePayであれば、ほとんどのクレジットカードにて利用可能です。
タッチ決済で改札を通過するデメリットと注意点
ここからは、従来のICOCA等と比べた「クレジットカードのタッチ決済」のデメリットについて解説していきます。
2024年現在「Mastercard」ブランドのカードは使用不可
▲運賃の支払いに利用できない、Mastercardブランドの楽天カード
(Visa・JCB・Amexブランドなら使用可)
今回出たニュースによると、しばらくMastercardブランドのクレジットカードは運賃の支払いに使用できないとのこと。
そのため「Amazon Mastercard」他、Mastercardブランドのクレジットカードはタッチ決済の機能が付いているとしても、改札を通過することができません。
タッチ決済による公共交通機関乗車サービスは、2024年10月より順次Mastercardブランドの導入を行うことを公表 していますが…。
将来のことはさておき、「少なくとも今現在は」Mastercardのカードを使用できない点に注意が必要です。
各私鉄の改札で使用できるのは、
- Visa
- JCB
- American Express
- Diners Club
- Discover
- 銀聯
の6ブランドです。
日本で発行されているカードに関しては「Mastercard以外」であれば、利用できると考えて良いでしょう。
「ICOCAポイント還元サービス」等のお得な特典が適用されない
クレジットカードのタッチ決済を利用しても、対象交通機関とICOCAを重用した場合の特典、具体的に言うと
- ICOCA乗車回数ポイントサービス
(大阪メトロ/大阪シティバス) - 近鉄ICOCAポイント還元サービス
- 阪急電車ポイント還元サービス
- 阪神電車ポイント還元サービス
が適用されません。
各サービスによるポイント優待を受けられるのは、「1ヶ月間に対象路線の同一運賃区間を11回以上乗車」した方(定期券区間を除く)。
該当する場合には、従来のICOCAを使用した方が良いでしょう。
ポイントサービスの詳細については、各交通機関の公式サイトをご確認ください。
駅によってはタッチ決済の利用に係員への申し出が必要(順次改善予定)
今回のプレスリリースによると、「タッチ決済」が使えるすべての駅に、タッチ決済対応の自動改札機が備え付けられたわけではない模様。
おそらく順次改善はされるものの、場所によっては、
- 係員さんにタッチ決済を利用したい旨を伝え、備え付けのカードリーダーにかざす
という対応が必要となるようです。
これ自体はさほど手間ではないものの、混雑しているときや、急いでいるときには使い勝手が悪いかもしれません。
▲これはわたしが実際に利用した、福岡市地下鉄の写真。
駅員さんに「タッチ決済を使いたいのですが~」と伝えて、カードをかざす形で運賃を支払えました。
駅によって仕様が違う、というのもやや分かりづらいところです。
定期券のサービスは利用できない
クレジットカードのタッチ決済そのものに、定期券の機能を付けることはできません。
基本的にタッチ決済は、各路線を「都度利用」する方向けと言えます。
子供料金や複数人料金の支払いはできない
各路線の「タッチ決済」は、子供料金や複数人料金の支払いには対応していません。
子供はクレジットカードを持てないので当然と言えば当然ですが、「大人一人」以外の料金を支払う機会がある場合には注意が必要です。
結局「ICOCA等よりもクレジットカードのタッチ決済を使うべき」はどんな人?
これまでの内容を元に、「交通系ICカードよりもクレジットカードのタッチ決済が向いている人」をまとめると、以下のようになります。
- ICOCAやPiTaPaの定期券を利用していない
- ICOCAのチャージが面倒
- いつものクレジットカードを使って、いつものポイントやマイルを貯めたい
基本的にクレジットカードのタッチ決済は、「たまに利用する交通機関や路線」で利用するのがおすすめと言えそうです。
そもそもこのサービスの導入も、大阪万博を見据えて(=居住者よりは旅行者など向け)ということですしね。
その他、よく利用する駅が「タッチ決済をストレスなく済ませられる、自動改札機を導入済みかどうか」も重要となりそうですね。
電車や地下鉄を利用する機会の多い方は、「ICOCAをいかにお得に利用するか」が重要となってきます。
チャージ方法については以下のページも参考にしてみてください。
関西の電車や地下鉄で使えるタッチ決済付きおすすめクレジットカード7選
ここからは関西の電車や地下鉄で使える「タッチ決済機能付きクレジットカード」をお持ちでない方に向け、おすすめの申込先候補を紹介していきます。
P-oneカード<Standard>は運賃のお支払い含め毎月の請求が自動で1.0%オフ
P-oneカード<Standard>は、ポイントが貯まらない代わりに毎月の請求額が自動で1.0%オフとなるクレジットカード。
この1.0%オフは、もちろん各私鉄での運賃支払いにも適用されます。
この特徴からP-oneカード<Standard>は、
- ポイントの管理や交換が面倒
- ポイントを持て余してしまいそう
という方に打ってつけの1枚と言えるでしょう。
例えば当月の請求額が50,000円なら、自動1%オフのおかげで実際の引き落とし額は49,500円となります。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
還元ポイント | なし ※自動1%オフ |
発行元 | ポケットカード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上 ※高校生は卒業年度の1月より申込み可 |
- 新規入会で最大15,000円相当還元!
┗詳細は公式サイト 参照
リクルートカードは年会費無料で1.2%の高還元率
リクルートカードは年会費無料、かつ1.2%の高還元率が魅力的なクレジットカード。
以前までは還元される「リクルートポイント」の使い道にやや難もあったのですが、2024年3月からは貯めたポイントを1円単位で、Amazonにて使用可能となっています。
その特性から、
- 年会費無料でハイスペックなカードが欲しい
- Amazonを利用する機会がある
という方にとっては、非常に有力な申込先候補となってくれることでしょう。
タッチ決済を利用するためには、JCBブランドのリクルートカードを選択する必要がありますのでお気を付けください。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.2% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
還元ポイント | リクルートポイント |
発行元 | 株式会社ジェーシービー(JCB) 三菱UFJニコス株式会社(VISA、Mastercard) |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
- 【JCB限定】新規入会で6,000ポイントプレゼント
- モバイルSuicaへのチャージでもポイント還元
(月3万円まで/1.2%還元はVISA、Mastercardのみ)
- 「タッチ決済」対応は現在JCBブランドのみ
楽天カードは年会費無料で高還元率なクレジットカードの大定番
楽天カードは言わずと知れた、年会費無料で高還元率(1.0%)なクレジットカード。
- 楽天ポイント加盟店でポイントアップ
(楽天市場、ファミリーマート、西友、apollostationなど) - 貯めたポイントを楽天系のサービスや、楽天ポイント加盟店で簡単に使える
といった点に魅力を感じるなら、ぜひチェックしたい1枚と言えるでしょう。
ポイントを1円単位で使用できることから、中途半端に貯まったポイントが無駄にならない点も嬉しい要素です。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB Amex |
還元ポイント | 楽天スーパーポイント |
発行元 | 楽天カード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
- 新規入会で最大5,000ポイントプレゼント
- 楽天ポイントカード機能付き
(=楽天ポイント加盟店でいつでもポイント二重取り) - 楽天市場 でポイント還元率+1.0%
5と0が付く日なら+2.0%(要事前エントリー)
※いずれも税抜き価格に対し適用 - 「楽天ペイ」との併用で最大還元率1.5%
PayPayカードは毎日電車や地下鉄を利用する方ほどお得な可能性アリ
PayPayカードもまた「年会費無料で高還元率」なクレジットカードの1つ。
このカードの特徴は、
- SMART ICOCAやモバイルICOCA、ファミペイ等へのチャージでも通常通りポイントが貯まる
- 後掲の条件を達成することで、基本還元率が1.5%にアップする
点にあります。
- PayPayの名前が付くサービス(PayPay、PayPayカード)を1ヶ月に合計10万円以上利用する
- PayPayの名前が付くサービスを、1ヶ月に30回以上利用する
(※200円以上の決済のみカウント)
その特徴からキャッシュレス決済を利用する機会が多い方、あるいは各種電子マネーへお得にチャージしたい方に、利点の多い1枚と言えるでしょう。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
還元ポイント | PayPayポイント |
発行元 | PayPayカード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
- 「PayPay」の名前が付くサービスを月10万円以上、30回以上利用すると翌月の基本還元率が1.5%に
- ソフトバンクの携帯料金支払いで還元率+1.5%
(ワイモバイルは+1.0%) - ファミペイやモバイルSuica等へのチャージでもポイント還元
※ファミペイへチャージできるのはJCBブランドのみ
PayPayへのチャージはポイント還元の対象外
JALカードは有料だが還元率の高さ(実質2.0%~)を重視したい方におすすめ
JALカードは、たまにでも飛行機を利用する機会があるならぜひチェックしたいクレジットカード。
というのもJALマイルは航空券との交換を前提とする場合、1マイルあたり2円以上の価値を有することが珍しくありません。
つまりマイル還元率1.0%のJALカードであれば、普段のお買い物はもちろん、各私鉄の運賃支払いにおいても2.0%~相当の還元率を達成できることでしょう。
ただしその代償に、マイル還元率1.0%の達成には最低でも7,150円(初年度のみ4,950円)の年会費が発生する点には注意が必要です。
わたしのメインカードもJALカードです!
年会費 | 7,150円 ※マイル還元率1%達成時 | 基本還元率 | 2.0%前後~ ※マイルを航空券に交換する場合 |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB Amex |
還元ポイント | JALマイル |
発行元 | 三菱UFJニコス株式会社 他 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
- 【2024年10月31日まで】新規入会で最大2,500マイルを獲得できる
- 本来の年会費は2,200円(初年度無料)だが、マイル還元率1.0%の達成には「ショッピングマイル・プレミアム(年4,950円)」への加入が必要
- カード継続後の初回搭乗で1,000マイルプレゼント
- JALのフライトマイル+10%
- ファミリーマート、スターバックス、ENEOS、マツモトキヨシなどの特約店でマイル還元率2倍
- 対象の空港内ショップや機内販売の割引
- パッケージツアーやホテルニッコー & JALシティの割引・優待
三井住友カード(NL)はセブン-イレブンやローソンをよく利用するなら必見
※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
「タッチ決済」というと名前が挙がりやすいのが「三井住友カード(NL)」。
こちらは「スマホのタッチ決済」(ApplePayまたはGoogle Payにカードを登録して使うタッチ決済)を利用する場合、
- セブン-イレブン
- ローソン
- その他多くの飲食店やコンビニエンスストア等
にて7.0%相当ものポイント還元を受けられます。
最大7%還元の対象店舗
コンビニエンスストア
- セイコーマート
- セブン‐イレブン
- ポプラ
- ミニストップ
- ローソン
飲食店・カフェ
- マクドナルド
- モスバーガー
- ケンタッキーフライドチキン【2024年11月~】
- サイゼリヤ
- ガスト
- バーミヤン
- しゃぶ葉
- ジョナサン
- 夢庵
- その他すかいらーくグループ飲食店※
- ドトールコーヒーショップ
- エクセルシオール カフェ
- かっぱ寿司
※ステーキガスト、から好し、むさしの森珈琲、藍屋、グラッチェガーデンズ、魚屋路、chawan、La Ohana、とんから亭、ゆめあん食堂、桃菜、八郎そば、三〇三も対象です。
この特徴から「セブン-イレブン」等を利用する機会があるのなら、チェックして損のないカードと言えるでしょう。
ただし、
- 基本のポイント還元率(電車で使用する場合を含む)は0.5%と低め
- セブン-イレブンとローソンに関しては、三菱UFJカード(最大15%還元)の方がお得となる場合がある
という点については注意が必要です。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 0.5% |
国際ブランド | Visa Mastercard |
還元ポイント | Vポイント |
発行元 | 三井住友カード株式会社 |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
- 【2025年2月2日まで】新規入会で合計最大5,000円相当プレゼント
┗SBI証券の口座開設と利用でさらに最大16,600円相当プレゼント - 対象のコンビニや飲食店で「スマホのタッチ決済」時、最大7%還元※
┗セブン-イレブンなら最大10%還元! - 「選べるお店」や「ポイントUPモール」、UFJで還元率アップ
- SBI証券での「クレカ積立」にて最大0.5%付与
(2024年11月買付分~年間決済額10万円以上の場合/初年度除く) - 最短10秒でデジタルカードが発行される「モバイル即時入会サービス」対応
※即時発行ができない場合があります。 - 【学生限定】対象のサブスクサービスなどで最大10%還元
※特典付与には条件・上限があります。詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。
- Androidユーザーの方はVisaブランドをお選びください。Mastercardブランドのカードは、Google Payに対応していません。
※ApplePayであればVisa・Mastercardともに使用可能です。
※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
S STACIAカードは阪神・阪急の百貨店をよく利用する方向けか
S STACIAカードは阪急・阪神百貨店をはじめとする、以下のお店で優待を受けられるクレジットカードです。
お支払い場所・サービス | Sポイント還元 |
阪急百貨店 阪神百貨店 | 税抜き価格に対し3.0% (食品、レストラン等は1.0%) |
グランフロント大阪ショップ&レストラン | 約4.0%相当 (110円ごとに1ポイント+200円ごとに6ポイント) |
阪急三番街、阪急西宮ガーデンズ等 | 約3.0%相当 (110円ごとに1ポイント+200円ごとに4ポイント) |
和食さと エディオン | 約1.5%相当 (税抜き価格に対し0.5%+税込み価格に対し1.0%) |
※その他のサービスについては公式サイト 参照
基本還元率も1.0%と高いので、Sポイント加盟店(主に阪急阪神グループの施設)を利用する機会が多いなら、有力な支払い方法となってくれるでしょう。
S STACIAカードの詳細や、その他のSTACIAカード(阪神・阪急提携カード)との比較については以下のページをご覧ください。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Visa |
還元ポイント | Sポイント |
発行元 | 三井住友カード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
※ただし海外での決済またはリボ払い・3回以上の分割払いのみが対象
- Sポイントカード機能付き
- 阪神・阪急の百貨店やショッピングセンター等で最大約4.0%還元
- PiTaPa機能は付かないが、追加カードとして発行可能
- 対象の宿泊施設やレジャー施設、ツアー旅行などで優待あり
大阪メトロ・近鉄・阪急・阪神で使える「クレカのタッチ決済」FAQ
ここからは、大阪メトロや近鉄、阪急・阪神の地下鉄や電車で使える「クレジットカードのタッチ決済」に関連するよくある質問にお答えしていきます。
タッチ決済は別の鉄道会社に乗り継ぎする場合も使用できますか?
阪神電気鉄道の発表によると、乗り継ぎ先もタッチ決済に対応しているのであれば、複数社にまたがる乗車も可能とのことです。
ただし降りる駅の情報が分からないという場合には、従来の支払い方法(ICOCA等)を使用するのが無難かもしれません。
タッチ決済に対応した他社線への乗越しも可能です(一部の駅のみ対応している路線もあります。)。
引用元:阪神電気鉄道株式会社プレスリリース
JR西日本の改札ではタッチ決済を利用できないのでしょうか?
公式情報が一切ないので、少なくともしばらくは無理そうですね…。
そもそもJR西日本には、ICOCAという独自規格を持っている(=クレジットカードのタッチ決済を認めると、ICOCAから得られる収益が減る)という背景があります。
よほどタッチ決済が普及し、「タッチ決済を使えない電車には乗りたくない」という風潮が生じない限り、JR西日本がタッチ決済を導入することはなさそうです。
JR東日本やJR九州なども、タッチ決済を導入する気配すらありませんものね…。
ApplePayやGoogle Payを通したタッチ決済でも改札を通過できますか?
はい、問題なく使用可能です。
ただしGoogle Payを通じた「タッチ決済」が可能なクレジットカードや国際ブランドは限られますのでご注意ください。
またスマートフォンを使ったタッチ決済を利用する場合は、iD・QUICPayではなく、「Visa/JCB/Amexのタッチ決済」の規格を使用する必要があります。
大阪メトロ・近鉄・阪急・阪神で使える「クレジットカードのタッチ決済」まとめ
- 2024年10月29日より、大阪メトロ/近鉄/阪急/阪神では「スマホのタッチ決済」を使った改札の通過&運賃の支払いが可能に!
※Mastercardブランドを除く - 利点はチャージなしで、欲しいポイントを貯められること。
一方で「定期券を使えない」などのデメリットも - その特徴を考えると、普段からバリバリICOCAを使っている方よりは「たまに私鉄を利用する」くらいの方に向いていそう
プレスリリースによると、大阪万博を意識して開始されたこの新サービス。
その動機から分かる通り、「タッチ決済」による乗車は「通勤・通学などで毎日私鉄を使っている」…という方ではなく、「たまに電車や地下鉄を利用する」方におすすめとなっています。
「たまに私鉄を利用するけれど、ICOCA専用のクレジットカードを作るほどじゃないしなあ」という方は、この機会に「タッチ決済」を使ってみるのも良いでしょう。
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既存記事については、こちらの「オトクレカの全記事一覧 」からご確認いただけます。
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