東急電鉄の子会社である株式会社東急カード。
この会社が発行するクレジットカードには、もちろん東急線ユーザーや東急線沿線にお住まいの方にピッタリのサービスが揃っています。
しかも他社クレジットカードのサービス内容「改悪」の流れに負けず、このカード会社は特典の「改良」が続いているとか…!?
そこで今回は、そんな東急カードが発行するクレジットカードの特徴や種類、その選び方について分かりやすくまとめました。
続きを読む東急電鉄の子会社である株式会社東急カード。
この会社が発行するクレジットカードには、もちろん東急線ユーザーや東急線沿線にお住まいの方にピッタリのサービスが揃っています。
しかも他社クレジットカードのサービス内容「改悪」の流れに負けず、このカード会社は特典の「改良」が続いているとか…!?
そこで今回は、そんな東急カードが発行するクレジットカードの特徴や種類、その選び方について分かりやすくまとめました。
続きを読む名前通りAmazonと提携を結んだクレジットカードである「Amazon Mastercard」(Amazon Prime Mastercard)。
Amazonで優待を受けられることに加え、使い勝手の良い「Amazonポイント」が貯まることから、気になっている方も多いでしょう。
今回はそんなAmazon Mastercardを、メリット・デメリットの両面から解説していきます。
続きを読む「楽天カード」は、初心者向け高還元クレジットカードの定番とも言える1枚です。
そして2022年度のオリコン「満足度の⾼い『クレジットカード』ランキング」にて総合1位を獲得していることから、実際の利用者にとって満足度が高いのも事実でしょう。
実際、このサイトで100人を対象にアンケート調査を行った際には、そのうち43名が「楽天カード」ユーザーでしたよ…!圧倒的な人気です。
…ただし「高還元」をより追求するのなら、より適したカードが存在することも確かです。
そこで今回は、他のカードと比べた場合の「楽天カード」のメリットやデメリットを中心に、分かりやすくまとめました。
続きを読む「クレジットカードの数が多すぎて、どれを選べばいいか分からない」
「以前何となく作ったカードを、優秀かもわからないまま使用し続けている」
そんな方はきっと少なくないでしょう。
またいざ優秀なカードを知ろうとしても、数が多すぎ・ややこしすぎて記事を読む気がしねえという気持ちもよく分かります(わたしもそうだから……)
ということで今回は、主に初心者に向けた「クレジットカードの選び方」を、漫画の形でまとめてみました。
漫画は外注……ではなくちゃんと自分で描いてますよ!!
(※オトクレカはすべて個人製です)
なんで金融ライター(だった)のくせに漫画を描けるのか?お察しください(※オタクだからです)
きょむから湧いた話については以下の漫画で触れています(きょむちゃんが虚無から湧いてくるだけです)
「はじめてのクレジットカードを作りたいけれど、選択肢が多すぎてどれを選べばいいか分からない…」
さまざまな特徴を持ったクレジットカードが多く発行されている今、そんな疑問や不安を抱くのはもっともです。
そしてインターネット上で情報を探そうとしても、なんだか商業色の強い記事ばかりが目に付くのも困ったところ。
そこで今回はプロの金融ライターとして7年働いた経験をもとに、「忖度なく、心からおすすめできる」初心者向けクレジットカード情報や、カードに関する基礎知識をまとめました。
インターネット上で散見される「クレジットカードのおすすめ情報」は、依頼者の意向や報酬の多寡といった「裏事情」に大きく左右されているものです。
(「このカードを見出しに入れろ」って指示されたりとかネ……)
そこで今回は企業から離反した個人運営サイトであることを活かし、一切の忖度なく、初心者におすすめできるクレジットカード情報をまとめました。
あんまり選択肢が多くても迷ってしまうとおもうので、今回は「どこで使っても高還元&ポイントが無駄になりにくい、3つのカード」に厳選してみました!
P-oneカード<Standard> | 楽天カード | Amazon Mastercard | |
デザイン | |||
年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 |
基本還元率 | 1.0% | 1.0% | 1.0% |
特徴 | ポイントの代わりに毎月の請求が自動で1.0%オフになる | 楽天市場や楽天ポイント加盟店でポイントアップ | Amazonや大手コンビニでポイントアップ |
詳細 |
P-oneカード<Standard>は、おそらく「最も簡単にお得さを実感できるクレジットカード」です。
このカードを使って支払いを行うと、ポイントが貯まらない代わりに毎月の請求額が自動的に1%オフとなります。
といった点を見ても、クレジットカードの初心者に広くおすすめできる1枚と言って良いでしょう。
知名度こそあまり高くありませんが、「誰でも簡単かつお得に使える」という意味ではベストな1枚です!
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
還元ポイント | なし ※自動1%オフ |
発行元 | ポケットカード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上 ※高校生は卒業年度の1月より申込み可 |
楽天カードもまた、「年会費無料で高還元(1.0%)」なクレジットカードの1つです。
その人気はすさまじいもので、以前100名に対してアンケート調査を行ったところ、うち34人が楽天カードユーザーでした。
「無料で高還元」なカードが他にもあるにもかかわらず、楽天カードが人気を集めているのはやはり、
といった理由のためでしょうか。
普段から楽天系のサービスを利用している方、あるいは「楽天ポイントカードはお持ちですか?」と尋ねられることの多い方は、楽天カードをさらにお得に利用できるはずです。
楽天カードには「楽天ポイントカード」機能があらかじめ搭載されています。
だからファミリーマート等での加盟店でも、ポイントを簡単に使用できますよ!
新規入会で最大5,000円相当のポイントが貰える点も嬉しいところです!
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB Amex |
還元ポイント | 楽天スーパーポイント |
発行元 | 楽天カード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
Amazon Mastercardもまた、年会費無料で高還元率(1.0%)なクレジットカードの1つです。
このカードを使って貰えるのは「Amazonポイント」。
名前通りAmazonで使えるポイントということで、Amazonユーザーにとっては非常に便利かつお得な1枚となってくれることでしょう。
さらに、
といった、嬉しいポイントアップ優待が設けられているのも嬉しい要素となっています。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Mastercard |
還元ポイント | Amazonポイント |
発行元 | 三井住友カード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
現金や電子マネー、QRコード決済アプリではなく「クレジットカード」を使い日常の支払いを行うメリットとは、いったい何なのでしょうか。
ここからは、その他の支払方法と比べた「クレジットカード」のメリットについて解説します。
クレジットカードは「現金払い」に対してはもちろん、「電子マネー」や「QRコード決済」に比べても、ポイント還元率が高い傾向にあります。
クレジットカード (楽天カード等の場合) | 1.0% |
楽天デビットカード ※楽天銀行口座が必要 | 1.0% |
楽天ペイ ※チャージ方法が限定的 | 1.0% |
三井住友カード(NL) | 0.5% |
PayPay | 0.5% |
WAON | 0.5% |
楽天Edy | 0.5% |
LINEPay | 0.0% |
「楽天カード」並みの基本還元率を実現させている、クレジットカードでないキャッシュレス決済は、支払方法などに制限が設けられていることが多いです。
これに対し、クレジットカードであれば利用している金融機関などにかかわらず、簡単に1.0%の還元率を実現可能です。
特にあれこれ工夫しなくても、簡単に高還元率を実現できる…というのがクレジットカードの利点ということですね!
クレジットカードを利用した履歴は、カード会社が提供するアプリやインターネット会員サービスを通し、簡単に確認できます。
わざわざ買い物の際のレシートを取っておかなくとも、簡単に支出を管理できるというのはクレジットカード払いの大きな利点と言えるでしょう。
電子マネーやQRコード決済を利用する場合もアプリなどを使って明細を確認できますが、クレジットカードはそれらの支払方法に対し、圧倒的に利用できるお店が多い(=明細の取りこぼしが少ない)というアドバンテージがあります。
▲アプリを使って確認できる利用明細のイメージ
画像引用元:楽天カード公式サイト
クレジットカードの明細を自動で読み込んで分析する「マネーフォワード」などの家計簿アプリなどを併用すれば、さらに簡単な収支管理が可能ですよ!
クレジットカード払いは、店舗でもインターネットでも利用しやすいキャッシングレス決済方法です。
クレジットカードを1枚持っておけば、
での支払いが可能となるでしょう。
といった点も、クレジットカードを利用するメリットと言えます。
クレジットカードの「加盟店」(使えるお店)は、日本国内にとどまりません。
特にVISAやMastercardのカードは全世界で普及しており、日本で作ったカードであっても海外でそのまま利用できます。
実際に私も1年ほどヨーロッパ圏に住んでいましたが、大概の場所で「Visa」または「Mastercard」を利用可能でした。
(JCBやAmex等は使えるお店がやや少なくなりますが)
通貨が異なる場合でも、請求は自動的に「円」に換算されますのでご安心ください。
特にキャッシング枠付きのクレジットカードをお持ちであれば、カード1枚で海外に滞在することも可能です(実際に私もやっていました)。
ただし海外でクレジットカードを使うと、2.0%前後の事務手数料が発生します。
…逆に言うとこの料金を支払うだけで、両替などを実質お任せにできるということですね!
→クレジットカードの国際ブランドとは?VISA・Mastercard・JCBの違いと選び方
▲国内外のATMを操作するだけで現金を引き出せます
クレジットカードには、通常のショッピングに使う「ショッピング枠」の他、「キャッシング枠」が備え付けられている場合があります。
キャッシングとは、利用可能枠の範囲内で現金を借りられるサービスのこと。つまりキャッシング枠とは、借入限度額のことですね。
そのためキャッシング枠付きのクレジットカードを持っていれば、急に現金が必要という事態になっても慌てず対応できることでしょう。
またキャッシング枠を海外のATMで利用する場合、その場で現地通貨を手に入れることができます。
実際に私もヨーロッパや台湾で、キャッシング枠に助けられたことがあります…!
クレジットカードを利用した履歴は、「個人信用情報機関」という場所に保存されます。
そしてこの履歴はクレジットカードや各種ローン、分割払いといった「審査が必要な後払い」を利用する場合に必ず確認されます。
クレジットカードを継続的に、長期延滞などの問題を起こすことなく利用し続けられたなら、その情報は今後の審査でプラスに働くことでしょう。
つまりクレジットカードをきちんと利用できれば、
といったアドバンテージを得られる可能性があります。
個人信用情報機関に記録されている「後払いの利用履歴」は、一般に「クレジットヒストリー(クレヒス)」や「信用情報」と呼ばれています。
→クレジットカードのデメリット:
長期延滞などの問題を起こすと将来的に悪い影響が出る(ブラック状態)
クレジットカード会社は、一般に60日程度の「不正利用補償」を設けています。
つまり不正利用の被害を受けても、およそ2ヶ月以内に気付いてカード会社に連絡ができたなら、被害額を支払う必要はなくなります。
会員が紛失、盗難等の事実を速やかに当社に直接電話等により連絡の上、最寄りの警察署に届け、かつ所定の届出書を当社に提出し当社が認めた場合、当社がその連絡を受理した日の60日前以降発生したカード等の使用による支払債務については、当社は会員に対し、その支払を免除します。
引用元:楽天カード公式サイト「カード会員規約」
「不正利用が怖い」という理由でクレジットカードを避ける方は少なくないものの、盗難に遭っても補償のない現金に比べると、むしろ安全だと言っても良いでしょう。
ただし他人に暗証番号を明かした場合や、家族や同居人が勝手にカードを使った場合、不正利用に対する補償を受けることはできません。
相方の女の子(きょむちゃん)について気になる方はこのページのまんがを読んでね!
クレジットカード払いにはメリットが多い一方、リスクがあることも事実です。
ここからはクレジットカードを利用する前に、知っておきたい注意点について解説します。
クレジットカードを店舗やインターネットで利用した場合、実際にその利用額を引き落とされるのは1~2ヶ月後です。
例えば「楽天カード」の場合、支払いのスケジュールは「毎月末締め、翌27日払い」と設定されています。
これは「1月1日~31日」に楽天カードを利用した分の引き落としが、「2月27日」に行われることを意味します。
クレジットカードをうっかり使い過ぎてしまった場合、1~2ヶ月後にしわ寄せがくる点には注意が必要です。
締め日や引き落とし日は、利用するカード会社によって異なります。
クレジットカードは「ATMから現金を引き出す」「チャージする」といった手間なく利用できる支払方法です。
それゆえに、「お金を使っている感覚」が薄くなってしまうという方は少なくありません。
「お金を持っていると、持っているだけ使ってしまう」という傾向がある方の場合、クレジットカードの所有にはリスクを伴います。
アプリ等を使って明細を確認すること自体は簡単なのですが、浪費癖はそれだけじゃどうにもなりませんからね…。
クレジットカードを使った履歴は、「個人信用情報機関」という場所に逐一保存されます。
そしてクレジットカードを利用中に「61日以上の延滞」「強制解約処分」などの問題を起こすと、いわゆるブラック状態に陥ってしまいます。
ブラック状態は最低でも5年間続くため、
といった問題が生じることで、ライフスタイルにも悪影響が生じることでしょう。
とは言えもちろん、長期延滞などを起こさなければ何の問題もありませんよ!
「クレジットカードの良い利用履歴」はむしろ、他の審査にプラスに働く場合もあります。
メリットとリスクを併せ持つクレジットカードを、初心者ができる限り安全に利用するにはどうすればよいのでしょうか。
ここからは、初心者ができる限りリスクを避けながらカードを利用するコツについて解説します。
クレジットカードは、支払いから引き落としまでに1~2ヶ月のタイムラグがある支払方法です。
この「後払い」に慣れるためには、まずは少額ずつクレジットカードを使用するのが良いでしょう。
例えば、
といった具合です。
1~2ヶ月後の「後払い」に慣れてきたと感じたなら、少しずつクレジットカード払いを行う場面を増やしていくと良いでしょう。
クレジットカードの利用明細は、カード会社のインターネットサービスやアプリを通していつでも確認できます。
「後払い」に慣れるまでは利用明細や翌月の請求額をこまめに確認することで、支払いの準備を進めることができるでしょう。
▲アプリを使って確認できる利用明細のイメージ
画像引用元:楽天カード公式サイト
クレジットカード払いでは、一般的な「翌月一回払い」の他、
といった支払方法を選択できる場合があります。
ですが、支払いを分割したり遅らせたりすることは、後のトラブルの原因となり得ます。
特に毎月の支払金額を抑えた「リボ払い」は問題となりやすく、「気が付いたら利用限度額の上限までカードを使っていた」という結果を招きかねません。
どうしても必要という場合を除き、「翌月一回払い」以外の支払方法は利用しないのが無難でしょう。
また同様に、キャッシング枠を使った現金の借入も、むやみに勧めることはできません。
▲ブランド選択を求められる、P-oneカード<Standard>の申込画面
クレジットカードへ申し込もうとすると、「VISA」「Mastercard」「JCB」等の中から1つを選択するよう求められることがあります。
「国際ブランド」と呼ばれる各ブランドは、クレジットカードを選んだり、使ったりする上でどういった意味を持つのでしょうか。分かりやすく解説していきます。
クレジットカードへ申し込もうとすると、「VISA」「Mastercard」といった国際ブランドの選択を求められる場合があります。
国際ブランドとは一言で言うと、「そのカードがどのお店で使えるか」を示すマークのこと。
例えば「VISA」マークの付いたカードなら、「VISA」を使えるお店でクレジット払いが可能だと分かります。
とは言えほとんどの「クレジットカードを使えるお店」は、「VISA」「Mastercard」「JCB」のすべてに対応しているため、どれを選んでもさほど使い勝手は変わらないことも多いでしょう。
▲近所のスーパーのセルフレジ周りの表示。
「VISA」「Mastercard」「JCB」などのロゴマークを見て取れます。
ただしお店やサービスによっては、「VISAとMastercardには対応しているが、JCBには対応していない」(あるいはその逆)という場合もあります。
とは言え実際のところ、日本国内での利用を想定するのであれば、「Visa」「Mastercard」「JCB」の使い勝手に大きな違いはないはずです。
国際ブランドの選択が重要となるのは、海外に行く可能性がある方です。
日本で広く普及している国際ブランドは、主に「VISA」「Mastercard」「JCB」。
ですがこのうち「JCB」は日本発祥の国際ブランドであるために、海外での加盟店が少ないと言わざるを得ません。
もちろん国や地域による部分はあるものの、少なくともヨーロッパ圏の場合、JCBブランドのカードを使えないお店はかなり多いです。
海外に行く予定がある方や、海外のサイトで商品を購入したい方は、VISAまたはMastercardブランドの選択が無難と言えます。
▲実際のウィーンの電車の券売機。JCBブランドのカードを使用できないことが分かります(写真は筆者撮影)。
実際にヨーロッパに1年以上住んだ身から言うと、海外(欧州圏)に行く機会があるなら絶対に「タッチ決済付きのVisaかMastercardのカード」を1枚持っておいた方が良いですよ!
国際ブランドの選択は、「タッチ決済」を利用したい場合にも重要となります。
クレジットカードを「かざすだけ」で支払えるタッチ決済を使えるお店は、国際ブランドに大きく左右されます。
現在の日本の場合、タッチ決済を使えるお店が多いのは「VISA」「JCB」「American Express」。
「かざすだけ」での支払いを活用したいのなら、上記のブランドを選択するのがおすすめです。
日本国内でも国外でも加盟店(利用できるお店)が多く、タッチ決済の加盟店数にも優れているのは「VISA」ブランドです。
国際ブランドに迷ったら、「VISA」を選択するのが良いでしょう。
ただしカードや発行元によっては、特定のブランドしか選択できないことも…。
そんなときにはブランドよりも、魅力に思った独自のサービスの方を優先して構いませんよ!
クレジットカードを手に入れるには、どういった手続きが必要なのでしょうか。
ここからは、一般的なクレジットカードの入手方法について解説します。
作りたいカードが決まったら、そのカードの公式サイトを尋ねてみましょう。
「申込みはこちら」といったボタンを見つけたら、画面の指示に従って
といった手続きを済ませます。
クレジットカード会社には、申込者の支払能力を調査する義務があるため、申込みの際には年収や勤務先情報などを入力しなければなりません。
ですが、これらの個人情報が、あらかじめ提示された目的の範囲外で利用されることはありませんのでご安心ください。
入力した個人情報がどのように使われるかについては、各カード会社のプライバシーポリシーなどを通して確認できます。
参考:楽天カード公式サイト「個人情報保護法等に基づく公表事項 1-7」
▲P-oneカード<Standard>の公式サイト の例。
「お申込みはこちら」のボタンより手続きを進められます。
クレジットカードを作るには、所定の審査に通過する必要があります。
ですが多くの場合で審査は自動化されており、申込みから数分程度で審査結果が届くことも珍しくはありません。
登録したメールアドレスに「カード発行のお知らせ」といった連絡が届いた場合、審査に通過できたことが分かります。
申込先や審査状況によっては、審査結果が出るまでに数営業日以上を要する場合もあります。
「カード発行のお知らせ」が届いた後は、カードの到着を待つのみです。
カード会社によって例外はあるものの、事前に支払い用口座の登録を済ませておけば、「簡易書留」でカードを受け取ることができます。
簡易書留の受取にはサインが必要ですが、受取人本人がサインを済ませる必要はありません。
その場に居合わせた家族にカードを受け取ってもらうことも可能です。
カード会社の方針や口座の登録状況によっては、「本人限定受取郵便」(少し面倒な受け取り方法)等が必要となる可能性があります。
一般的なクレジットカードは、届いたその時から利用可能です。
ですが不要なトラブルを防ぐためには、裏面の署名欄にサインを済ませておくのが良いでしょう。
これはサインのないカードでの支払いを拒否するお店が、わずかとはいえ存在するためです。
▲楽天カード(VISA)の裏面。QRコードの左側に署名欄があることが分かります。
画像引用元:楽天カード公式サイト
到着したクレジットカードは、具体的にどのように使用すればよいのでしょうか。
「店舗で使う場合」「インターネットで使う場合」といったケース別に解説します。
スーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストア、レストラン、その他多くの「クレジットカードを使えるお店」を尋ねたなら、レジで「カード払い」をしたい旨を伝えましょう。
「カードで」や「クレジットで」と伝えればOKです!
このとき店員さんに、以下のようなカードリーダー(読取機)を示された場合に用いられるのが、「ICチップ」による決済です。
まずはお手持ちのクレジットカードの、どこに「ICチップ」が搭載されているかを確認しましょう。
画像引用元:楽天カード公式サイト
その後はICチップの部分を上向き・先頭にして、カードを挿し込みます。
これだけで支払いが完了するお店もありますが、カードリーダーのボタンを使って4ケタの暗証番号の入力を求められることも。
ここで用いられる暗証番号の設定は、クレジットカードへ申し込む過程で済ませられます。
ICチップを読み取れるカードリーダーを設置していないお店では、店員さんにレジでカードを読み取ってもらう形で支払いを行います。
この場合は読取機を示される代わりに、店員さんにカードを預けることが求められます。
それ以外の方法は読み取り機を使ったものとほぼ同じですが、金額によってはレシートなどにサインを求められる場合もあります。
最近はICチップを使った読み取り機の普及により、磁気ストライプを使った決済を要求するお店は減ってきています。
大手コンビニエンスストアや一部のスーパーマーケット、ドラッグストアなどは「タッチ決済」に対応しています。
この場合は電子マネーの読み取り機にクレジットカードを「かざすだけ」での支払いが可能。
ICチップや磁気ストライプを使った決済よりも簡単でスムーズなため、タッチ決済搭載のクレジットカードを手に入れたなら、積極的に活用してみると良いでしょう。
タッチ決済が可能な支払いは、原則として1万円までです。
インターネットでクレジット払いを行う場合には、カードの表面や裏面に記載された情報を使用します。
支払いに必要な情報は主に、
の4つ。
これらの情報を、カードに書かれている通りに入力することで、インターネット上での支払いを済ませられます。
▲楽天カード公式サイトより、裏面に情報が集約されているカードの例
クレジットカードをApplePayやGoogle Payに登録すると、「スマートフォンをかざすだけ」でのカード決済が可能となります。
ApplePayやGoogle Payへの登録が完了した後は、一般に「iD」または「QUICPay」の加盟店にてスマートフォン決済を行います。
ApplePayやGoogle Payの登録方法について詳しくは、以下の「セゾンカード」の公式サイトに分かりやすく示されています。
セゾンカード公式サイト「はじめようApple Pay」
セゾンカード公式サイト「Google Pay™ をはじめる」
とは言え初心者の方が、無理にApplePayやGoogle Payを利用する必要はありませんよ!
ここからは、はじめてクレジットカードを作る上で気になる疑問について回答していきます。
クレジットカードには「不正利用補償」が付いており、一般に60日以内にカード会社へ連絡することで、全額補償を受けられます。
ただし家族が勝手にカードを使った場合や、暗証番号を他人に明かしてしまった場合などは、補償が適用されませんのでご注意ください。
ごく一部の特殊なクレジットカードを除き、発行手数料・入会料ともに無料です。
年会費が発生するカードは少なくありませんが、発行手数料や入会料(入会金)が必要なカードは稀です。
ただし「ETCカード」の発行を希望する際に、手数料を要求するクレジットカード会社は少なくありません。
「エポスカード」はプラスチック製のカードの即日発行に対応しています。
「マルイ」などに設置されているカウンターを使用することで、その日のうちにカードを受け取ることができるでしょう。
また「三井住友カード(NL)」「イオンカード」などのクレジットカードは、デジタルカードの即日発行に対応しています。
これらのカードは、
といった方法で、即日利用が可能です。
問題なく可能です。
クレジットカードの利用に慣れてきたら、
を使い分けてみるのもおすすめです。
ただし短期間にあまり多くのカードへ申し込むと、一時的に審査に通過しづらくなる場合があります(いわゆる申し込みブラック)。
ちなみに株式会社ジェーシービーが2022年に発表した調査結果によると、1人あたりの平均カード保有枚数は「3.0枚」でした。
参考元:株式会社ジェーシービー「クレジットカードに関する総合調査」
デビットカードは「使った瞬間に口座からお金が引き落とされるカード」です。
こちらのカードは「ATMでお金を出金し、お店で使う」過程をショートカットするものですので、審査が必要ありません。
一方でクレジットカードは、カード会社が1~2ヶ月ほどお金を立て替えることを前提とした、「後払い」の支払方法です。
お金を立て替えたカード会社が損をしないためにも、クレジットカードを手に入れるには所定の審査に通過する必要があります。
デビットカードは「後払い」の支払い方法ではないため、信用情報機関を経由しない=クレヒスを積むことができないという懸念があります。
(逆い言うとクレヒスに問題があっても、デビットカードであれば使用可能です)
甘い・厳しいの基準は人によって異なるため、一概に言い切ることはできません。
ですが初心者でも申し込みやすい、年会費無料のクレジットカードであれば、学生やフリーターでも審査に通過できることは多いです。
一方、年会費が高く設定されているゴールドカードやプラチナカード等は、審査難易度も高めに設定されている傾向にあります。
問題ありません。
ただし短期間にあまり多くのクレジットカードへ立て続けに申し込むと、一時的に審査に通過しづらくなる場合があります。
審査が有利に進みにくいことは確かですが、多くのカードは新規申込者に対して職業制限を設けていません。
そのため現在は無職であっても、
というプラスの要素があるのなら、審査に通過できる可能性はあるでしょう。
表面にカード番号を記載しないクレジットカードのことを、一般に「ナンバーレスカード」(あるいはナンバーレスデザイン等)と呼びます。
ナンバーレスであることで、他人にカード番号を覚えられ、インターネットショッピングで不正利用される可能性などを防ぐことができるでしょう。
ただし実際のところ、ナンバーレスであることで、どれだけセキュリティが高まるかは疑問が残るところです。
もしかすると「ナンバーレス」である最大のメリットは、カードデザインの自由度が上がることかもしれません。
イオンカードやポケットカード(P-one<Standard>など)は、「18歳以上かつ卒業年度の1月以降」という条件を満たす高校生の申し込みを受け付けています。
この条件をクリアしているのであれば、高校生のうちにクレジットカードへ申し込んでみるのも良いでしょう。
カード会社によって対応は異なるものの、一般的に、
といった対応を取る形となります。
クレジットカードの支払いが「61日または3ヶ月以上」遅延すると、いわゆるブラック状態に陥ってしまいますのでご注意ください。
はい、クレジットカードは任意のタイミングで、無料で解約することができます。
解約の方法はカード会社によって異なりますが、一般にはインターネット、または電話で手続きを進める形となります。
P-oneカード<Standard> | 楽天カード | Amazon Mastercard | |
デザイン | |||
年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 |
基本還元率 | 1.0% | 1.0% | 1.0% |
特徴 | ポイントの代わりに毎月の請求が自動で1.0%オフになる | 楽天市場や楽天ポイント加盟店でポイントアップ | Amazonや大手コンビニでポイントアップ |
詳細 |
クレジットカードはその他のキャッシュレス決済と比べても、ポイントを貯めやすく便利な支払方法です。
その一方で、「カードの利用~引き落としまでにタイムラグがある」「長期延滞などの問題を起こすとブラック状態に陥ってしまう」といったリスクの存在は否めません。
はじめてクレジットカードを利用するのであれば、
といった方法を取りながら、少しずつ慣れていきたいところです。
「うっかり支払い能力以上の買い物を続ける」…なんてことをやらかさない限り、クレジットカードが便利でお得であるのは確かということですね!
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
還元ポイント | なし ※自動1%オフ |
発行元 | ポケットカード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上 ※高校生は卒業年度の1月より申込み可 |
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB Amex |
還元ポイント | 楽天スーパーポイント |
発行元 | 楽天カード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
特集してほしいクレジットカードやお店などがあれば、以下のフォームに遠慮なくご入力ください!
既存記事については、こちらの「オトクレカの全記事一覧 」からご確認いただけます。
今回紹介したカードはもちろん、それ以外のカードについてもあなたの口コミを募集しています。コメントに抵抗があっても安心の非公開仕様!
お暇があれば、情報をご提供いただけますと幸いです。
(※頂いた情報はサイト内で紹介する可能性があります)
100名を対象にしたアンケート調査を行ってみたところ、意外と多く見られたのが「決してポイントが貯まりやすくはないカードを、お得だと褒める声」。
もちろんその人がお手持ちのカードを気にいっているに越したことはないのですが、「カードを見直せば2倍はポイントが貯まるのに…」と思うとなんとも遣る瀬無いところではあります。
そこで今回は「そもそも自分のカードのポイント還元率が、他のカードより優れているのか劣っているのか分からない」という方のため、思い当たるカードの還元率の一覧表を作成しました。
100名を対象にアンケートを実施したところ、皆さんがクレジットカードを選ぶ上で最も重視していたのが、「年会費が無料であること」「ポイント還元率が高いこと」の2つでした。
そこで今回はその2つを一度に叶える、「年会費が無料で高還元」なクレジットカードをピックアップ。
あまり選択肢が多すぎても迷ってしまうので、多くの候補の中から7枚を厳選してまとめました。
あなたに合った1枚を見つけて、日々のお支払いを今より便利&お得なものに変えてみてくださいね。
「誰でも簡単に、お得に使える」クレジットカードがほしいなら、ぜひチェックしたいのが「P-oneカード<Standard>」。
「毎月の請求額が自動的に1%オフとなる」このカードなら、ポイントの交換先や使用期限を気にすることなく、日々のお支払いを常に1%分お得に済ませられることでしょう。
今回はそんなP-oneカード<Standard>のメリット・デメリットや、実際に利用している方の口コミ情報などを詳しくまとめました。
クレジットカードのデザインは、ある意味最も「替えが利かない」要素です。
特にクレジットカードの利用額そのものが大きくないのなら、「デザイン」「見た目」を理由にカードを選ぶのも良いでしょう。
見た目が良いカードは、持っているだけでも気分が上がりますしね!
そこで今回は、私が特に「デザインがよい・綺麗」と思ったカードの券面デザイン一覧と、その中から特におすすめのカードの情報をまとめました。
「20代女性が選んだ、デザインが好印象なカード」の参考にしてみてください。
ある程度カード払いに慣れた方の中には、「高機能なメインカードと、その欠点や特典を補えるサブカードがほしい」と考える方も少なくありません。
実際、サービスや国際ブランドが分散した複数のクレジットカードを持っていれば、さまざまな場面での支払いをお得に進められることでしょう。
そこで今回は、還元率や予算、年代などさまざまなニーズごとに、おすすめの申込先や「2枚持ち」のための組み合わせ例をまとめました。
予算やスペックに合わせて比較的提案しやすい「メインカード」に対し、選ぶべきサブカードは、「その人が普段、どういったお店やサービスを利用しているか」によって変動しがちです。
つまり1つのメインカードに対し、優秀なサブカードの候補は複数存在するのですが…。
どうやらインターネット上には「おすすめの組み合わせを断言する」形に需要がある様子。
そこでここでは頭を捻って、相性の良いメインカードとサブカードの組み合わせを、それぞれのコンセプトとともに提案させて頂きました。
リクルートカードとは、年会費無料であるにもかかわらず基本還元率1.2%を実現しているクレジットカードです。
高還元で知られる楽天カードの還元率が1.0%であることを考えると、「楽天カードの2割増しでポイントを貯められる」カードだと言えますね。
そして「年会費無料」というコンセプトの下、さらにお得さを追加したい場合におすすめしやすいのが「三井住友カード(NL)」です。
三井住友カード(NL)の会員は、
において、最大7.0%ものポイント還元を受けられます。
といった使い分けを行えば、年会費を一切支払わずに1.2%~7.0%ものポイント還元を実現できることでしょう。
「年会費を一切掛けずに高還元を狙いたい」という方には最適な組み合わせです。
「楽天カード」と「エポスカード」の組み合わせはクレジットカードの初心者、特に「マルイ」の利用機会がある方におすすめしやすいコンビネーションです。
楽天カードは言わずと知れた、
といった特徴を持つ、初心者向けクレジットカードの1つです。
年会費無料で高還元なカードは多いですが、その中でも「楽天ポイント」の使い勝手の良さは魅力的です。
またエポスカードにおいても、
と、カード初心者でも利用しやすい優待や特典が揃っています。
といった使い分けを行えば、クレジットカードの初心者であっても、それぞれの優待特典を無理なくお得に利用できることでしょう。
ポイントの交換先や使い道を難しく考えることなく、お得にクレジットカードを使いたいという方におすすめです。
ルミネやニュウマン、Suicaを利用する機会のある女性におすすめしたいのが、「JCBカードW plus L」と「ルミネカード」の組み合わせです。
JCBカードW plus Lとは、華やかあるいはシンプルなデザインで人気の、JCBの女性向けカードです。
申込みが可能なのは39歳以下の方に限られますが、楽天カードなどと同じく年会費無料で高還元(1.0%前後)を達成できます。
ポイントをマイルに交換すれば実質還元率が1.2%~相当になることも!
またルミネカードは1,048円の年会費(初年度は無料)が発生するものの、
と、機能や特典が充実したクレジットカードです。
という使い分けを行うことで日々のお支払いがお得になるのみならず、カードデザインや会員特典によるQOLのアップにも繋がることでしょう。
全国20万以上の優待のみを利用したい場合は、年会費無料で同じサービスが適用される「マジカドンペンカード」の選択がおすすめです。
JALカードは実質7,150円~の年会費の支払いを条件に、マイル還元率1.0%を達成できるクレジットカードです。
JALマイルは航空券への交換を前提とする場合、1マイルあたり2円以上の価値を持つことが珍しくありません。
つまり航空券を購入する機会があるのなら、JALカードの実質還元率は2.0%以上となりえます。
メインカードに「還元率の高さ」を求めるなら、打ってつけの1枚と言えるでしょう。
一方、「イオンJMBカード(JMB WAON一体型)」とはWAON POINTではなくJALマイルが貯まるイオンカードです。
マイル還元率は0.5%止まりですが、イオンカードの一種であることから、
といった会員特典を利用できます。
年会費は無料ですので、イオンを利用する機会のあるJALカードユーザーにとってはぴったりのサブカードと言えるでしょう。
申込みの際に既存の「お客様番号」を入力することで、カードが分散してもJALマイルは合算されるので安心です。
20代の方は20代専用の「JAL CLUB EST」、学生の方は学生専用の「JALカードnavi」の選択をおすすめします。
ANAカードでは最低7,700円の年会費の支払いを条件に、マイル還元率1.0%を達成できます。
JALと同様、ANAマイルも航空券への交換を前提とする場合、1マイル当たり2円相当以上の価値を持つことが多いです。
JALではなくANAのマイルを貯めたいという場合には、このカードをメインカードに据えると良いでしょう。
ANAはJALと異なり、航空券との交換に必要なマイルがシーズン(閑散期か繁忙期か)に応じて変動します。
閑散期を狙って飛行機に乗れるなら、JALカードよりANAカードの方がお得となりやすいですね。
一方「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」は、QUICPay(実質的にApplePayまたはGoogle Pay)での支払いを条件に、2.0%相当のポイントがもらえるクレジットカードです。
そしてこのカードの利用に応じてもらえる「永久不滅ポイント」は、ANAマイルへの交換が可能です。
ポイントをANAマイルへ交換することを前提とすると、QUICPay決済時の実質マイル還元率は1.2%となります。
ApplePayやGoogle Payに対応しているスマートフォン(IphoneやAndroid)を持っているのなら、ぜひ活用したい1枚と言えるでしょう。
QUICPayは多くのコンビニエンスストアやドラッグストア、スーパーマーケットなどで使用できます。
→セゾンパール・アメックスやQUICPay加盟店について詳しく読む
セゾンゴールド・プレミアムは、お得さ特化型のゴールドカードです。
とメリットや特典が多く、メインカードとして利用しやすい1枚と言えるでしょう。
メタルサーフェス採用の、洗練されたデザインも嬉しいですね。
ただしセゾンゴールド・プレミアムはお得さに特化した結果、ゴールドカードならが付帯保険が一部の無料カード未満という欠点を持ちます。
これを補うための申込先候補が「横浜インビテーションカード」で、こちらは無料カードでありながら、
といった機能やサービスを有しています。
このように横浜インビテーションカードは、セゾンゴールド・プレミアムの欠点を無料で補おうとする場合に有力なサブカード候補と言えるでしょう。
クラブオフ優待は付きませんが、リクルートカードも年会費無料で付帯保険が充実しています。
年会費の支払いを厭わず、ラグジュアリーなサービスや高還元に期待したいという方におすすめなのが「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」です。
このカードは49,500円の年会費が発生する一方、
など、さまざまなメリットを有する人気カードです。
以前は「SPGアメックス」(スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード)という名前で発行されていました。
ただしこのカードは高額な年会費が発生するにもかかわらず、海外空港ラウンジサービスが付帯しません。
そしてこの問題を最も安価に解決できるのが、年会費11,000円の「楽天プレミアムカード」です。
「海外空港ラウンジを、できる限り年会費を掛けずに何度でも使いたい」という場合、ぜひチェックしたい1枚と言えるでしょう。
また楽天プレミアムカードの「選べる特典」の中から「トラベルコース」を選択した場合、国際線利用時の手荷物配送が年に2回無料となります。
メインカードにかかわらず、海外空港ラウンジサービスを利用したい場合には「楽天プレミアムカード」は有力な申込先候補です。
→Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムについて詳しく読む
優秀なクレジットカードが数多く存在する中、「自分に合ったメインカード・サブカード」をどのように選択すればよいのでしょうか。
ここからは、あなたに合ったクレジットカードの選び方を簡潔に解説します。
日常の決済に使うメインカードには、年会費の予算にかかわらずポイント還元率が高いものを選ぶと良いでしょう。
一般的に、還元率が1.0%以上であれば高還元と見なされます。
メインカードに高還元カードを据えることで、日常の決済をよりお得にこなすことができるでしょう。
もちろん還元率よりもステータス性やデザインを重視したいのなら、そちらを理由にメインカードを決めてもOKです。
ちなみに私はJALマイル還元率1.0%(=航空券に交換するなら実質還元率2.0%~)のJAL CLUB EST(VISA・普通)をメインカードとして使っています。
→メインカード向け!高還元率・高ステータスな優秀クレジットカード13選
→私が実際に使っているメインカード・サブカードと選んだ理由
2枚目以降のサブカードには、メインカードに無い特典やメリットを持っているものがおすすめです。
具体的に言うと、
といった基準で申込先を選ぶと良いでしょう。
例えばセブン-イレブンやローソンをよく利用する方であれば、これらのお店で最大7.0%のポイント還元を受けられる、「三井住友カード(NL)」が有力なサブカード候補となります。
三井住友カード(NL)は加盟店数が多く使い勝手の良い、VISAまたはMastercardブランドであるのもポイントですね。
ついでに海外旅行保険も付いています。
→2枚目・3枚目向け!一点特化の特典がある優秀なクレジットカード12選
メインカードの選択理由としてよく挙げられるのは、
の3つです。
そこでここでは、上の3つのポイントを1つ以上満たしているカードの中でも特に優秀、あるいは人気のメインカード候補をまとめました。
年会費が安い順に紹介しているので、予算に合ったカードを選んで詳細をご覧になってみてください。
リクルートカードは「年会費無料で高還元」を追求したい方におすすめのメインカード候補です。
このカードの基本還元率は1.2%と、楽天カードやdカードなどを2割上回ります。
加えて付帯保険も充実していることから、無料ながら基本スペックの高いカードだと言えるでしょう。
決済に応じてもらえる「リクルートポイント」は、「じゃらん」「ホットペッパー」での支払いや、Pontaポイント・dポイントへの交換などに使用できます。
会員特典は少ないため、任意のサブカードで補えるとなお良いですね。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.2% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
還元ポイント | リクルートポイント |
発行元 | 株式会社ジェーシービー(JCB) 三菱UFJニコス株式会社(VISA、Mastercard) |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
P-one Wizとは、おそらく無料カードの中でもっとも基本還元率が高いクレジットカードです(学生限定カードを除いた場合)。
このカードの還元システムはやや特殊で、
という形を取っています。
以上をもとに計算すると、P-one Wizの基本還元率は1.495%と言えるでしょう。
楽天カードのほぼ1.5倍の還元率!
ただしP-one Wizはリボ払い専用のクレジットカードです。
カード到着後に「ずっと全額コース」という支払い方法に切り替えると実質的な一回払いへ切り替えられますが、回数分割払いなどを利用することはできません。
年会費無料&高還元を最重視する方におすすめな、少しクセのあるカードです。
楽天カードは「年会費無料で高還元(1.0%)、ポイントの使い勝手も良い」と、初心者向けの要素が揃ったクレジットカードです。
実際に私のはじめてのメインカードも楽天カードでした。
楽天カードよりも高還元なクレジットカードは複数存在するものの、「ポイントの使い勝手をイメージしやすく、ポイントを1円単位で使える」カードは多くありません。
楽天ポイントは「楽天市場」での支払いや、ファミリーマートなどの楽天ポイント加盟店で簡単に使用できます。
楽天ポイントを利用する機会があるクレジットカードの初心者ならば、「失敗しない1枚」として選択しやすいカードと言えるでしょう。
実は「楽天ペイ」との併用でいつでも1.5%還元を実現できるという、拡張性の高さも魅力です。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB Amex |
還元ポイント | 楽天スーパーポイント |
発行元 | 楽天カード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
Amazon Mastercardも楽天カードと同様に「年会費無料で高還元(1.0%)、ポイントの使い勝手が良い」クレジットカードです。
決済によって貯まる「Amazonポイント」は、AmazonやAmazonペイの加盟店にて1ポイント=1円として簡単に使用できます。
またAmazon Mastercardには、
という嬉しい特典も設けられています。
Amazonやコンビニエンスストアを利用する機会が多い方にとっても、使いやすい1枚だと言えるでしょう。
ただしAmazonでの実質還元率は、Amazon優待のあるJCBカードWの方が高くなる場合があります。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Mastercard |
還元ポイント | Amazonポイント |
発行元 | 三井住友カード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
三井住友カード ゴールド(NL)は、5,500円とゴールドカードの中では安めの年会費が設定されたカードです。
さらにこのカードには、年100万円の決済を条件に、
という特典が設けられています。
基本還元率は0.5%と高くありませんが、ボーナスポイントを加味するとこのカードの還元率は最大1.5%と言っても良いでしょう。
実質還元率を1.5%に近づけるため、年間利用額が100万円に達したら別カードに移行するのも手かも?
また無料の三井住友カード(NL)と同じく、対象のコンビニエンスストアや飲食店で最大7.0%還元を受けられるのもポイントです。
1度だけ年間100万円分使って、その後は「コンビニなどでお得、かつ空港ラウンジや付帯保険も使えるサブカード」として保有するのも良いですね。
年会費 | 5,500円 | 基本還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA Mastercard |
還元ポイント | Vポイント |
発行元 | 三井住友カード株式会社 |
申込条件 | 20歳以上で安定継続収入がある |
:ゴールド限定特典
JALカードとは、JAL(日本航空)とカード会社が提携して発行するクレジットカードの総称です。
そのためJALカードと言っても様々な種類が存在するのですが、「マイルの貯まりやすさ」を重視するのなら、申込先は「普通カード(一般カード)」で十分でしょう。
JALの普通カードの基本年会費は2,200円(初年度無料)ですが、「ショッピングマイル・プレミアム(年4,950円)」という有料サービスに加入すると、マイル還元率が2倍(0.5%→1.0%)になります。
そしてJALマイルは航空券への交換を前提とするとき、1マイルあたり2円以上の価値を持つことが珍しくありません。
つまりマイル還元率が1.0%の「JALカード」であれば、実質的な還元率は2.0%を超えると言えます。
2024年4月25日と同月26日の「羽田⇔福岡」便を、「大人一人・普通席・往復セイバー料金」の条件で取得する場合、
つまりこの場合、16,100マイルは42,969円の価値を持っており、1マイル当たりの価値は約2.66円相当となる。
※必要料金・マイル数の参考元:JAL公式サイト
圧倒的な実質還元率の高さから、飛行機のチケットをたまにでも購入する機会があるのなら、ぜひ利用したい1枚と言えるでしょう。
私のメインカードもJAL普通カード(JAL CLUB EST)です。
ちなみにJALカードには多くの発行元や国際ブランドがありますが、特にこだわりがなければ
という特徴を持つ、VISAブランドの選択をお勧めします。
ただしゴールドカードを選ぶ場合なら、保険やサービスが充実しているJCB、あるいはステータス性に優れるダイナースもいいですね。
東京⇔大阪 大阪⇔福岡 | 12,000マイル |
東京⇔広島 名古屋⇔福岡 | 14,000マイル |
東京⇔札幌 東京⇔福岡 大阪⇔札幌 福岡⇔沖縄 | 16,000マイル |
東京⇔沖縄 福岡⇔札幌 | 18,000マイル |
日本⇔ソウル | 15,000マイル |
日本⇔中国各地 東京⇔台湾 日本⇔グアム | 20,000マイル |
日本⇔シドニー | 36,000マイル |
日本⇔ハワイ | 40,000マイル |
日本⇔米国各地 | 50,000マイル |
日本⇔フランクフルト | 46,000マイル |
日本⇔パリ | 52,000マイル |
参考元:日本航空公式サイト
「JAL国内線特典航空券 必要マイル数」
「JAL国際線特典航空券 必要マイル数」
片道分のチケットのみを交換したい場合、必要マイルの最小値は上の表の半分となります。
マイル還元率1.0%のカードなら、100万円の決済で10,000マイルを獲得できます。
ちなみにJALマイルの有効期限は、通常3年間です。
年会費 | 7,150円 ※マイル還元率1%達成時 | 基本還元率 | 2.0%前後~ ※マイルを航空券に交換する場合 |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB Amex |
還元ポイント | JALマイル |
発行元 | 三菱UFJニコス株式会社 他 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
JALよりもANAのマイルを貯めたいという場合には、「ANAカード」への申込みが有力候補となります。
ANAのマイルも航空券との交換を前提とする場合、1円あたり2円相当以上の価値を持つことが多いです。
マイル還元率1.0%のANAカードを作れば、実質還元率2.0%超を実現できるということですね。
ANAカードの場合、マイル還元率1.0%を達成するには、最低でも
の年会費が必要です。
JALカードに比べるとややコストはかさみやすいものの、
という場合には、JALマイルよりもANAマイルを貯めた方が良いでしょう。
ANAでは航空券との交換に必要なマイル数が、シーズンごとに変動します。
そのため閑散期を狙って飛行機に乗れるならANA、繁忙期に飛行機を利用する機会が多いならJALの方が、結果的にお得となることが多いです。
ちなみに特に閑散期でも繁忙期でもないレギュラーシーズンの場合、JALとANA間の必要マイルは大体同じくらいです。
東京⇔大阪 大阪⇔福岡 | 10,000マイル (ローシーズン) 12,000マイル (レギュラーシーズン) 15,000マイル (ハイシーズン) ※以下同様 |
東京⇔広島 東京⇔福岡 東京⇔札幌 名古屋⇔福岡 | 12,000マイル 15,000マイル 18,000マイル |
東京⇔沖縄 札幌⇔福岡 | 14,000マイル 18,000マイル 21,000マイル |
日本⇔ソウル | 12,000マイル 15,000マイル 18,000マイル ※エコノミーの場合、以下同様 |
日本⇔中国各地 東京⇔台湾 日本⇔マニラ | 17,000マイル 20,000マイル 23,000マイル |
日本⇔シンガポール 日本⇔バンコク | 30,000マイル 35,000マイル 38,000マイル |
日本⇔シドニー | 37,000マイル 45,000マイル 50,000マイル |
日本⇔ハワイ | 35,000マイル 40,000マイル 43,000マイル |
日本⇔北米各地 | 40,000マイル 50,000マイル 55,000マイル |
日本⇔欧州各地 | 45,000マイル 55,000マイル 60,000マイル |
参考元:全日本航空公式サイト
「シーズン・必要マイルチャート(ANA国内線特典航空券)」
「シーズン・必要マイルチャート(ANA国際線特典航空券)」
ローシーズン | ・1/11~2/29 ・4/4~4/24 ・12/1~12/25 |
レギュラーシーズン | ・3/1~3/7 ・5/7~8/1 ・8/19~11/30 |
ハイシーズン | ・1/1~1/10 ・3/8~4/3 ・4/25~5/6 ・8/2~8/18 ・12/26~12/31 |
年会費 | 2,200円 (初年度無料) | 基本還元率 | 2.0%前後~ ※有料コース加入、かつマイルを航空券に交換する場合 |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
還元ポイント | ANAマイル (各社ポイント経由) |
発行元 | 株式会社ジェーシービー 三井住友カード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
JCBゴールドは、大手カード会社「株式会社ジェーシービー(JCB)」が発行するゴールドカードです。
このカードの基本還元率は0.5%前後とあまり高くはないものの、
といった特徴を持っています。
個人的には2023年7月から発行開始の「ホワイトデザイン」の券面も魅力的です。
▲JCBゴールド ザ・プレミア
▲JCB ザ・クラス
言わずと知れた大手カード会社のゴールドカードということで、ビジネスの面などにおいても使用しやすいと言えるでしょう。
またJCBは、カスタマーサービスの評判が良いことも特徴です。
堅実なイメージを抱かせるゴールドカードですね。
年会費 | 11,000円 (税込) ※初年度無料 | 基本還元率 | 0.5% JCB ORIGINAL SERIESパートナーでの決済なら最大15.0%相当※ |
国際ブランド | JCB |
還元ポイント | Oki Dokiポイント |
発行元 | 株式会社ジェーシービー |
申込条件 | 20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 |
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
※2024年8月16日~10月15日で実施しているJCBポイントアップ祭2024も含めた最大還元額
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
セゾンゴールド・プレミアムは一言で言うと「お得さ特化」のゴールドカードです。
と、魅力的なサービスや特典が揃っているのがこのカードの特徴です。
三井住友カードゴールド(NL)との類似点は多いですが、スターバックス等でのポイントアップと映画館優待、そしてベネフィット・ステーションは、セゾンゴールド・プレミアム独自の利点ですね。
あまりにお得さに特化したばかりに、
といったデメリットが生じてはいるものの、優待対象のお店や映画館を利用する機会が多い方にとっては、有力なメインカード候補だと言えるでしょう。
日本で初めてメタルサーフェス(金属フィルムの転写)を採用した、カードデザインも素敵です。
年会費 | 11,000円 ※年100万円以上の決済で永年無料 | 基本還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA JCB Amex |
還元ポイント | 永久不滅ポイント |
発行元 | 株式会社クレディセゾン |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードは、「かっこいい・おしゃれなクレジットカード」「ステータスカード」として想起されやすい1枚です。
ステータスカードらしく基本還元率は実質0.3%程度と低いものの、オプションサービスである「メンバーシップ・リワード・プラス(年3,300円)」に加入すると、還元率は3倍にアップします。
0.3%の還元率が0.9%になると考えると、
3,300÷(0.009-0.003)=550,000、つまり年間55万円カードを使うことで「メンバーシップ・リワード・プラス」の年会費の元を取ることができますね。
このカードは2022年9月に大幅リニューアルを行ったことで、
といった大きな変化が生まれました。
現在のアメックス・グリーンは、
など、個性的でラグジュアリーな特典を多く有するカードとなっています。
毎日に「非日常」をプラスしたい方におすすめの、おしゃれで特別感あるクレジットカードです。
年会費 | 実質13,200円 ※月1,100円 | 基本還元率 | 0.33%前後~ |
国際ブランド | American Express |
還元ポイント | メンバーシップ・リワード®のポイント |
発行元 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc |
申込条件 | 明文化された条件なし |
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは年会費22,000円で作れるプラチナカードです。
このコストはプラチナカード全体で見ると安価な部類に入りますが、
と、プラチナカードらしい特典はすべて揃っていると言ってよいでしょう。
コンシェルジュサービスを使って優待対象のホテルやレストランをピックアップしてもらったり、予約を代行してもらったりすることも可能です。
さらにセゾンプラチナ・アメックスの会員は、無料で「SAISON MILE CLUB」という会員サービスに加入できます。
そしてこの場合、セゾンの共通ポイント(永久不滅ポイント)ではなく1.125%のJALマイルが還元されます。
JALマイルの価値を1マイル=2円相当と見積もった場合、セゾンプラチナ・アメックスの実質還元率は2.25%です。
以上の内容から、セゾンプラチナ・アメックスはサービス、還元率の両方に優れた、コストパフォーマンスが非常に良いプラチナカードと言えるでしょう。
コンシェルジュサービスや回数無制限の海外空港ラウンジサービスが付くプラチナカードの中で、22,000円という年会費は最安値です。
年会費 | 22,000円 | 基本還元率 | 実質2.25%~ ※SAISON MILE CLUB登録時 |
国際ブランド | American Express |
還元ポイント | JALマイル ※SAISON MILE CLUB登録時 |
発行元 | 株式会社クレディセゾン |
申込条件 | 安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方 |
ステータス性と高還元率を両立させたいなら、航空会社提携のダイナースクラブカードへの申込みが有力です。
ANAダイナースカードやJALダイナースカード、その他デルタ航空との提携カードなどですね。
ダイナースクラブカードの場合、提携カードであっても
といった「ダイナースカードならでは」の機能やサービスが損なわれません。
さらにANAダイナースカードやJALダイナースカードの場合、
といった、航空会社提携カードのゴールドカード相当の特典やサービスが追加されます。
審査難易度は高いものの、それだけステータス性も高いカードです。
入会さえ可能であれば、非常に優秀なメインカードとなってくれることでしょう。
実際、ダイナースカードを見かけると「うおっ、ダイナースだ…敬礼!」とは思いますね。
年会費 | 29,700円 | 基本還元率 | 2.0%前後~ ※マイルを航空券に交換する場合 |
国際ブランド | Diners Club |
還元ポイント | ANAマイル (Dinersのポイント経由) |
発行元 | 三井住友トラストクラブ株式会社 |
申込条件 | 目安として27歳以上 |
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは年会費が49,500円と高額なものの、
と、目を引くメリットを持ったクレジットカードです。
1マイル当たりの価値を2円と見積もった場合、このカードの実質還元率は2.5%相当ですね。
無料宿泊の対象となるのは、Marriott Bonvoyの公式サイトから確認できる「50,000ポイント以下で泊まれる全世界のホテル」です。
画像引用元:Marriott Bonvoy公式サイト
効率よくマイルを貯めて、全世界のホテルで宿泊体験を楽しめるこのカードは、旅行好きの方にぴったりだと言えるでしょう。
またマリオットホテルに宿泊する場合は、無料宿泊かそうでないかにかかわらず、
といった優待を受けられます。
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムに海外空港ラウンジサービスは付帯しません。
全世界でラウンジサービスを利用したい場合には、「楽天プレミアムカード」などを使って補いましょう。
年会費 | 49,500円 | 基本還元率 | 2.5%~ ※マイル換算、かつ1マイル=2円とした場合 |
国際ブランド | American Express |
還元ポイント | Marriott Bonvoyポイント |
発行元 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc |
申込条件 | 明文化された条件なし |
※海外ラウンジサービス・コンシェルジュサービスなし
基本スペックに優れたカードが優先されるメインカードに対し、2枚目・3枚目のサブカードには「一点特化の特典やサービス」が要求されます。
ここではそんなサブカード適性が高い、一芸あるクレジットカード情報をまとめました。
三井住友カード(NL) | 三菱UFJカード | イオンカード | エポスカード | マジカドンペンカード | 横浜インビテーションカード | ビックカメラSuicaカード | セゾンパール・アメックス | ルミネカード | JR東海エクスプレスカード | TRUST CLUB プラチナマスターカード | 楽天プレミアムカード | |
デザイン | ||||||||||||
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 原則無料 | 原則無料 | 1,048円 ※初年度無料 | 1,100円 | 3,300円 | 11,000円 |
基本還元率 | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 1.0% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 1.0% |
特徴 | 対象のコンビニや飲食店で最大7.0%還元 | 対象のコンビニなどで5.5%、最大10.5%還元 | 毎月20日、30日はイオン等で5.0%オフ | マルイの10%オフに参加できる | 20万以上のお店やサービスで優待(クラブオフ) | クラブオフ+旅行保険が充実 | Suicaオートチャージ機能とJR東日本の優待 | スマホ決済なら2.0%還元 | ルミネやニュウマンで優待+クラブオフ | 東海道・山陽・九州新幹線で割引 | 国内空港ラウンジサービスが無料 | 海外空港ラウンジサービスが無料 |
詳細 |
三井住友カード(NL)は、セブン-イレブンやローソン、マクドナルドなどの対象店舗で最大7.0%還元を達成できるクレジットカードです。
コンビニエンスストア
飲食店・カフェ
といった特性は、まさにサブカード向けと言えるでしょう。
最大7.0%の達成条件は、三井住友カード(NL)をApplePayまたはGoogle Payに登録し、「VISAまたはMastercardのタッチ決済」で支払うことです。
iPhoneなどの「ApplePay」対応端末、またはAndroidのスマートフォンをお持ちなら、最大7.0%のスマホ決済を簡単に始められます。
ちなみにApplePayまたはGoogle Payではなく、カード本体の「タッチ決済」機能を使った場合でも、5.0%の還元を受けられます。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 0.5% |
国際ブランド | Visa Mastercard |
還元ポイント | Vポイント |
発行元 | 三井住友カード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
三菱UFJカードは、以下のお店やサービスで5.5%相当のポイントが還元されるクレジットカードです。
さらにこのカードの会員は、
という条件を満たしたとき、セブン-イレブンなどでの還元率が実質10.5%相当にまでアップします。
「リボ払いの手数料が発生していること」といった気になる条件も見当たりません。
支払い金額を調整すれば「実質一回払い」での10.5%還元も狙えそうですね。
最大還元にはリボ払いの設定が必要なことから、カード初心者にはおすすめしづらいものの、
という方であれば、「三井住友カード(NL)」よりもお得にコンビニなどを利用できる可能性があります。
参考元:三菱UFJニコス公式サイト
「登録型リボ「楽Pay」の指定金額を変更したいのですが?」
以上2つのカードはライバル関係にあるようで、あからさまな特典バトルが繰り広げられていて面白いです。
年会費 | 永年無料 2024年8月~改定 | 基本還元率 | 0.5%相当 |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB Amex |
還元ポイント | グローバルポイント |
発行元 | 三菱UFJニコス株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
イオンカードは、「特定のお店やサービスで優待を受けられるカード」の中でも知名度が高い1枚です。
年会費無料で作れるこのカードに入会すると、
といった会員特典が適用されます。
またカードに搭載されている電子マネー「WAON」とクレジットチャージ(オートチャージ含む)を併用すると、イオングループでいつでも1.5%還元を達成することも可能です。
イオングループを利用する機会が多いなら、ぜひ持っておきたい1枚ですね。
エポスカードの会員になるとショッピングビル「マルイ」の10%オフセールである「マルコとマルオの7日間」の参加権を得られます。
こちらも年会費は無料ですので、「マルイ」のセールに参加するためだけにエポスカードを作るのも良いでしょう。
またエポスカードの会員は、
といったサービスも利用できます。
「マルコとマルオの7日間」は年に4回程度、開催されています。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA |
還元ポイント | エポスポイント |
発行元 | 株式会社エポスカード |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
マジカドンペンカードは、年会費が永年無料で「クラブオフ」優待を利用できるクレジットカードです。
クラブオフとは20万以上のお店などで優待を受けられる福利厚生サービスのことですね。
お店やサービス | 優待内容 |
コメダ珈琲 | ドリンクのサイズアップ (レギュラー→たっぷりサイズ) |
ポムの樹 | ソフトドリンクが無料 (2名様まで対象) |
白木屋、笑笑、魚民 目利きの銀次 他 | 10%オフなど |
PIZZA-LA | 最大500円オフ |
Uber Eats | 初回注文で1,800円オフ |
U‐NEXT Hulu | 無料トライアル期間の延長 |
booking.com (宿泊予約サイト) | 最大1,500円のAmazonギフトカード付与 |
Expedia (宿泊予約サイト) | 最大1,500円のAmazonギフトカード付与 |
イオンシネマ | 1,800円の鑑賞料金が1,300円に |
MOVIX | 2,000円の鑑賞料金が1,400円に |
ビックエコー カラオケ館 | 室料30%オフ |
エミナルクリニック (医療脱毛) | 最大1万円オフ |
レジーナクリニック | 10%オフ (全身脱毛など) |
メンズリゼ | 全身脱毛10%オフ |
その他 | 習い事、サブスク、宿泊、サロンなど多数(国内外20万以上) |
※掲載されている優待内容については、予告なく変更となる場合がございます。
飲食店や映画館、レジャー施設、カラオケ店、その他クリニックなどさまざまな場所をお得に利用できることから、非常に有用な1枚と言えるでしょう。
その他、マジカドンペンカードを「ドン・キホーテ」で使うと還元率が最大1.5%となります。
ドン・キホーテを利用する方もそうでない方も、お得に使える良いサブカード候補ですね。
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA Mastercard |
還元ポイント | majicaポイント |
発行元 | 株式会社UCS |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
横浜インビテーションカードも、マジカドンペンカードと同じく「クラブオフ」優待を利用できる無料クレジットカードです。
公式サイトでは「J’s コンシェル」という名前が付けられていますが、優待の提供元と中身はマジカドンペンカードと同じです。
さらに海外旅行保険・国内旅行保険にショッピング保険が付帯しているため、メインカードの付帯保険が不十分という場合にも選択しやすい1枚と言えるでしょう。
汎用性の高いMastercardブランドと、綺麗な夜景のデザインも嬉しいですね。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは「QUICPay」決済を条件に、2.0%相当のポイント還元を受けられるカードです。
QUICPayとは「かざすだけ」での支払いが可能となる機能のようなもので、セゾンパールの場合は「ApplePay」や「Google Pay」を通し、はじめて利用可能となります。
つまりセゾンパールは、スマホ決済時に2.0%還元を受けられるカードというわけですね。
QUICPayを利用できるお店は、コンビニエンスストアやドラッグストア、スーパーチェーンなど多岐にわたります。
スマホ決済の環境さえ整えられるなら、メインカード以上に幅広く使える可能性もあるでしょう。
さらにQUICPay決済でもらったポイントをANAマイルに交換する場合、実質マイル還元率は1.2%と標準的なANAカードを上回ります。
ANAマイルを貯めている方にもおすすめの1枚です。
ビックカメラSuicaカードは、
と、JR東日本グループの「ビューカード」が発行するカードならではの利点を持つ1枚です。
ビューカードのクレジットカードは原則として有料なのですが、ビックカメラSuicaカードは「年1回の決済で翌年無料」と、簡単な条件で年会費を抑えられるのがポイントですね。
加えてビックカメラやコジマでは、クレジット決済であっても10%相当の「ビックポイント」が還元されます。
ビックカメラSuicaカードでチャージした「Suica」を支払いに使えば、合計11.5%還元を達成できますね。
ビックカメラを利用する機会がある方はもちろん、「コストを掛けずにSuicaのオートチャージやJR東日本関連の優待を利用したい」という場合にもおすすめと言えるでしょう。
年会費 | 524円 ※初年度無料 ※年1回の利用で無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA JCB |
還元ポイント | ビックポイント0.5% +JRE POINT0.5% |
発行元 | 株式会社ビューカード |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
ルミネカードは、ルミネやニュウマンでのお買い物がいつでも5%オフ、さらに限定セール中には10%オフとなるクレジットカードです。
さらにビックカメラSuicaカードと同様の「ビューカード(JR東日本)」特典に加え、「クラブオフ」優待まで付帯するので、サブカードとして非常に優秀と言ってよいでしょう。
お店やサービス | 優待内容 |
コメダ珈琲 | ドリンクのサイズアップ (レギュラー→たっぷりサイズ) |
ポムの樹 | ソフトドリンクが無料 (2名様まで対象) |
白木屋、笑笑、魚民 目利きの銀次 他 | 10%オフなど |
PIZZA-LA | 最大500円オフ |
Uber Eats | 初回注文で1,800円オフ |
U‐NEXT Hulu | 無料トライアル期間の延長 |
booking.com (宿泊予約サイト) | 最大1,500円のAmazonギフトカード付与 |
Expedia (宿泊予約サイト) | 最大1,500円のAmazonギフトカード付与 |
イオンシネマ | 1,800円の鑑賞料金が1,300円に |
MOVIX | 2,000円の鑑賞料金が1,400円に |
ビックエコー カラオケ館 | 室料30%オフ |
エミナルクリニック (医療脱毛) | 最大1万円オフ |
レジーナクリニック | 10%オフ (全身脱毛など) |
メンズリゼ | 全身脱毛10%オフ |
その他 | 習い事、サブスク、宿泊、サロンなど多数(国内外20万以上) |
※掲載されている優待内容については、予告なく変更となる場合がございます。
ルミネを利用する機会のある方はもちろん、JR東日本やクラブオフの優待を活用したいという場合にもおすすめの1枚です。
年会費 | 1,048円 初年度無料 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
還元ポイント | JREポイント |
発行元 | 株式会社ビューカード |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
JR東海エクスプレス・カードは東海・山陽・九州新幹線(東京~鹿児島)の割引を受けられるクレジットカードです。
1,100円の年会費は発生するものの、このカードの会員が利用できる「エクスプレス予約」のサービスを使えば、新幹線に1回乗っただけで年会費以上の割引を受けられることも珍しくありません。
例えば21日前の予約で取得できる「EX早特21ワイド」を使った場合、東京~新大阪間の運賃は12,540円となり、通常料金より2,380円お得となります(いずれも「のぞみ」・指定席)。
新幹線の予約を取る機会があるのなら、ぜひ持っておきたい1枚と言えるでしょう。
私も新幹線の利用機会があった頃には、このカードを使っていました。
年会費 | 1,100円 | 基本還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA Mastercard |
還元ポイント | Vポイント |
発行元 | 三井住友カード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
TRUST CLUB プラチナマスターカードに入会すると、年3,300円という比較的安い値段で「国内空港ラウンジサービス」を無料で使い放題となります。
さらにこの価格帯のカードでは珍しい、
といった、少し非日常的な特典が付帯していることもポイントだと言えるでしょう。
「安価で国内空港ラウンジを利用したい」という希望に、プラスアルファの優待・特典を加えてくれる1枚です。
楽天プレミアムカードは、「海外空港ラウンジサービスをできる限り安価で利用したい」という場合における、最有力の申込先候補です。
基本的に、海外空港ラウンジサービスを無料で無制限に利用できるのは、年会費22,000円~のクレジットカードです。
そんな相場にかかわらず、楽天プレミアムカードの年会費は11,000円と、「セゾンプラチナ」などのコストパフォーマンス特価プラチナカードの半分に設定されています。
プラチナカードではないので「コンシェルジュサービス」などの特典は付帯しないものの、「安価に海外ラウンジを使いたい」という場合には最有力の申込先候補と言えるでしょう。
実際に私も、プライオリティ・パス(海外空港ラウンジを無料で使えるカード)を目当てに楽天プレミアムカードに入会しました。
年会費 | 11,000円 | 基本還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB Amex |
還元ポイント | 楽天スーパーポイント |
発行元 | 楽天カード株式会社 |
申込条件 | 20歳以上で安定した収入がある |
:プレミアムカード限定特典
また「選べる特典」から「トラベルコース」を選択した場合、国際線利用時の手荷物配送が年2回無料となるのもポイントです。
私もこの特典を利用したことがありますが、スーツケースを空港に送った際、1回あたり4,000円台の配送料が無料になったと記憶しています。
ここに挙げたサブカード候補は、「特定のお店やサービスでお得になる」カードのごく一部です。
負担よく利用するガソリンスタンドやスーパー、その他小売店やサービスがクレジットカード会社と提携を結んでるのなら、その特典内容などを確認して損はないでしょう。
例えばイトーヨーカドーをよく利用する方であれば「セブンカード・プラス」が、
出光や昭和シェル、apollostationのガソリンスタンドをよく利用する方であれば「シェルPontaクレジットカード」などが有力な申込先候補となります。
年会費 | 原則無料
※1年以上対象のガソリンスタンドを利用しなかった場合は1,375円 | 基本還元率 | 1.0%> |
国際ブランド | VISA Mastercard |
還元ポイント | Pontaポイント |
発行元 | 三菱UFJニコス株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
※海外での決済や分割払い、リボ払いには付帯
年会費 | 永年無料 | 基本還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB Amex |
還元ポイント | プラスポイント |
発行元 | 出光クレジット株式会社 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
ここからはおすすめのカードの組み合わせの例を、年代別に提案していきます。
学生の方におすすめのメインカード候補は、学生専用のJALカードである「JALカードnavi」です。
JALカードnaviは社会人向けの「JALカード」と異なり、年会費が在学中無料であるのみならず、
など、学生限定の特別な優待が多数追加されています。
実質年会費7,150円の「JAL普通カード」よりもハイスペック!
卒業旅行や留学、あるいは帰省などのために、「JALカードnavi」を使ってマイルを貯めてみるのも良いでしょう。
マイルを航空券に交換することを前提とするなら実質還元率は2.0%以上、つまり常に楽天カード2枚分以上の還元を受けられるわけですね。
そして「JALカードnavi」のサブカード候補として挙げられるのが、「三井住友カード(NL)」です。
このカードをセブン-イレブンやローソン、マクドナルドなどで使うと、最大7.0%ものポイントが還元されます。
さらに三井住友カード(NL)には学生限定の特典が設けられており、
と、社会人よりも各サービスをお得に利用できます。
「JALカードnavi」と「三井住友カード(NL)」の組み合わせなら、学生という立場を最大限に活かせるわけですね。
20代の方におすすめしたいメインカード候補は「JAL CLUB EST」です。
こちらは20代専用のJALカードで、通常のJALカードに比べると、
といった利点を持ちます。
年会費は実質7,700円からとやや高額なものの、たまにでも飛行機を利用する機会があるなら、ぜひ利用したい1枚と言えるでしょう。
私のメインカードもJAL CLUB ESTです。
また、JAL CLUB ESTと相性の良いサブカード候補には「横浜インビテーションカード」が挙げられます。
このカードは年会費無料ながら、
といった利点を持ちます。
「JAL CLUB EST」と「横浜インビテーションカード」の組み合わせなら、20代限定のJALのサービスを受けながら、保険や優待をプラスすることができるでしょう。
2022年に発表された株式会社ジェーシービーの調査によると、30代・40代の方はクレジットカードを選ぶ際、特に「ポイントやマイルが貯まりやすさ」を重視しているとのこと。
そしてポイントやマイルの還元率を重視しており、ある程度社会的な立場や収入もある方にとって、「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」は有力なメインカード候補となるでしょう。
このカードの年会費は22,000円と安くはありませんが、
と、還元率にも会員特典にも優れた1枚です。
コストパフォーマンス重視型のプラチナカードですね。
そして「セゾンプラチナ」のサブカードとして相性が良いのは、
といった条件を満たすカードでしょう。
具体的には、
などが挙げられます。
クラブオフ優待は付かないものの、コンビニエンスストアなどでの優待を重視するなら、「三井住友カード(NL)」の選択もおすすめです。
株式会社ジェーシービーの調査において、50代の方は他の世代よりも若干「ポイントやマイルの貯まりやすさを重視しない」という結果が出ていました。
そして一定以上の年収や社会的ステータスがあることを前提とすると、50代の方のメインカードとしておすすめしやすいのは、
といったステータスカードでしょうか。
持っているだけで一目置かれるようなクレジットカードのことですね。
特にJCBゴールドは、発行元も国際ブランドも日本発祥の、純国産のゴールドカードとして支持を集めている1枚です。
基本還元率は0.5%前後とあまり高くはないものの、
といった点に魅力を感じるなら、有力なメインカード候補となってくれるでしょう。
個人的にJCBゴールドを使っている方は、「堅実で地に足がついている」というイメージです。
JCBゴールドのサブカードとして相性が良いのは、JCBブランドを使用できない場所でも使える可能性がある「VISA」または「Mastercard」のカードです。
中でも、
などはJCBゴールドと重ならない特典が多く、有力なサブカード候補だと言えます。
株式会社ジェーシービーの調査によると、60代の方はクレジットカードを選ぶ上で、「年会費が無料であること」を他の世代より重視している様子。
そして年会費が無料、かつ簡単で使いやすいクレジットカードとして挙げられるのは「P-oneカード<Standard>」です。
P-oneカード<Standard>とはポイントが一切たまらない代わりに、毎月の請求が自動的に1.0%オフとなるクレジットカードです。
特にポイントの使用や管理を煩わしく思う方に、おすすめの1枚と言えるでしょう。
その他、「楽天カード」「Amazon Mastercard」などもポイントを使用しやすくおすすめです。
P-oneカード<Standard>は会員特典が少ないため、これを補えるカードをサブとして据えたいところ。
特に、
といったクラブオフ特典を使えるカードであれば、全国様々なお店やサービスにて、割引などの優待を受けることができるでしょう。
お店やサービス | 優待内容 |
コメダ珈琲 | ドリンクのサイズアップ (レギュラー→たっぷりサイズ) |
ポムの樹 | ソフトドリンクが無料 (2名様まで対象) |
白木屋、笑笑、魚民 目利きの銀次 他 | 10%オフなど |
PIZZA-LA | 最大500円オフ |
Uber Eats | 初回注文で1,800円オフ |
U‐NEXT Hulu | 無料トライアル期間の延長 |
booking.com (宿泊予約サイト) | 最大1,500円のAmazonギフトカード付与 |
Expedia (宿泊予約サイト) | 最大1,500円のAmazonギフトカード付与 |
イオンシネマ | 1,800円の鑑賞料金が1,300円に |
MOVIX | 2,000円の鑑賞料金が1,400円に |
ビックエコー カラオケ館 | 室料30%オフ |
エミナルクリニック (医療脱毛) | 最大1万円オフ |
レジーナクリニック | 10%オフ (全身脱毛など) |
メンズリゼ | 全身脱毛10%オフ |
その他 | 習い事、サブスク、宿泊、サロンなど多数(国内外20万以上) |
※掲載されている優待内容については、予告なく変更となる場合がございます。
クレジットカードを複数枚持つことには、具体的にどんな利点があるのでしょうか。
実際に、複数のカードを使い分けている立場から解説します。
クレジットカードを複数枚保有していると、枚数分のカードの会員特典やサービスを利用できます。
例えば「JAL CLUB EST」と「楽天プレミアムカード」を所有している私の場合は、
というメリットを並行して享受できます。
だからメインカードとサブカードの特典は、重ならない方が良いんですね。
私のメインカード(JAL CLUB EST)の国際ブランドはVISAですが、ごくごく稀に「VISAは使えないがMastercardなら使える」というお店やサービスに出くわすことがあります。
そんなときでも、Mastercardブランドのサブカードである「楽天プレミアムカード」があれば、問題なくクレジット決済が可能でした。
私の場合はメインカードがVISAなので、これは「ごくごく稀」な出来事ですが、メインカードの国際ブランドが
である場合、加盟店数(使えるお店の数)が多い「VISA」や「Mastercard」のサブカードの重要性は高くなります。
特に海外に行くなら、タッチ決済機能付きの「VISA」または「Mastercard」ブランドのカードを、最低1枚は手に入れておきたいところです。
私が海外に一時滞在していたとき、突然メインカードを使用できなくなったことがありました。
おそらく海外での決済がカード会社の不正利用監視システムに引っかかり、自動的に利用停止となったのでしょう。
この制限は数日で解除されたものの、メインカードを使用できない期間中はサブカード(楽天プレミアムカード」が非常に役に立ってくれました。
海外で使用しやすいMastercardブランドであったのも幸運でしたね。
このように突然メインカードを使用できなくなった場合、サブカードの存在は非常に重要となります。
メインカードを失くしてしまったり、磁気不良などが発生した場合にも同じことが言えますね。
特に学生や若い方の場合、1枚当たりのクレジットカードの利用限度額(利用可能枠)がかなり小さく設定されてしまう場合があります。
この場合、発行元が異なるクレジットカードを複数枚所有することで、「利用限度額が足りない」という問題を解決しやすくなるでしょう。
利用限度額10万円のカードも、3枚集まれば30万円分使える、ということですね。
個人事業主の方であれば、経費専用のクレジットカードを持つことで確定申告の手間を削減できます。
確定申告を簡単に行うための会計ソフトは、一般にクレジットカードの利用明細を自動で読み込む機能を持っています。
ここで「経費専用」のカードを持っていれば、それぞれの支払いを私用・事業用に仕分けることなく、一括で「経費」として登録できるでしょう。
クレジットカードを複数枚持つことには多くのメリットがある一方、リスクや注意点が存在することも確かです。
ここからは、クレジットカードを2枚以上持つにあたっての注意点について解説します。
発行元が異なる複数のカードを持っている場合、それぞれの請求がバラバラに届きます。
特に引き落とし日が異なる場合、それぞれの引き落としが日を空けて行われることから、支払いの管理が難しくなる場合があります。
利用明細もそれぞれ別のものになるため、確認に手間も掛かりますね。
当然ではあるものの、年会費が発生するカードを複数枚所有する場合には、年会費の負担も重くなります。
カードへ申し込む際には、そのサービスや機能が年会費に相応するかどうか、きちんと確認したいところです。
実際に複数のクレジットカードを使い分けている人は、どのようなカードをどのように使用しているのでしょうか。
ここでは具体例の1つとして、私が私用しているメインカードとサブカードを紹介させて頂きます。
私がメインで使用しているのは、20代専用のJALカードである「JAL CLUB EST」の「普通・VISA」カードです。
このカードをメインとした理由は、
というところでしょうか。
マイル還元率1.0%(実質還元率2.0%~)と高還元なので、今でも日常の決済はほとんどこのカードで行っています。
私は専攻や居住地などの都合上、飛行機を利用する機会が多々ありました。
中には国際線を利用する場合もあったため、サブカードとして取得したのが「楽天プレミアムカード」です。
こちらは大学生の時に、はじめてメインカードとして作った「楽天カード」をアップグレードしたものですね。
年会費は11,000円とメインカードより高いのですが、
といったサービスを利用したかったことから、良い選択だったと思っています。
また一時的にメインカードを使えなくなった時の臨時カードとしても、よく活躍してくれました。
海外空港ラウンジ、無料で軽食やお酒を頂き放題で楽しいんですよね…
▲プライオリティ・パス公式サイトより、海外ラウンジの利用イメージ
(ルクセンブルク・フィンデル国際空港)
今は解約してしまったのですが、新幹線を利用する機会が多かった頃はセディナ発行の「JR東海エクスプレス・カード」もサブカードとして使用していました。
新幹線を1回利用するだけで年会費(1,100円)以上の割引を受けられることも多かったです。
またカードに付帯したクラブオフ特典は、引っ越しやホテル探しの際など、思わぬところで活躍することも多々ありました。
ただしセディナの「JR東海エクスプレス・カード」はすでに新規入会受付を終了していますのでご注意ください。
現行の三井住友カード発行の「JR東海エクスプレス・カード」に、クラブオフの優待は付帯しません。
その他現在は使っていませんが、入会特典で申し込んだYahoo!カード(現PayPayカード)やDelight JACCS CARD(旧REXカード)も持っているような…。
皆に使われているクレジットカードを調べるべく、100名にアンケート調査を行ってみたところ、なんと100人中34人が「楽天カード」ユーザーという結果を得ることができました。
所持カード | 人数(100人中) |
楽天カード | 34人 (うちゴールド1、プレミアム1) |
三井住友カード | 13人 (うちゴールド2、プラチナ1) |
イオンカード | 7人 (うちゴールド2) |
PayPayカード | 7人 (うちゴールド1) |
セゾンカード | 6人 (うちゴールド・アメックス2) |
エポスカード | 4人 (うちゴールド1) |
dカード | 4人 (うちゴールド2) |
ビューカード | 3人 (うちゴールド1) |
JCBカード | 2人 |
Amazon Mastercard | 2人 |
JALカード | 2人 (うちゴールド1) |
ANAカード | 2人 |
ジャックスカード | 2人 |
アメリカン・エキスプレス・カード | 2人 (うちプレミアム1) |
au PAYカード | 1人 |
オリコカード | 1人 |
その他のクレジットカード | 8人 |
このことから2023年現在、実際のクレジットカードユーザーから断トツで人気を集めているのは「楽天カード」だと言って良いでしょう。
「皆が使っている、人気のカードを使いたい」という方は、ぜひこのアンケート結果を参考にしてみてください。
ちなみに次点の「三井住友カード」に関しては、「優待を受けられるコンビニでのみ使用している」という、2枚持ち前提の回答も多く見られました。
ここからは、クレジットカードを複数枚所有する場合に関する、よくある質問と回答にお答えしていきます。
それぞれの特徴を簡単にまとめると、以下のようになります。
VISA | ・国内外で加盟店数が多く(約1億店※)、使いやすい ・タッチ決済の加盟店数が多い ・日本トップシェア(参考元:イプソス株式会社) |
Mastercard | ・国内外で加盟店数が多く(約1億店※)、使いやすい ・「コストコ」で使える唯一の国際ブランド ・国内のタッチ決済の加盟店が少ないので注意 |
JCB | ・タッチ決済の加盟店数&関連キャンペーンが多い ・日本発祥のブランドなので海外の加盟店数が少ない 全世界での加盟店数はVISAの半分未満※ |
American Express | ・タッチ決済の加盟店数が多い ・JCB加盟店で利用できる(一部例外あり) |
Diners Club | ・JCB加盟店で利用できる(一部例外あり) ・審査難易度が高い |
※参考元:Mastercard公式サイト
申込先に迷ったら、VISAの選択が無難と言えるでしょう。
2022年に発表された株式会社ジェーシービーの調査によると、クレジットカードの平均保有枚数は3.0枚です。
基本的には問題ありませんが、短期間にあまり多くのカードへ申し込むと、一時的に審査が不利に進みやすくなる場合があります。
いわゆる「申し込みブラック」ですね。
年会費が有料のものであれば、解約した方が良いでしょう。
無料のものであれば保持していても、解約してしまっても構いません。
私の場合は、解約が面倒で放置してしまっている無料カードがいくつかありますね…。
はい、そのカードが今でも新規入会を受け付けており、問題なく審査に通過できれば再入会が可能です。
ただし入会特典などが適用されない可能性はあります。
クレジットカードを複数枚持っていれば、利用できる特典が増えるだけでなく「突然メインカードを使えなくなった」場面においても落ち着いて対応できます。
年会費の予算や飛行機を利用する機会があるかどうか、その他希望する特典などをもとに、あなたに合った「最強の2枚」を見つけてみてください。
三井住友カード(NL) | 三菱UFJカード | イオンカード | エポスカード | マジカドンペンカード | 横浜インビテーションカード | ビックカメラSuicaカード | セゾンパール・アメックス | ルミネカード | JR東海エクスプレスカード | TRUST CLUB プラチナマスターカード | 楽天プレミアムカード | |
デザイン | ||||||||||||
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 原則無料 | 原則無料 | 1,048円 ※初年度無料 | 1,100円 | 3,300円 | 11,000円 |
基本還元率 | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 1.0% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 1.0% |
特徴 | 対象のコンビニや飲食店で最大7.0%還元 | 対象のコンビニなどで5.5%最大10.5%還元 | 毎月20日、30日はイオン等で5.0%オフ | マルイの10%オフに参加できる | 20万以上のお店やサービスで優待(クラブオフ) | クラブオフ+旅行保険が充実 | Suicaオートチャージ機能とJR東日本の優待 | スマホ決済なら2.0%還元 | ルミネやニュウマンで優待+クラブオフ | 東海道・山陽・九州新幹線で割引 | 国内空港ラウンジサービスが無料 | 海外空港ラウンジサービスが無料 |
詳細 |
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