100名を対象にしたアンケート調査を行ってみたところ、意外と多く見られたのが「決してポイントが貯まりやすくはないカードを、お得だと褒める声」。
もちろんその人がお手持ちのカードを気にいっているに越したことはないのですが、「カードを見直せば2倍はポイントが貯まるのに…」と思うとなんとも遣る瀬無いところではあります。
そこで今回は「そもそも自分のカードのポイント還元率が、他のカードより優れているのか劣っているのか分からない」という方のため、思い当たるカードの還元率の一覧表を作成しました。
目次
全100種類以上のクレジットカードの「基本還元率」一覧
「自分のカードの還元率が高いのか低いのかわからない…」
そんな状況を打破すべく、
- 自分のカード名を入力すると基本還元率がすぐにわかる
(※すべてのカードを網羅しているわけではありません) - ついでに乗り換え先候補となる、高還元率クレジットカードの候補が分かる
表を作ってみました。
五十音順・還元率順に並べられる&検索できるクレジットカード一覧
以下は注意事項ですが、初心者の方であれば読み飛ばして頂いてもOKです!
- ポイントの交換先によって還元率が変わる場合には、「十分な使い道を確保できる場合かつ最も高い数字」を掲載
例1:dポイントへの交換時、最大還元率を達成できるならその数字を掲載
例1:ベルメゾンポイントへの交換時、最大還元率を達成できるなら次点の数字を掲載
(dポイントや楽天ポイント、キャッシュバック等への交換時など) - グレード間で還元率を共通としている場合、最も年会費が安いものに対して以下のアイコンを適用
【無料】 | 年会費が永年無料、または簡単な条件で無料にできるクレジットカード 検索フォームに「無料」と入力いただければ絞り込みも可能 |
年会費が1万1000円~2万円未満のクレジットカード | |
年会費が2万2000円~のクレジットカード アイコン1個で1万1000円相当 (左の図の場合はアイコンが2つ=年会費2万2000円相当~) | |
ポイントをANAまたはJALのマイルに替えられる(あるいはもともとマイルが貯まる)カード。 1マイル=2円相当として計算 (※マイルを航空券に交換する場合を前提) | |
実質還元率が1.5倍~2倍以上になりうるボーナスポイントなどの特典あり |
マイルの価値が2円相当に達するのは、マイルを航空券に交換する場合に限られますのでご注意ください!
クレジットカード | 基本還元率 |
---|---|
AOYAMAカード | 1.0 |
Amazon Mastercard 【無料】 | 1.0 |
apollostation card 【無料】 | 0.5 |
apollostation THE GOLD | 1.0 |
apollostation THE PLATINUM | 1.2 |
アメリカン・エキスプレス・カード (グリーン・ゴールド) ※メンバーシップ・リワード・プラス未加入 | 0.3 |
アメリカン・エキスプレス・カード (グリーン・ゴールド) ※メンバーシップ・リワード・プラス加入 | 0.9 |
イオンカード (セレクト・一般・ゴールド) 【無料】 | 0.5 |
ing・fanVカード | 0.5 |
VIASOカード ※全デザイン共通 【無料】 | 0.5 |
Visa LINE Payクレジットカード 【無料】 | 1.0 |
ENEOSカードC | 0.0 |
ENEOSカード (P・S) 【Sのみ無料】 | 0.6 |
ANAカード (一般・ワイド) ※2倍コースまたは10マイルコースなし | 1.0 |
ANAカード (一般・ワイド) ※2倍コースまたは10マイルコースあり | 2.0 |
ANA To Me CARD PASMO JCB (ソラチカカード) ※5マイルコース | 1.0 |
ANA To Me CARD PASMO JCB (ソラチカカード) ※10マイルコース ※ゴールドもこちら | 2.0 |
ANAアメックス (一般・ゴールド) | 2.0 |
ANAダイナースカード | 2.0 |
ANAワイドゴールドカード | 2.0 |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 3.0 |
ACマスターカード 【無料】 | 0.25 |
au PAYカード (一般・ゴールド) 【無料】 | 1.0 |
エポスカード ※デザイン違いを含む 【無料】 | 0.5 |
エポスカード (ゴールド・プラチナ) | 0.5 |
エメラルドSTACIA PiTaPa VISAカード | 0.5 |
OPクレジット (一般・ゴールド) 【無料】 | 0.5 |
Oliveフレキシブルペイ(一般) 【無料】 | 0.5 |
Oliveフレキシブルペイ ゴールド | 0.5 |
Oliveフレキシブルペイ (プラチナプリファード) | 1.0 |
九州カードNEXT (クラシック・ゴールド) 【無料】 | 0.5 |
GooDay VISAカード | 0.5 |
京王パスポートVISAカード (一般・ゴールド) 【無料】 | 0.5 |
J-WESTカード(ベーシック) 【無料】 | 0.5 |
J-WESTカード(エクスプレス) | 0.5 |
J-WESTゴールドカード (ベーシック・エクスプレス) | 1.0 |
JAカード 【無料】 | 0.5 |
JCBカードS JCB一般カード 【無料】 | 0.5 |
JCBゴールド JCBプラチナ JCBザ・クラス | 0.5 |
JCBカードW JCBカードW plus L 【無料】 | 1.0 |
JTB旅カード (一般) | 1.0 |
JTB旅カード (ゴールド) | 1.5 |
JR東海エクスプレス・カード | 0.5 |
JQ SUGOCA JCB 【無料】 | 0.5 |
シェル-Pontaクレジットカード ※2024年3月末まで 【無料】 | 1.0 |
ジャックスカード (一般) | 0.5 |
ジャックスカードゴールド | 0.5 |
ジャックスカードプラチナ | 1.0 |
JALカード(普通・club-A) ※ショッピングマイル・プレミアム未加入 | 1.0 |
JALカード(普通・club-A) ※ショッピングマイル・プレミアム加入 ※CLUB EST、navi、club-Aゴールド、プラチナもこちら | 2.0 |
JALダイナースカード | 2.0 |
ジョーシンカード 【無料】 | 0.5 |
セゾンカードインターナショナル セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード 他、一般セゾンカード 【無料】 | 0.5 |
セゾンゴールドプレミアム | 0.5 |
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード | 0.75 |
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード | 2.25 |
セブンカード・プラス (一般・ゴールド) 【無料】 | 0.5 |
相鉄カード 【無料】 | 0.5 |
ZOZO CARD 【無料】 | 1.0 |
ダイナースクラブカード | 0.3 |
Tカード プラス | 0.45 |
dカード (一般・ゴールド) 【無料】 | 1.0 |
DMM JCBカード 【無料】 | 1.0 |
ディズニー★JCBカード | 0.5 |
ディズニー★JCB ゴールドカード | 1.0 |
TOKYU CARD ClubQ JMB (一般・ゴールド) | 1.0 |
To Me CARD (一般・Prime) | 0.5 |
To Me CARD ゴールド (三菱UFJニコス) | 0.6 |
ナッジカード 【無料】 | 0.0 |
nimoca三井住友VISAカード | 0.3 |
Nexusカード | 0.5 |
ぴあJCBカード | 0.5 |
ビックカメラSuicaカード 【無料】 | 1.0 |
ビュー・Suicaカード | 0.5 |
ビューゴールドプラスカード | 0.5 |
P-oneカード<Standard> 【無料】 | 1.0 |
P-one Wiz 【無料】 | 1.396 |
P-oneカード<G> P-oneカード<Premium Gold> | 1.396 |
ファミマTカード 【無料】 | 0.5 |
プロミスVisaカード 【無料】 | 0.5 |
PayPayカード (一般・ゴールド) 【無料】 | 1.0 |
Pontaプレミアムプラス (一般コース) 【無料】 | 1.0 |
ベストカード | 0.5 |
majica donpen card 【無料】 | 0.5 |
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード | 1.3 |
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード | 2.0 |
三井住友カード(NL) 【無料】 | 0.5 |
三井住友カード ゴールド(NL) | 0.5 |
三井住友プラチナプリファード | 1.0 |
三井住友カードプラチナ | 0.5 |
三菱UFJカード (一般・ゴールドプレステージ・プラチナ) 【無料】 | 0.5 |
名鉄ミューズカード (一般・ゴールド) | 0.5 |
メルカード | 1.0 |
UCカード (一般・ゴールド) | 0.5 |
UCプラチナカード | 1.0 |
横浜インビテーションカード 【無料】 | 0.5 |
横浜交通hama-eco card | 0.5 |
ライフカード (一般・学生専用・ゴールド) 【無料】 | 0.5 |
楽天カード (一般・ゴールド・プレミアム・ブラック) 【無料】 | 1.0 |
リクルートカード 【無料】 | 1.2 |
あなたが現在使っているカードの情報は見つかりましたか?
- 現在使っているカードの還元率が1.0%より低い
- 還元率は十分だが、ポイントの使い勝手が悪い
(特定のお店・サイトやサービスでしか使用できないなど)
という場合には、クレジットカードの乗り換え時と言って良いでしょう。
自分のカードの基本還元率が分からない!そんなときはどうする?
上の表に基本還元率が載っていない場合には、使っているクレジットカード会社の公式サイトをチェックしてみましょう。
ここでは初心者向けに説明を簡略化しますが、
- 200円につき1ポイント還元
(この場合の1ポイントは多くの場合1円相当) - 1,000円につき1ポイント還元
(この場合の1ポイントは多くの場合4~5円相当)
という記載があれば、多くの場合、そのカードの基本還元率は0.5%程度(乗り換え推奨基準)です。
…というより「特定のお店やサービスで目立った優待がある」あるいは「キャラクターデザイン等を売りにしている」カードの基本還元率は、多くの場合で0.5%前後ですね(例外はあります)。
一方、「100円につき1ポイント還元」「1,000円につき2ポイント還元」といった記載がある場合、そのカードの基本還元率は1.0%前後と高水準である可能性が高そう。
ただしやはりカード会社によって例外は多く存在します。「よく分からない」という場合には、以下のフォームに基本還元率やお得さについて知りたいカード名を入力してみてください。
すぐに調べて上の表に反映させます、任せてください!
ちなみに発信元の情報などは一切こちらに伝わりませんのでご安心ください。
もっと詳しい相談をしたい、という場合には、コメント欄やメールフォームでお気軽にメッセージを送ってくださいね!
こちらとしてもコンテンツが充実するのは、嬉しいので…。
今のカードから「乗り換える」べき?還元率が高いクレジットカードの条件と選び方
「手持ちのカードよりポイント還元率が高いカードがある」と分かった場合、気になるのは「今のカードから新しいカードに乗り換えるべきか」でしょう。
そこでここからは、
- クレジットカードを「乗り換える」べき人の条件
- メインカード(日常で使うカード)の基本的な選び方
について、初心者向けに解説していきます。
メインカードを乗り換えるべきは「現在の還元率が1.0%未満」の人
現在使っているメインカード(日常の決済で1番よく使うカード)の還元率が1.0%未満(0.5%など)だと分かったなら、別カードへの「乗り換え」を検討したいところ。
例えば「イオンカード」や「エポスカード」の還元率は0.5%ですが、これは「楽天カード」等(還元率1.0%)に比べると、常に半分のポイントしか貰えないことを意味します。
「以前、店頭でカードを作って何となくそのまま…」という場合には、このタイミングでクレジットカードを見直したいところです。
ただし還元率の低さを承知でステータスカード(アメックス、ダイナース、JCBのプロパーカード等)を使用したい場合はその限りではありません。
クレジットカードの初心者なら「基本還元率1.0%」前後のカードがおすすめ
あなたがクレジットカードの初心者であるのなら、「基本還元率が1.0%前後」のカードを選ぶのがおすすめです。
というのも1.0%というのは、
- 年会費無料
- 特別に大きなデメリットがなく、便利に使える
という2点を両立できる、およそ最大の還元率であるためです。
逆に言うと還元率が1.0%を大きく超えるカードは、
- 年会費が高い
- ポイントの使い道が限定的
- リボ払い専用
といった、初心者におすすめしづらい性質を持っていることが少なくありません。
ただし「すでに還元率1.0%前後のカードを持っており、より高い還元率のカードが欲しい」という場合には、デメリット覚悟で超・高還元なカードを選んでみるのも良いかもしれませんね!
メインカード(日常の決済で使うカード)の基本的な選び方
あなたがクレジットカードの初心者なら、メインカードを選ぶ上で重視したいのは以下の3点です。
- 年会費が無料である
- ポイント還元率が1.0%前後である
- ポイントの使い道がイメージできる
意外と無視できないのが3つ目の条件で、せっかく貯めたポイントも使い道がなければ意味がありません。
例えば「DMMカード」「AOYAMAカード」あたりは高還元率(1.0%)ではあるものの、ポイントの使い道はかなり限られます。
使い勝手の良いメインカードを選ぶ際には、
- ポイントの使い道が多いカード
(楽天ポイントやdポイント、Amazonポイント等が貯まるカード) - 自動キャッシュバック型のカード
(主にP-oneカード<Standard>)
あたりを選ぶのが良いでしょう。
とは言えもちろん、「カードのデザイン」「安心できる発行元かどうか」などを判断基準とするのもOKです!
クレジットカードを今よりお得に使う「2枚持ち」のススメ
もしもあなたが現在使っているのが「還元率0.5%前後の無料カード」なら、おそらく特定のお店やサービスで優待を受けられるのではないでしょうか。
具体例を挙げると、
- イオンカード、セブンカード・プラスなどの「スーパーで優待を受けられるカード」
- エポスカードなどの「特定のファッションビルなどで優待を受けられるカード」
- apollostation card、ENEOSカードSなどの「ガソリンスタンドで優待を受けられるカード」
などがこれに該当します。
そしてこのような「特定のお店やサービスで優待を受けられるクレジットカード」は、優待を受けられる場所でのみ使う、「サブカード」としての活用がおすすめ。
例えば、
- 「お客さま感謝デー」には、イオンやマックスバリュで5%オフ優待を受けられる「イオンカード」を使う
- それ以外の場面では、還元率が高い「楽天カード」や「P-oneカード<Standard>」を使う
といった「使い分け」「2枚持ち」を行うことで、今持っているカードのメリットを活かしながら、日常の決済をよりお得なものに変えて行けることでしょう。
クレジットカードの見直し・乗り換えについてのまとめ
- お手持ちのクレジットカードの還元率が低い(1.0%未満)なら高還元カードに乗り換えることで日常の決済が今よりもお得に
- 「無難&高還元」を狙うなら、基本還元率1.0%前後のカードがおすすめ。
さらに高還元なカードは「年会費が高い」「リボ払い専用」などの注意点を持つことが多い - ポイントの使い勝手の良さも重要。特にクレジットカードの初心者は「貯めたポイント等の使い道をイメージしやすいカード」を選ぼう
一見すると「似たようなカード」が多いこともあり、クレジットカード選びは難しそうに思えます。
とは言え実際のところ、「無料で還元率1.0%くらい、さらにポイントの使い方が分かる」カードを選んでおけば、大きく損をすることはありません。
特に現在、「スーパー等の店頭でカードを作ったそのまんま」という方は、今一度「いつものクレジットカード」を見直してみると良いでしょう。
特集してほしいクレジットカードやお店などがあれば、以下のフォームに遠慮なくご入力ください!
既存記事については、こちらの「オトクレカの全記事一覧 」からご確認いただけます。
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